2015年2月16日月曜日

【報告】五段合格しました。

2/15

本日、五段審査を受けまして、合格しました。
これも、多くの方のご支援あってこそです。

道場の先生方、会社の剣道部のみんな、私のネフローゼ症候群と、網膜剥離のその後を
診続けて下さっている医師や医療従事者の皆様、間接的だけど会社の同僚の皆様、
そして、家族。また、本ブログを閲覧頂いている方々や、ここに書ききれない方々に対して、
感謝申し上げます。ここまで続けてこられたのも、皆様のご支援あってこそ。

ただ、五段合格は、一通過点でしかなく、これから一層の精進をして参りたいと
考えております。

以下、審査での実演(画像)と、その後スマホで記録した振り返り。

※画像はそれ程粒度が鮮明で無い為、審判員の先生方のお顔に特別にノイズは
 入れておりませんが、見返した際、もし個人が特定可能な状況だったり、他の方より
 ご指摘(クレーム等)頂きましたら、即、削除致します(2015/2/16時点)。

右が私(二回目の立会)

向こう側が私(一回目の立会時。面)

右が私(二回目の立会での面。コマ送りその①)

右が私(二回目の立会での面。コマ送りその②)

以下、スマホのメモ。振り返り。

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反省点

発声。どうしても、まだ喉から。なぜ腹から出せないのか。意識して、普段の稽古でも、うまく腹から出せていない。いや、基本稽古で、そのために時間とって発声してるのに、喉に負荷がかかってる。何が原因なんだ。

面打った後の、メーン、の発声。上に上がって、下がっている。メーンって。何て言うか、メーンであるべきでは。

攻めが単調。もっと相手を動かさねば。

9割、仕掛けて、面だった。
審査前、応じ技も出せるか審査の基準とするとのことで、動揺が走った。見学されていた、中学時代からお世話になってた先生からも、もっと応じ技出せるように、稽古必要だなという旨の話を頂いた。本当にそう思う。

単調な攻めで、一本面だらけだったと、私は認識してる。

面も、やや前傾姿勢が気になる。もう少し、上体を上げたい。と言うのも、見方を変えると、相手にもたれかかって行ってる感じがするんだな。そのために、同時に意識すべきは、左足の引き付けをもっと早める必要あるな。

剣先を一度下げてから面に飛んでる点も単調に見えてならない。

あと、全体的に、足さばきにキレがないな。体さばき、安定させるためにも、切り返しや、早素振り、かかり稽古が、まだまだ必要だな。

形稽古は、普段の稽古に取り入れていかないと。結局、今日もギリギリまで確認が続いたよ。情けない。

構えは、特に、左足は崩さない。まだ余計にひかがみを曲げる部分あるな、相手の動きに対応しようとして、結局、相手の攻めに動かされてる証拠だ。

審査直前まで、やはり、左手の握りが甘いと感じた。ダメだね。恥ずべきこと。小指、薬指は、しっかり握りること。だんだん、親指と人指し指の間が、左にずれていき、回転していき、握りが甘くなっている。

良かったこと?
ここ数年間は、面中心の稽古だったが、今回の1分30秒×2回の中で、面が「武器」になった場面が、各々の回であった。もっとも、上記反省点をこなさないと、心から喜べないんだが。

わずかなすきに、手の内を利かせて、音良く面を打てた場面があったが、素振りの成果なんだと思う。その場面は、1回目の、一度きりなんだけど。※二枚目の写真。

見学されていた先生から、「稽古してるな。」と言われた。いやいや、まさか。できているとしたら、素振りのみ。その評価は、素振りのおかげ。
---

以上、スマホより。

平日、面を付けての稽古は、ここ数年できてない。代わりに素振りだけ。
土日は、街の道場で、オープンな稽古会。努めて参加するようにしているが、
それでも、ここ数か月は、結局、月2~3回しか面を付けられてない。これでいいのか。

