2011年12月31日土曜日

2011年もお世話になりました。

2011年もお世話になりました。
来年に向けて、以下の点意識して活動したいと思います。

1.構えの見直し
  ・ここ1か月、構えを見直した。分かり易く言うと体を「反る」感覚。
   鏡を見ながら構えを修正したら、それが良さそう。
   実際、その形で稽古をすると、意外に動けた。

2.剣道着・袴を買う
  ・現在1式しかないけど、複数の稽古場で稽古することを想定した際、
   必要かなという意味で。

3.どこかの道場に所属する
  ・考えてばかりじゃダメで、まずは所属して剣道しないと最近強く思う。
   来年の夏~秋にある実業団大会には出場して、結果を残したいし。
   そろそろ、思い通り剣道したい。

4.技を増やす
  ・今は飛び込み面が主だから、面返し胴ぐらいは一本にできる技術を持ちたい。

5.攻めてから技
  ・「攻め」が立派にできる剣道でありたい。
   お相手をして頂ける先生方に褒められる「攻め」をする剣道でありたい。

ということで、このブログをお読みの方は本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
みなさまにおきましても、来年は益々良いお年となりますように。

けなも

2011年12月8日木曜日

12/3(土)、12/4(日)

12/3(土)
朝道場で。
・素振り400本(素振り用木刀で)
その後、元立ちの先生方へ稽古を頂きに向かう。
稽古不足ですから、全然体が動かず。

最近ね、仕事に追われて夜も遅く帰宅で、大変な毎日なんです…。
精神的にも追い込まれ、先も見えず…。
そんな不安な毎日でした。
特に12/2(金)は会社人生最大のピンチとも言うべき事態に…。
ここに書けるのは、振り返った時笑える日が来たらかな。
今は笑えない、まだ。

12/4(日)
この日は、親友の結婚式。
しかも、初の友人代表スピーチ。

実は、そのスピーチで、歌で祝福するというサプライズを考えてた。

で、剣道と何が関係あるかと?

忙しい中でも12/3(土)に、敢えて剣道した理由は、
剣道を継続していると、剣道が好調だと歌がうまく歌えると実感できているからです。
別に歌の稽古をしていなくても、人並みに、もしくは、周りの方から(ある程度の)
良い評価を頂いてきました。

おそらく、腹式呼吸の関係でしょうか。肺活量の関係でしょうか。
もしくは、全身の全体(筋肉、姿勢、息継ぎ、集中力、神経が研ぎ澄まされる?)から
くるものなのでしょうか。よく分かりませんが、剣道が順調だと歌も順調なんです。

なので、最近全く剣道ができない日々に、「歌」の観点からも焦ってました。
で、せめて、結婚式本番前日には剣道せねばと、道場に行ったのです。

さて、結婚式ですが、結果的にはうまくいったと捉えてます。
周りの反応が予想以上でした。
当初は、がんばったね、程度の声掛けで終わるかなと思ったのですが、
感動した、涙が出た、うまかったよ、とか想定外のお声を頂きました。

何より、新郎新婦に喜んで頂けたかどうかが問題だと思いますが、
少なくとも、他の友人から「感動した」メールを複数もらったらしく、
そのことを喜んでいたように見えました。
ま、悪い反応が無かっただけでも良かったとしようかと思う。

何より、今回歌がうまくいったとして、別に俺だけの力じゃなく、
伴奏でピアノを演奏してくれた、別の友人の力が大きい。
それに、そもそも、会場もいい雰囲気だった。
会場のみんなが、俺を受け入れてくれていた。
みんなが創った雰囲気に、うまく引き出されたということ。

落ち込む毎日ですが、一筋の光というか、明かりというか、
こんな経験をできたことに感謝しなければと思います。
みなさんありがとう。そして、新郎、ありがとう。
そして、支えてくれた身内に感謝だよ。

さて、剣道の話に戻すと、友人結婚式で歌うという選択肢を
選ばせたのは、過去、歌で相応の評価を頂いていたから。
その相応の評価を頂けたのは、歌を好きにしてくれた親の教育があったからで、
そして、何より人並み程度にうまく歌える「技術」を剣道が与えてくれたのだと思う。

