2014年9月1日月曜日

8/18~8/31の剣道

一日も、面を付けられなかった。
残念な日々。

ただし、1,000本素振りは毎日続けた。
8/27(水)夜だけは、宿泊先のホテルの部屋で、座って1,000本。
やむなしと判断。


8/23(土)朝4時まで仕事を実施。その後、帰宅して素振り。
寝たのが午前6時頃。それは8/20(金)分。

当初の予定は、8/23(土)午前中に、街の道場に向かう予定だったが、
体はもたないと考え、行かない前提で、午前4時に素振りした。

ちなみに、8/23(土)から8/31(日)まで、夏季休暇。
故郷に帰省した。

なので、8/23の素振りは、故郷にて。実家近くの、母校・小学校のグラウンドにて。
夜のグラウンドは、静かで、しかも、民家はあるけどその明かりだけでは小学校の
建物は、もちろん、暗いままで独りぼっちが寂しく、不安な気持ちとなったが、
たまたま、すぐ脇の体育館でスポーツクラブの活動があった模様で、その明かりの
下で素振りを実施した。その明かり分、不安は解消された。
実施したのは…何時だったか。21時前後だったかな。

土曜日実施されると、1年前に聞いていた故郷の街の武道館では、その日剣道の
稽古は無いとのことで素振りをすると決めた。最も、仮に稽古があったとしても、
それに参加していたか、参加できていたかは不明だったので、いずれにせよ、
素振りに徹した。

8/24(日)、同じく夜素振り。実施したのは、22時前後だった。

8/25(月)、母校・高校で剣道の稽古があるかなと高校の道場に寄ったけど、
そもそも、高校自体が休日とのこと。後日聞いた所によると、何かの日の代休
だったとのこと。いずれにせよ、素振りを実施。

8/26(火)、素振り実施。高校は授業あったみたいだが、どうも昼過ぎには終了
していた模様で、夕方寄ったら、既に、少なくとも道場は施錠されていた。
素振り実施。

8/27(水)、故郷を離れ、家族とプチ旅行。家族の希望で、外で素振りせず、
ホテル室内で素振り実施して欲しいとのことで、やむなく、室内で実施。
天井に木刀がぶつかるといけないので、座って実施。
足が使えない分、それならと気持ちを切り替えて、上半身のあり方、
呼吸のあり方を意識して実施した。

8/28(木)、故郷から戻り、いつも通り素振り。雨が降っていた。試しにヨガマット無しで
素振りした。足音が、それほど響かず、以降、ヨガマット無しで早素振りを実施。

8/29(金)、同じく素振り。

8/30(土)、本来ならば、街の道場へ行く予定だった。ところが、家族の一人が体調が
悪いとのことで、大事をとって道場へは行かず。夕方には体調が回復したため、
外で素振り実施。

素振りだけでは、剣道の要素として、足りない部分があると考えている。
例えば、実際の相手を通して、攻める研究。相手との攻め合いの中で呼吸が乱れる。
そこで学ぶことも多い。攻められて下がってしまう、そのことにも反省できる機会がある。

でも、素振りだけでは、それらは(未熟で経験不足な)自分の想像の範囲で収まってしまい、
稽古として、モノ足りないと感じる部分がある。極端な言い方だと敢えて断っておくが、
素振りだけでは、素振りを実施するための筋肉は付くが、「攻め」に関する思考鍛錬が
充分に出来ない。

ということで、8/30は、面を付けての稽古が出来なかったストレスが溜まった状態だった。
「8/31(日)こそは。Ku八段もいらっしゃるはずだし。」と思い、8/31に向けて寝た。

が、

8/31、午前5時、今度は、別の家族が起き出して、頭痛を訴えた。様子を見ようと家族内で
話し合ったが、その後、その家族は嘔吐した。頭痛も続くと言う。これは異常事態とのことで
日曜診察を受け入れてくれる病院を探し、自動車で家族を病院に連れて行った。

結果、原因は不明。夏風邪か、腹痛が原因となったものかもしれないとのこと。

当初、頭部CTを受ける所まで実施されるのか、想像したが、結局、簡単な診察で終わった。

病院から出て、自宅に戻る自動車の中で、しかし、その家族が吐き気を催したとのことで、
また緊張が走った。が嘔吐はせず、自宅まで戻った。午前7時頃。日曜の朝、少しずつ、
人が活動をし始めていく様子があった。

そして

その日は、大事をとって、その家族のそばにいることにした。

なので、道場へは行かず・・・。

ふ、複雑な気持ちです。

家族の健康第一。それはそうだ。ただ、一方で、9/15全日本実業団剣道大会を
控えている中で、少しずつ、剣道に関して調整をすべく、そして、そのカギとなる「攻め」の
精度を上げていきたいと考えていたので、また面を付けられないという精神状態は、
また、ストレスが溜まった。