五段審査前は「素振りを継続してきたから大丈夫」と思い、
立会前後は「やはり素振りだけでは合格できないのではないか。」と思った。

気持ちと言うのは不思議なもので、やる前は奮起していたはずの気持ちが、
いざ本番となると弱気になった。

それを支えたのは、普段の稽古、というか、普段の素振りであり、換言すると、
私なりの「準備」であった。

そして、あとは「開き直り」。

ダメだったらダメでいいじゃん。今は、目の前のことに、全力で当たるだけ、
みたいな。


五段は合格できたけど、課題は山積。

今の所、初段から五段まで一発で合格できたけど、皆様のおかげ。
自らの実力なんてチッポケなもの。

今年36歳になる。同世代は、間もなく七段審査を受けられる頃だろうか。

周りを気にしても仕方ない。自らのペースで前を向くのみ。

明日(2/16)もまた素振りしたい。素振りを通して、課題の解決に向かいたい。

けなも

2015年2月8日日曜日

祝! 1,000本素振り1年継続

大げさなタイトルですよね。やっている人はやっているんだから、偉くも何にもないと
思います。

ただ、何日であれ、何年であれ、「続けた」ということ自体を記録として残したいし、
「続けた」ということ自体を祝うことで、自分のモチベーションにしたいと思い、
大げさなタイトルにしました。

くどいですが、やっている人はやっている。それこそ、私以上の稽古量を毎日こなす方
なんて、全世界にどれ程いらっしゃるか、想像もつきません。

見方を変えると、周りの方のことを考えても(想像しても)、キリが無いので、
それなら、まずは自分がやれたこと、やってきたことの中で、「続けた」ということを
評価したいと思うのです。

さて、2/2(月)は仕事を遅くまでやりました。まず、24時近くに帰宅。そのままいつもの
ファミレスで仕事・・・とも考えましたが、既に疲れている状況で、でも仕事をしなくちゃ
いけない、でも素振りも継続したいという思いの下、考えた結果、ファミレス行く前に
半分、帰宅後半分の素振りをやろうと考えました。そうすることで、もっと疲れている
帰宅後でも、負荷が比較的少なく素振りを実施するモチベーションになるかと思い。

実際は、700本実施して、午前1時頃、ファミレスへ向かい、仕事。結局、朝4時まで
仕事して、体を休ませたいと考え直し、帰宅後風呂入って朝5時頃床へ。その後、
朝7時30分頃起床、会社へ向かった。

いつも思うんだけど、腎臓病を抱えている者がやる生活としては、あり得ない。

で、残り300本は、2/3(火)、2/4(水)、2/5(木)に100本ずつ分散させた。
つまり、各々1,100本。


2/7(土)
およそ一か月ぶりに面を付けての稽古。素振りを続けてきたことによる自信が
付いたのか、久しぶりの防具(剣道具)を付けての動きだったが、それほど
「ブランク」を感じることは無かった。

午前中は街の道場で、上記の通り面を付けての稽古。

そして、午後3時30分からは、近所にお住いの、会社剣道部の先輩が住む
マンションの空きスペース(パーティールーム)で、形の稽古を実施した。
私が2/15(日)に五段審査を受けるので、それに向けた稽古となる。

正直言って、形の稽古は四段審査を受審した2011年2月からこれまで4年間、
全くやってない・・・。

それは修行人として恥ずべきことです。

剣道に関する本を読む中で、複数の本で、形は審査の為だけにあるのではない!と
記載されており、それを読むたび、「そうだそうだ!」と思う自分がいるのに、
実際は、形の稽古をしていない。

その分、私の剣道は未熟なんだと思ってます。

YouTubeで、警視庁の、今は八段になられている先生方が実施する形の動画を見て、
その無駄のない動きに感嘆し、自らの未熟な動きを恥ずかしく思うばかりです。

さて、話は戻って、会社先輩と形の稽古を実施し、何とか一通りの流れを覚えることが
できて、今後は、本番までイメージトレーニングを繰り返そうと思ってます。


そうそう、ちなみに、4年前の四段審査の形審査において。
私は、その本番まで、どなたとも稽古することなく、一人で一方の動きを繰り返す練習を
夜の素振りの際に実施していた。「一方の動き」というのは、例えば打太刀なら打太刀の
動きを実施する。目の前に仕太刀を務める人をイメージして、そのイメージに合わせ
打太刀の動きをとる、といった具合だ。おそらく、それはそれで十分に時間をかけて実施
した記憶がある。

