ついさっき「オデッサの階段」というテレビ番組を見た。
野村萬斎が出演していた。ご自身の息子さんを狂言の
舞台に立たせた瞬間を思い出した際の場面で、狂言の
道を歩ませ始めたという実感を振り返り、涙を流した。
息子さんは、なぜ狂言をやるのか萬斎に何度も問うたという。
しかし明確な答え(応え)は無かった模様。息子さん曰く「分からない」
(というセリフは萬斎の言葉のことだったのか不明だが)。
次に、萬斎のお父様・万作が出演。狂言一家、同様の問いを
抱いたという紹介があった。そして、万作は言った。自問自答しながらも、
結局、自らが選んだ道とのこと。
深いと思った。
俺が剣道を再開したきっかけは、小学生時代の恩師が
試合する姿を見たことにある。
それまでの剣道感は、試合に勝てないと意味が無いと思っていた。
だから、その流れに乗ってない俺の剣道は意味が無いと思っていた。
恩師は、過去から優勝実績豊富で、当然勝つと思っていた。
崇高な剣道する姿を想像していた。
しかし、恩師の剣道をする姿は、決して完璧でなかった。
そして、決勝で負けた。その瞬間、俺の剣道感の何かが変わった。
試合に勝てる剣道しか意味が無いのか。
続ける価値ある剣道を、崇高過ぎるイメージで祭り上げてなかったか。
「勝てる剣道」という、自らの勝手な想像で、自分を疲れさせてなかったか。
正しい剣道で、息長くやることに意味あるのではないか。
そう思い直した。
試合に勝つ・負けるは、二の次で、でも強く正しい剣道でありたい。
そう思い直した時から、高校時代の範士八段の教えが少しづつ
心に沁みてき始めた。
さて、萬斎の話に戻る。
道を究める。どれほどのことか俺は分かっていない。
このまま剣道にのめり込もうとする自分が、どこに行ってしまうことになるのか
怖くなることがある。その先、何があるのか、全く想像もつかない。
しかし、そんな時、萬斎の話を思い返してみたい。
一度しかない人生を狂言師として歩む姿、歩まざるを得ない運命、
そして、選んだ道。
「狂言師でなかったら」きっとそんな人生を想像したのではないか、
息子さんも。
俺の剣道に向き合う気持ちは、まだまだ中途半端だ。
何かに恐れる気持ちがある。人として小さすぎる。
仕事に対してもそうなんだと思う。覚悟が足りない。
「辞めることもできる。」そんな後ろ向きな気持ちを持つ自分が恥ずかしい。
本日も200本済。
けなも
2013年1月31日木曜日
2013年1月28日月曜日
振りかぶってみると
1/26(土)
早速、振りかぶりを意識して稽古。
ご指導頂いた教士七段の先生を相手に。
何度か竹刀が交差する。
残念ながら一本にはならない。
ただ、たまたま先生の竹刀が俺から見て左に流れる。
出小手を打たれるかと思いきや、
先生も面にこだわった為か、出小手は無かった。
で、稽古後、あれでいいんだ、とのこと。
先生の竹刀が左に流れた時、先生は刺し面を打ったとのこと。
ま、俺の竹刀も先生の面を捉えられなかったんだけど。
で、今度は振りかぶりの面一辺倒でなく、刺し面も、
場面場面で使い分けられるように、とのこと。
褒めて頂いているようで、早速実践して良かったです。
次は、振りかぶりと刺し面を使い分けてみようと思います。
さて、その日も他の先生方と稽古。
思ったのは、振りかぶりを意識した面打ちのせいか、
それとも、普段の素振りのせいかなのか、なんとなく、
いつもより、一本一本を考えるようになった感じ。
そして、その上で、思い切って面に行く動きができているように思えた。
そんな中でも、K先生(七段)からは、俺の剣道は「乗られ」ると
一本取られちゃうとのこと。で、大技だけでなく、「乗られ」た時は、
出小手で応じるとか、柔軟に出来るといいねとのこと。
ん~、まぁ、たしかに。
1/27(日)は、わずか10分程度面つけて、道場で稽古。
その中でも、S先生(七段)からは、構えて攻める時、剣先を動かしすぎ、
ピタッと剣先を止めるようご指導あり。その上で、稽古の最後は打ち込み稽古に
なったけど、それにしても、俺は胴打ちが下手。下手過ぎ。なんだこれっていうくらい。
いつも左右面の自主練も欠かしてないのに。
左右面が、基本通りできてないということなのかな。
胴打ちは、左右面の延長のように聞いたことあって、
でも、実際、違うのかな。
いずれにせよ、胴打ちも、もっと稽古しないと。下手過ぎ。
面返し胴とか、もっと上手く、そして、上手いタイミングで打ってみて、
一本にしたいよ。面と、やっと小手でしか、一本取れないもんなあ。下手下手。
本日も200本素振り実施済。
けなも
早速、振りかぶりを意識して稽古。
ご指導頂いた教士七段の先生を相手に。
何度か竹刀が交差する。