いずれにせよ、剣道をしていたから、歌を歌い続けることに
苦を感じないのだろうし、今回のような経験ができたのだろう。

ちなみに、歌ったのは、福山雅治の「家族になろうよ」でした。

さて、明日(っていうか今日)は朝6時には家を出発しなければ…。

けなも

2011年11月5日土曜日

防具と武道具店の話

防具の話。

2007年、剣道を再開しようと思い立った際、
まず考えたことの一つは、やはり網膜剥離経験者の者が使える
面とはどのようなものかという点。

結局、ネットで調べたり、関連する本を読んだりした。
でも、多くは剣道再開に否定的な話ばかり。それはそうだろう。
『銀髪鬼』の中でも、その先生は特注の面を使用されたが、
結局、剣道を控えることにされたようなくだりが…。
ネットでは、剣道が全てじゃない、居合もある、というような論調も見られた。

何件?何十件の武道具店に問い合わせた。が、当然なのだろうが、
網膜剥離患者用の面など製作した実績無しという回答ばかり。
武道具店さんが、もちろん悪いわけでなく、そんな状態でも剣道を
やろうとした私が悪い。

そんな中、同年(つまり2007年)11月の全日本剣道選手権大会を見に行った。
初めて武道館で見た。
武道館では、試合会場の外で10、もしくはそれ以上の数の武道具店が
「出店」をやっていた。
そこで、網膜剥離用の面を作られた実績が無いか、多くの武道具店に当たってみた。

そして、1件あった。夢のようだった。

現時点、実名の記載は避けるが、その武道具店の店長にお話を伺って、
後日その武道具店を訪れた。
結果的に、初めて手刺し防具(面)を購入することに決まった。
丁寧に面の相談を受けて頂いた。本当に感謝しております。

そして、出来上がった面を使って2008年よりこれまで稽古ができている。
定期的に通院しているが、今の所目に異常はない。

誰かに支えられて生きていることを実感する一つの出来事なんだと思う。

ちなみに、高校まではミシン刺しの面を使ってて扱いも
特に気にしてなかったのだけれど、手刺しだからっていうことではないのでしょうけど、
稽古後のケア(例えば、稽古後日陰に干すなど)を怠るとすぐカビが生えちゃう!
面も「生きてる」っていうことなのでしょう。大切にしなければと、今、改めて思ってます。

って言いながら、私の住居の中は、人が住むには決して狭くはないにしても、
防具を広げられるほどの余裕はなく、使用しない時はベランダに置いてます。
本当は日陰にしたいのだけれど、結局できてないですね。
本当は良くないんでしょうけど…。

長く使っていきたい面で良かったです。

ちなみに、その武道具店で昨年小手も購入しました。
同じく初めて手刺しの小手ですが、購入時はその「厚さ」に使いにくさを予想したのですが、
意外に使い易く、その武道具店殿の防具の質の良さには感銘を受けます。
なんというか、その武道具店さんに頼めば間違いないみたいな。

なお、その後、ひょんなことから、その武道具店さんの他に、
もう1店、網膜剥離用の防具を作って頂ける防具店を見つけました。
何十店へ問い合わせた内、結果的に対応して頂けるのはたった2店ではありますが、
私にとっては大きな存在です。その2店に支えられ、感謝しながら、剣道をしている所です。

私からすれば、その2武道具店殿には、益々の商売繁盛を願うばかりです。

けなも

11/3(木)、11/5(土)

11/3(木)

第59回全日本剣道選手権大会を武道館へ見に行きました。
高鍋選手2連覇おめでとうございます!ですね。
決勝戦は緊迫感ある好試合と感じました。

それにしても、1回戦は長時間の試合が目立ちましたね。
緊迫感ある試合だったら面白かったのですが、何と言うか、
捨てきれず、打たれそうな距離になったら防御の体勢をとったり、
縁を切ったりする場面があちこちで目立ったと感じた。その為、緊迫感は無く、
あの大舞台でそんな試合するなんて…って残念な試合が多かったと感じた。
みんなはどう思ったのだろう。私だけかな。来月号以降の剣道雑誌で、
その点は、どのような評価が聞かれるのだろうか。

そうは言っても、今の私の実力では到底あがれない大舞台。
そこに参加されているだけでも素晴らしいということなのでしょう。
なので、私がどうこう言うことじゃないのかもしれません。