ただ、実際の人を相手とした稽古をしてなかったので、本番はどうなるだろうかと不安だった。

結論からすると、四段審査の形審査において、私の相手が形で不合格となった。
と言うのも、相手は、形稽古を前日1日で行って当日を迎えたと言う。

たしかに、不安な気持ちで臨んだ本番において、仕太刀である相手から先に動き出す
ことに、とてつもなく困惑した。本来、形は打太刀が先に動き、その動きに合わせ、
仕太刀が動くものだからだ。

他の受審者よりも、我先にと、「〇本目!」の合図と同時に、勢いよく前に突進してくる
動きには、相手なしに稽古を続け不安だった私にとって、「難敵」だった。形で不合格に
なるのかと、形を実施しながら、でもその不安を押さえつけながら我慢して形を続けた。

そんな状況が続く中、小太刀の形に移った。仕太刀である相手が小太刀を持って構え、
3本目が始まる直前だった。

審査員から、左手の置き方に、その相手に指摘が入った。他のペアではない、俺のペアの
相手だ。俺も緊張が走った。何度か「違う、そうじゃない。」と審査員から指摘が入った。
かと思いきや、「もういい。」との言葉がかかった。この展開は危うい。

小太刀の形3本目は実施されたが、相手は動揺してか、我先にと向かってくるのは変わって
ないが、かみ合わず、形が乱れ、「もう一度。」と、再度、周りが見つめる中、俺のペアだけ、
小太刀の形3本目を実施した。おいおい。

再度の3本目でも、打太刀である俺の右胴への対応を忘れて、俺が小さい声で「〇〇して。」
と言うまでに乱れてた。

形審査が終わった直後、相手はともかく、俺は(も)不合格になったかなと不安でいっぱいに
なった。その時、見に来てくれていた母親は、涙目で私を迎えた。

そして、既述の通り、相手は不合格で、私は何とか合格した。

この時、普段から形の稽古を実施する重要性を実感した。仮に、相手が「難敵」であっても、
「どんな相手でも、自分は正しい形を、正しく実施できる」と自信を持つまでに、形稽古は
必要だと痛感した。


にも、かかわらず、結局、この4年間、形稽古はしてこなかった。
4年前と違うのは、相手との形稽古を実施して、今回審査に臨む準備だけはした、
ということだ。

形稽古をまったくやらないというのは、やっぱり、良くない。
そもそも、「剣道」とは形の動きを応用したものだ、とか何とかおっしゃった方が
いらっしゃったが、そうであれば、なおさら、形稽古が不足していること自体、
私の剣道は、より未熟なままだ。

形稽古を怠っていることは、恥ずかしいこと。

今回の会社先輩との形稽古で、改めて思った次第でした。


けなも

2015年1月24日土曜日

今日(1/24)も素振りの日

1月入ってから、面を付けてない日で、素振りは継続してきた。
今の所、1日も休まず。

ところが、昨日(1/23)、夕方になって、急遽上司より「飲みに行くぞ。」と。

早く帰宅して体を休めたかった。

でも、用事は特に無かったし、用事無いのに、「用事ある」と嘘をつける性格でも無かった。

飲みに行った。
そして、案の定、1/24(土)午前2時まで飲みが続いた。
その後、タクシーで帰宅・・・しようと思ったが、寝るのではなく、
一息つきたく、自宅のそばにあるファミレスに立ち寄った。
結局、食事までしてしまい、力なくボーっとしていた。

そして、朝6時、このパターンは、素振りを断念するパターン。

でも、帰宅した朝6時20分、素振りへ向かった。
1,000本素振り。

その後、風呂入って寝た。

1/23の分を1/24実施したが、24日の分は24日にしないと。

意地で実施した素振りだった。

けなも

2015年1月11日日曜日

本年もよろしくお願い申し上げます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

1/4(日)
住んでいる町の初稽古。
初めてKo範士八段に稽古をお願いする機会に恵まれた。

面だけで臨むと決めていた。

私の前には10人ほどの方が並んでいた。中には私が知っているTo教士七段がいらした。
To先生がKo先生へ稽古をお願いしている様子を拝見した。
その稽古の中で、To先生が何度も手元を上げて、小手、または面を防御する動きを頻繁に
していた。

