2014年7月2日水曜日

試合に向けて

最近、次の日曜日に行われる試合参加に向けて色々考えている。

特にここ1~2日、思うことは以下の通りだ。

試合で勝ちたい。それに向けて日々素振りをしてきた。

ところで、小手、胴を有効打突にできる自信はあるか?

無い。まったく無い。

なぜ?

答えは簡単。小手、胴に関して、普段十分な稽古が出来てないから。
出来てないというか、してない。

はぁ?じゃあ、普段は何の稽古をしているの?

それは、

面だ。

面のみ。と言っても過言ではない。

で、改めて聞くけど、試合で小手、胴を有効打突にできる自信はあるの?
あるわけない。
で、試合で面を有効打突にできる自信はあるの?

と言うか、俺には面しかない。

で、だ、

では、次の試合は、どういう風に試合時間内で「自分の剣道」を組み立てようとしているの?

それは、つまりシンプルで、面を打ちにいくだけだ。

「稽古は試合のごとく。試合は稽古のごとく。」(高校の恩師範士八段)

繰り返すが、試合だからと言って、普段やれない小手や胴技を出して、
それも、他の「剣道が強い人」がやっているように、あの技、この技を出せない。
あと数日で、小手、胴を自由自在に操れるようになるわけがない。

そうなれば、ここは潔く、面技を主として試合に臨む覚悟をしなければいけない。
だって、頼れるのは面だけだもん。

でも、もう一つ、問題がある。
俺は引き技が出せない。
(もう何もできないじゃん!泣笑)

高校まではそれなりに使っていたけど、8年ブランク後の剣道においては、
どのように引き技を出すのか、足さばき、呼吸、体のさばき方、すべてにおいて、
忘れていた。剣道再開後は、とりあえず、前に出る面のみの稽古だった。


ということで(笑)、俺には、前に出る面技しかない。
しかも、すりあげ面、返し面という技も忘れた。だから、本当に出ていくしかない(泣笑)。


では、どういうタイミングで、面技を出すべきか。

4月の試合の反省は、下がってばかりいた、という点だった。

ちなみに、普段の稽古では、八段、七段の先生方とは、ほぼ下がらず、
とにかく、自分の打ち間から、先生方の「動」の「ど」のタイミングを狙って面技を出してきた。
もちろん、返されたり、相面に乗られたり、小手に抑えられたり、というばかりで、
一本になってないわけだが。


で?

つまり、俺の剣道は、それしかないんだ。

打ち間に入り、相手の「動」の「ど」の字を狙って面を打つしかできないんだ。

本来ならば、「ど」の字を狙うのではなく、「ど」を作り出さねばいけないのだが。


ツラツラ書いたが、俺が、次の試合でやるべきことは一つ。

正しい構えで、
左ひかがみをまげすぎず、
左足かかとの高さを一定にし、
足幅も広げ過ぎず、
右手に力を入れず、
肩の力を抜いて、
姿勢を正しくし、
腹の底(理想は丹田)に溜めをつくり、
左手小指、薬指をしっかり握り、
剣先も無駄に動かさず、相手の喉元、眉間、または左目に付けて、
蹲踞から立会すぐは竹刀を交えず、
上半身の力を抜いたまま左足で右足を蹴るように足さばきをし、
攻め始め、
触刃の間から
一足一刀の間へ詰めて、
そして、も少し、入って
打ち間まで、中心を取りながら攻め入って、
相手に圧をかけて、相手を動かし
出端の「で」の部分で、
「相手に打たれる所は、自分が打つべき所」と意識ししていながら、
「出発点は捨て身、到達点は相打ち」を剣道と意識しながら、
真っ直ぐ、
左手を意識して、
面に飛ぶ

んだな。

それで負けたら、そん時は、そん時だ。しゃーないじゃん。
稽古が足りないと、「素直に」認め、稽古に気分一新励むべき。


「飛ぶ」なんて、本来は正しくない表現と思う。
ただ、何て言うか、「出る」なら、もう後戻りできないことを
「飛ぶ」だと、イメージ合うから、一旦、ここでは使っている。


本日も、素振り用木刀で1,000本。

最近、副の技として、突き技を、定期的に「訓練」している。


そうだ、6/27(金)は家族で出かけたが、出かけ先に初めて木刀を忘れた!(ガビーン!)
ショックもまた大きかったが、木刀が無い状態で、やれる「稽古」はなんだろうと考え、
実行に移した。家族の世話をしたり、荷物をもったりで、体に負荷をかけ、姿勢正しく、
移動することに努めた。



初めて、「フォロワー」登録がされていて、ビックリ!
って言うか、そういう機能があるんですね。
私はFBもツイッタ―もやりませんので、フォロワーの意味が分かってないのですが(笑)、
どなたかの、何らかのプラスになれば幸いです。


話はガラッと変わるけど、2010年試合に負け続け、悔しくて、心入れ替えるつもりで、
様々な取り組みを始めた。「試合用」を意識して、剣道具も一新しようとして剣道具の
購入に踏み切った。今となっては、それは無くても、今の剣道具で十分だったと思い返す
時が多々あるが、その時の気持ちに素直にならって行動した、結果の一つだった。

それも、網膜剥離を意識しての面。

今使っている剣道具は、高校入学時に購入。15年以上経っている。
と言ってもその時の剣道具で残っているのって、胴と垂のみなんだが。
それに、何度も記述してきたが、今使っている面は、2008年剣道再開時より
使っている網膜剥離患者用の面。

で、新しい剣道具は、2011年に納品されたが、実は、「初打ち」のタイミングを逸しまくり、
結局、今の今まで使ってなかった(なにー!)。

7月下旬、デビュー予定。その時の気持ちは本気だったんだから。
だから、家族も応援してくれた、一つの結果。



がんばらねば!

その剣道具で、9月全日本実業団に出場したい。
そう、今度は、正選手登録された。

がんばろう。


けなも

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