2017年6月6日火曜日

関東実業団大会のこと

6/4(日)

俺は試合で負けた。そして、チームの負けが決まった。

負けたこと自体も大きいが、負け方もまた最悪だった。

チームのメンバーには、本当に肩身の狭い思いをさせてしまった。

小学校・中学校・高校の、仮に勝利至上主義のチームだとしたら、
そのチームの顧問が見たら、俺はぶっ飛ばされて、辞めさせられるだろう。

それほど、情けない試合だった。こんな試合をしたのは初めてだし、
周りを見ても、なかなかそんな試合は見たことが、俺には無い。
いや、まず、みんなにとっても、見ることはないだろう。

みんな「初」のはずだ。

俺は、何をしてるんだ。上記のような顧問がいたら、本当に
ぶっ飛ばしてもらいたい。



以下、スマホメモ。

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我が剣道史上、最悪の負け方。
そして、チームにとっても。

俺は一本も打たず、試合終了間近、相手が飛んできて、簡単に一本取られ、残り数秒で、とりあえず面に飛ぶが、「とりあえず」なので、当然一本にならない。

そして、すぐ試合終了。

周りからは笑い声が聞こえた気がした。

振り返れば、いたずらに打たないようにした訳ではない。
スキを伺ってた。

それが、まず誤りなんだろう。
スキは伺うものでなく、作るもの。
としたら、作る為に必要な、攻めが無かったということか。

また、相手が出てきた時に、返せる技がないから、攻め返そうと思うことがない。
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以下、追加でスマホメモ。

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なぜ負けたか。

一本取れなかったから。なぜ。打ちに行けなかったから。なぜ。スキを作れなかった。なぜ。攻めが足りなかった。なぜ。技が面しかなく、攻めが単調かつ、面のための攻めしかできなかった。

多彩な技?が答えか。

なぜ打たれたか。

防御が甘かった。防御するならしっかり防御する。中途半端はダメ。

間合の再確認も必要。

なぜ打たれたか。

相手から、打てると思われる攻めだった。




相手から見ると、打ってこないだろうと思われる。怖くない。

こんなに惨めな経験できるのは俺くらい。
一流選手とか大舞台が集まる所での現象でなく、俺自身の経験になった。

誰にも経験できることではない。

だから、ここから何を学ぶか。

打ち間に入ったらとにかく打つ。すると、相手が簡単に打たなくなる。そのうち、スキが生まれる。

それはそうかもしれない。

掛かり稽古必要とは、前から感じていたが、やはりそうかもしれない。
普段の素振りで、かと言って、ひとり掛かり稽古できないから、切り返しを増やすべきかなと思った。リズミカルに、足も、全身使って、呼吸も意識して。

その切り返しで息上がることに、掛かり稽古したみたいでしょのようなお話を範士八段がされたことがある。日曜の稽古中。
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6/5(月)
早速、1,000本素振りのうち、600本を切返しに変えてみた。
正直、どんな遅い夜も、飲み会後のどんな状態でも続けられるかは、不安だ。
(難しいのではないかと感じた)

そして、これが正解かは、分からない。

でも、当面続けてみようと思う。

「勝てない剣道」が、また始まっている。

自分の理想の剣道は何か。それとどのようなギャップがあるか。
小手も、胴も打てるようになりたい。

面が打てれば、小手も胴も打てる。
だから、それでも、やはり面にこだわるべきか。
そこに「誤解」があるなら、何がどのように誤解なのか、どうしたら学べるのか。
誰に聞けばいいのか。


けなも