俺はやはり弱い。地元の都道府県対抗で一回戦負け。
負ける剣道しかできない。
このままでいいのか。
今度、Ku範士八段に聞いてみたい。
昨年の街の大会で、多少は上向いてきた勝率に、気持ち穏やかになってきていたが、
いや、やっぱり弱い。ダメだ。
会社の同僚が、別の都道府県予選で準優勝していた。
俺も好成績を残して、その同僚が、次は優勝できるよう、発奮材料になりたかった。
でも、負けた。弱い弱い。本当に弱い。
何がダメなんだろう。今の仕事上、少なくとも平日は道場での稽古はできない。
何ができるだろう。
以下、スマホから。試合後の感想。
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悔しい。もし、もう一回同じ相手と、すぐに試合をやり直せるなら、次はしっかり攻めた剣道で。そして面すりあげ面を放ちたい。
負けて振り返る時は、いつも戻らない過去を悔やんでる。
今回は、一番やられたくない相面でやられた。自分でも打とうと意識して出た訳ではなかったはず。いつの間にかやられてた。こんな負け方は、悔しいの一言に尽きる。
正直、勝てる相手だと、試合開始時点で感じた。構えも身なりもどこか整ってない。
ところが、開始早々、相手が面に飛んできた際、下がってさばいた。面自体にも迫力もスピードもないのに下がった自分に、なぜ下がったのか、自問自答していた。
この相手は、おそらく、相面で勝てる。そう思ったが、私が間を詰めて打つ前に相手が打ってくる。私からしたら遠間が、相手からしたら打ち間らしい。そんな場面が何回かあった後、相面でやられた。
一本とられた後は、まだ時間があると言い聞かせながら、しかし、攻めあぐねる。
相手の間合いを警戒し、いつもより遠間から面を放つが、届かない。そもそも、打つ機会でないため、相手も緊迫感なく、下がってさばく。
相手は、私より大柄で、懐が深い。
私は私で、攻めて面の一本やり。しかも届かない。技が、届かない面しかない。
時間切れ。
情けない。また一回戦負けだ。
相手は、次の試合で負けた。
この試合場だけでなく、他の試合場見ても、結局、上位まで勝ち上がる人が決まってる。
その上位まで勝ち上がる人にあって、自分に無いものが何なのか、もっと謙虚になって考え、受け止めるべき。
昨年、街の大会で、上位に食い込んだから、甘えていた(意識して稽古してなかった)応じ技、引き技が、今回、私には皆無だった。面と、当たりもしない、と言うか、攻めの無い小手を少々打ち込んだだけ。
技が少ないことが敗因か。
それもある。
面に課題は無いのか。
まず攻めに課題がある。面と言う打突自体は出来ても、そこに至る過程がメチャクチャだった。今回は、攻めてる実感は無かった。剣道じゃない。単なる打ち込みになってる。
結局、どんな相手に対しても、あるべき面打ちが出来てない。
そして、引き技が皆無。
会場から駅まで歩く途中、剣道を辞める自分を想像した。
結局、勝てない。
体調は悪くなかった。前日からの過ごし方も、規律保って過ごせた。
一人参加のため、準備運動では素振りのみだったが、それでも体は温められた。
つまり、ほぼ万全で臨んだが、あっさり負けたと言うことで。
では、どうすれば、強くなれるのか。どうすれば、勝てるのか。
分からない。分からない。分からない。
今の生活を変えることは非現実的だ。
すなわち、今の仕事を続ける限り、少なくとも平日は素振りだけにならざるを得ない。
やはり、それだけでは勝てないのか。
どうすれば、強く、勝てるようになるのか。
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赤が私。
きれいに打たれているでしょ。これがまたシャクにさわる。
自分の弱さが許せない。
何が悪いんだろ。どうすればいいんだろ。
波がある。勝つ時と、負ける時。
でも、強い人は、いつも強い。いつも勝つ。
波があるのは、弱い証拠。俺は弱い。
自分が許せない。
くそ!
けなも
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