2015年1月11日日曜日

本年もよろしくお願い申し上げます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

1/4(日)
住んでいる町の初稽古。
初めてKo範士八段に稽古をお願いする機会に恵まれた。

面だけで臨むと決めていた。

私の前には10人ほどの方が並んでいた。中には私が知っているTo教士七段がいらした。
To先生がKo先生へ稽古をお願いしている様子を拝見した。
その稽古の中で、To先生が何度も手元を上げて、小手、または面を防御する動きを頻繁に
していた。

その稽古の様子を、隣で稽古をつけていらしたSi教士八段は稽古を中断され、
ご覧になっていた。To先生が手元を何度も上げている真似をして、「あれではダメだ。」と
仰りたいように首をかしげては、稽古相手に向かって話しかけられ、また稽古を再開されて
いた場面は印象に残った。

私の番が来た。前10人の方々は、蹲踞から立ったのち、すぐに右、または左に体を移動して
いたので、私は蹲踞から真っ直ぐ向かうことを意識した。その前に、蹲踞する際、蹲踞から
立つ際は、まずはお相手の先生(今回はKo範士八段)が先に動いてから、私が動くという
動きを意識した。そして、立って、真っ直ぐ向かった。もちろん、剣先が触れない遠間で
思い切って気合を発した。そして、少しずつ前へ前へ攻めに入った。

実は、Ko範士八段がご指導されている剣道のビデオ(DVD)を、2014年11月購入した。
その中で、攻めに関してご説明されている場面があって、私なりにそれを実践することを
意識した。

さて、面に飛んだ。面は(当然)当たらなかったが、返さりたり抑えられたりもせず、ただ
流れてくる私の体を、Ko先生はお体全体で受け止められた。数回そういう形の後、
胴に返された。その後も、面に飛んだが、別れる際、別れようと下がるのは私で、
それを繰り返すと、並んでいた列の後方にある壁まで行き着いた。壁を背にして面に
向かおうと手元を上げた所を小手に抑えられ、一旦、開始線まで戻った。

改めて構え直そうとした時、Ko範士八段が、「一本勝負。」と右手親指一本を立てられた。
そのことが、私はとても嬉しかった。

と言うのも、これまでの稽古において、いつも「上」の先生方に稽古をお願いすると、
稽古中盤からかかり稽古となり、結局、稽古全体は2分程度で終了する。

ところが、今回のKo範士八段との稽古においては、前10名の稽古は、お一人当たり、
たしかに2分程度で、しかも、「一本勝負」の場面は無かった。

そんな中、私は2分以上は稽古をつけて頂いた上、初めて「一本勝負」を許された。
「選んでいただいた」と感じて、非常に光栄で、その右手親指を立てられた先生へ
深々とお辞儀した。

そして、構えて、精いっぱい気合を出して、また真っ直ぐ攻め込んで面に向かった。
何度か面に向かっては、やはり、返し、抑えられることなく、お体全体で受け止められた
という場面が数回あった。

話は逸れるが、Ko範士八段は、全国的に有名な方だ。以前、YouTubeでKo範士八段が
稽古を付けられる動画を拝見したことがある。その中で、「一本勝負」の場面があり、
ご自身より大きな相手に対しても、Ko範士八段が本当にきれいに相面を決められていた。

話戻って、この「一本勝負」において、その面を期待した。普段面にこだわっている私は、
その面と勝負したかった、というか、その面を打たれてみたかった。

結果、また、壁まで近づいて、改めて手元が浮いた瞬間、小手を抑えられて稽古が終了
した。

開始線に戻った後、Ko範士八段から、このような旨をご指導頂いた。

---
そんなに数多く面を打つもんじゃない。これほどの面が打てるのだから。
剣道は駆け引きだ。その面をどこで打つかだ。
---

感激だった。少なくとも、私の面の打ちが認められたと思った瞬間だった。
普段面を付けた稽古は、1週間で多くて2回、1ヶ月にするとそれでも5本の指に収まる程度、
と考えると、今の自分の剣道を支えているのは、1,000本素振りだと思う。
その成果がここに出たのかなと思う。