その稽古の様子を、隣で稽古をつけていらしたSi教士八段は稽古を中断され、
ご覧になっていた。To先生が手元を何度も上げている真似をして、「あれではダメだ。」と
仰りたいように首をかしげては、稽古相手に向かって話しかけられ、また稽古を再開されて
いた場面は印象に残った。

私の番が来た。前10人の方々は、蹲踞から立ったのち、すぐに右、または左に体を移動して
いたので、私は蹲踞から真っ直ぐ向かうことを意識した。その前に、蹲踞する際、蹲踞から
立つ際は、まずはお相手の先生(今回はKo範士八段)が先に動いてから、私が動くという
動きを意識した。そして、立って、真っ直ぐ向かった。もちろん、剣先が触れない遠間で
思い切って気合を発した。そして、少しずつ前へ前へ攻めに入った。

実は、Ko範士八段がご指導されている剣道のビデオ(DVD)を、2014年11月購入した。
その中で、攻めに関してご説明されている場面があって、私なりにそれを実践することを
意識した。

さて、面に飛んだ。面は(当然)当たらなかったが、返さりたり抑えられたりもせず、ただ
流れてくる私の体を、Ko先生はお体全体で受け止められた。数回そういう形の後、
胴に返された。その後も、面に飛んだが、別れる際、別れようと下がるのは私で、
それを繰り返すと、並んでいた列の後方にある壁まで行き着いた。壁を背にして面に
向かおうと手元を上げた所を小手に抑えられ、一旦、開始線まで戻った。

改めて構え直そうとした時、Ko範士八段が、「一本勝負。」と右手親指一本を立てられた。
そのことが、私はとても嬉しかった。

と言うのも、これまでの稽古において、いつも「上」の先生方に稽古をお願いすると、
稽古中盤からかかり稽古となり、結局、稽古全体は2分程度で終了する。

ところが、今回のKo範士八段との稽古においては、前10名の稽古は、お一人当たり、
たしかに2分程度で、しかも、「一本勝負」の場面は無かった。

そんな中、私は2分以上は稽古をつけて頂いた上、初めて「一本勝負」を許された。
「選んでいただいた」と感じて、非常に光栄で、その右手親指を立てられた先生へ
深々とお辞儀した。

そして、構えて、精いっぱい気合を出して、また真っ直ぐ攻め込んで面に向かった。
何度か面に向かっては、やはり、返し、抑えられることなく、お体全体で受け止められた
という場面が数回あった。

話は逸れるが、Ko範士八段は、全国的に有名な方だ。以前、YouTubeでKo範士八段が
稽古を付けられる動画を拝見したことがある。その中で、「一本勝負」の場面があり、
ご自身より大きな相手に対しても、Ko範士八段が本当にきれいに相面を決められていた。

話戻って、この「一本勝負」において、その面を期待した。普段面にこだわっている私は、
その面と勝負したかった、というか、その面を打たれてみたかった。

結果、また、壁まで近づいて、改めて手元が浮いた瞬間、小手を抑えられて稽古が終了
した。

開始線に戻った後、Ko範士八段から、このような旨をご指導頂いた。

---
そんなに数多く面を打つもんじゃない。これほどの面が打てるのだから。
剣道は駆け引きだ。その面をどこで打つかだ。
---

感激だった。少なくとも、私の面の打ちが認められたと思った瞬間だった。
普段面を付けた稽古は、1週間で多くて2回、1ヶ月にするとそれでも5本の指に収まる程度、
と考えると、今の自分の剣道を支えているのは、1,000本素振りだと思う。
その成果がここに出たのかなと思う。

その稽古会全体でお話しされたKo範士八段のご指摘は以下の通りだ。

---
相手の心を打つ打ちが大切
剣道は心と心の勝負
面を打つ際、振り上げる時から手首は使わない。手首は一番最後、手の内を利かす時。
左肘を伸ばす。内藤高治先生は門下生にそれしか言わなかった。

