7/9(土)
M教士七段に相面で何度か面を取られた。それはなぜだろうと考えた。
足から出てない、手だけで打っている。
竹刀の握りが悪いのか、手の打ちが正しくないのか。
考えたが明確な答えが出ていなかった。
7/16(土)
本日初めてKi教士七段に稽古をお願いした。
そして、気づいた。
顎だ。面を打つ時、顎を僅かに上げる癖があるから、打った時の
竹刀の威力が、本来下に向かう部分が発散してしまい、
重みが無くなる。これからの意識ポイント。
その後、10歳ほど年下の若手錬士六段と稽古。
1ヶ月ほど前も稽古したが、俺が圧倒していた。
ところが、本日は逆に何本かやられた。
面を打ったところを小手におさえられ、胴に切られと。
感じたのは、中心にこだわる構えになっていること。
そうすると、こちらはどのように攻めるか迷いが生じた。
もちろんこだわり過ぎ(固くなり過ぎ)は良くないが、
本日はその中心をどう攻め崩そうか、心に惑いが生じた結果、
打つべきところでない所で何本か出ては打たれた。
そして、振り返って思った事。
①別に無理に出ていく必要はない。もっと積極的に言うと「我慢」が必要。
②こういう時こそ、攻めて、引き出して、応じ技。ただ本日は面に来させても
その若手のスピードに応じれる自信がなかった。
③そもそも、最近の稽古通して全般的に、「基本」の攻めを実践できていないと
感じている。つまり、Ku範士八段にご指導頂いていた、遠間、触刃、交刃の間、
一足一刀、打ち間(そして遠間)。
その「間」を意識して攻めて打つのが俺の稽古スタイルが、最近全般的に
そこに神経を使わなくなっていると実感している。それが基礎力を培えてない
ように俺には実感している。
つまり、基本を忘れていないか。今一度、基本を重視して剣道をすべき。
全てそこに尽きると思った。その上で、それで打たれてもいいじゃないかと思う。
基本通りに攻めて、基本通りに面を打つ稽古を続けたい。
けなも