2020年12月31日木曜日

 12/31(木)


本年もお世話になりました。


いつもなら、12/29に仙台に一泊して地元に帰省する年を過ごしていましたが、

今年はコロナということもあり、外出は自粛しました。


世界中でコロナが終息する2021年を迎えられますように。

皆さまの益々のご健勝をお祈り申し上げます。

私も、こうやってブログを作成できる程、無事であることに感謝しながら。



と、まずは書きたいことを先に書いて、以下は雑談です。



12月26日(土)の稽古の一幕。

この際撮った動画に音声が入っていた。Ku教士七段のお言葉。
私に対する評価、
「あいつは、七段受けたら受けるから。」
と聞こえたが、多分、「受けるから」じゃなくて、「受かるから」と
おっしゃりたかったと思う。

感謝の気持ちを忘れず。

もっと強くなりたい。

2020年は六段に昇段できた。
六年後、七段に挑戦する。
その後、八段に挑戦したい。

『剣道日本』の2021年1月号の後半に岩切先生の剣道具(防具)と一緒に
特集が掲載されていた。そこで、八段審査を受審するに当たり剣道具を
新調されるよう促された件(くだり)があった。

最短で16年後に八段へ挑戦できる。八段へ挑戦したい。
すると、新たな剣道具を身にまとい審査に挑みたいという気持ちがある。
たしかに見た目としては、綺麗に見えると思う。

でも、本心は今の泉皓胸で剣道具としても綺麗に見える状態で八段審査に
挑みたい。

でも、もう泉皓胸は新たに生まれることはない。

でも、今使用している泉皓胸の胴を今使わない、という選択肢は今は無い。
沢山使って、もっともっともっともっともっと強くなりたい。
すると最短16年後は傷だらけの胴であり剣道具であると思う。

やはり最短16年後に向けて、いつかのタイミングで剣道具を
新調すべきか。

そして考える。

仮に、最短16年後に八段に挑戦させて頂ける際、どの剣道具で臨むか。

そして考える。

胴の色は?
溜塗はかっこいい。たたきもいい。赤色もよい。サメ胴かっこいい。

おそらく、年齢的にもあと何式も剣道は買えない。

あと一式。買うなら、どこの武道具店の剣道具?


そして、胴の色は?


色々と思いめぐらすけど、


ふと思った。


黒呂色ってすごい!

だって、

黒呂色って、

個人的な感想とお断りしますが、

何色にも変化するんです。

お分かりになりますか?


黒呂色って、

相応の漆を使用している前提ですよ!


鏡のように反射するんです。何色にもなるんです。


例えば、私の胴は、


どうぞ!




単なる「黒」じゃない。

お分かりになりますでしょうか。
まず、光の反射に加えて、

ちょっと茶色っぽいんです。そう、道場の壁や床の色を反映しているんです。

分かりにくいと思うので、別写真。




Yシャツの白が映ってますね。

その他、モノが散乱しているのが鏡のようにお分かりになると思いますが(笑)、
すべてとは申し上げませんが、一部の色(本棚)が何となく色があるのが
お分かりになりますでしょうか。


そうです、


黒呂色(それなりの漆ですが)は、何色にも変化できる可能性を秘めている。
茶色にも、白色にもなる。もしかしたら赤にもなるかもしれない。

個人的な感想ですが、

黒呂色の魅力は何色にも変化できる。
そう気づいたのは、2011年の全日本八段選抜大会に出場された先生方の
試合(『剣道時代』に付属DVDの動画)を拝見した際のこと。
そして、今自分が使用している胴に思いを馳せた六段審査後。

今、この胴を使っていられることをありがたく思う。

だから、

もし次、あと一式を購入するなら、私は相応の漆を使った黒呂色の胴台を
望むことにしようと考えてます。


最短16年後に向けて、今から、年10万円(月1万円弱)を貯蓄して、
森武道具の「旺山」か、東山堂の「光琳」か、松勘の「M-A」を購入して、
八段審査に臨みたい。

そして、それに見合う程に自分を鍛え、追い込みたい。

今年、本数は増減あるけれど、面を付けて稽古した日以外
多分、文字通り一日も欠かさず、素振りしたと記憶している。


強くなりたい。


今は自宅で一人だけ酒飲んで、来年以降に思いをはせている。
今は、NHK紅白、あいみょん「裸の心」を聞きながら。



2020年も、皆さまの御支えがあってここまで来られました。
本当にありがとうございました。

2021年もお世話になります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

コロナが終息しますように。

皆さまにとって、素敵な2021年となりますように。


けなも