2017年11月6日月曜日

10月下旬の剣道

10/21(土)

林邦夫範士セミナー「年齢を重ねても伸びる剣道 -大人の基本再点検-」
に参加した。非常に有意義だった。適度な稽古量で、じっくり学べた。

切返しの切返しを、それ以降、素振りの中に取り入れている。
いつかその成果が現れるとよいなと思っている。

そのセミナー後半で切返しの切返しをじっくり繰り返した後、
相手との一本勝負の稽古において、久々にお腹から気合を出せたと
実感した。切返しの切返しのおかげで気が練られたのか・・・。


10/29(日)

街の試合に出場。また3位。

また準備不足もある。会場には13時ちょい過ぎに到着すれば大丈夫と
思ってた。

雨の中会場に向かうが、時間の読みの甘さもあり、開場到着が13時10分頃か。

で、女子の試合の後とは分かったが、着替え終わり会場の体育館にはいり、
防具をつけ始めた頃には女子の決勝が終了してしまい、すぐに男子の試合が
開始した。しかも1試合目は不戦勝の模様で、すぐに2試合目が始まる。
ちなみに、俺は5試合目。

とりあえず、すぐに防具と面を付けた。その頃には3試合目くらいだったろうか。
面をつけた状態で素振りを実施した。大きく、切返しの切返しも交えたと
記憶しているが。

そして、自分の試合。
もうやるしかない。

試合に臨んだ。

相手もまた強敵で、1回戦から重たい試合になった。負けられない、
そう思った。とにかく全力で向かうことを自らに言い聞かせた。

そして、延長の末、相手が出てきた所に面に飛んで、なんとか一本。

ほぼ力を使い果たした感じ。準備運動もほとんどできないまま、
いきなり激しい稽古をした感じというか。

すると、疲労でいっぱいとなり、座り込んでしまった。


2回戦は過去のその大会で上位に食い込まれた方とは知っていたので、
それもまた苦戦するかと思ったが、上からの面が届きそうと思い、
上から面に行き一本。たださすがに上位に食い込まれた方だけあって、
試合後半では下から下からの圧にとりあえずさばいて無難に終わらせた。
こちらから出て行っては危険な下からの攻めだったと感じた。

3回戦は、これは俺の弱点の一つだが、軽やかに連続技をうってこられるタイプ。
一打目を敢えて捨て技と分かって打ってきて、二打目三打目で当てようと
するタイプ。そういうタイプに限って遠間からポンポンポンポン打ってくる。
そして、俺の悪い所は、一打目を見てしまい、相手の前進を受け入れてしまい、
この時も、二打目の面を取られた。

取り返そうと思いきや、こういうタイプは、相手が近づいてくると
中心を固くキメル。すると相手の竹刀の先が俺の身体のどこかにひっかかり、
何度か打ちに出るが、中途半端に打ちが止まる。

ということで、こういうタイプには、こちらが「くずれ」打ちに行く。
かつぐまでもないが、相手の剣先を中心からずらすべく、少々面以外に注意を
向けさせて、一気に面を打つ。何とか取り返した。その少し後、延長に入る。

そして、やはりポンポン飛んでくるので、ある刹那、
これは体が勝手に動いたので、はっきり覚えてないが、
攻めて、相手に機会と思わせて、面に出てきた所を小手におさえた。
この大会で初めての小手技。

さて、四回戦。
今度は、同じく積極的に打ってくるが、速いのと、打ちが強い、そして、
引き技も打ってくるタイプ。見た感じ、試合巧者であり、姿かたちも
確かに強そうな感じがする方だった。

と、そんな相手と対峙していた頃には、疲労感満載で、とりあえず、
打ちをさばき、受けては、力を消耗しないようにするしかなかった。

延長に入った。多少は充電できたかと。相手には消極的に見えたかも
しれないが、違う、もう疲れて動けなかった。

ある刹那、裏からの攻めが効きそうと感じ、裏から面に向かった。
一本。

五回戦。半年前に負けた相手。
開始早々、俺が面に出たが、うまく下がって余らせ、面を打たれた。
一本取られる。もっと詰めるべきだったし、相手に誘われた部分も
あったと振り返っている。もっと、十分に攻めないと。相手の罠だった。

と、振り返ればそう思うが、

二本目の合図とともに、とりあえず、俺らしく攻めた。
後日、ビデオで何度も見返したが、

相手の剣先を中心からはずそうと、様々な攻め方を試みる。
徐々に徐々に間合いを詰め、面に飛んだ。

相手に受け止められたかと思いきや、一本になった。
あとでビデオで見返すと確かに入ってた。

思うに、打ち切る事が大事だと思った一本だった。

その後、中途半端に小手に出た所を上から止まらない面が降ってきた。
俺の面金右の部分にあたり、正直、取られた感じはしなかったので、
近間で小手に行ったが、すでに相手の面と判断され、試合終了。