その稽古会全体でお話しされたKo範士八段のご指摘は以下の通りだ。

---
相手の心を打つ打ちが大切
剣道は心と心の勝負
面を打つ際、振り上げる時から手首は使わない。手首は一番最後、手の内を利かす時。
左肘を伸ばす。内藤高治先生は門下生にそれしか言わなかった。

武道の極意は「精神の安定」(「剣道の・・・」とは言われなかったと思うが)

剣道は打った打たれたじゃない一本取った取られたじゃない
---

はい。

1,000本素振りを開始して、間もなく1年が経とうとしている。


1/10(土)
自分の基本稽古姿を撮ってみた。

画像一番右、振り上げの手の形が気になった。肘がもっと広がってもいいのではと思った。

そのまま面に振り下ろす。

画像中央。振りかぶる姿。やはり、なんか肘の広がりが狭い気がする。
 
もういっちょ、振りかぶる肘の角度に問題か?

もう一度、振り下ろす姿。右足は出ているのはいいと思っているが。

構えた姿。
そもそも、カメラを床に置いていて、角度も下から見ているので、指摘が正しいか不明だが。

振りかぶる際の肘の角度を気にしたい。延いては、構えの際の手の内、肘の角度、
振りかぶる際の手の内のことを、もっと研究しなくてはいけない。

1月入ってから、面を付けた稽古日以外で、1,000本素振りは継続中。

けなも

2014年12月31日水曜日

今年もお世話になりました。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。

結局、12月稽古できなかった日は・・・

・12/9(火) 
 前回のブログで書いた社内プチ異動に伴う、私の歓迎会。飲み過ぎてgero-gero(泣)
 先輩方にタクシーで自宅まで送られ、次の日は午前半休した始末・・・。

で、

・12/10(水)
 その午前半休中、もしやと思い、自宅で尿検査。尿タンパクの反応。
 もうダメだ・・・と思ったが、様子見しながら、腎臓対策として、足ツボマッサージ店へ。

ここで、大事な記述を。

私は、足ツボマッサージ店へよく行きます。

それは、決して、「リラックスしたい」とか、そんな「やわ」な理由じゃない。

「俺の命をつなぐ手段」と、明確に位置付けている。

「腎臓病は治らない病気」という。腎臓は修復不能という。
何ができるか色々考えた。「ネフローゼには、黒いコンニャクを食べるといい」とか言われて、
黒いコンニャクをよく食べた。

他に無いか。考えている中で「ツボ」に出会った。

学生の頃は挑戦できなかったけど、社会人になってからこれまで、
色々な足ツボ店に行った。いつも腎臓を集中的に押してくれとお願いしている。
いつも。

と、そんな感じで、腎臓に負担がかかった、疲労が続いた、徹夜が続いたという時などは、
足ツボ店に通う。

そして、12/10も。

「瞬間風速」的な現象だったらしく、その後、尿タンパクは治まりました。

でも、私の体はモロイ。

そのことを忘れてはいけない。

絶対。


さて、次に稽古・素振りできなかった日は、

・12/25(木)
 異動先の関係者での忘年会。電車で帰宅できるかと思ったのは間違い。22時二次会。
 ダーツバー。0時近くになって、「まだ0時か。」と上長。はぁ?

 結局、午前1時30分過ぎまでダーツ。その後、タクシー帰宅。帰宅時は、
 多分午前2時30分頃?