武道の極意は「精神の安定」(「剣道の・・・」とは言われなかったと思うが)

剣道は打った打たれたじゃない一本取った取られたじゃない
---

はい。

1,000本素振りを開始して、間もなく1年が経とうとしている。


1/10(土)
自分の基本稽古姿を撮ってみた。

画像一番右、振り上げの手の形が気になった。肘がもっと広がってもいいのではと思った。

そのまま面に振り下ろす。

画像中央。振りかぶる姿。やはり、なんか肘の広がりが狭い気がする。
 
もういっちょ、振りかぶる肘の角度に問題か?

もう一度、振り下ろす姿。右足は出ているのはいいと思っているが。

構えた姿。
そもそも、カメラを床に置いていて、角度も下から見ているので、指摘が正しいか不明だが。

振りかぶる際の肘の角度を気にしたい。延いては、構えの際の手の内、肘の角度、
振りかぶる際の手の内のことを、もっと研究しなくてはいけない。

1月入ってから、面を付けた稽古日以外で、1,000本素振りは継続中。

けなも

2014年12月31日水曜日

今年もお世話になりました。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。

結局、12月稽古できなかった日は・・・

・12/9(火) 
 前回のブログで書いた社内プチ異動に伴う、私の歓迎会。飲み過ぎてgero-gero(泣)
 先輩方にタクシーで自宅まで送られ、次の日は午前半休した始末・・・。

で、

・12/10(水)
 その午前半休中、もしやと思い、自宅で尿検査。尿タンパクの反応。
 もうダメだ・・・と思ったが、様子見しながら、腎臓対策として、足ツボマッサージ店へ。

ここで、大事な記述を。

私は、足ツボマッサージ店へよく行きます。

それは、決して、「リラックスしたい」とか、そんな「やわ」な理由じゃない。

「俺の命をつなぐ手段」と、明確に位置付けている。

「腎臓病は治らない病気」という。腎臓は修復不能という。
何ができるか色々考えた。「ネフローゼには、黒いコンニャクを食べるといい」とか言われて、
黒いコンニャクをよく食べた。

他に無いか。考えている中で「ツボ」に出会った。

学生の頃は挑戦できなかったけど、社会人になってからこれまで、
色々な足ツボ店に行った。いつも腎臓を集中的に押してくれとお願いしている。
いつも。

と、そんな感じで、腎臓に負担がかかった、疲労が続いた、徹夜が続いたという時などは、
足ツボ店に通う。

そして、12/10も。

「瞬間風速」的な現象だったらしく、その後、尿タンパクは治まりました。

でも、私の体はモロイ。

そのことを忘れてはいけない。

絶対。


さて、次に稽古・素振りできなかった日は、

・12/25(木)
 異動先の関係者での忘年会。電車で帰宅できるかと思ったのは間違い。22時二次会。
 ダーツバー。0時近くになって、「まだ0時か。」と上長。はぁ?

 結局、午前1時30分過ぎまでダーツ。その後、タクシー帰宅。帰宅時は、
 多分午前2時30分頃?

 寝ました。

・12/26(金)
 会社納会。16時から1次会。で、1次会で帰宅するつもりだった。

 でも、いつも、いつも、30半ばで「したっぱ」の私は、まったく思いと反して
 「つきあわされて」、二次会、三次会、四次会(カラオケ)まで。

 終わったのは、午前1時頃か。


いつかも書きましたけど、私は飲み会は嫌いです。

書くのは難しいけど、だけど、幹事役や、まとめ役などを任されていて、
そして、他に任せられる方がいないという事情もあって、結局、いつもいつもいつも
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも・・・・・・・・・・・

飲み会は二次会目以降も付き合わされる。

もうそんな「ムダな時間」は過ごしたくない。別に、俺の評価を上げることにつながっている
わけでもない。

ムダ以外の何でもない。いつも飲み会のあとは、悔しさと、悲しさ、むなしさだけが残る。
何も楽しくない。

さて、紅白歌合戦見ながらブログ書いている。


2014年、1,000本素振りを続けて、結局、良かったと感じている。

2015年も続けたい。
それから、より精度を上げた面打ちを目ざしたい。
また、五段審査資格を得られる年でもあり、2月受審予定。
試合でも「勝てるヒト」でありたい。