で、予定よりも遅くに試合が終了した全日本。
あたりもすっかり暗い時間となり、
当日は決勝戦終わったら閉会式は見ず帰宅。

夜は以下の通り。
・腹筋50回
・ジョギング20分
・素振り400本
その日まで練習等不足してたので、体が重かった。

11/5(土)
朝、街の道場。
全日本後の稽古だし、刺激を受けた多くの方が
参加するかなと思いきや、いつもと変わらぬ人数での稽古。
1時間程度の稽古でしたが、中身は決して薄くなかった。
やはり「攻め」ですね。上虚下実が理想。でもなかなか…。

明日(11/6日)も街の道場で稽古の予定。
がんばろう。

けなも

2011年10月23日日曜日

10/21(金)~10/22(土)

10/21(金)

夜、私が大学時1年の時、1年未満所属してた剣道部
(世間で言う同好会みたいな所)の同期や先輩後輩に会った。

私が大学1年って、1999年4月~2000年3月だから、
中には12年ぶりに会う先輩や同期がいた
(一部の先輩、同期は剣道以外の場面で会ったりしたし)。

厳密には、その剣道部を「卒業」してないので、私自身"OB"という立場でない。
それに後輩と言っても、私がその剣道部を辞めた時は、
まだ大学入学してない子もいたので、初対面の方ばかりでした。

そんな私ですが、お誘い頂き楽しく話せましたので、
受け入れて頂いた皆様には、本当に感謝してます。ありがとうございました。

で、剣道に取り組む気持ちを新たにしたのでした。
「がんばろう。」って。

10/22(土)

で、「がんばろう。」って思って、土曜朝の街の剣道場が開放される
午前9時にいち早く行き稽古と思ってたのが、
前日の酒や、遅い時間の帰宅が体に負担になったか、目覚めた時は午前9時過ぎ。

「やっちった~。」と思いながら、気持ちの高ぶりは既に消えて、
マイペースで朝食食べて剣道場に向かった時は午前10時30分をあと数分で迎える頃だった。
道場へ向かう自家用車では、押切もえのラジオ番組"Moe's up"を聞きながらだった。

つい半年くらい前までは、稽古に向かう時間はいつもそんな感じで、
"Moe's up"の常連リスナーになってた。
でも、その後は心を入れ替え午前9時過ぎには道場に稽古に行ってた。
ので、久しぶりの"Moe's up"だった。

で、稽古は午前11時30分までだから、道場に着いて着替えて…なんてやってたら、
実質1時間はない状態。短時間でもやることに意味があると思い稽古に参加。

その道場での稽古は午前9時~午前10時までは各自素振りや形の練習。
午前10時~午前11時30分は地稽古となる。
通常、10名弱の七段の先生方がいらっしゃって、稽古をつけて頂ける。
ちなみに、日曜日は八段の先生もいらっしゃることもある。

さて、稽古。
準備運動もたいしてせず、七段の先生の列に並ぶ。
…ふと、別の場所から移動してきた他の七段の先生が私を呼び、
心の準備も十分でない状態で、稽古に臨むことに。

で、学んだこと。それは「攻め方」。

文字で表現するのは難しいのですが…
・剣先を相手の突き(顎)の位置から相手の目の高さに、
 真っ直ぐ、ゆっくり上下させ、すっすっすと「前に進む」(攻め)。
 「前に進む」というのは、身体的な動きだけで完結しない。
・その中で、相手が出ようとした瞬間を察知し、「面」。

これまでと違い何が斬新だったかと言うと、
私はこれまで剣先を相手の突き(顎)の位置から、
下(相手の小手の位置、もしくは、膝くらいまで)に下げる方法で攻めていた。

むしろ、小学生の頃、そう教わってきた
(厳密には、上から相手の気や剣を抑えるという意味で)。
そして、その方法で小学、中学、高校はそれなりに相手から面を取れた。

具体的に、目に見える(身体的な)「攻め」は下からだったので、
上へ動かすのは、私にとって新鮮だった。

・打ち急がない。「打つ」ことと「攻める」ことは同じじゃない。
 今の私は打つことが前面に出てしまう。

剣道を再開してから、多くの方から同様の指摘を受ける。
そんな私もある程度は自覚してる。
その意味で、高校の頃の方がまだ「攻め」を実践できてた。
なんというか、「こうして、相手がこうしたら『面』が取れる」っていうことが
体に染みついてた。だから、取りたい時取れてた。どう攻めるべきか理解できてた。