 寝ました。

・12/26(金)
 会社納会。16時から1次会。で、1次会で帰宅するつもりだった。

 でも、いつも、いつも、30半ばで「したっぱ」の私は、まったく思いと反して
 「つきあわされて」、二次会、三次会、四次会(カラオケ)まで。

 終わったのは、午前1時頃か。


いつかも書きましたけど、私は飲み会は嫌いです。

書くのは難しいけど、だけど、幹事役や、まとめ役などを任されていて、
そして、他に任せられる方がいないという事情もあって、結局、いつもいつもいつも
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも・・・・・・・・・・・

飲み会は二次会目以降も付き合わされる。

もうそんな「ムダな時間」は過ごしたくない。別に、俺の評価を上げることにつながっている
わけでもない。

ムダ以外の何でもない。いつも飲み会のあとは、悔しさと、悲しさ、むなしさだけが残る。
何も楽しくない。

さて、紅白歌合戦見ながらブログ書いている。


2014年、1,000本素振りを続けて、結局、良かったと感じている。

2015年も続けたい。
それから、より精度を上げた面打ちを目ざしたい。
また、五段審査資格を得られる年でもあり、2月受審予定。
試合でも「勝てるヒト」でありたい。

本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。


けなも

2014年12月7日日曜日

12月までの剣道

まさか、11月の記録を書けずに12月に入ろうとは・・・。

12月3日に、会社内で、何と言うか、「発表会」があった。
詳細を記載するのは控えるので、抽象的な表現となりますことを
どうぞご容赦下さい。

200人ほどの前での「発表会」。時間は13分以内。

実は、私は、保育園の頃から人前で何かを発表する機会が多かった。
例えば、お遊戯会で主役っぽいことを務めた。

小学生になっても変わらず。2・4・6年生は演劇と決まってて、
全員が役を得られる訳でもない中、その3回の演劇には相応の役で出て、
6年時は主役を務めた。
しかも、「生徒会役員」の小学生版、「児童会役員」も務めた。
6年時、蹲踞の姿が綺麗とのことで、なぜか、相撲大会の行司役も務めた。

この流れで言いたいのは、大勢の前で話したり、発声したりする経験が、
幼い頃よりあったということ。

ご年配がお集まりになって小学生の合唱を披露する場面に、司会進行役も
務めた。

中学生では、生徒会役員。よく全校生徒の前で話した。

高校は・・・
剣道一色だったな。毎日、範士八段の下、稽古。

大学では、国際政治のゼミで、ゼミ内発表会などあって、大学院でも、
学内学会で発表するなど・・・。

で、どの場面でも、人前で話すと言うイベントにおいては、「分かり易さ」を
重視して、本番までセリフを何度も見直す作業をした。

必ず文字に起こすけど、本番ではメモを見ずに「集中」して話ができる、
ようになるまで練習する。

すると、「分かり易かった」という感想をよく聞く。

そういう場面で、人前で話をする機会が、周りの方と比べて、相対的に多かったんだと思う。

で、その経験に加えて、剣道独特の「試合が始まると、もう誰にも頼れず、相手に向かうだけ」
っていうあの感覚が「経験値」として、私のプレゼン力を支えている。


と、ながーーーーーく、前置き書いてしまいましたが、
その12/3の「発表会」において、入社以来初めて、そんな大勢の前で発表した。
社内の役員もいる前で。


結果、


は ・ い ・ ぼ ・ く


私に声かけて下さった方の多くが、異口同音に「プレゼンは素晴らしかった」とのこと。
内容が・・・。


実は、この「発表会」に向けて、ここ1ヶ月は、徹夜を何回か、土日もほぼ無く業務した。
いわゆる「残業」は、100時間はいってたはず(だけど、それで申請すると困る人がいる)。


「内容」も、手伝って下さった方々のご協力あってこそ。


自分のプレゼン力を試してみたかった。そして、「内容」が足りない所は、プレゼン力で
カバーしたかった。

でも、ダメだったな。

元々、そのイベントの結果なんて、どうでもいいって思ってたけど、いざ、まったく、
振るわない、となると、寂しいものがある。入賞者は1日で発表内容をまとめたと言うが、
じゃあ、俺の1ヶ月は、結局、実力無いんだなと、まざまざと見せつけられる。