残念ながら一本にはならない。
ただ、たまたま先生の竹刀が俺から見て左に流れる。
出小手を打たれるかと思いきや、
先生も面にこだわった為か、出小手は無かった。
で、稽古後、あれでいいんだ、とのこと。
先生の竹刀が左に流れた時、先生は刺し面を打ったとのこと。
ま、俺の竹刀も先生の面を捉えられなかったんだけど。
で、今度は振りかぶりの面一辺倒でなく、刺し面も、
場面場面で使い分けられるように、とのこと。
褒めて頂いているようで、早速実践して良かったです。
次は、振りかぶりと刺し面を使い分けてみようと思います。
さて、その日も他の先生方と稽古。
思ったのは、振りかぶりを意識した面打ちのせいか、
それとも、普段の素振りのせいかなのか、なんとなく、
いつもより、一本一本を考えるようになった感じ。
そして、その上で、思い切って面に行く動きができているように思えた。
そんな中でも、K先生(七段)からは、俺の剣道は「乗られ」ると
一本取られちゃうとのこと。で、大技だけでなく、「乗られ」た時は、
出小手で応じるとか、柔軟に出来るといいねとのこと。
ん~、まぁ、たしかに。
1/27(日)は、わずか10分程度面つけて、道場で稽古。
その中でも、S先生(七段)からは、構えて攻める時、剣先を動かしすぎ、
ピタッと剣先を止めるようご指導あり。その上で、稽古の最後は打ち込み稽古に
なったけど、それにしても、俺は胴打ちが下手。下手過ぎ。なんだこれっていうくらい。
いつも左右面の自主練も欠かしてないのに。
左右面が、基本通りできてないということなのかな。
胴打ちは、左右面の延長のように聞いたことあって、
でも、実際、違うのかな。
いずれにせよ、胴打ちも、もっと稽古しないと。下手過ぎ。
面返し胴とか、もっと上手く、そして、上手いタイミングで打ってみて、
一本にしたいよ。面と、やっと小手でしか、一本取れないもんなあ。下手下手。
本日も200本素振り実施済。
けなも
2013年1月23日水曜日
振りかぶること
1/19(土)、近くの道場で稽古した際、
教士七段のN先生から言われたこと。
私の面は刺し面。今はまだそれでいい。
しかし、振りかぶりが必要。30代から意識しないと。
40代からでは遅い、それ以降は当たっても軽い打ちしかできなくなる。
今から、振りかぶって打つこと。それが、いつしか刺し面と振りかぶりが
一体となる時がくる。
とのこと。
そのN先生は、私が見てきた七段の先生方と比べて、
若いけど「強い」。(しかも私が大学時代一時期所属した剣道部の先輩だった…)
確かに刺し面ではないのに、振りかぶっての面が速い。
いや、振りかぶっての面は確かに速いけど、それ以上に、相手に
「速い」と思わせる(私には見えない)攻めがある。
つまりだ。
私は、今後振りかぶりを意識した面打ちが必要だ。
繰り返しが必要だ。そのN先生も、それができるようになるまで
何年かかかるとのことだった。
そして、その振りかぶりを意識した面打ちを繰り返す過程で、
(おそらく)相手に当てる(相手を切る)工夫をするようになる。
すなわち、それが「攻め」になるんだと思う。
俺がこれまでこのブログで何回か書いた「攻め」とは、
つまりは、その繰り返しで得られるものなんだと思った。
話は変わるが、忘れないうちに記しておきたいこと。
高校時代の範士八段の先生が、普段から「あいている所を打って行け」という
ことを何度もおっしゃっいた。あまり深く受け止めず普段稽古していた。
ところが、高校最後のある小さな試合、個人戦決勝で、無意識に出小手を
決めた場面があった。その瞬間だった。「こういうことか。」つまり、
あいている所を打ったと実感した瞬間だった。とてもシンプルに、その通りだった。
その時のことは、小さな衝撃として、今も私の記憶に焼き付いている。
上記を読んだだけでは、何を言っているのかお分かり難いでしょうが、
つまりは、剣道においてはあいている所を打っていくことが一本につながる
ことになるんだなと、極めて当然のことを、しかし、初めて実感した瞬間だった。
その時から、剣道しない時期を過ごしてしまった。そのまま、まだ剣道を
続けていたら、そんな実感を繰り返して、無意識に実践できていたのだろうか。
また忘れないうちに。今通っている街の道場では、範士九段の方が、
たまにいらっしゃいます。と言っても、もう3年ほど前の話だけど。
面の打ち方がしっくりこなく、特に、振りかぶりの角度に納得いかず、
思い切って、面の打ち方について伺った。すると、宮本武蔵の『五輪の書』を
読んだかと聞かれた上で、「六寸のみぎり」というお話をして下さった。
概要は、大きく振りかぶる必要はなく、(たしか…)構えた状態から、
