2013年7月30日火曜日

足幅を広げてみた

7/28(日)

その日は、足幅を意識した。9月号『剣道時代』に、「足幅」に関する記述があった。
どなたが、どのように語っていたかは覚えてないが、何故か「足幅」という言葉が
頭から離れなかった。

「肩幅程度に広げる」

それまでの私の剣道は、どちらかというと、足幅は狭い方だったと思う。
極端に言うと、一握りあるかないか。いや、「一握り」という教えもあると思う。
ただこの日は「肩幅」を意識した。

道場の鏡の前で構えてみる。
とっても違和感。前に進めない感じ。進むと右斜め前に進んでいくような感覚。

でも、今度は地稽古で試してみる。

するとだ。

1.今まで以上に、おなかから声が出せるようになったような気がする。
 足元がしっかりして、腹に集中できるというか。声の出し方が変わった。
 気合の入れ方が変わった。安定して声を出せる。喉からじゃない。腹からだ。

2.と言うのも、今まで、右足の踵すら浮かさないと落ち着かなかった構えが、
 左右の足の幅を広げることで、安定を保つには、ほどよく右足の踵は床に
 着かねば安定せずという状況だった。

 ここ数か月間、ずっと疑問だった。ひとによっては、右足の踵もわずかに
 上げるというが、むしろ上げないと構えに安定を感じられなかった。

 でも、そこで言う「わずかに上げる」とは違う、低い次元の意味で、踵を
 上げないと安定しなかった。

 しかし、足幅を広げることで、(とても違和感あったが)右足の踵は床に着いた。
 頭で描いていた、安定感ある構えに近づいた予感がした。正解なのか分からないが。

 それでも、地稽古中は下方に気を溜められた気がした。そして、お蔭で充実した
 打突ができたような気がする。

という、以上2点の発見があった。

広げ過ぎは良くないにしても、「肩幅」くらいは必要な気がしてきた。
また稽古で、その効果を試してみたい。


・・・え?網膜剥離は大丈夫か、って?(一人問答)

7/7の稽古以来、病院には行けてません。
まぁ、今の所、視界に異常は見られないので、大丈夫なはずですが・・・。

でも心配だから、近々病院に行かなきゃなー。


全然、話は逸れますが、私は社宅に住んでます。4棟あるうち、今、2棟は売却し、
新たな住居を建てるため、取り壊されてる最中です。

で、困っていること。

素振りをするスペースが無くなった、ということ・・・。

なんで、このタイミングで。

今、かろうじて、残り2棟の隅っこで素振りしてますが、
社宅住人や、地域の方々の通り道のすぐわきなので、
そして、特に壁など無いので、いかに、人目につかないようにするか、
悩みながら、こっそり素振りを継続してます。

あぁ、人目を気にせず、素振りに集中したい。

素振り場所を探す、これも試練か。


あ、あと、9月の全日本実業団に、補欠にさえ選ばれませんでした(泣&笑)
部内選考に、やはり出なかったこと、何より、実力が認められてないからこそ。

ただ、残念な気持ちはあるけど、意外と前向きです。なぜなら、最近の稽古が、
少しづつ充実してきているから。素振りのお蔭で、色々な方に基本打ちを
褒められている。そのことで、稽古が、徐々に楽しくなっている。
もっともっと基本を身に付けよう、という気持ち。

だから、試合に選ばれなかったことは、今、より一層稽古に集中しなさい、
ということかなと思っている。面の完成度を上げて、試合ではいつでも
一本にできる程にまでの実力を身に付けておきたい。その為に必要な時間を
与えてくれたと思いたい。前向きな気持ちが強いです。
確かに基本稽古に集中したい気持ちが強いです。

切り返しは勢いで切り返すのではなく、一本一本確実に切り返す。
面打ちは、触刃の間合いから一足一刀まで入って、剣先も上下に動かさず、
そのまま喉もとにつけたまま、溜めて、面を打つ。

癖で、いつもは相手の手元まで剣先下げて面へ飛んでたけど、
ピタッと相手の喉元に付けたままで、面。

がんばろう。

けなも

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