2018年11月25日日曜日

剣道とお金のこと

みなさんは剣道にかけるお金はおいくらなのでしょうか。

私は、年間5万円未満と決められています。
家計の都合上、そうなります。恵まれているか否かはヒトによると
思いますが、少なくとも資金があること自体は、本当にありがたいこと
ですよね。

現在使用している剣道具(防具)は、分割で何とか購入したり、
剣道再開後これまで、小手や、防具袋も、ボーナスが出てたまたま
数万円は自由に使える場合は家庭内交渉の末、なんとか1~2万円程で
購入出来たりとしましたが。

2008年剣道を再開してから10年間のうち、結局、まとまった金額で
購入したのって、上記のほかは、剣道着、袴、竹刀くらいかなと。

その他、年数回の試合に参加するための交通費や、試合の参加費、
食事代・飲み物代、全日本剣道選手権大会の観戦代(もちろん、
交通費含む)や、剣道雑誌購入、月に数回の街の稽古会に参加するための
駐車場代(平均400円)、たまに稽古会の関係者で懇親会等があって、
あっという間に5万円に到達しますね。

その関係(?)か、竹刀は3~4年前に買ったのが最後、それ以降、
新たな買い物は出来てません。

もちろん、安全第一。よって、ササクレや竹の割れが無いかはよく確認
しますね。

ということで、

安易に新たな道具を購入したりすれば、すぐに資金がなくなります。

みなさんは、どれほどのお金を剣道関連に費やしていらっしゃるのかなと
想像したりします。


けなも

2018年11月12日月曜日

防具(剣道具)のこと

素振りの投稿して、こう書くのもなんだが(笑)、
最近、試合は負けてばかり。


試合用の防具(剣道具)に目が行った。

「勝利のパートナーになることでしょう」(松勘「冠」)とかという紹介された防具(剣道具)を見ると、たしかに購入したくなる。

横浜・八光堂A1-Goldとか、平野武道具の一引の小手とか、日本剣道具製作所・MUGEN防具とか、森武道具「旺山」とか、東山堂の「光琳」「極」とか、

購入した自分を想像して、試合に勝っている自分を想像する(笑)。



でも、自分はこう誓ったはずだ。

2014年7月2日(水)
https://kenamo.blogspot.com/2014/07/blog-post.html
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話はガラッと変わるけど、2010年試合に負け続け、悔しくて、心入れ替えるつもりで、

様々な取り組みを始めた。「試合用」を意識して、剣道具も一新しようとして剣道具の
購入に踏み切った。今となっては、それは無くても、今の剣道具で十分だったと思い返す
時が多々あるが、その時の気持ちに素直にならって行動した、結果の一つだった。

それも、網膜剥離を意識しての面。

今使っている剣道具は、高校入学時に購入。15年以上経っている。
と言ってもその時の剣道具で残っているのって、胴と垂のみなんだが。
それに、何度も記述してきたが、今使っている面は、2008年剣道再開時より
使っている網膜剥離患者用の面。

で、新しい剣道具は、2011年に納品されたが、実は、「初打ち」のタイミングを逸しまくり、
結局、今の今まで使ってなかった(なにー!)。

7
月下旬、デビュー予定。その時の気持ちは本気だったんだから。
だから、家族も応援してくれた、一つの結果。
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「泉皓」の胴胸。