もっと自ら打ちに出て行くべきだったと思う。


11/3
第65回全日本剣道選手権大会を観戦。

正直、一部のある試合だけはつまらなかった。自分がリスクと感じると、
防御の姿勢で簡単に間合いを詰めて、相手が打てなくするということを
繰り返し、時間が過ぎていくだけという試合だった。

その試合以外は、すべて緊迫した素晴らしい試合だったと思う。

そして、俺は、やはり内村良一選手はすごい選手だと思った。
本当にお疲れさまでしたと内村選手にはお伝えしたい。

2年前、東陽町の駅でお見かけし、一方的に挨拶させて頂いたが、
評判通り、紳士に対応して頂いたことは既に記載した。

俺も、もっともっと稽古をしないといけない。
今回の緊迫する数々の試合を見て、俺ももっと強くなりたいと思った。

選手の皆さま、本当にお疲れさまでした。


11/5(日)
街の稽古会。
範士八段からは、やはり俺の面は「重い」と言われた。
一本取られた感じはしないとのこと。

また、久々稽古頂いたKo教士七段との相面で改めて自覚したが、
俺の面は、多分、前にというよりは、上に体が移動している。
本来は前に打って出る所が、きっとその場で踏み込む感じの姿に
なっているはず。

そのせいか、相面の際、間違いなく、Ko七段の面の方が大振り
であるのに、スピード面で俺の面の方が後に当たっている状況。

原因はもう一つ。自分から攻めてない。相手が動いた所に合わせ
ようとしていることが原因だと思われる。

攻め。もっと見直さないと。そして、面。もっと前へ出ないと。
右足と腰から。


けなも

2017年10月14日土曜日

10月8日(日)稽古

10/8、街の稽古会。

O七段と稽古。

稽古後、私の面は良いし、当たってはいるが、切られたという感じを受けない。
「気」が届いてこない、とのこと。


気合の入れ方は、確かに悩んでいたし、そう言われても、そうだろうなと思う。

過去、Ku範士八段から言われた、私の面がもう一歩というのは、
O七段からの指摘も一因にあると考えている。


けなも

2017年10月3日火曜日

10月の稽古

10/1(日)

範士八段からのお言葉。稽古後、個別挨拶時のお言葉。
スマホメモしたので、コピペ。

---
よい面は打ててる。
あとは機会だ。
それは工夫しなければいけない。
自分で工夫しなければいけない。
---


参加者全員に対して。

攻める過程で、打とう打とうと力みが知らぬ間に出てくる。
力をいれなくてよい。

また、相手が中心外れた時に打ちにいく。

切返しと面打ちを一生懸命やっていれば良い(というニュアンスだったと認識)。



冒頭のお言葉より、自分で考えろ、悩め、色々試せと言われているような気がした。



けなも

2017年9月25日月曜日

9月の試合の振り返り

9/24

スマホメモから。試合は、団体戦、大将で出場。負けました。
勝つか、勝てなくても、イイ試合をする予定が、まったく。
攻められて、ほぼ秒殺みたいな感じでした。

---
グングン攻めてきた。

読みが全く外れた。
じっくり攻め合いが楽しめると思ってた。相手は七段という高段者だし、正統派だし。

と想像したイメージトレーニングをしていた。

想定外の始まりに動揺した。

俺に足りないのは、やはり攻め。

いつもの攻めの中に、休息は無かったか。いつも攻め続けられているか。

始めの合図から、相手はドンドン攻めてくるものと思ってないのが、甘い。

俺もそういう剣道できなきゃ。
--
もう一回やり直したい。そしたら違う結果になる。

と、負けた後、よく思う。

が、それが出来ない、巻き戻しが効かないから

だから、悔い無きように、最初から全力を出さなきゃいけない。

試合始まって、全力が必要だと思うのは遅い。

ということだと思う。

それはつまり、やはり攻めというものを正しく理解してないということだ。

というのと、「全力」の意味が、正しくは、ドンドン攻めて打ち込むものかというと、それは一つの形だと思う。
---


俺の欠点は、昔から、負荷がかかる動きを「おっくう」と感じたりする所。
「腰が重い」という点だと思う。

それは、剣道はもちろん、仕事でも、ということだろうか。



変われ。



けなも

2017年9月18日月曜日

第60回全日本実業団剣道大会と、8月~9月の剣道。

9/18(月)

本日は、全日本実業団剣道大会。
60回記念ということで、記念品がいつもの手ぬぐいのほか、
竹刀削りと、おそらくそういう小道具やペンなどを入れる
小袋が記念品となった。ちょっとしたモノだけど、豪華に
思える(笑)。