目の前まで手元を上げ、そのまま振り落せば(腕を伸ばせば)面になると
お聞きした(記憶がある)。上記の振りかぶりの、今後の稽古のヒントになればと
思っている。
本日は0時前に帰宅し、外で素振り200本したよ。もう寝なければ…。
けなも
教士七段のN先生から言われたこと。
私の面は刺し面。今はまだそれでいい。
しかし、振りかぶりが必要。30代から意識しないと。
40代からでは遅い、それ以降は当たっても軽い打ちしかできなくなる。
今から、振りかぶって打つこと。それが、いつしか刺し面と振りかぶりが
一体となる時がくる。
とのこと。
そのN先生は、私が見てきた七段の先生方と比べて、
若いけど「強い」。(しかも私が大学時代一時期所属した剣道部の先輩だった…)
確かに刺し面ではないのに、振りかぶっての面が速い。
いや、振りかぶっての面は確かに速いけど、それ以上に、相手に
「速い」と思わせる(私には見えない)攻めがある。
つまりだ。
私は、今後振りかぶりを意識した面打ちが必要だ。
繰り返しが必要だ。そのN先生も、それができるようになるまで
何年かかかるとのことだった。
そして、その振りかぶりを意識した面打ちを繰り返す過程で、
(おそらく)相手に当てる(相手を切る)工夫をするようになる。
すなわち、それが「攻め」になるんだと思う。
俺がこれまでこのブログで何回か書いた「攻め」とは、
つまりは、その繰り返しで得られるものなんだと思った。
話は変わるが、忘れないうちに記しておきたいこと。
高校時代の範士八段の先生が、普段から「あいている所を打って行け」という
ことを何度もおっしゃっいた。あまり深く受け止めず普段稽古していた。
ところが、高校最後のある小さな試合、個人戦決勝で、無意識に出小手を
決めた場面があった。その瞬間だった。「こういうことか。」つまり、
あいている所を打ったと実感した瞬間だった。とてもシンプルに、その通りだった。
その時のことは、小さな衝撃として、今も私の記憶に焼き付いている。
上記を読んだだけでは、何を言っているのかお分かり難いでしょうが、
つまりは、剣道においてはあいている所を打っていくことが一本につながる
ことになるんだなと、極めて当然のことを、しかし、初めて実感した瞬間だった。
その時から、剣道しない時期を過ごしてしまった。そのまま、まだ剣道を
続けていたら、そんな実感を繰り返して、無意識に実践できていたのだろうか。
また忘れないうちに。今通っている街の道場では、範士九段の方が、
たまにいらっしゃいます。と言っても、もう3年ほど前の話だけど。
面の打ち方がしっくりこなく、特に、振りかぶりの角度に納得いかず、
思い切って、面の打ち方について伺った。すると、宮本武蔵の『五輪の書』を
読んだかと聞かれた上で、「六寸のみぎり」というお話をして下さった。
概要は、大きく振りかぶる必要はなく、(たしか…)構えた状態から、
目の前まで手元を上げ、そのまま振り落せば(腕を伸ばせば)面になると
お聞きした(記憶がある)。上記の振りかぶりの、今後の稽古のヒントになればと
思っている。
本日は0時前に帰宅し、外で素振り200本したよ。もう寝なければ…。
けなも
2013年1月19日土曜日
A Happy New Year! 今年もよろしくお願い申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
それにしても、剣道「日誌」でなくて、「月誌」ですよね。
スマホから更新できたらいいんだけど…。
さて、2012年12月の下旬から本日まで素振り200本は
毎日(何とか)続けてます。
やはり、夜遅くの帰宅が堪える。次の日が休日だったらいいけど、
例えば1/18(木)なんか、結局、1/19(金)1時頃帰宅して(もちろん仕事あって)、
それから外で素振りとはなかなかいかず、結局、家の中で屋内用の
短い木刀で素振りしたよ。
外でやると足を使い、全身で素振りできる。しかし、相応の体力を使う。
時間もかかる。あとは寝るだけと分かっているからこそ、寝る前に激しい
動きを体に課すのは避けたい。次の日の仕事にも影響が出るから。
なんてことで、いつも素振りの仕方に「ブレーキ」がかかる。
そう思うことが、素振りを「サボる」言い訳にしているのではないかと思うけど、
でも実際、現実的に、次の日仕事なのに午前1時~2時で運動し、風呂入って
午前3時頃就寝で、次の日(というかその日)3時間ちょっとの睡眠で
会社に行くのはつらいよ。
ちなみに、実際1/19は家の中で素振りをし、その後就寝したけど
それでも、結局4時間程の睡眠となり、やはりお客様との打ち合わせ中
眠くなったもん。
仕事に悪影響が出る剣道(稽古)はしてはいけないと思う。
