10/25(土)の稽古にて
印象に残ったご指導があった。
Ku教士七段から、面の打ち方に関して、
振り下ろした後、左肘を上にあげるように打ちなさいと言われた。
そうすると、面に向かう剣先の高さは、より低く・下までおりることになるとのこと。
今までの、私の面打ちだと、(言葉で表現するのは難しいが)右手と竹刀の角度が
120度くらいというか、「右手竹刀面」がこんな感じ→ 「 ―/面 」(/が竹刀)
そうではなくて、Ku教士七段の言い方だと、こんな感じになるんだと→ 「 ―⁻⁻⁻面 」(⁻⁻⁻が竹刀)
確かに、左肘を上にあげると、Ku七段ご指摘の通りの角度になる。
「印象に残った」というのは、ある剣道雑誌において、 「 ―⁻⁻⁻面 」の打ち方は、
「切る」のではなくて、「たたく」になるから、それは正しくないとお話しされていた先生が
いらっしゃった記事を読んだことがある。
ところが、別の剣道雑誌で、ある有名な剣道選手の稽古の様子が写真で掲載されていたが、
まさに「 ―⁻⁻⁻面 」のような打ち方だった。
実は、上記に関して、長年悩んでいることがある。
それは、左手の使い方だ。
ある先生は、打突時、左手を引けと言う。そして、左腕(肘)がそれなりに曲がった状態が自然と言う。ちなみに、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本で見てきた。
しかし、ある先生は、打突時、左手を伸ばせ、または、押せと言う。
これもまた、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本や、実際お話しされるのを聞いたことがある。
今回のKu七段のご指摘は、表現は違えど、後者に該当すると思う。
ところが、俺は、少なくとも、これまでずっと前者(左肘を曲げる)を教わってきた。
まったく、どっちが正しいんだ。
今度、Ku八段に聞いてみようと思う。
けなも