さて、試合は、我がチームは1回戦負け。私は副将で引き分け。

まぁ、ダメですね。冷静に考えて、理想の剣道になっていない。

私の理想の剣道とは、構えが整っていて、攻める中でも構えが
乱れず、勝てる剣道。

私の理想をたとえて言うなら、高鍋進先生の構えで寺本将司先生の
攻めをしたい。
(この表現で、剣道経験者だったら、想像がついてしまうだろう笑)

やはり、相手が打ってきても私は受けるだけになってしまう。
寺本先生だったら、面返し面、面返し胴を難なくされるだろう。

構えも、なんだか、いまいち。


前回のブログは7月末が最後だったが、その後一か月間、敢えて
千本素振りは控えた。

というのは、街の道場の先生、Na七段に千本はやりすぎと言われた。
別に叱られている訳ではなく、驚きのある感じ。8月のある日だった。

過去のブログにも書いたが、Na七段は、お若いのに強い七段。
以前、Na七段も素振りぐらいしかできないと言われていた。
俺が千本素振りを始める前の話しだから3年前か。
千本素振りを実践し始めてから、きっとNa七段も千本素振りを
されているはずだ、と、なんとなく思う日があった。

そして、その8月のある日、思い切って何本かお聞きしたところ、
「50本」とのこと。ちょっと唖然とした。

それは、少ない本数と思ったことと、仮に50本として、しかし、
普段の強さが50本から作られているとしたら、それは何だろう、
という疑問だ。

道場の八段の先生方からは一目置かれるNa七段。高壮年剣道大会
でも上位に入るNa七段。50本という本数でなぜそんなに強いのか。

Na七段曰く、イメージトレーニングとのこと。

周りから見たら、この人何をやっているんだと不思議がられている
と思うがと笑いながら紹介された。そのお話しぶりから、別に
休日だけでなく、仕事の合間にもされているお話だった。

そんなお話を伺ってから、千本素振りはいったん保留にした。
かと言って、いきなり「量より質」と言って、俺も50本にして
強くなれる自信はなかったから、本数は400本にした。

そして、400本の日でも、走ることにした。足腰が弱いと感じて
いたからだ。

齋藤実氏の『仕事で忙しい人のための剣道トレーニング』という本
の中に、ジョギングが良いとの記載があった。時間が限られている
中で、いかに結果を出すか悩む日々が続いていた中で、私の目に
止まったキーワードだった。

いつも通り、毎日夜は遅く帰宅するので、毎日できる訳ではないが、
400本素振り(+イメージトレーニング)と、それでも一週間のうち、
週によっては4日ほど(?)、4kmのジョギングも取り入れた。

まだ数週間だったけど、街の道場にて、普段以上に攻めが充実して
いる気がした(「気」です)。

ちょっとだけど、プラスになっている実感がありました。

だから、千本素振りは無駄だったとか、不要だったとは思ってません。
きっと、千本素振りが、これまでの土台を作ってくれたのではないかと
思ってます。


もう少し、丁寧に文章を書きたかったけど、ざっとここ1カ月強の
私の剣道を振り返ってみました。



全日本実業団の話しに戻るなら、他の方の剣道をする姿を見て、
構えと攻めがきれいで強い方がいらっしゃった。

俺はまだまだ。


諦めずに、まだまだ頑張りたい。

自分に足りないもの、欠点は何か。それを埋める作業をしていきたい。


けなも

2017年9月3日日曜日

8月の剣道と素振りの本数

5月~7月、仕事において精神的につらい状況であることは記載した通り。

7月後半、仕事の忙しさもひと段落した頃、「整体」にお世話になることにした。

仕事が大変だった時期を経て、一段と集中力、記憶力などが落ちたと実感して
いたが、精神的にもおかしくなりそうな状態だった。

その状態への対策として、いろいろ調べた結果、うつ等に対応していることを
特徴としている整体院に通うことにしたという経緯。

そこで言われたのは、私の体は、やはり精神的に相当な負荷がかかっている
ということを指摘された。

様々対応策を指摘される一つとして、1,000本素振りも控えるように言われた。

1,000本素振りの意義を自ら問いかけていた頃でもあった。

色々な思いがあって、素直に1,000本素振りを止める気持ちにはなれなかったが、
体調が戻ったらまたやれますよと話を頂き、7月後半からは無理せず、
負荷を軽減した形で素振りを続けることにした。まずは1日、最低400本にした。

私の体は、その整体院の先生曰く、とにかく多くの負荷がかかっており、
身体の様々な部分で異常が見られるとのこと。医者ではないため診断する
立場にないが、医師ならうつと言うだろうとのことだった。