なんて、贅沢!
https://kenamo.blogspot.com/2014/07/blog-post.html


さっき、自分の胴、実物を見た。スマホの静止画ではきれいに撮れない。

実物には、実際に見て初めて実感できる魅力がある(と最近感じ始めている)。
写真ではその魅力が伝わらない。



誓ったはず。
その防具(剣道具)で、試合でも勝ちを収めようとする気持ちもあったはず。


道具は逃げない。

他の道具に、目も心も行ってしまうのは(浮気心が出てきているのは)、


俺が逃げているから。


こんな素敵な防具(剣道具)を身に付けさせて頂きながら、
納得いく成績が収められないのは、

ひとえに、


ひとえに、


自分の実力不足。



ちなみに、内村良一選手の防具(剣道具)は何かを知っている。
小手は一引であることは有名だし、剣道雑誌の写真でも、何ならテレビでも
よくその印は見てとれる。

小手以外はどこの武道具店で、どの武道具をご利用していらっしゃるか
知っている。その武道具店でお話を伺っているから。


そして、その防具(剣道具)にひけをとらない防具(剣道具)を私は使わせて頂いている。



自分の実力不足、


試合で良い成績を収められないのは。


ただそれだけ。


他の防具(剣道具)に目がいった(浮気心を抱いた)のは、まだまだ稽古が足りない証拠。




逃げるな、俺。


そして、


俺は素振りの人(笑)。



素振りの人 けなも

2018年11月11日日曜日

剣道における素振りの効果・効用

色々なブログを見ると、

剣道において、素振りは意味がないなどの趣旨の話を見かけると

ちょっと一言申し上げても良いかなと思い、思う所を書いてみようと思います。

結論から申し上げますと、

剣道における素振りは、

目的と方法をしっかり定めた上で、意味はあります。

換言すると、

剣道で上達したいなら素振りはすべきです。

よく、筋トレすればO.K.、面付けての稽古してれば、
素振りは不要という趣旨の話しも聞きますが、

実は否定はしません(笑)。

簡潔に言うと、

私の高校時代は素振りはしないで、
範士八段の下での普段の稽古と、ウェイトトレーニングをして
それなりの成績を収めてきました。

ムキムキの筋肉で、あだ名はアーノルド・シュワルツネガーとさえ言われました(笑)。


しかし、その後、浪人し(剣道推薦なんて俺の生き方には無い。「勉強」で大学に行きたかったという俺の意志)、
大学で剣道して、しかし、その後、剣道を8年間しない(剣道が嫌いになった。笑)で
いたら、当然、筋肉なんて衰えている。


2008年剣道再開後、

仕事激務で面付けての剣道は、月(「週」じゃないですよ!)に0回~3回で、

普段は数百本の素振りを続け、

1,000本素振りを2014年~2017年と続けて

思うのは、

素振りって、

たしかに、手の内を鍛えてくれるし、1,000本素振りを続けていた頃は、
「普通の人」よりは稽古している気にさせてくれたし(勘違いによる自信が付く)、
それが基で、昇段もするし、試合にも勝てた。


誤解を恐れずに言うと、ウェイトトレーニングは、意味がある。
しかし、年齢と継続性に限界がある。

なぜ、俺は90歳くらいの範士九段・倉澤照彦先生に対して軽くいなされたのか。
筋肉じゃない。

一言じゃ表現しきれない。

先の先の先を読まれたんだ。当時三段の私に対し、良い三段だと評され嬉しかった…。

(倉澤照彦先生のご冥福をお祈り申し上げます。先生、本当にありがとうございました。今後の稽古に活かして参ります。参考:http://kenamo.blogspot.com/2013/01/blog-post.html


話が逸れた。


端的に言うと、


筋肉を鍛えるのは意味がある。ウェイトトレーニングをドンドンやれば良い。
若いうちの、試合に勝つという目的の下。


ただ、長く剣道を続けることを考える。


もし、自分が70歳、80歳、90歳だとして、その時もウェイトトレーニングを
続けているだろうか。続けられるだろうか。


「分からない。」

率直な感想。

しかし、

「多分、続けられない。」

それが、もっと率直な感想。



でも、素振りはその歳になっても続けられる自信はある。本数は分からんが。



将来も続けられる「稽古」を続ける。


長く続けられる稽古を長く続ける。

それが俺の信念。

高校時代、ウェイトトレーニングを実施してきた。
効果はたしかにあった。


剣道を再開した今、ウェイトトレーニングは、無理だ。
そんな器具は、

夜中の2時、3時帰宅後に用意されてない。


少し離れた所に24時間営業しているジムはあるが、
じゃあ、いつ寝られる?(笑)