面を付けることだけが、稽古ではない。そう思う。
だけど、そういうならば、面を付けての稽古の数が、やはり圧倒的に少なすぎる。
8月は、結局、5回だけしか、面を付けた稽古ができてない。

それでいいのだろうか。そんなことで、試合に勝ちたいと思っている自分が滑稽に
思えてくる。

1,000本素振りを、8/5(火)以外は継続して実施した。継続したことだけが、精神的な支えだ。

気持ちを切り替える方向は2つ。

1.そうであれば「9/15の全日本実業団剣道大会では、1,000本素振りの成果を
出せばいい。」と気持ちを切り替えることだな。その結果、反省を通して、その後の
1,000素振りに必要な要素を学ぶこと。

2.素振りだけは「攻め」に関する学びが不十分な旨を、上述した。
いや「工夫してみろ。」だ。例えば、限定されているとは言え「イメージトレーニング」を
精いっぱいやってみることだな。

と言うのと、最近、「呼吸」を意識した素振りを実施している。
そして、切り返し1回のメニューだったのを、3回にしてみた。

・上下素振り100本
・正面素振り100本
・左右面素振り100本
・左右胴素振り100本
・股割り30本×2セット
・一足一刀から一歩で面10本×2セット(ここで、息を吐き・溜めを意識しながら)
・一歩攻めて面10本(同上)
・二歩攻めて面10本(同上)
・早素振り50本×2セット、30本×2セット、20本×2セット(10本一息で)
・左右面素振りを開き足で(ただし、右で左面、右で右面、左で左面、左で右面)50本
・左右胴素振りを開き足で(上記と同じ要領で)50本
・小手打ち10本×5セット
・正面素振り100本
・切り返し(1回目は、最初の正面から次の正面まで一息で2往復。前4本後5本以下同じく。
       2回目は、最初の正面で全て息を出し切って、左面から次の正面まで一息で。
       3回目は、最初の正面から次の正面まで一息で1往復。)計50本(+数本)。

切り返しの際の呼吸に関して、高校までは、「1回目」の呼吸を教わってきた。
ところが、Ku八段からは、「2回目」の呼吸を指導されている。

どちらが正しいかは分からない。もっと言うと、どちらも正しいのかもしれない。
どっちで自分は稽古を継続すべきか、考え(迷い)ながら、切り返しをしている。

それと、本来ならば、切り返しのメニューを増やしてもいいかなと考える。
元々は、1,000本素振りのメニュー上は、「1,000」にカウントしない「おまけ」だった。
(「切り返し」自体が「おまけ」と言っているのではない。)

しかし、肩、手の内を作り、また、「呼吸」という観点で学べるものがあるのではと思い、
メニューの一つに加えた。いずれセット数は増やすかもしれないが、まずは、続けられる
セット数を設定している。


さて、そうそう、本日(8/31)の素振り実施中、右手の握り方を研究した。「研究」と言うと、
大げさかもしれないが。

昨日(8/30)の素振りにおいて、真っ直ぐに振り上げられていないと感じた。何故なのか、
色々考えたが分からなかった。

しかし、本日の素振りにおいて、右手の握る角度を変えた所、真っ直ぐに振り上げられた。

だが、その握り方が正しいかは、今でも疑問だ。慣れない握り方。
言葉で説明すると、右手の小指と、対面する手のひら部分をしっかり握る。しっかり握る
程度に竹刀の柄に対して、右手の手首を「入れ」て握る。

様々な竹刀の握り方に関する指導がある。構え、素振りの際の握り方に関して、
ある先生は右手は「添えるだけ。打つ瞬間に絞る。」また、ある先生は「打つ瞬間」だけ
でなく、「竹刀を振り上げる時、両手でしっかり振り上げる。」と指導される。
また、ある先生は「左手だけでなく、右手の小指部分もしっかり握る。」

解釈の誤解をしているのかもしれないが、その3つの教えだけでも、実践しようとすると、
少なくとも、右手のあり方は、一つでないと考えている。

そして、俺は迷っている。どうあるべきか。

なんだけれども、

そんな中、昨日の素振りで竹刀の振り上げに関して迷い、本日の素振りでは、一つの
気づきはあったと考えている。

昨日、本日と、面は付けられなかったが、右手のあり方に関して、考え・気づきがあったのは、
1,000本素振りをやっていたからこそ、と考えれば、前向きに昨日、本日の「稽古」を
捉えられるかなと考えたりしている。

さて、明日(9/1。既に0時を越えてしまったが。)から、夏季休暇後の会社生活再開。
まずは、仕事をがんばろう。

そして、素振りもがんばろう。

けなも

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