7/16(日)
まちの稽古会。
範士八段のご指導の下、稽古は進む。
1か月半ぶりに面をつけての稽古。感覚を確かめながらの稽古になった。
30分程度の基本稽古のあとに地稽古。
この日は2回だけ地稽古。久々の感覚を確かめ、感覚を戻すことを目ざしながら。
暑い道場で、じっくり汗を流した。
2回目の地稽古を、範士八段にお願いした。ありがたいこと。
初太刀で、私が面、範士八段が面返し胴で迎える。
たまたま、範士八段の受ける竹刀の上から、私の面が当たった。
範士八段も、イイ面だとの反応。その後は、私の面5本程度に対し、
全て小手で抑えられ、稽古は終了。
直後、範士八段から、相手を「殺して」面を打つようご指導を頂いた。
相手の気を殺し、技を殺し、剣を殺す。剣道の三殺法の趣旨だろう。
しかし、どの「殺」なのか、分からなかったので、それとなく問えば、
「上から乗ってくる」ことのご指導を頂いた。つまり、気、剣の部分だろうか。
上記「殺」などという言葉を記載すると、剣道未経験者の方からすると、
非常に過激な表現に見えるかもしれませんが、「三殺法」は剣道用語でして、
どうぞ、ご容赦下さい。
稽古後、個別で稽古をつけて頂いた先生方に挨拶にまわる場面、
改めて、範士八段からお話を頂いた。
そのお話によると、私の面は、イイ面。しかし、完成の一歩手前の面だ、
とのこと。面が「重い」とのこと。相手が「参った」と思える面が必要とのこと。
自己満足ではいけないとまで言われた記憶があるが、その点ははっきりしない。
その後、剣道具を片付けている最中、範士八段のお言葉が気になった。
つまり、俺はどうすればいいのか。
そこで、片付け中の範士八段に近づき、思い切って聞いてみた。
面をつけての稽古がなかなかできない中、やはり素振りが重要でしょうか、と。
すると範士八段曰く、
素振りも大事だとおっしゃった上で、左手の握りを紹介されながら、
左手の小指、薬指はしっかり握ること、攻めながら、近間になると右腕に力が
入るようではだめだ、いつも右腕は力を抜いた状態で攻めることとのお話あり。
そのうえで、素振りと、稽古会での面打ちで実施するように、
大きく振りかぶっての面、小さく振りかぶっての面を通して、手の内を鍛えることが
重要であるとのお話。刺し面は若い年代ならよいが、歳を重ねると刺し面は
できなくなる。だから、大小振りかぶっての面打ちの稽古が重要であり、それで
手の内を鍛えることができる。そして、それは面打ちで鍛えることができる稽古
であるとのこと。
なるほど、面打ちの稽古が重要であると言われる理由(の一つ)を垣間見た気がした。
それと、攻める過程で、やはり右腕に余分な力を入れないことの重要性を
改めて教えて頂いたと実感した。
7/17(月)
祝日。4kmジョギング、400本素振り。
7/18(火)
仕事で疲労し、400本素振りのみ。
7/19(水)
久々、早く帰宅できた。20時帰宅。その後、1,000本素振り。
やはり早く帰宅できると、リラックスできる。ブログも書ける。
もっとも、仕事のことは、ふとした時には、考えているのだが。
気持ち新たに、素振り、稽古をがんばろう。
けなも
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