かろうじて数時間寝て、また会社へ向かう。

そんな過ごし方を何年過ごしたか。


そんな時は、家の中で、短い素振り用木刀で、
かろうじて、50本素振りする。

50本(笑)。


しかし、やらないのと、やるのでは、その後の剣道への気持ちが切れない。


肉体的には衰える。とにかく衰える(笑)。


しかし、8年剣道をしなかった者からすれば、

数日剣道をやれないことは問題じゃない。


「続ける」


それが重要。


「ウェイトトレーニング」を「筋力トレーニング」と換言しても良い。


夜中に、肺がフル稼働しては、もう寝られない。


いや、腎臓が悪い俺としては、眠りに就こうとする前のわずかな時間は、
呼吸を整え整え、というトレーニングしか受け付けない(笑)。


眠りにつかねば、俺はネフローゼが再発するとはよく知っている(笑笑)。


素振りは、たしかに心臓バクバクするが、呼吸で整えられる。
そして、布団に入るという「習慣」が確立しようとしている(もう何年もしていて、まだ「確立した」と自信もって言えない笑)。

そう、俺にとっては、素振りしかない。


剣道再開してから、たしかに、試合はほとんど負けてばかりだけど、
たまに上位入賞することもある。それはひとえに素振りで培った手の内のおかげ。
すげー、ちっちゃな効果だろうが(笑)。


素振りできる体であること自体には感謝している。
家族に。これでも、一応「健康」の方にはいると思う。
過去、ネフローゼ発症して間もない頃は、障がい者手帳を持っていた時と比べれば、
今は、たしかに普通に暮らせている。それは、確実に、ネフローゼで苦しんでいる
患者さんからすれば羨ましい話だ。ベッドの上で、俺は、今のように普通に生活
出来ていることは想像できなかった。だから、今に、家族に、支えてくれる皆に
感謝している。

加えて、網膜剥離に関しては、武道具屋さんのおかげ。ぶ厚い面。



話がまた逸れまくった(笑)。



俺にとっては、月数回の面を付けての稽古と(ちなみに、11月は4日の1回だけの見込み)、
毎日の素振りしか稽古が無い。


それでも強くなりたい。



また、話が逸れた。


素振りは、意味がある。
どういう目的の下、どのように行うか、その点はヒトそれぞれですので、
それによって、効果はそれぞれでしょうが。

参考情報(同じ内容ですが)
http://yymy1126.com/archives/51648823.html
http://mamoogawamio.lemonblog.co/entry/112/




本当は防具のことを書きたかったけど、素振りのことで、
本ブログはしゅうりょー。




けなも

2018年11月4日日曜日

2018/11/4(日)稽古で思ったこと

11/4(日)

自分の稽古の方向性は、大枠合っている。

しかし、最近負けてばかりの試合が続く中で、本日、街の稽古会に参加した。
そして、何名かの方と地稽古をして分かった。

単刀直入に言うと、

面にこだわる稽古は良いが、

大切なのは面に竹刀が当たること、それ自体が大切なのではない。

そうではなく、面に至る過程が大切だということ。

裏から面。よく当たる。それをもって何人かの先生方に褒められる一要因だった。

しかし、大切なのは、表から攻めて面が当たるようにすることだ。

どんな先生に対しても。

本日の稽古で、(大変失礼な言い方だが)攻めもなくただ打ってくる同世代の
相手と稽古をさせて頂いた。ポンポンポンポン打ってくる。たまにはかついで
打ってくる。

ここで「我慢」が足りない私が、裏から面に行き、仕留めようとした。
しかし、小手に合わせられた。

つい先日の、一回戦で負けた形と同じ。

「裏から面」が先にきて、相手のことは後に考えているということだ。

そうじゃない、相手によって、「裏から面」が効く方がいらっしゃる。
その見極めをした上でならその技も生きよう。

しかし、そうじゃない。結局、俺自身が攻めないから相手のことも読めてない。

俺こそ、ただ打つだけの人になっているということ。


その後、決心して、七段の先生に、すべて表から面で向かった。
範士八段の先生に向かうように。

そして、やはり、上の先生に向かう時は、これだと思った。
そう思った。


普段、素振りは続けよう。切返し20セットが妥当かどうかは
これから考えるが、大枠の方向性は合っていると感じている。

面を付けての稽古は、既述の通り、

表から面


それだ。


強くなりたい。

昨日(11/3)は、初めてアリーナの最前列で観戦できた。

そして、やはり、強くなりたい、試合も勝ちたいと思った。

内村良一選手は、あの年齢になっても活躍していらっしゃる。
そうなっていない俺は、つまり、全然努力が足りてないということ。
素直にそう思うべき。俺はまだまだまだまだ稽古が足りない。


やれ、俺。



けなも