ゴールデンウィークは毎日1,000本素振り。
昨年(2013年)は、5月3日故郷の街の試合に参加しましたが、
今年は日程も余裕が無く、不参加としました。どんな試合が展開されたか。
さて、1,000本素振りを今年の1月29日から続けました。
途中、徹夜続きで、しなかった日もありましたが、
「『やらないこと』を続けない」という信念の下、ほぼ続けてきました。
およそ3か月経ちました。
その間、「1,000本」の意味を考えました。
分かりません。
では、効果はどうか。
前回のブログに書いた試合でのこと。思い出すとこんなことがあった。
試合当日は、初めて参加する試合であり、一人で参加する試合であった為、
時間配分も分からず、とりあえず一人で準備運動して試合に備えた。
充分に体がほぐれたとは言えない状況だった。
で、試合直前、充分に体がほぐれていないことが気になっていたので、
せめて気持ちを高ぶらせようと、面を付けた状態で早素振りを実施した。
いつもなら、面垂が引っかかってなのか、面を付けていない時と比べ
体の重さを感じる。
ところが、どういう訳か、面を付けていない時と同様に身軽に早素振りが出来た。
ま、10本だけなんだけど。
その身軽さが効果か。
また、試合中、いつもなら稽古不足の為、すぐに肩が疲れるが、
今回は、肩の疲れは気にせず、試合に専念できたかな。
2試合で勝てたことは、1,000本効果と言っていいのか不明だが、
大なり小なり効果があったと言うことなんだろう。
1,000本素振りで、検索してたら、こういうブログも見つけた。
http://idaltu.webspace.ne.jp/blog/index_idaltu_archive_ym_201210_4.html
(「剣道用語『素振り』」の箇所)
結局、やっている人はやっているということだ。
数が問題ではないと思っている。
こういうブログも見つけた。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kendo_shibuya/view/20130825/1377431533
「そして自分に合った回数を見付けることだ。」
ん~、なるほど。
「素振り」の意味を知りたくて、いろいろ調べた結果、『剣道日本』(2007年4月号)に
辿り着いた。
すると、(雑誌に記載あり、公開されている情報として記載します)日体大女子剣道部では、
1日1,000本の「早素振り」、4年間で100万本の「早素振り」をしているとのこと?
マジか!?「早素振り」だぞ。普段の稽古以外で、だぞ。
その記述は、岡田先生のお話だったけれど、岡田先生ご自身が1万本連続で「早素振り」
されたこともあるとか・・・。
「1万本連続」・・・
こ、これは・・・、
ついていけない・・・。
だから、俺はいつまでも剣道が上達しないのか。
諦めるべきでは・・・。
・・・みたいな思考が働いて(実際は「試合に勝てない」とかって言う思考等々も含め)、
自分の剣道に価値が見出せなくなり、剣道を辞めたのが2000年。
そうじゃない、って思い直して(2007年)、再開したのが2008年。
ということで、「素振り」に関して言えば、やっている方はやっている。
「1,000本」がすごいんじゃない。妥当かも分からない。
それでいいのか、わるいのか、たぶん、答えは人それぞれ。
答えは自分で見つける。その為にも、まずは続けてみる。
強くなりたい。
でも、普段(平日とか)は、面を付けての剣道する時間なんて無い。
「時間は作るものだ」というご指摘はあるだろうが、少なくとも、「俺の現実」は、
そんなに易しくない。だからやれることをやる。
その一つが「1,000本素振り」。
明日には「500本素振り」になるかもしれない。
何本が妥当か分からない。
ただ、強くなりたい。
だから、続けられる本数(今は「1,000本」)を、続けていきたい。
続けた先に、何らかの答えがあると信じて。
そうそう、本日の記録(たまには書いとかないと)。
・上下素振り 100本
・正面素振り 100本
・前進後退左右面 100本
・前進後退左右胴 100本
・股割り 60本
・一足一刀の面打ち 20本
・一歩攻めて面打ち 10本
・二歩以上攻めて面打ち 10本
・早素振り 200本(50本×2回、30本×2回、20本×2回)
・左右開きながら左右面 50本
・左右開きながら左右胴 50本
・小手打ち 50本
・正面素振り 150本
・切り返し 1回(2息で)
※900gぐらいの素振り用の木刀にて。
明日(5/6)は久しぶり、面を付けて、道場での稽古に参加予定。
なので、素振りはお休みの予定(俺なりのルール。2014年2月12日ブログに記載)。
けなも