2018年3月18日日曜日

3か月ぶりの稽古

3/18(日)

3か月ぶりの道場での稽古。昨年12月に一度面を付けて稽古して、
1月~2月にインドネシア。帰国後、部下がまとめる報告書の支援者として
土日も出社するなどして対応した。特に先々週は何年かぶりに酷い勤務状況
となった。

3/5(月)から次の日にかけて徹夜。部下は女性ということもあり帰らせたが。
俺は髭だらけ。で、連日午前様で、その週の水曜か木曜も徹夜、もちろん、
朝まで。また髭だらけ。

話すと長くなるので、一言で言えば、まぁ、俺の指導がなってなくて、
結局、それまでの部下の報告書作成具合が良くなかったということなんだと
思う。具体性とか足りないから、やって見せ・・・の精神で数カ月前(昨年)
から指導していたが、伝え方が悪いようで一向に改善しなかった。

それがその3/5の週で徐々に改善を見せてきて、その週の土日も出社し、
3/12が締め切りに対して、3/11(日)最後の仕上げにかかった。

しかし、その夜中、つまり一週間前のちょうど今の時間帯(23時~24時)に、
急に部下から携帯に連絡が入った。もうダメだとこれまでになく、
電話の向こうで泣きじゃくり、嗚咽する。これまでにないくらいの乱れよう
だった。本人はパニックになったと言うが。今まで何をしてきたんだろうと
泣きながら「後悔の念」を口にしていた。

似たような状況は俺も経験したこともあったから(追い込まれ絶望を
感じると、強い後悔の念を抱く事)その気持ちは分からないでもなかった。

・・・が、まだ勝負すらしてない。ちょっと部下の甘さを感じながら、
俺から伝えたのは、まだ終わってない事、まずは寝て明日朝早く出社して
チェックしようということ。

部下本人は取り乱したままだった。
そんな様子を電話で聞き、内心俺も取り乱した。
すぐに会社に向かおうと準備したりもした(が、上記の通り翌朝早朝に)。

結論としては、結局は無事に締め切りまで間に合った。

最後は部下はよく頑張ったと思う。


まだまだ書きたいことはあるが。


そして、本日3/18、久しぶり面を付けての稽古。最初からそのつもり
だったが、途中で切り上げた。無理はせず、徐々に体を慣らしていく考え。


しょうがない。遊んでいたわけではない。仕事続きでまともに剣道が
できなかった。
これほど長く剣道が出来なかったのは、剣道再開してから無かったかな。
素振りは400本すら出来なかった日々が続いた事情は既述の通り。
徹夜なんかしたら家に帰れないし。


俺はぶざまだったけど、最後までやりきった。海外出張も、部下のことも。


報告書提出後、部下としてはまだやれたんじゃないかという思いもあったと
思うが、それでも笑顔で終われて良かった。終わりの時に嗚咽するより、
泣いて終わるより。


ぶざまだったけど、俺は俺でやり切った。もっとあれできたこれできたと
思う、もっと全体を管理できた、指導できたのではないかと思うが、
他人には知られることのない、知られる必要もない俺の心と体の事情の
中で、俺は俺で逃げずにやり切ったと思う。まだやるべきだったと思うけど、
今ある能力・体力の結果だったと思う。


部下が恥をかかなくて良かったかなと思う。


反省点は多々あるし、それがちっぽけなこととも思うし、たかが報告書の
ことでという指摘はごもっともだし、甘いなとも自分でも思うが(やって当然だしね)、

ちょっとで良いですので、ちょっとだけは会社から評価されたいなと思います。



けなも