だけど、それでも強くなる為に毎日どのように剣道をするか、稽古するか、
悩み、考えている。
会社に「部活動」の時間なんて無いもん。
部活が出来た中学校、高校の時間が、どれほど貴重な時間だったのかを、
大人になって初めて思い知った。
しかも、高校の時はほぼ毎日範士八段の先生の下で稽古をしていた
ということの、それまた貴重な時間だったということも、今初めて痛感する。
今後、そんな時間はもう無いんだなと思う。少なくとも会社人として働いて
いる間は。
年末年始は実家に帰省(もちろん素振り用木刀、室内用のを持って)。
移動手段の新幹線内で、高校剣道部の同期・マネージャーと遭遇したよ。
16年ぶり?これ書いて「ほんとか?」と再計算するほど、時間経ったなと
しみじみ実感する。だって、0歳から16年後と言えば高校一年生の頃だ。
そんな時間が経ったのか…。
あの頃(高校時代)に戻りたいとは思わないけど。
ま、それを言うなら、きっと16年後今を振り返った時は、今の貴重な時間を
痛感するんだろう。と言う事は、「今」も大切に過ごさねば。
剣道の話に戻すと、
今年の目標は、無理せず、素振りを継続すること。
結局、昨年の目標は、一時的なものもあるにせよ、
全て実行できたかなと思う。
そうそう、唐突だけど、最近思い返す範士八段の言葉。
「稽古は試合のごとし。試合は稽古のごとし。」
面打ち一本にしても、より基本通りに稽古で実践し、
でもその基本が試合でも通じる基本の面打ちであるように、
心がけたい。その心がけを大事にした上で、今年の目標である
素振りの継続に努めたい。
けなも
それにしても、剣道「日誌」でなくて、「月誌」ですよね。
スマホから更新できたらいいんだけど…。
さて、2012年12月の下旬から本日まで素振り200本は
毎日(何とか)続けてます。
やはり、夜遅くの帰宅が堪える。次の日が休日だったらいいけど、
例えば1/18(木)なんか、結局、1/19(金)1時頃帰宅して(もちろん仕事あって)、
それから外で素振りとはなかなかいかず、結局、家の中で屋内用の
短い木刀で素振りしたよ。
外でやると足を使い、全身で素振りできる。しかし、相応の体力を使う。
時間もかかる。あとは寝るだけと分かっているからこそ、寝る前に激しい
動きを体に課すのは避けたい。次の日の仕事にも影響が出るから。
なんてことで、いつも素振りの仕方に「ブレーキ」がかかる。
そう思うことが、素振りを「サボる」言い訳にしているのではないかと思うけど、
でも実際、現実的に、次の日仕事なのに午前1時~2時で運動し、風呂入って
午前3時頃就寝で、次の日(というかその日)3時間ちょっとの睡眠で
会社に行くのはつらいよ。
ちなみに、実際1/19は家の中で素振りをし、その後就寝したけど
それでも、結局4時間程の睡眠となり、やはりお客様との打ち合わせ中
眠くなったもん。
仕事に悪影響が出る剣道(稽古)はしてはいけないと思う。
だけど、それでも強くなる為に毎日どのように剣道をするか、稽古するか、
悩み、考えている。
会社に「部活動」の時間なんて無いもん。
部活が出来た中学校、高校の時間が、どれほど貴重な時間だったのかを、
大人になって初めて思い知った。
しかも、高校の時はほぼ毎日範士八段の先生の下で稽古をしていた
ということの、それまた貴重な時間だったということも、今初めて痛感する。
今後、そんな時間はもう無いんだなと思う。少なくとも会社人として働いて
いる間は。
年末年始は実家に帰省(もちろん素振り用木刀、室内用のを持って)。
移動手段の新幹線内で、高校剣道部の同期・マネージャーと遭遇したよ。
16年ぶり?これ書いて「ほんとか?」と再計算するほど、時間経ったなと
しみじみ実感する。だって、0歳から16年後と言えば高校一年生の頃だ。
そんな時間が経ったのか…。
あの頃(高校時代)に戻りたいとは思わないけど。
ま、それを言うなら、きっと16年後今を振り返った時は、今の貴重な時間を
痛感するんだろう。と言う事は、「今」も大切に過ごさねば。
剣道の話に戻すと、
今年の目標は、無理せず、素振りを継続すること。
結局、昨年の目標は、一時的なものもあるにせよ、
全て実行できたかなと思う。
そうそう、唐突だけど、最近思い返す範士八段の言葉。
「稽古は試合のごとし。試合は稽古のごとし。」
面打ち一本にしても、より基本通りに稽古で実践し、
でもその基本が試合でも通じる基本の面打ちであるように、
心がけたい。その心がけを大事にした上で、今年の目標である
素振りの継続に努めたい。
けなも
2012年11月25日日曜日
おひさー! I haven't seen you for a long time!