本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。


けなも

2014年12月7日日曜日

12月までの剣道

まさか、11月の記録を書けずに12月に入ろうとは・・・。

12月3日に、会社内で、何と言うか、「発表会」があった。
詳細を記載するのは控えるので、抽象的な表現となりますことを
どうぞご容赦下さい。

200人ほどの前での「発表会」。時間は13分以内。

実は、私は、保育園の頃から人前で何かを発表する機会が多かった。
例えば、お遊戯会で主役っぽいことを務めた。

小学生になっても変わらず。2・4・6年生は演劇と決まってて、
全員が役を得られる訳でもない中、その3回の演劇には相応の役で出て、
6年時は主役を務めた。
しかも、「生徒会役員」の小学生版、「児童会役員」も務めた。
6年時、蹲踞の姿が綺麗とのことで、なぜか、相撲大会の行司役も務めた。

この流れで言いたいのは、大勢の前で話したり、発声したりする経験が、
幼い頃よりあったということ。

ご年配がお集まりになって小学生の合唱を披露する場面に、司会進行役も
務めた。

中学生では、生徒会役員。よく全校生徒の前で話した。

高校は・・・
剣道一色だったな。毎日、範士八段の下、稽古。

大学では、国際政治のゼミで、ゼミ内発表会などあって、大学院でも、
学内学会で発表するなど・・・。

で、どの場面でも、人前で話すと言うイベントにおいては、「分かり易さ」を
重視して、本番までセリフを何度も見直す作業をした。

必ず文字に起こすけど、本番ではメモを見ずに「集中」して話ができる、
ようになるまで練習する。

すると、「分かり易かった」という感想をよく聞く。

そういう場面で、人前で話をする機会が、周りの方と比べて、相対的に多かったんだと思う。

で、その経験に加えて、剣道独特の「試合が始まると、もう誰にも頼れず、相手に向かうだけ」
っていうあの感覚が「経験値」として、私のプレゼン力を支えている。


と、ながーーーーーく、前置き書いてしまいましたが、
その12/3の「発表会」において、入社以来初めて、そんな大勢の前で発表した。
社内の役員もいる前で。


結果、


は ・ い ・ ぼ ・ く


私に声かけて下さった方の多くが、異口同音に「プレゼンは素晴らしかった」とのこと。
内容が・・・。


実は、この「発表会」に向けて、ここ1ヶ月は、徹夜を何回か、土日もほぼ無く業務した。
いわゆる「残業」は、100時間はいってたはず(だけど、それで申請すると困る人がいる)。


「内容」も、手伝って下さった方々のご協力あってこそ。


自分のプレゼン力を試してみたかった。そして、「内容」が足りない所は、プレゼン力で
カバーしたかった。

でも、ダメだったな。

元々、そのイベントの結果なんて、どうでもいいって思ってたけど、いざ、まったく、
振るわない、となると、寂しいものがある。入賞者は1日で発表内容をまとめたと言うが、
じゃあ、俺の1ヶ月は、結局、実力無いんだなと、まざまざと見せつけられる。


恥さらしのイベントになった感じ。200人の前で。


なんだけど、いつもそうなんだけど、私って、いつもどこかで、大きな屈辱を味わう。

「またか。」「ここで来たか。」って思った。

ただ、初めてじゃないんだけど、自然に笑顔が出来なかった。


・・・と書きながら、「剣道」から記述内容が離れているように思うかもしれません。

が、私からすると、剣道修行の一頁なんです。

なかなか、全員が体験することのないこと。みんなイイ思いしたいですもんね。
でも、イイ思いするする方がいると、その傍らで気分良くない思いをしている方がいる。

と言うのと、「このまま」で終わらない。いつも。絶対。



さて、11月からこれまで、素振り出来なかったのは、はっきり覚えているのは2回。
それに加えて、何回か。

11/13(木)、前回酔いつぶれた、上司の上司の上司と、他2名含めた4名での飲み会。
前回の反省を踏まえ、日本酒はとにかく控えた。その上の方からしたら、不審に思われた
かもしれない。