恥さらしのイベントになった感じ。200人の前で。


なんだけど、いつもそうなんだけど、私って、いつもどこかで、大きな屈辱を味わう。

「またか。」「ここで来たか。」って思った。

ただ、初めてじゃないんだけど、自然に笑顔が出来なかった。


・・・と書きながら、「剣道」から記述内容が離れているように思うかもしれません。

が、私からすると、剣道修行の一頁なんです。

なかなか、全員が体験することのないこと。みんなイイ思いしたいですもんね。
でも、イイ思いするする方がいると、その傍らで気分良くない思いをしている方がいる。

と言うのと、「このまま」で終わらない。いつも。絶対。



さて、11月からこれまで、素振り出来なかったのは、はっきり覚えているのは2回。
それに加えて、何回か。

11/13(木)、前回酔いつぶれた、上司の上司の上司と、他2名含めた4名での飲み会。
前回の反省を踏まえ、日本酒はとにかく控えた。その上の方からしたら、不審に思われた
かもしれない。

で、飲み会解散。帰途に就くが、結局、「発表会」に向けた準備の為、マックでPCを開く。
朝4時?5時?くらいまで、それで時間を費やしました。帰宅後、寝て、起きて70本素振りして
会社へ。

会社に向かったその日、体ボロボロで、それでも業務を何とかこなし、でも多分夜は、
やはり遅くなって、素振りしなかった記憶。

ここ1年近く素振りする中で「3日以上、素振りしない日を作らない」という、いつの間にか、
信念みたいなものが生まれてきたので、土曜日は、道場には行ってないはずだけど、
素振りはしたはず。

道場に行ったのは11月16日(日)。Ku教士八段の下、基本稽古。その中で、みんなが
面打ちを実施ている際、Ku先生が私の下に寄ってこられて、振りかぶりの際、右腕が
伸びきっている。それではダメだ。余分な力を入れず振りかぶることを教わった。
個別指導に感激した。


11月30日(日)。Ku教士八段より、構えの際、随分肩の力が抜けたね、でも、面を打った際、
右腕に力が入っているようで、真っ直ぐ竹刀が下に向かってないとのこと。


各々の日曜日後、仕事に向かったのは言うまでも無い。

その他、2回ほど、朝まで仕事をして素振りは出来てない日がある。
12/2(火)朝までやってたのは確実。6時近くまで。

そうか、その流れで言うと、11/24の週は2回、そんな日があったな。1日目は5時、2日目は6時。

既に、始発バスが動いてたな。



さて、12月より社内プチ移動の為、仕事内容が変わる。実質、12/11からだけど、
それによって、より多忙になるとのこと。

剣道はできるのだろうか。

それでもやり続けたい。素振りを。本数が減るかもしれないけど、やり続けたい。

「多忙」に負けてたまるか、って感じだ。

何より、ネフローゼ症候群が再発しないように、仕事もホドホドにしないといけない。

仕事が出来ない体では、元も子もない。


本日も長文となってしまった・・・。

もう12月。寒いですね。



けなも

2014年11月1日土曜日

面の打ち方

10/25(土)の稽古にて

印象に残ったご指導があった。

Ku教士七段から、面の打ち方に関して、
振り下ろした後、左肘を上にあげるように打ちなさいと言われた。

そうすると、面に向かう剣先の高さは、より低く・下までおりることになるとのこと。

今までの、私の面打ちだと、(言葉で表現するのは難しいが)右手と竹刀の角度が
120度くらいというか、「右手竹刀面」がこんな感じ→ 「 ―/面 」(/が竹刀)

そうではなくて、Ku教士七段の言い方だと、こんな感じになるんだと→ 「 ―⁻⁻⁻面 」(⁻⁻⁻が竹刀)

確かに、左肘を上にあげると、Ku七段ご指摘の通りの角度になる。

「印象に残った」というのは、ある剣道雑誌において、 「 ―⁻⁻⁻面 」の打ち方は、
「切る」のではなくて、「たたく」になるから、それは正しくないとお話しされていた先生が
いらっしゃった記事を読んだことがある。