本当にお久しぶりです。
(って、ご覧になっている方がいるかも不明ですが…)
6月から更新していなかった。
何故?
なぜでしょう…。
迷いがあった。本ブログは携帯から更新できない。
その為、仕事が遅く夜中に帰宅しPCを開け、更新する余裕が無かった、
というか、心に余裕が無かったというか。
ざっくり振り返ると…、
7月上旬まで仕事上ストレスがかかる状態だった。
そのストレスは一旦解き放たれたが、今度は別の
仕事上のストレスで悩みに悩む。人間関係。
8月、新たなストレスの下、新たな仕事の局面、
夏休み返上。
そんな中、8/26(日)は、私の会社剣道部が幹事として、
複数の企業剣道部をお招きし、また、範士八段の先生を
講師として、稽古会開催。
その先生からの教えは以下の通り。
・手の内は、親指が下を向くように握る。
・左足が相手を向く。
・平行移動。
・打った後自信を持つ。
・有効打突の5つの条件を再度おさらい。
・左小指より、薬指の握りが重要。
ん~、なるほど。と、特に最後の点、左薬指を意識しては、
最近、稽古している。
さて、
9月は全日本実業団剣道大会。私?補欠でした(笑)。
10月2つの試合に選手として出場。印象に残ったのは、
10月上旬の試合。団体戦で、相手は実業団では有名な選手と対戦。
結果は引き分け。試合直後は「相手はやりにくかっただろうな。」と
自分の剣道に自信が持てないという気持ちが前提で、後悔の気持ち。
社会人になる前から、高校とかでもよく思ったけど、相手が強豪相手だと、
自分の剣道に自信が持てなくて、敢えて負けるように試合を持っていく時が
あった。何て言うか、強豪相手に、勝とうとしている自分が恥ずかしいというか。
で、そういう時は、打たれると分かってて、例えば面に行く。案の定、相手は
小手にくる。そして負ける。そんなことよくあった。
で、その10月の試合でも、同じ気持ちになった。
だけど、社会人になってから、よく思い返すんだけど、
高校の時、勝ちに拘ってよかったじゃん、って。むしろ、勝ちを諦めたあの時を
今になって悔やむ。
だから、10月の試合では、その気持ちを抑えながら試合したんだ。
そして、試合直後は、恥ずかしい気持ちで、試合内容を前向きに
振り返られなかった。
だけど、その後、試合を録画したビデをを見て、思ったほど悪い動きで無かったと
(今の実力の)私は思った。もう少しで一本という打ちに見えた部分もあった。
もっと強くなりたい。
さて、10月もう一つの試合は、実は1年前から照準を合わせた試合だった。
小さな試合だけど、個人、団体で勝ちたかった試合だった。
でも、個人では1回戦、団体では2回戦で負けた。
素直に自分の実力と思いたいけど、それにしても、情けない。
情けないけど、よくよく自分の日常、稽古を思えば、それも不思議じゃない結果。
勝ちたい、強くなりたい。そう思ってる。ならば、やはり、今のままでは、変わらない。
小学校、中学校、高校と、小さな試合では優勝してて当然だったけど、
今は1回戦も勝てないんだな(苦笑)。まったく、剣道をしなかった大学時代と
社会人時代の8年ブランクの影響は、本当に大きいよ。
11月、全日本剣道選手権大会を観戦する為に、日本武道館へ行きました。
私もああいう精鋭が集まる舞台に立ってみたい。今年もそう思いました。
自分の年齢を考えると、全日本は非常に厳しいかもしれないけど、
精鋭集まる舞台は他にもあると思ってる。
まともに全国規模での試合で実績無い私ですが、今憧れてます。
そもそも、高校まで、そんな舞台を求めていなかったのも事実かもしれない。
でも今は憧れている、全国規模での試合に、まずは出場すること。
だから、精進したい。
ちなみに、本日(11/24)は、素振り200本。最近、200本にしてます。
継続を意識した時、負荷を減らしました。これを継続できるか。
というか、現在、改めて稽古場を探してます。
とりあえず、久しぶりに書きました。だー、と感じたことを、考えたことを、
あった出来事を。
ちなみに、今も、目も腎臓も大丈夫です。
けなも
(って、ご覧になっている方がいるかも不明ですが…)
6月から更新していなかった。
何故?