それが、8年もブランクがあると、高校の時できてた、
高校の時「読めてた」一本までの過程(つまり「攻め」)なんて、全く無くなってた。
「どうやって、一本取ってたっけ?」みたいな。
「とりあえず、打つ。そしたら一本取れるかな。」みたいな。
そして、「これが攻めだったかな。」と思ってやったことは「攻めてない」と指摘を受ける。

ブランクって、本当に大切な何かを無くしてくれる。
あの感覚は、私の小学~高校までの大切な一つの財産だった。

「高校の時の攻めが攻めで無かったのでは?」との指摘があるかもしれない。
その可能性は、確かにある。そもそも、高校の時が強かったかと言えば、
全国大会行く前に、予選で負けたし。

ただ、今と比べ、確実に一本までの過程が、
高校生の頃の方が、まだマシに理解し、実践できていたことは確実に言える。
あの頃は「一本取るには、この相手は、こういう癖があるから、
こう動けば一本取れる。」と見えてた。

でも、今は何も見えない。

だから、一からやり直す意味も込め、基本に立ち返り剣道をやり直している。
上記のように感じ、思っていたのは、別に今に始まったことではない。
剣道を再開して間もない頃からその思いだった。

あの頃の感覚を取り戻したいと思い稽古を続けているが、
稽古の絶対量が違う今、諦めずとにかく一歩一歩前進することを地道に
継続するしかないと思っている。

長く書いちゃいましたが、私の、剣道を再開してからの悩みは、そんな所で。
簡単なことじゃない。

地道にがんばろう。「攻め」。

高校の時の感覚を取り戻すというよりは、
改めて、良い意味で違う感覚ができればと思ってる。

けなも

2011年10月12日水曜日

広島‐宮島剣道大会

9/11(日)

初めて宮島剣道大会に参加しました。本当にいっぱいの剣士が集まるんですね!
何人でしょうか。手元にプログラム無いので、ざっくり言うと、中学校の体育館いっぱいに
選手や関係者が集まる(本当にざっくり…)。老若男女関係なくチームを作るという。
100チームくらいでしょうか。何百人の方が集まっているのか。
こんな大会が私の田舎(東北)にあったら、さぞ盛り上がるのだが…。
そもそも、剣道人口少ないか…。
広島という所は剣道が盛んな街の一つなんだろうなと感じました。

で、私はチームの先鋒。一回戦、相手先鋒不在で不戦勝!
二回戦、今度は相手がいて、若手でなかなかの方で、引き分け…。
(勝てよ。)
で、チームはその二回戦負け。中堅と副将が負けちゃったんですが、
敢えて言うと、チームが負けたのは、中堅、副将が負けたからではなくて、
私が勝たなかったからです。私が勝ってたら流れが変わってたと思う。
と、終わってから言ってもしょうがなく。

得たこと。
今回新幹線で4時間かけて広島に行きました。
剣道をする環境が新鮮な中で、試合前日に急遽近くの道場で剣道をさせて頂きました。
(稽古不足の為、1回の地稽古でバテて稽古どころでなかったです。
 受け入れて頂いた道場の皆様、本当に申し訳ございませんでした。)

その上で、「攻めて」「面」という流れは、やはり稽古し甲斐があるというか。
誤解を恐れずに言うと、よそ者であるからこそなおさら、その流れを見られるというか。
小手とか胴とか突きとか、応じ技とかは「お呼びでない」というか。
道場の先生方から(当たり前だけど)「一本」をとることが大切なのでなく、
下手でも下手なりに「攻めて」「面」に全力を注いでぶつかっていくこと。
それが大切なんだなって思った。
その意味は、もちろん、自分自身の剣道がどれほどか、
レベルを痛感できるバロメーターになるというか。

ただ、ここまで書いてなんですが、
小手も胴も突きもきちんと「一本」にできるよう、
普段から鍛錬を積まねばと思ってます。
うまく表現できないけど、私が上手になった時「面しか認めない」先生でありたくない。
攻めの結果出た「一本」の技は、飽くまで結果だと思うから。