ところが、別の剣道雑誌で、ある有名な剣道選手の稽古の様子が写真で掲載されていたが、
まさに「 ―⁻⁻⁻面 」のような打ち方だった。


実は、上記に関して、長年悩んでいることがある。

それは、左手の使い方だ。

ある先生は、打突時、左手を引けと言う。そして、左腕(肘)がそれなりに曲がった状態が自然と言う。ちなみに、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本で見てきた。

しかし、ある先生は、打突時、左手を伸ばせ、または、押せと言う。
これもまた、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本や、実際お話しされるのを聞いたことがある。

今回のKu七段のご指摘は、表現は違えど、後者に該当すると思う。

ところが、俺は、少なくとも、これまでずっと前者(左肘を曲げる)を教わってきた。


まったく、どっちが正しいんだ。


今度、Ku八段に聞いてみようと思う。


けなも

2014年10月26日日曜日

感謝‐コメント、ありがとうございます。

このブログ始まって以来(多分)、コメント頂きました。

本当にありがとうございました。
ご覧頂いていることが分かることは、何だか嬉しいと感じました。

同じく1,000本素振りを、過去実践されていたとのこと。

私は悩みながらの実践ですが(笑)。

取り急ぎ、感謝申し上げます。



さて、コメントを頂き、本ブログにおけます、1つの方針を記載させて頂きます。

コメントを頂いて後、色々考えたことがあります。

私は、頂いたコメントに適時返信できるだろうか。

結論としては、「無理だ~(- - ;)」。

ただでさえ、「月報」と化してる。帰宅も、いつも早くない時間。その後、PCは、
いつも開けない。

それに、ある時、自分にとって都合の良いコメントにだけ返信して、都合悪いことを
スル―するような、都合のイイヒトではありたくないと思っております。

そこで、頂いたコメントに対して、「当面は」原則、ご返信は差し上げないブログと
なりますことを何卒ご容赦頂けませんでしょうか。

ただし、それは「無視している」という訳ではございませんので、どうぞ、ご理解
頂けますと幸いでございます。

実際、コメントを頂いて嬉しかったですし、そのコメントを頂いて、そのコメントを
意識して、ブログも書いた部分ございます。

頂いたコメントは必ず読みます(自分にとって都合が悪いものでも)。

今後コメントを頂ける皆様に、そして、Spring様に、感謝の気持ちを込めて、
ブログを書き続けたいと考えております。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

けなも

今年最後の試合‐負け

10/26(日)

本日は、町の剣道の大会。

5月に、所属する会社自体は変わらないのだが、業務場所自体が引っ越しの関係で、
その町に移ったため、今年から参加資格を得られた。

結論から申し上げますと、負け。

もう、ほんとーに勝てない。なんで、なんで勝てない。
(勝ち続けられない)

