2022年7月16日土曜日

7/9(土)、7/16(土)

 7/9(土)

M教士七段に相面で何度か面を取られた。それはなぜだろうと考えた。

足から出てない、手だけで打っている。

竹刀の握りが悪いのか、手の打ちが正しくないのか。

考えたが明確な答えが出ていなかった。


7/16(土)

本日初めてKi教士七段に稽古をお願いした。

そして、気づいた。

顎だ。面を打つ時、顎を僅かに上げる癖があるから、打った時の

竹刀の威力が、本来下に向かう部分が発散してしまい、

重みが無くなる。これからの意識ポイント。


その後、10歳ほど年下の若手錬士六段と稽古。

1ヶ月ほど前も稽古したが、俺が圧倒していた。

ところが、本日は逆に何本かやられた。

面を打ったところを小手におさえられ、胴に切られと。


感じたのは、中心にこだわる構えになっていること。

そうすると、こちらはどのように攻めるか迷いが生じた。

もちろんこだわり過ぎ(固くなり過ぎ)は良くないが、

本日はその中心をどう攻め崩そうか、心に惑いが生じた結果、

打つべきところでない所で何本か出ては打たれた。


そして、振り返って思った事。


①別に無理に出ていく必要はない。もっと積極的に言うと「我慢」が必要。

②こういう時こそ、攻めて、引き出して、応じ技。ただ本日は面に来させても

 その若手のスピードに応じれる自信がなかった。

③そもそも、最近の稽古通して全般的に、「基本」の攻めを実践できていないと

 感じている。つまり、Ku範士八段にご指導頂いていた、遠間、触刃、交刃の間、

 一足一刀、打ち間(そして遠間)。

 その「間」を意識して攻めて打つのが俺の稽古スタイルが、最近全般的に

 そこに神経を使わなくなっていると実感している。それが基礎力を培えてない

 ように俺には実感している。


つまり、基本を忘れていないか。今一度、基本を重視して剣道をすべき。

全てそこに尽きると思った。その上で、それで打たれてもいいじゃないかと思う。


基本通りに攻めて、基本通りに面を打つ稽古を続けたい。


けなも



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