その上で、「攻めて」「面」がどなたに対しても通用する剣道でありたい。

明日(10/12)も朝早いのに、ここまで書いたのは、
書きたかったことがあったこと(まだある)、
仕事から帰ってきた食事で残念な思いがあってたくさん食べたら
胃が重くて時間をおきたかったから。

広島記念の写真を掲載します
(著作権とかねーよな。あったら教えて下さい。即削除します)。

広島で温かく迎えて頂いた皆様、本当にありがとうございました。

けなも

最近の稽古で思ったこと、感じたこと

すみません、前回投稿から1ヶ月以上時間が経っていました。
すると、ログインする際の入力英数字を忘れてました…。
「ブログが削除されてるから?」なんて思ったのですが、存在してました。
良かった…。

それにしても、このブログの仕組みはよく分からないのですが、
「統計」にて閲覧された方の足跡みたいなものが分かるのでしょうか。
海外からの閲覧からもありまして…。Sorry! I am not good at making English sentences, and for the present I will use Japanese only. But if you want to read this blog in English, please ask me to use English. Then I will consider how to make this blog.
ちなみに、「統計」に関する認識が合っているなら、ドイツやエクアドルなどからも閲覧?
ドイツ語は大学の第二外国語でやったけど、全然だめだったね。エクアドル?エクアドル語?
すみません、全然分からないです。

で、最近の稽古で思ったこと書きます。

【9/4(日) 某大手ビール会社殿会場にて、他の会社殿も交え合同稽古・練習試合】

 (言われてみれば、このブログ書く直前、一番搾り飲んでた。
  おいしいと思うビールの一つです。)

この合同稽古・練習試合には2年前(つまり2009年から、
剣道再開した次の年からか)から参加してますが、毎年何かを得てます。
ありがたい稽古会です。

特に今回得たのは、
1.攻めの大切さ
2.やっぱり、私は「面」だ。

上記2が大きかった。なるべく短く表現しようとすると、つまり、こうだ。
相手に、自分の「面」が通じなかったら、それまでだということ。
「面」の為に、攻める。「面」技を出して「一本」ならよし、
でも、返されたり、おさえられたりしたら、つまり、攻めが不十分だということだ。

極端な話、ある個人戦の試合で面技で勝負して今年は一回戦で敗退、
来年は二回戦で敗退…でもよいから、行く行くは「攻めて」から「面」が
どなたに対しても「一本」となるような剣道を目指すのが私の剣道の姿だと思った。

極端に言えば。

極端すぎますか…。
少なくとも、その合同稽古でそう思った。

「面」にこだわる理由ははっきりしない。
よく、「面がうてれば、小手も胴もうてる」旨を聞いたことがある。
たぶん、それとなく、小さい頃から。
小学生の頃は、「小手なんかうつな、面で来い!」と
小学生時代にご指導を頂いた先生からは語気を強めて言われては、
先生に向かって行っていた。
なぜか、「面」が重視される。

で、「面」重視の稽古をしていて、本当に小手や胴がうてるようになるかというと、
滅多に一本にできない。
(「うつ」「一本」を、今はごっちゃに話してます。念の為。)

つまり、その状態は小手や胴が「一本」にできるほど、
「面」の完成度が劣るということなのでしょう。
まだまだ「面」の稽古が足りないということなんです。

で、話をちょっと戻すと、これまでは「攻め」が足りないと思ってるし、
攻め方もよく分かってなかった。今も分かってない。
ただ、「こういうことかな。」と「攻め」を意識して稽古できたのが、9/4の稽古。

そして、その上で、やっと「面」の稽古が始まるというか。

ん~、書きたいことはいっぱいあるので、とりあえず、ここで一旦切りますね。

けなも

2011年9月2日金曜日

しばらく‐夏季休暇と高校の思い出

すみません。ブログ更新をさぼってました。
前回が8月7日か。

少なくともはっきり覚えている所から記載します。

8/22(月)
夏季休暇中。
地元の街では8/24からの祭りの準備中。
夜腹筋50回、20分ほど街の中をジョギング、素振り400本。
素振りする場所は適当な所が無く
(家の周りは民家だらけだし、これと言った空間も無い)
徒歩5分弱の所にある小学校(これも母校)の真っ暗なグラウンドで素振りした。
お化けが出ないか怖かった。

