9/18(月)
本日は、全日本実業団剣道大会。
60回記念ということで、記念品がいつもの手ぬぐいのほか、
竹刀削りと、おそらくそういう小道具やペンなどを入れる
小袋が記念品となった。ちょっとしたモノだけど、豪華に
思える(笑)。
さて、試合は、我がチームは1回戦負け。私は副将で引き分け。
まぁ、ダメですね。冷静に考えて、理想の剣道になっていない。
私の理想の剣道とは、構えが整っていて、攻める中でも構えが
乱れず、勝てる剣道。
私の理想をたとえて言うなら、高鍋進先生の構えで寺本将司先生の
攻めをしたい。
(この表現で、剣道経験者だったら、想像がついてしまうだろう笑)
やはり、相手が打ってきても私は受けるだけになってしまう。
寺本先生だったら、面返し面、面返し胴を難なくされるだろう。
構えも、なんだか、いまいち。
前回のブログは7月末が最後だったが、その後一か月間、敢えて
千本素振りは控えた。
というのは、街の道場の先生、Na七段に千本はやりすぎと言われた。
別に叱られている訳ではなく、驚きのある感じ。8月のある日だった。
過去のブログにも書いたが、Na七段は、お若いのに強い七段。
以前、Na七段も素振りぐらいしかできないと言われていた。
俺が千本素振りを始める前の話しだから3年前か。
千本素振りを実践し始めてから、きっとNa七段も千本素振りを
されているはずだ、と、なんとなく思う日があった。
そして、その8月のある日、思い切って何本かお聞きしたところ、
「50本」とのこと。ちょっと唖然とした。
それは、少ない本数と思ったことと、仮に50本として、しかし、
普段の強さが50本から作られているとしたら、それは何だろう、
という疑問だ。
道場の八段の先生方からは一目置かれるNa七段。高壮年剣道大会
でも上位に入るNa七段。50本という本数でなぜそんなに強いのか。
Na七段曰く、イメージトレーニングとのこと。
周りから見たら、この人何をやっているんだと不思議がられている
と思うがと笑いながら紹介された。そのお話しぶりから、別に
休日だけでなく、仕事の合間にもされているお話だった。
そんなお話を伺ってから、千本素振りはいったん保留にした。
かと言って、いきなり「量より質」と言って、俺も50本にして
強くなれる自信はなかったから、本数は400本にした。
そして、400本の日でも、走ることにした。足腰が弱いと感じて
いたからだ。
齋藤実氏の『仕事で忙しい人のための剣道トレーニング』という本
の中に、ジョギングが良いとの記載があった。時間が限られている
中で、いかに結果を出すか悩む日々が続いていた中で、私の目に
止まったキーワードだった。
いつも通り、毎日夜は遅く帰宅するので、毎日できる訳ではないが、
400本素振り(+イメージトレーニング)と、それでも一週間のうち、
週によっては4日ほど(?)、4kmのジョギングも取り入れた。
まだ数週間だったけど、街の道場にて、普段以上に攻めが充実して
いる気がした(「気」です)。
ちょっとだけど、プラスになっている実感がありました。
だから、千本素振りは無駄だったとか、不要だったとは思ってません。
きっと、千本素振りが、これまでの土台を作ってくれたのではないかと
思ってます。
もう少し、丁寧に文章を書きたかったけど、ざっとここ1カ月強の
私の剣道を振り返ってみました。
全日本実業団の話しに戻るなら、他の方の剣道をする姿を見て、
構えと攻めがきれいで強い方がいらっしゃった。
俺はまだまだ。
諦めずに、まだまだ頑張りたい。
自分に足りないもの、欠点は何か。それを埋める作業をしていきたい。
けなも
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