なぜでしょう…。
迷いがあった。本ブログは携帯から更新できない。
その為、仕事が遅く夜中に帰宅しPCを開け、更新する余裕が無かった、
というか、心に余裕が無かったというか。
ざっくり振り返ると…、
7月上旬まで仕事上ストレスがかかる状態だった。
そのストレスは一旦解き放たれたが、今度は別の
仕事上のストレスで悩みに悩む。人間関係。
8月、新たなストレスの下、新たな仕事の局面、
夏休み返上。
そんな中、8/26(日)は、私の会社剣道部が幹事として、
複数の企業剣道部をお招きし、また、範士八段の先生を
講師として、稽古会開催。
その先生からの教えは以下の通り。
・手の内は、親指が下を向くように握る。
・左足が相手を向く。
・平行移動。
・打った後自信を持つ。
・有効打突の5つの条件を再度おさらい。
・左小指より、薬指の握りが重要。
ん~、なるほど。と、特に最後の点、左薬指を意識しては、
最近、稽古している。
さて、
9月は全日本実業団剣道大会。私?補欠でした(笑)。
10月2つの試合に選手として出場。印象に残ったのは、
10月上旬の試合。団体戦で、相手は実業団では有名な選手と対戦。
結果は引き分け。試合直後は「相手はやりにくかっただろうな。」と
自分の剣道に自信が持てないという気持ちが前提で、後悔の気持ち。
社会人になる前から、高校とかでもよく思ったけど、相手が強豪相手だと、
自分の剣道に自信が持てなくて、敢えて負けるように試合を持っていく時が
あった。何て言うか、強豪相手に、勝とうとしている自分が恥ずかしいというか。
で、そういう時は、打たれると分かってて、例えば面に行く。案の定、相手は
小手にくる。そして負ける。そんなことよくあった。
で、その10月の試合でも、同じ気持ちになった。
だけど、社会人になってから、よく思い返すんだけど、
高校の時、勝ちに拘ってよかったじゃん、って。むしろ、勝ちを諦めたあの時を
今になって悔やむ。
だから、10月の試合では、その気持ちを抑えながら試合したんだ。
そして、試合直後は、恥ずかしい気持ちで、試合内容を前向きに
振り返られなかった。
だけど、その後、試合を録画したビデをを見て、思ったほど悪い動きで無かったと
(今の実力の)私は思った。もう少しで一本という打ちに見えた部分もあった。
もっと強くなりたい。
さて、10月もう一つの試合は、実は1年前から照準を合わせた試合だった。
小さな試合だけど、個人、団体で勝ちたかった試合だった。
でも、個人では1回戦、団体では2回戦で負けた。
素直に自分の実力と思いたいけど、それにしても、情けない。
情けないけど、よくよく自分の日常、稽古を思えば、それも不思議じゃない結果。
勝ちたい、強くなりたい。そう思ってる。ならば、やはり、今のままでは、変わらない。
小学校、中学校、高校と、小さな試合では優勝してて当然だったけど、
今は1回戦も勝てないんだな(苦笑)。まったく、剣道をしなかった大学時代と
社会人時代の8年ブランクの影響は、本当に大きいよ。
11月、全日本剣道選手権大会を観戦する為に、日本武道館へ行きました。
私もああいう精鋭が集まる舞台に立ってみたい。今年もそう思いました。
自分の年齢を考えると、全日本は非常に厳しいかもしれないけど、
精鋭集まる舞台は他にもあると思ってる。
まともに全国規模での試合で実績無い私ですが、今憧れてます。
そもそも、高校まで、そんな舞台を求めていなかったのも事実かもしれない。
でも今は憧れている、全国規模での試合に、まずは出場すること。
だから、精進したい。
ちなみに、本日(11/24)は、素振り200本。最近、200本にしてます。
継続を意識した時、負荷を減らしました。これを継続できるか。
というか、現在、改めて稽古場を探してます。
とりあえず、久しぶりに書きました。だー、と感じたことを、考えたことを、
あった出来事を。
ちなみに、今も、目も腎臓も大丈夫です。
けなも
2012年6月24日日曜日
6/23(土)
関東実業団剣道大会の試合中、ろっ骨を痛めました…。