8/23(火)
地元母校の高校で1時間ほど稽古に混ざってきました。
高校2年の後輩に、小手を返され面一本取られた。おいおい、それでいいのか。
≪反省点≫
・高校生の「フェイント」とか、攻めの竹刀の動きにいちいち反応して手元を浮かせた。
・小手を返され面一本とられた場面は、我慢が足りなかった。
 もっと、中段の構えを保つ気持ちと、攻めの形をとるべき。

8/24(水)
祭り当日。当日未明大雨降ったし、日中も降った。でも大きな問題なく祭りは行われた。
腹筋50回、ジョギング20分、素振り400本。
やはり夜の小学校、暗いグラウンドは怖い。

8/25(木)
この日も祭り。正午ちょっと前、24日未明のようなものすごい大雨が急に降ってきた。
その時、ちょうど地元の大好きなラーメン屋に入った後だった。
大雨に濡れた祭りの関係者があとから続々と店に入ってきた。
ちょうど、祭りも昼食時間の頃。何分か降って、間もなく止んだ。
ラーメンはおいしかった。
腹筋50回、ジョギング20分、素振り400本。

明日(9/3土)は、大手銀行剣道部殿と練習試合だ。
こんなんでいいのか。

高校の時は、ほぼ毎日稽古してた。
中学時は隔日で稽古だった(別の部と交代で体育館を使う仕組み)。
なので、高校入学当時は毎日の稽古がつらくて仕方なかった。
でも、結局やり続けた一人としては、毎日稽古できないと強くなれないと思っている。

ちなみに、高校の時の先生は、範士八段の先生だった。
ほぼ毎日来て下さった。
そのありがたみを分かっていなかった当時の私は、
ご指導の何もかもが身につかず時間を過ごした気がする。

でも、今その教えが、どれほど貴重だったか、
剣道を再開してからこれまで、痛感する場面が多々ある。

試合に勝つ為の剣道ではなかった。
先輩の中には、実際、そのように発言をされた方も一人や二人じゃない。
だから、剣道を続けることに自信が持てなかった。
「勝てない剣道を続けて意味があるのか。」

でも、今はそう思わない。

・大強速軽
・腹から声出せ
・(構える際)腹を出せ
・かかり稽古は速く小さく打っては駄目だ。大きく打て

そう、特に大きく打ち込んでいく意味が分からなかった。
かかり稽古はとにかく速く打ち込んでいくことに意味があると思ってた。
いや、正確には速く打つために小さく振りかぶり打っていくべきだと思ってた。

今ではそうは思ってない。
やはり大きく速くだ。

・面を1,000回かぶったら一人前。

俺は先生の教えを忠実に守らず、その意味で、「不良」剣道部員だったなと思ってる。

今、俺自信が自分の剣道にわずかなりにでも自信を持っているとしたら、
それは、その先生の下、高校の剣道・稽古をやり遂げたということから来てる。

そして、今、俺は、当時その先生が教えて下さったことを思い出しながら
稽古をしている。

がんばろう。

けなも

2011年8月7日日曜日

Sorry! This blog is written in Japanese, not in English.

TO Some who usually use English.

I'm sorry that I don't use English in this blog (except for this theme).
For the present, in this blog I will use Japanese only.
It is sure that this blog's title is, in English, "Welcome to Another KENDO World".
When I made the title of this blog, I referred to the name of an album "Welcom to Another World" which "Sing Like Talking" (http://singliketalking.jp/) , that I love, had made.
And I added a meaning to that title, that is to say that maybe it is rare case that one KENDO player had sufferd from a detached retina and  nephrotic syndrome.
So, though, in my opinion, KENDO players are usually in "usual KENDO world", I am not in it, but in different one.
Then I use the title to express the unusual situation.

In the near future, I will use more English in this blog to be read by more people all over the world.

Thank you!

by KENAMO

7/23(土)~8/6(土)

7/23(土)~8/6(土)
・8/6(土)
 ⇒やったこと
 ・腹筋50回
 ・ジョギング20分
 ・素振り400本

…で、それ以外の日は、
ほとんど何もやってない!