で、飲み会解散。帰途に就くが、結局、「発表会」に向けた準備の為、マックでPCを開く。
朝4時?5時?くらいまで、それで時間を費やしました。帰宅後、寝て、起きて70本素振りして
会社へ。

会社に向かったその日、体ボロボロで、それでも業務を何とかこなし、でも多分夜は、
やはり遅くなって、素振りしなかった記憶。

ここ1年近く素振りする中で「3日以上、素振りしない日を作らない」という、いつの間にか、
信念みたいなものが生まれてきたので、土曜日は、道場には行ってないはずだけど、
素振りはしたはず。

道場に行ったのは11月16日(日)。Ku教士八段の下、基本稽古。その中で、みんなが
面打ちを実施ている際、Ku先生が私の下に寄ってこられて、振りかぶりの際、右腕が
伸びきっている。それではダメだ。余分な力を入れず振りかぶることを教わった。
個別指導に感激した。


11月30日(日)。Ku教士八段より、構えの際、随分肩の力が抜けたね、でも、面を打った際、
右腕に力が入っているようで、真っ直ぐ竹刀が下に向かってないとのこと。


各々の日曜日後、仕事に向かったのは言うまでも無い。

その他、2回ほど、朝まで仕事をして素振りは出来てない日がある。
12/2(火)朝までやってたのは確実。6時近くまで。

そうか、その流れで言うと、11/24の週は2回、そんな日があったな。1日目は5時、2日目は6時。

既に、始発バスが動いてたな。



さて、12月より社内プチ移動の為、仕事内容が変わる。実質、12/11からだけど、
それによって、より多忙になるとのこと。

剣道はできるのだろうか。

それでもやり続けたい。素振りを。本数が減るかもしれないけど、やり続けたい。

「多忙」に負けてたまるか、って感じだ。

何より、ネフローゼ症候群が再発しないように、仕事もホドホドにしないといけない。

仕事が出来ない体では、元も子もない。


本日も長文となってしまった・・・。

もう12月。寒いですね。



けなも

2014年11月1日土曜日

面の打ち方

10/25(土)の稽古にて

印象に残ったご指導があった。

Ku教士七段から、面の打ち方に関して、
振り下ろした後、左肘を上にあげるように打ちなさいと言われた。

そうすると、面に向かう剣先の高さは、より低く・下までおりることになるとのこと。

今までの、私の面打ちだと、(言葉で表現するのは難しいが)右手と竹刀の角度が
120度くらいというか、「右手竹刀面」がこんな感じ→ 「 ―/面 」(/が竹刀)

そうではなくて、Ku教士七段の言い方だと、こんな感じになるんだと→ 「 ―⁻⁻⁻面 」(⁻⁻⁻が竹刀)

確かに、左肘を上にあげると、Ku七段ご指摘の通りの角度になる。

「印象に残った」というのは、ある剣道雑誌において、 「 ―⁻⁻⁻面 」の打ち方は、
「切る」のではなくて、「たたく」になるから、それは正しくないとお話しされていた先生が
いらっしゃった記事を読んだことがある。

ところが、別の剣道雑誌で、ある有名な剣道選手の稽古の様子が写真で掲載されていたが、
まさに「 ―⁻⁻⁻面 」のような打ち方だった。


実は、上記に関して、長年悩んでいることがある。

それは、左手の使い方だ。

ある先生は、打突時、左手を引けと言う。そして、左腕(肘)がそれなりに曲がった状態が自然と言う。ちなみに、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本で見てきた。

しかし、ある先生は、打突時、左手を伸ばせ、または、押せと言う。
これもまた、著名な先生方がそうおっしゃるのを、複数の本や、実際お話しされるのを聞いたことがある。

今回のKu七段のご指摘は、表現は違えど、後者に該当すると思う。

ところが、俺は、少なくとも、これまでずっと前者(左肘を曲げる)を教わってきた。


まったく、どっちが正しいんだ。


今度、Ku八段に聞いてみようと思う。


けなも