ちょうど、面を打った後、万歳した格好で相手に接近してしまい、
その際、相手の拳が私のろっ骨に当たったという経緯です。
9月に広島の宮島大会に参加したとブログで書きましたが、
その際は、既にろっ骨を痛めた状態で試合に出場しました。
今回ろっ骨を痛め、広島で痛い思いをして試合に出場したことを
思い出しました。ちなみに、広島では一緒のチーム内に、ご家族が
武道具店を経営している方がいらっしゃいました。私がろっ骨を痛めている
旨を話すと、そのご家族の方全員が、あーよくあるよね、と言って、
湿布とろっ骨部分を固定するバンドを下さいました。
で、関東実業団剣道大会の後、何日間かはそのバンドで胸を
固定し、夜寝たりしました。なんでもクシャミするだけで痛いんですから…。
そして、素振りしても痛みがあり、素振りもできませんでした。
で、その痛みがほぼ無くなり、3週間ぶりに面をつけて稽古をしました。
昨日6/23に稽古しました。朝地元の道場で、そして、なんと夕方は
別の道場でやってしまいました。ちょっと無茶かなと思ったんですが、
朝の道場での稽古で、ろっ骨の具体も良く、体力もセーブした部分があり、
夕方の稽古へ参加しようと考えました。
何より、夕方の稽古の団体に参加するのは2月以来です。
防具は無事置かれているか、道着にカビが生えていないか心配でした。
普段は火、木、土の夜に行われている稽古。
仕事の関係で、全く参加できておりませんでした。
久しぶり会う先生方は何て思うだろうと心配しながら思い切って向かいました。
結果、稽古できました。
思ったこと。
朝の地元の稽古は、お相手はほぼ知り合っている方々ばかり。
すると、私の剣道の形もご存じであり、良くも悪くも私の剣道として、
ご理解頂いた上で稽古を頂いている。
一方、あまりお付き合いが深くない夕方の先生方からは、
朝には頂けないご指導が入る。切り替えしの段階で、きちんと、
相手の面の高さ、左右角度を打っているかを意識させられ、
そもそも、切り返す竹刀自体の物打ちで打ててないとのご指摘。
そして、地稽古の際、初めて相手頂いたある先生から
「いい稽古されますね。」と言われた。前にも、同じ道場で、
別の先生からご指摘あった内容と全く同じ…。
ただ、今回のこの先生の場合、地稽古中、私の面打ちの仕方に
何だかご不満があるようで、ちゃんと上から打つようにというように、
言葉でなく、動作でご指摘あり。また、言葉で「(竹刀を)押さえつけない。」と
ご指摘あり。いつも、相面の際、どうも癖で相手の竹刀を押さえつけることが
あるらしく、そのことは、朝の道場の先生方からもご指摘を受けたことがあった。
その上での、「いい稽古されますね。」だったので、何というか、
駄目な部分ばかり指摘した相手に、せめて励ます意味でのパフォーマンス的
お言葉だったのかなと感じます。
その先生から頂いたご指摘として、稽古後、理合に則った剣道とは、
自分からやたら打っていくことではない。例え一本にならなかったとしても、
打つべき時に打ち残心を取るところまでできたら、それは一本と同等である
とお話を頂いた。んー、何となくおっしゃっる意味が分かる気がする。
で、100%溜めが作れない不完全な状態でも、打つべき時に打っていけとの
ご指導を頂いた。その点は、おっしゃっている意味が分かる一方、
しっかり消化できていない。その姿は、結局、攻めが不完全な状態を
意味しているように思えて、客観的には、打ち急ぎに映るのではないかと思うからだ。
私の認識不足によると思うので、その点は、行動しながら考えてみたい。
それにしても、関東実業団での試合で、完全な状態からの打ちを求めてしまい、
そうでない状態の際、相手の攻めがあると下がってしまうということがあった。
今回頂いたご指摘は、そこにつながるのかなとも思っている。
さて、明日から、また憂鬱な仕事が始まる。
でも、仕事におけるすべての事が明るく楽しく無事に健康にうまく済んで欲しい。
いつまでも、憂鬱に仕事はしていたくない!