「ほとんど」って言ったのは、
「これじゃいかん!」と思って、
その期間のいつだったか200本素振りしたんだ。
1日。

でも、それ以外はやってません。

仕事のせいにするわけではないんだけど、
7/29~8/1と出張、顧客先に常駐みたいな感じ。
それ以外の日は、深夜に帰宅したりで。
ちょっと重要な仕事上のイベントがあって、
まともに帰宅できず、帰宅できても心身が疲れ切っていて、
素振りやろうと思って、ちょっと横なったら、朝迎えた日が何度か…。

その間、やっぱり体(筋肉)は薄っぺらくなっていくし、お腹がでてきたように感じるし。
その分焦るし。

今回以上に仕事に忙殺されたつらい日々があって、
その時、会社剣道部の先輩に「逃げないで」と言われたことが、
今でも忘れられない。仕事からという意味だったんだろうけど。
当時は当然と思ってたけど、印象に残ってる。

で、昨日(8/6)は、仕事上の重要イベントが終わった後の、
余裕が出てきた日だった。何も稽古できてない「ブランク」後だったから、
色々と心配があったけど、全て「ゆっくり」マイペースでやりました。

とりあえず、ここまで。

けなも

2011年7月23日土曜日

7/21(木)、7/22(金)

こんばんは。

7/21(木)
・nothing…

結局、7/22(金)朝5時までファミレスで仕事してて、
フラフラになってシャワー浴びて6時。
1時間だけ寝て7時ちょっと過ぎ起きて会社へ…。
移動中目つぶってたね。

で、結局、素振りしなかった…。やるって言ってたのに。
(小さなことのように思えるかもしれないけど、
 結局、小さなことすら有言実行できなかったら
 その分、成長も遅いよね。)

7/22(金)
・素振り400本

上述の通り、睡眠不足で会社へ。
途中で、コンビニ寄って初めてメガシャキ買った
(眠気覚ましはコーヒーという習慣だったから)。

朝から会社で打ち合わせ。居眠りすることなく、
でも、早く帰るようがんばったのに、夜10時30分近くに
やっと会社出た。俺の部署は俺しか残ってなかった…。
(まだまだ仕事の効率が悪いということなのでしょうか。
 でも、たしかに業務量や社内外の調整はそこそこ
 重く・多かった)

帰宅途中ラーメン屋(なんつッ亭)に寄って、
たっぷりの生ニンニク入れて食べた。

帰宅後、やらない予定だったけど、
結局400本素振りした。

「やらない予定だった」のには訳がある。
俺の体は「もろい」から、早く体を休めたかった。

2001年ネフローゼ症候群発症。2004年頃だったかな(記憶曖昧)、
「寛解」と言われてたんだよね。

2005年3月下旬、あと1週間か10日ほどで
社会人1年目を迎える予定だった。大学院での修士論文の提出も終わって、
解放された気分になってた時、久しぶり(何年ぶりだろ)夜にジョギングした。
1時間くらい。元々、長距離を走るのは苦とは感じない、
汗を流すと気分良くなる性分だ。

「意外と走れるもんだ。」と思ってその日は床に就いた。
その数日後、偶然、これまた久しぶりに自宅で尿検査した。
「尿タンパク」の反応。すぐに病院へ。そして、「再発」を宣告される。
思いつくのは、ジョギングくらいだ。他は普段通り過ごしてた。

「俺の体は『もろい』」―その時、素直にそう思った。

入社式が近づくのに、何日間か寝込んだ。じっと布団に入ってた。
何てこった、そう思った。

引っ越しが月末にあり、頼める人が周りにおらず、
再発を親に知らせるわけにもいかず、少し荷物を整理しては、
休んで引っ越しの準備をした。せっかくの社会人スタートに向けては
不安、不安、不安…。その文字しか出てこなかった。

その後、体を無用に疲れさせることは避けた。
いや、仕事は容赦無かった。…ことは、また別の日に書こう。

2011年7月現在、寛解である。
いずれにせよ、以上のような過去があったので、
根性で体を極限にまで疲れさせることはしないようにした。

だから、ほとんど寝てない状態で運動させることは、これまでしなかった。
ブログもその流れで、「今日は何もしなかった」と書く予定だったが、
素振りをしてしまった。不安な気持ちを抱きながら素振りを行った。

