防具の話。
2007年、剣道を再開しようと思い立った際、
まず考えたことの一つは、やはり網膜剥離経験者の者が使える
面とはどのようなものかという点。
結局、ネットで調べたり、関連する本を読んだりした。
でも、多くは剣道再開に否定的な話ばかり。それはそうだろう。
『銀髪鬼』の中でも、その先生は特注の面を使用されたが、
結局、剣道を控えることにされたようなくだりが…。
ネットでは、剣道が全てじゃない、居合もある、というような論調も見られた。
何件?何十件の武道具店に問い合わせた。が、当然なのだろうが、
網膜剥離患者用の面など製作した実績無しという回答ばかり。
武道具店さんが、もちろん悪いわけでなく、そんな状態でも剣道を
やろうとした私が悪い。
そんな中、同年(つまり2007年)11月の全日本剣道選手権大会を見に行った。
初めて武道館で見た。
武道館では、試合会場の外で10、もしくはそれ以上の数の武道具店が
「出店」をやっていた。
そこで、網膜剥離用の面を作られた実績が無いか、多くの武道具店に当たってみた。
そして、1件あった。夢のようだった。
現時点、実名の記載は避けるが、その武道具店の店長にお話を伺って、
後日その武道具店を訪れた。
結果的に、初めて手刺し防具(面)を購入することに決まった。
丁寧に面の相談を受けて頂いた。本当に感謝しております。
そして、出来上がった面を使って2008年よりこれまで稽古ができている。
定期的に通院しているが、今の所目に異常はない。
誰かに支えられて生きていることを実感する一つの出来事なんだと思う。
ちなみに、高校まではミシン刺しの面を使ってて扱いも
特に気にしてなかったのだけれど、手刺しだからっていうことではないのでしょうけど、
稽古後のケア(例えば、稽古後日陰に干すなど)を怠るとすぐカビが生えちゃう!
面も「生きてる」っていうことなのでしょう。大切にしなければと、今、改めて思ってます。
って言いながら、私の住居の中は、人が住むには決して狭くはないにしても、
防具を広げられるほどの余裕はなく、使用しない時はベランダに置いてます。
本当は日陰にしたいのだけれど、結局できてないですね。
本当は良くないんでしょうけど…。
長く使っていきたい面で良かったです。
ちなみに、その武道具店で昨年小手も購入しました。
同じく初めて手刺しの小手ですが、購入時はその「厚さ」に使いにくさを予想したのですが、
意外に使い易く、その武道具店殿の防具の質の良さには感銘を受けます。
なんというか、その武道具店さんに頼めば間違いないみたいな。
なお、その後、ひょんなことから、その武道具店さんの他に、
もう1店、網膜剥離用の防具を作って頂ける防具店を見つけました。
何十店へ問い合わせた内、結果的に対応して頂けるのはたった2店ではありますが、
私にとっては大きな存在です。その2店に支えられ、感謝しながら、剣道をしている所です。
私からすれば、その2武道具店殿には、益々の商売繁盛を願うばかりです。
けなも
2011年11月5日土曜日
11/3(木)、11/5(土)
11/3(木)
第59回全日本剣道選手権大会を武道館へ見に行きました。
高鍋選手2連覇おめでとうございます!ですね。
決勝戦は緊迫感ある好試合と感じました。
それにしても、1回戦は長時間の試合が目立ちましたね。
緊迫感ある試合だったら面白かったのですが、何と言うか、
捨てきれず、打たれそうな距離になったら防御の体勢をとったり、
縁を切ったりする場面があちこちで目立ったと感じた。その為、緊迫感は無く、
あの大舞台でそんな試合するなんて…って残念な試合が多かったと感じた。
みんなはどう思ったのだろう。私だけかな。来月号以降の剣道雑誌で、
その点は、どのような評価が聞かれるのだろうか。
そうは言っても、今の私の実力では到底あがれない大舞台。
そこに参加されているだけでも素晴らしいということなのでしょう。
なので、私がどうこう言うことじゃないのかもしれません。
で、予定よりも遅くに試合が終了した全日本。
あたりもすっかり暗い時間となり、
当日は決勝戦終わったら閉会式は見ず帰宅。
夜は以下の通り。
・腹筋50回
・ジョギング20分
・素振り400本
その日まで練習等不足してたので、体が重かった。
11/5(土)
朝、街の道場。
全日本後の稽古だし、刺激を受けた多くの方が
参加するかなと思いきや、いつもと変わらぬ人数での稽古。
1時間程度の稽古でしたが、中身は決して薄くなかった。
やはり「攻め」ですね。上虚下実が理想。でもなかなか…。
明日(11/6日)も街の道場で稽古の予定。
がんばろう。
けなも
第59回全日本剣道選手権大会を武道館へ見に行きました。
高鍋選手2連覇おめでとうございます!ですね。
決勝戦は緊迫感ある好試合と感じました。
それにしても、1回戦は長時間の試合が目立ちましたね。
緊迫感ある試合だったら面白かったのですが、何と言うか、
捨てきれず、打たれそうな距離になったら防御の体勢をとったり、
縁を切ったりする場面があちこちで目立ったと感じた。その為、緊迫感は無く、
あの大舞台でそんな試合するなんて…って残念な試合が多かったと感じた。
みんなはどう思ったのだろう。私だけかな。来月号以降の剣道雑誌で、
その点は、どのような評価が聞かれるのだろうか。
そうは言っても、今の私の実力では到底あがれない大舞台。
そこに参加されているだけでも素晴らしいということなのでしょう。
なので、私がどうこう言うことじゃないのかもしれません。
で、予定よりも遅くに試合が終了した全日本。
あたりもすっかり暗い時間となり、
当日は決勝戦終わったら閉会式は見ず帰宅。
夜は以下の通り。
・腹筋50回
・ジョギング20分
・素振り400本
その日まで練習等不足してたので、体が重かった。
11/5(土)
朝、街の道場。
全日本後の稽古だし、刺激を受けた多くの方が
参加するかなと思いきや、いつもと変わらぬ人数での稽古。
1時間程度の稽古でしたが、中身は決して薄くなかった。
やはり「攻め」ですね。上虚下実が理想。でもなかなか…。
明日(11/6日)も街の道場で稽古の予定。
がんばろう。
けなも
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