けなも
ちょうど、面を打った後、万歳した格好で相手に接近してしまい、
その際、相手の拳が私のろっ骨に当たったという経緯です。
9月に広島の宮島大会に参加したとブログで書きましたが、
その際は、既にろっ骨を痛めた状態で試合に出場しました。
今回ろっ骨を痛め、広島で痛い思いをして試合に出場したことを
思い出しました。ちなみに、広島では一緒のチーム内に、ご家族が
武道具店を経営している方がいらっしゃいました。私がろっ骨を痛めている
旨を話すと、そのご家族の方全員が、あーよくあるよね、と言って、
湿布とろっ骨部分を固定するバンドを下さいました。
で、関東実業団剣道大会の後、何日間かはそのバンドで胸を
固定し、夜寝たりしました。なんでもクシャミするだけで痛いんですから…。
そして、素振りしても痛みがあり、素振りもできませんでした。
で、その痛みがほぼ無くなり、3週間ぶりに面をつけて稽古をしました。
昨日6/23に稽古しました。朝地元の道場で、そして、なんと夕方は
別の道場でやってしまいました。ちょっと無茶かなと思ったんですが、
朝の道場での稽古で、ろっ骨の具体も良く、体力もセーブした部分があり、
夕方の稽古へ参加しようと考えました。
何より、夕方の稽古の団体に参加するのは2月以来です。
防具は無事置かれているか、道着にカビが生えていないか心配でした。
普段は火、木、土の夜に行われている稽古。
仕事の関係で、全く参加できておりませんでした。
久しぶり会う先生方は何て思うだろうと心配しながら思い切って向かいました。
結果、稽古できました。
思ったこと。
朝の地元の稽古は、お相手はほぼ知り合っている方々ばかり。
すると、私の剣道の形もご存じであり、良くも悪くも私の剣道として、
ご理解頂いた上で稽古を頂いている。
一方、あまりお付き合いが深くない夕方の先生方からは、
朝には頂けないご指導が入る。切り替えしの段階で、きちんと、
相手の面の高さ、左右角度を打っているかを意識させられ、
そもそも、切り返す竹刀自体の物打ちで打ててないとのご指摘。
そして、地稽古の際、初めて相手頂いたある先生から
「いい稽古されますね。」と言われた。前にも、同じ道場で、
別の先生からご指摘あった内容と全く同じ…。
ただ、今回のこの先生の場合、地稽古中、私の面打ちの仕方に
何だかご不満があるようで、ちゃんと上から打つようにというように、
言葉でなく、動作でご指摘あり。また、言葉で「(竹刀を)押さえつけない。」と
ご指摘あり。いつも、相面の際、どうも癖で相手の竹刀を押さえつけることが
あるらしく、そのことは、朝の道場の先生方からもご指摘を受けたことがあった。
その上での、「いい稽古されますね。」だったので、何というか、
駄目な部分ばかり指摘した相手に、せめて励ます意味でのパフォーマンス的
お言葉だったのかなと感じます。
その先生から頂いたご指摘として、稽古後、理合に則った剣道とは、
自分からやたら打っていくことではない。例え一本にならなかったとしても、
打つべき時に打ち残心を取るところまでできたら、それは一本と同等である
とお話を頂いた。んー、何となくおっしゃっる意味が分かる気がする。
で、100%溜めが作れない不完全な状態でも、打つべき時に打っていけとの
ご指導を頂いた。その点は、おっしゃっている意味が分かる一方、
しっかり消化できていない。その姿は、結局、攻めが不完全な状態を
意味しているように思えて、客観的には、打ち急ぎに映るのではないかと思うからだ。
私の認識不足によると思うので、その点は、行動しながら考えてみたい。
それにしても、関東実業団での試合で、完全な状態からの打ちを求めてしまい、
そうでない状態の際、相手の攻めがあると下がってしまうということがあった。
今回頂いたご指摘は、そこにつながるのかなとも思っている。
さて、明日から、また憂鬱な仕事が始まる。
でも、仕事におけるすべての事が明るく楽しく無事に健康にうまく済んで欲しい。
いつまでも、憂鬱に仕事はしていたくない!
けなも
2012年6月3日日曜日
6月3日 関東実業団剣道大会
6月3日 関東実業団剣道大会に出場しました。
我がチームは、残念ながら3回戦で敗退しました。
で、私はというと、3回とも引き分け。情けないです。
1回戦は、1本取ってその後取られました。
2回戦は、1本取られてその後取り返しました。
3回戦は、有効打無でした。
ちなみに、上記のうち有効打突は、面でした。
取ったのも、取られたのも。
反省点
・取られた時は、下がった時。試合になると下がる。
悪い意味で丁寧に試合を進めようとしてる自分がいる。
間合いをきちんととって、無理な間合いでは打たない、
だから、こちらが用意十分でない時、相手が出てきたら、
下がっちゃう。ということなんだと思う。
稽古の時は、打たれて当たり前と思い、前に出て打つのに、
その形が無かった。
・一本を取る組み立てが出来てない。面のみ、しかも、単発。
・足を開いて攻める。意外とそうなってた。ビデオ見直して意外だった。
構えた状態の姿勢を堅持した剣道でありたい。
けなも
我がチームは、残念ながら3回戦で敗退しました。
で、私はというと、3回とも引き分け。情けないです。
1回戦は、1本取ってその後取られました。
2回戦は、1本取られてその後取り返しました。
3回戦は、有効打無でした。
ちなみに、上記のうち有効打突は、面でした。
取ったのも、取られたのも。
反省点
・取られた時は、下がった時。試合になると下がる。
悪い意味で丁寧に試合を進めようとしてる自分がいる。
間合いをきちんととって、無理な間合いでは打たない、
だから、こちらが用意十分でない時、相手が出てきたら、
下がっちゃう。ということなんだと思う。
稽古の時は、打たれて当たり前と思い、前に出て打つのに、
その形が無かった。
・一本を取る組み立てが出来てない。面のみ、しかも、単発。
・足を開いて攻める。意外とそうなってた。ビデオ見直して意外だった。
構えた状態の姿勢を堅持した剣道でありたい。
けなも
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