「少し素振るくらいなら。」余り自分を追い込ませるようなことはせず、
木刀で素振りを始めた。
「いけそうかな。」と思い、自分の体に相談しながら、
400本まで素振りした。

眠い。眠いのに、ここまでお読み頂いた方、ありがとうございます。

けなも

2011年7月21日木曜日

7/19(火)、7/20(水)

こんばんは。

7/19(火)
・400本素振り

やはり、酔いが回った状態で、
帰宅時間も深夜1時頃(7/20になってる)で、
素振りで精いっぱいでした。

7/20(水)
・睡眠学習

すみません。この日は比較的早く帰宅できたんです。
毎月1回第何週か(不定期)の水曜日は、会社・所属部署の定退推奨日。
まさにその日。「今日は走って、腹筋して、素振りして!」と思って帰宅。
食事して21時頃、ふと、「仕事で疲れたから、ちょっと横なろう。」と
思い、ちょっとだけ布団の中。目覚めた時、外は明るくなってました…。
7/21(木)仕事行く前、室内用短い素振り用木刀で50本だけ素振りして
家を出ました。

稽古できないと、やはり「ブランク」を感じる。
次素振りした時、「感覚」が違うと感じる。
寂しくなります。

ま、8年間のブランクあったんだけど。

さて、今日は帰宅しているけど、これから仕事をします。
何時に終わるか。それが終わった後、素振りします。
決して、「疲れたから、ちょっと横になろう。」とならないように、
近くのファミレスで仕事してきます。

ま、そこで睡眠学習しないように気を付けます。

けなも

2011年7月19日火曜日

7/18(月)

今日の稽古(「稽古」と言うほどのものではないが…)
1.腹筋50回
2.ジョギング20分程
3.素振り400本(素振り用の木刀で)
こんな感じでやったことを、そして、その他考えたこと、
感じたことを記していきたいと思います。

普段は、上記のうち3をやるくらい。やれないことも結構ある。
仕事などの関係で帰宅時間は深夜(日によっては午前)になることが多く、
3やっただけでも睡眠時間が結構削られて…。
本当は上記1~3やりたい。

今日は祝日だったし1~3やれた。

こういう記録をやろうと思ったのは、いくつか理由がある。
上記ほどの「稽古」で、結局、どれくらい上達するのだろうか、
試してみたいという気持ちがある。
そもそも、ネフローゼ症候群(2001年)、網膜剥離(2007年)を抱えた状態で
どれほど剣道ができるのか試してみたい気持ちがある。

そこで、記録し、後から振り返り、結局どうなったのか、
自分で自分を検証してみたいと思った。
他人の参考にもなるのではと思った。

藤沢周平の小説の中で(タイトル忘れた)、
「腎の臓」病持ちの武士が寝込んでは剣を握れない記述が出てくる。
網膜剥離となった剣道家が剣道を辞めていく事例を複数聞いている。
(『銀髪鬼』では特注の面を作られても、結局自粛し(辞め?)て
いらっしゃるように読めたが…。どうなのだろう。)

たしかに、私自身医師から、腎の時は「今後激しい運動は禁止」と言われ、
眼の時も「頭に衝撃を与えることは禁止」と言われた。

でも、剣道をやってなかった2007年、小学生の頃お世話になった剣道の先生の
試合を見てたら剣道がしたくなった。「俺もがんばろう。」と思えた。

いつか詳細を記述したいが、そんなことから剣道を再開した。
リスクがあるのは知っている。ある人から見れば自暴自棄に見えるかもしれない。
猛反発を買うかもしれない。でも、剣道をしたくなった。
そして2008年、8年ぶりに再開した。

現在、自動車で15分ほどの町の道場で週1~2回稽古している。
他に月1回、会社の剣道部で稽古している。それ以外に冒頭の3をやってる。
時間や機会・都合が合えば1~3やってる。

最初なのに、長文すぎますよね。申し訳ございません。
この程度にします。明日(7/19)は会社の飲み会があり、アルコールも入り、
帰宅時間も遅くなるので、やはり3だけになるかな。ブログは書けるかな。

けなも

2011年7月18日月曜日

初投稿

初めまして。IT関連のことはド素人なので、不備など多々あるかと思いますが、これから当分の間は続けてみたいと思います。色々書きたいのですが、とりあえずこれだけにして、投稿してみます。