二回戦負け。面行った所を、胴に返された。開始間もない時間帯で。

その後、「あの手この手」という程、技は多彩でなく、とにかく面を中心に、打ちには出たが、
そのまま時間切れ。

試合直後のスマホ。「---」内。

---
安易に面に行った。機会をとらえたというよりは、多分行っていいという根拠ない機会に飛んだな。

あとは、追い込んでから、やはり、技が無い。

もう少し我慢しても、良かったんじゃないのかな。

それにしても、勝てないね。

攻めが単調。

試合前は、強そうに見えたけど、試合中は、まだ若いと思えたなー。それでも負けたんだから、俺には無いものがあるってことだ。

なんで、こうも勝てないのかな。

一本取られた後、相手はうまくさばいてたし、そこで取り返せなかった、そういう力が無いな。

なんで、勝てないのかな。

今日は、面に行った所を返された。

勝ち上がれないねー。
---


なぜ、勝てないか。

それは、稽古が足りないから。一言で言うとそう。

より具体的に考察すると、自発的な攻め、相手にとって疲れる攻め、それが無い。

相手にとって楽な攻めしかできてない。

誤解を恐れずに言うと、「かかり稽古」が足りない。


それで、あれこれ考えた結果、こう思った。

「1,000本素振りは続けよう。一方で、土日の街の稽古では、かかり稽古をより多く実践することを心がけよう。」


自分に足りない稽古は「かかり稽古」だと最近の試合で思うようになった。

地稽古が中心の稽古は定期的に実施している。

しかし、自分の剣道には、「激しさ」が無い。のらりくらりというか、ダラダラというか。


1,000本素振りの意義も考えはした。
辞めて、別のメニューをこなすべきではなと、考えたりもした。

でも、色々考えた。

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n189194

俺は、「1年間毎夜1日も休まず」(上記URLより)素振りを実践できてない。

1,000本素振りが悪いんじゃない。

まだ、1,000本素振りを始めて9か月か。それで効果を期待する方がおかしいのだろう。

それに、1,000本素振りを実施してから、チョッピリだけど、構えが自分の理想に近づいて
いる気がする。「理想」に、1mmだけだけど。

それに、素振りの仕方が正しいのか、考えながら実施している。

いずれにしても、もう少し続けよう。

そして、土日の稽古ではかかり稽古を増やしていこうと思う。
自分に足りないのは、それだと思うから。

画像は1回戦。
印象に残ったので記す。
小手を打ち、一本にできたと思ったが、
その後、相手に、面を打たれた。旗は相手に上がった。




自分に何が足りなかったのか。打った後の「アピール」が足りなかった。
気合、残心。

個人的には、真っ直ぐを意識したので、小手を打った後、面を打たれることに抵抗は無かった。
小手は決めたと思っていたので。でも、今後は気を付けないといけないと、改めて思う。

その後、面二本で、1回戦、勝ちはしたが。

1回戦も、「らしい動き」をするまで時間がかかる。試合開始から「らしい動き」が足りない。

のらりくらり。

ダメダメ。

ため息が出る。

けなも

2014年10月17日金曜日

9月末から10月半ばまでの剣道

まず、素振りできなかった日を記載しよう。

それは10月14日(火)。会社の部署での飲み会。

ちょっと脱線します。

私は、会社に入社してからこれまで、直属、または、そうでない場合の上司(先輩)と飲むと、
決まって説教される。誰しも、1回や2回、10回や20回、いや、100回や200回は説教を
受けるだろう。

しかし、入社後10年間、飲み会の度、ほぼ毎回上司がいれば説教されるのは何なのか。
入社後間もない頃、数年間は、よく「期待されているからだ。」と慰めてくれる方もいらっ
しゃったが、10年間も続くものなのか。

ここ数年は、お酒の場イコール説教の場と認識しており、

いや、たしかに、ありがたいことなのかもしれないが、

心から楽しめない場であり、 気遣いが見えない振る舞いと捉えられると今度は指導が
飛ぶ場でもあり、いずれにせよ、飲み会とはなるべく距離を置きたいと思うようになった。

楽しいのは上司だけ、というか、何と言うか・・・。悲しく、さびしい価値観かもしれないけど、
飲み会が「夜のタスク」に化していた。

脱線終了。

そして、10/14も複数の上司から説教を受けた。一気に気分が落ち込む。

そんな中、宴会内で日本酒の一気飲みのような勢いが表れたかどうかは、今となっては
記憶が無いが、いずれにせよ、何杯も日本酒を飲んだらしい。日本酒までにビールを
何杯か、焼酎も飲んでいたのだが。

で、1次会の時点でフラフラであることに、1次会終了時点で自覚した。
いつもなら2次会にやむなく参加する私が1次会で帰宅した。

帰宅する途中、今回は今回でヒドイ酔いとなっていることを自覚した。
電車に乗ったのは、まだ初期の段階だったが、降りてから普段なら徒歩20分かかる道を
文字通りフラフラになりながら、途中で立ち止まりながら、そして歩き始めた。

