本日、五段審査を受けまして、合格しました。
これも、多くの方のご支援あってこそです。
道場の先生方、会社の剣道部のみんな、私のネフローゼ症候群と、網膜剥離のその後を
診続けて下さっている医師や医療従事者の皆様、間接的だけど会社の同僚の皆様、
そして、家族。また、本ブログを閲覧頂いている方々や、ここに書ききれない方々に対して、
感謝申し上げます。ここまで続けてこられたのも、皆様のご支援あってこそ。
ただ、五段合格は、一通過点でしかなく、これから一層の精進をして参りたいと
考えております。
以下、審査での実演(画像)と、その後スマホで記録した振り返り。
※画像はそれ程粒度が鮮明で無い為、審判員の先生方のお顔に特別にノイズは
入れておりませんが、見返した際、もし個人が特定可能な状況だったり、他の方より
ご指摘(クレーム等)頂きましたら、即、削除致します(2015/2/16時点)。
右が私(二回目の立会)
向こう側が私(一回目の立会時。面)
右が私(二回目の立会での面。コマ送りその①)
右が私(二回目の立会での面。コマ送りその②)
以下、スマホのメモ。振り返り。
---
反省点
発声。どうしても、まだ喉から。なぜ腹から出せないのか。意識して、普段の稽古でも、うまく腹から出せていない。いや、基本稽古で、そのために時間とって発声してるのに、喉に負荷がかかってる。何が原因なんだ。
面打った後の、メーン、の発声。上に上がって、下がっている。メーーンって。何て言うか、メーンであるべきでは。
攻めが単調。もっと相手を動かさねば。
9割、仕掛けて、面だった。
審査前、応じ技も出せるか審査の基準とするとのことで、動揺が走った。見学されていた、中学時代からお世話になってた先生からも、もっと応じ技出せるように、稽古必要だなという旨の話を頂いた。本当にそう思う。
単調な攻めで、一本面だらけだったと、私は認識してる。
面も、やや前傾姿勢が気になる。もう少し、上体を上げたい。と言うのも、見方を変えると、相手にもたれかかって行ってる感じがするんだな。そのために、同時に意識すべきは、左足の引き付けをもっと早める必要あるな。
剣先を一度下げてから面に飛んでる点も単調に見えてならない。
あと、全体的に、足さばきにキレがないな。体さばき、安定させるためにも、切り返しや、早素振り、かかり稽古が、まだまだ必要だな。
形稽古は、普段の稽古に取り入れていかないと。結局、今日もギリギリまで確認が続いたよ。情けない。
構えは、特に、左足は崩さない。まだ余計にひかがみを曲げる部分あるな、相手の動きに対応しようとして、結局、相手の攻めに動かされてる証拠だ。
審査直前まで、やはり、左手の握りが甘いと感じた。ダメだね。恥ずべきこと。小指、薬指は、しっかり握りること。だんだん、親指と人指し指の間が、左にずれていき、回転していき、握りが甘くなっている。
良かったこと?
ここ数年間は、面中心の稽古だったが、今回の1分30秒×2回の中で、面が「武器」になった場面が、各々の回であった。もっとも、上記反省点をこなさないと、心から喜べないんだが。
わずかなすきに、手の内を利かせて、音良く面を打てた場面があったが、素振りの成果なんだと思う。その場面は、1回目の、一度きりなんだけど。※二枚目の写真。
見学されていた先生から、「稽古してるな。」と言われた。いやいや、まさか。できているとしたら、素振りのみ。その評価は、素振りのおかげ。
---
以上、スマホより。
平日、面を付けての稽古は、ここ数年できてない。代わりに素振りだけ。
土日は、街の道場で、オープンな稽古会。努めて参加するようにしているが、
それでも、ここ数か月は、結局、月2~3回しか面を付けられてない。これでいいのか。
五段審査前は「素振りを継続してきたから大丈夫」と思い、
立会前後は「やはり素振りだけでは合格できないのではないか。」と思った。
気持ちと言うのは不思議なもので、やる前は奮起していたはずの気持ちが、
いざ本番となると弱気になった。
それを支えたのは、普段の稽古、というか、普段の素振りであり、換言すると、
私なりの「準備」であった。
そして、あとは「開き直り」。
ダメだったらダメでいいじゃん。今は、目の前のことに、全力で当たるだけ、
みたいな。
五段は合格できたけど、課題は山積。
今の所、初段から五段まで一発で合格できたけど、皆様のおかげ。
自らの実力なんてチッポケなもの。
今年36歳になる。同世代は、間もなく七段審査を受けられる頃だろうか。
周りを気にしても仕方ない。自らのペースで前を向くのみ。
明日(2/16)もまた素振りしたい。素振りを通して、課題の解決に向かいたい。
けなも
おめでとうございます!!
返信削除