2025年12月7日日曜日

2025/12/6(土)の稽古

1が2/6(土)

地稽古でとにかく、一本を取れず、一方で一本を取られてばかりの状況でツライ。

3年のブランク前までは、打つべき機会が分かっていて、それに合わせて自分が持つ自信ある面で攻め勝っていた。

ところが今は、3年前は比較的優勢に攻め勝っていたお相手から一本が全く取れず、一方で一本を取られてばかり。
しかもそれらの多くは70代~80代の教士七段の先生方ばかり。

いや、取られて当然でしょ、俺は六段なんだからと、謙虚であれよと自分を叱る自分がいる一方で、

勝つとか負ける以前に、3年前までは攻めが効いて打つべき時に打って一本を取っていたあの「思い通りさ」が
全く無くなっていることがイラつく。

これが3年ブランクのツケかと思う。

それならば嘆いても仕方ないと思うが、
何と言うか、じゃぁ、どうするとこの状況が打破できるのか、
今分かっていない。
いや、分かっていないんだけど、結局、そもそも8年間ブランクがあったんだから(2008年剣道再開)、
結局、そこからどう剣道を再開してきたのか、そこにヒントがあると自分に言い聞かせている。

しかしまた一方で、「年齢」という側面から、8年ブランクからの徐々に「復活」してきた形とは

同じ道を通らず、

「年齢」が理由で何か体が思い通りに動かない、徐々に「復活」がよりハードルが高くなっているのではとも思う。



メモ

Ka教士七段
先に先に攻められ打たれる。打っては面に返され、小手を打たれ。

こちらの先生こそ、3年前までは思い通りに「攻め」が効いて打つべき時に打たせて頂いていたが、

今は全くダメ。思い通りに身体が動いている実感は無く、非常に歯がゆい。



Ku教士七段

だいたい打ち込みになる。


Ma教士七段

私より15㎝くらい背が低いが、相面は何と言うか、私の方が先に先生の面に届きそうなのに、
後だしじゃんけん的な感じで結局Ma先生の面技が私の面を打つ。
あれは何なんだろう。いまだに分からない。ただ、一つ思うことがあるとすると、左手が相面の際、ぶれている。
握っていた形が外れる。それは基本中の基本であり、どうやら左手の握りを今一度確認必要だと思っている。



Ta教士七段
ミスター迎え突きと私は呼んでいる。迎え突きで私の面を迎える。いつもそう、何本もそう。

それを分かっていて、敢えて突いて頂くために面を打ちに行く。

何と言うか、「あ、今、迎え突きしかされないだろうな。」と思う時間帯がある。そしてそうなる。
そのタイミングで打ちに行かないという選択肢もあり得るだろうが、それもそれでちょっと違うと思う。

敢えて迎え突きをされたいという先生に対して、さあどうぞ突いて下さいと言って

その上で、基本通りの面を打ちに行くことは、精神力を鍛える修行だと思って敢えて私はまっすぐ面に行くようにしている。






I七段



I先生との稽古が終わってから知ったことだが、今年の夏に七段に昇段されたんだと。

元々、六段は私よりも後から取得されていたが、年齢の関係で3年修行後に七段審査資格を得られるように2025年現時点ではなっていて、

それで今年に七段を取得されたという方。
とりあえず、お互い相面しかしなかった。それにしてもいつ終わるんだろうというくらい相面をし続けた。


双方一本にならず何十本相面をしただろうか。私はいいとして、よくI先生は続けられたなと思う。

そろそろ私から音を上げる所だったが、I先生から止めの合図があり終了。




上記5名の先生方と稽古させて頂いたが、結局、私の内で一本らしい一本はなく、
逆に先生方から何本も打たれた。


何なんだろう。この3年間のツケ?でもどうしようもない環境だったんだから、それは許してよ。

と誰かに訴えたい。



思い通りの剣道ができず、今はもがいている。

やれることがあるとするならば、基本通りの面打ちを、打たれてもし続けることしかないと私は思っている。


悔しいし、途方に暮れる感がするが、

でも、基本通りの面打ちをする以外、私には今の状況を打破する方法は分からない。








けなも