コンビニに寄って、お茶1リットルとウコンを買う。間もなく訪れる恐怖の時間に備えた。

何とか帰宅した。そして玄関で嘔吐を開始した。繰り返した。その時間、1時間30分程。
既に0時前後だったと思う。

無理矢理、家族に起きてもらい、嘔吐用の袋を複数用意してもらった。買ってきたお茶も
尽きて、家にあるお茶を用意してもらった。

・・・・・・

と綴ってどうなる訳でもないと思う。

かもしれない。

これは、剣道日誌だ(って言うか、「月報」と化しているが)。

でも、書いておこう。

やっぱり、俺は、お酒はホドホドに控えるべき人間なんだ。

それを忘れて、いつも飲む時がある。そして、いつも後悔している。

忘れるから。

俺は、日本酒は駄目なんだ。そもそも、美味しいと思わない。

腎臓が悪い人間が、何故、吐くまで飲むのか。

過去も、飲み過ぎて、尿タンパクに異常反応を出したことがある。

それを忘れる。俺はアホだ。

また、ネフローゼ症候群を再発させたいのか。

今、振り返っても悲しい。

「ホドホドに飲む」ことを常とするヒトでありたい。


そして、10/14は、素振りをせずに、10/15未明、布団に入りました。


「反省」の無い、悲しい一幕となりました。


俺は、腎臓病を患っている。腎臓が完治するものでないならば、俺は、つまり、
ずっと腎臓病と共に生きなければいけない。

それを忘れてはいけない。

退院してから、再起を誓ったはずなのに。



10月14日以外で、道場で剣道の稽古を実施した日以外は、1,000本素振りを実施しました。

こんなサイトを見つけました。
http://www.city.uki.kumamoto.jp/q/aview/1/6803.html



そうだ。
10月10日(金)のこと。19時頃、顧客先を訪問した。いつも紳士にご対応頂いているお客様。
こちらが恐縮してしまう、そんなお客様。相応の地位の方なのに。

その方から、「いつも何本素振りしてるの?」と聞かれ、

ほぼ、躊躇せず、「1,000本です。」と回答した。

そばにいらした別のお客様が、「マジで?こえ(怖)~。」って反応されたのを受けて、
一瞬、お客様を怖がらせることをしていると思い、気分が落ち込んだ。

でも、その帰り、こう思った。
「怖がられてもいい。1,000本素振りをするのが俺。覚悟して実施してるんだから、
 継続すべきだ。」と言い聞かせた。

「こえ~」の真意が何にせよ、俺は俺でありたい。それは自分勝手、そうではない、という
次元の話をしているのではなくて、俺の生き方であり、それあっての今の俺であり、
今のお客様がいらっしゃるという思いでありたい。今の俺でなければ、今のお客様には
出会えなかったと思いたい。今の俺をつくっているのが、日々の素振りであり、今は、
たまたま1,000本であったというだけの話だ。

印象的なお客様の御反応だったで、文字におこしたいと思い記載したが、
少しは気持ちの整理がつくだろうか・・・。

大切なお客様である。


10月12日(日)、試合あった。団体戦。会社メンバーで構成。会社チームは複数あった。

俺の所属するチームの負けが分かった後のポジションでの試合だった。引き分けたが、
またも不甲斐ない試合だった。もっと、自ら攻めるべきところを、そのつもりは無かった
はずなのに、結局「待ち」の試合になった。

その後、会社の他のチームが勝ち進んでいるのを見て、俺は、俺の今までの稽古を
疑った。「1,000本素振りは効果が無いのでは。もしくは、間違った素振りをしているのでは。」
だって、少なくとも、俺は、勝てる剣道ができてないんだもん。

1,000本でなく、本数を500本にして、その分、ランニングを実施し、下半身を鍛えるべきでは
と考えた。1,000本実施した上でランニングを実施するのもありだろうが、現実的に、
そんな時間は割けられない。だから、500本+ランニングかなと考えた。

自分にとって、一人稽古をどうすべきか、とても悩んでいる。

かかり稽古が、まったく不足しているのでは、とも考えている。


10月26日(日)、今年最後の試合に出場します。そこで、精いっぱい試合してきたい。


けなも