先述の通り、1,000本素振りの意義も問いかけていたこともあり、
極力、一日一日、体を休める時間を確保することに努めた。

仕事は、7月ほどではないが、相変わらず、忘れた頃にストレスがかかる
時があった。やはり、会社内の人間関係の要因が大きい。

この状態を脱するには、より一層、自分が仕事のできるひとにならねばと思う。

だから、より一層、私は仕事ができる人になりたい。



さて、8月最終週は夏休みを取得した。時間に余裕があったので、
1,000本素振りを実施した。


明日以降、少々本数を減らして、質を高めた素振りを実践しようと考えている。



けなも

2017年7月30日日曜日

7/29(土)大腸内視鏡検査

7/29(土)

大腸内視鏡検査を受ける。

7/28(金)午後半休をとって、薬を飲んで、比較的安静にして、
7/29大腸内視鏡検査を受ける。

先日のブログに書いた痔の検査の際、念のため大腸内視鏡検査を
受けることになった。

結果、ポリープ2㎜あり。しかし、消えるかもしれずとのことで、切除せず、
2年後再度検査を受けて下さいとなった。

検査の際、睡眠薬みたいなものを注射されたらしく、なんだかぼーっと
しながら、医師の診察を受けていた。

今になって思えば、2㎜であっても、切除しなくていいのか?と思った。

いずれにせよ、大腸に関して心配事が残ってしまった。

もっとも、少なくとも腫瘍ありなどの結果にならずに良かったと思いもする。

2年後再度検査と言われたが、1年後には別のクリニックででも検査したい。
心配・・・。

なんで、まぁ、俺は体に心配事を複数抱えてしまうのか・・・(笑)。

今、生きていられることに感謝、感謝。

その日は、安静にしてくれとのことで、実際眠気も残ったままだったし、
身体を休めた。



7/30(日)は、4km、400本素振りを実施。


9月の全日本実業団大会に出場することになった。
今度は、ぶざまな試合をする訳にはいかない。


仕事もがんばろう!


けなも

2017年7月19日水曜日

7/16(日)久々の面をつけての稽古 など

7/16(日)

まちの稽古会。

範士八段のご指導の下、稽古は進む。

1か月半ぶりに面をつけての稽古。感覚を確かめながらの稽古になった。

30分程度の基本稽古のあとに地稽古。

この日は2回だけ地稽古。久々の感覚を確かめ、感覚を戻すことを目ざしながら。
暑い道場で、じっくり汗を流した。

2回目の地稽古を、範士八段にお願いした。ありがたいこと。

初太刀で、私が面、範士八段が面返し胴で迎える。

たまたま、範士八段の受ける竹刀の上から、私の面が当たった。
範士八段も、イイ面だとの反応。その後は、私の面5本程度に対し、
全て小手で抑えられ、稽古は終了。

直後、範士八段から、相手を「殺して」面を打つようご指導を頂いた。
相手の気を殺し、技を殺し、剣を殺す。剣道の三殺法の趣旨だろう。

しかし、どの「殺」なのか、分からなかったので、それとなく問えば、
「上から乗ってくる」ことのご指導を頂いた。つまり、気、剣の部分だろうか。

上記「殺」などという言葉を記載すると、剣道未経験者の方からすると、
非常に過激な表現に見えるかもしれませんが、「三殺法」は剣道用語でして、
どうぞ、ご容赦下さい。

稽古後、個別で稽古をつけて頂いた先生方に挨拶にまわる場面、
改めて、範士八段からお話を頂いた。

そのお話によると、私の面は、イイ面。しかし、完成の一歩手前の面だ、
とのこと。面が「重い」とのこと。相手が「参った」と思える面が必要とのこと。
自己満足ではいけないとまで言われた記憶があるが、その点ははっきりしない。

その後、剣道具を片付けている最中、範士八段のお言葉が気になった。
つまり、俺はどうすればいいのか。

そこで、片付け中の範士八段に近づき、思い切って聞いてみた。

面をつけての稽古がなかなかできない中、やはり素振りが重要でしょうか、と。

すると範士八段曰く、
素振りも大事だとおっしゃった上で、左手の握りを紹介されながら、
左手の小指、薬指はしっかり握ること、攻めながら、近間になると右腕に力が
入るようではだめだ、いつも右腕は力を抜いた状態で攻めることとのお話あり。

そのうえで、素振りと、稽古会での面打ちで実施するように、
大きく振りかぶっての面、小さく振りかぶっての面を通して、手の内を鍛えることが
重要であるとのお話。刺し面は若い年代ならよいが、歳を重ねると刺し面は
できなくなる。だから、大小振りかぶっての面打ちの稽古が重要であり、それで
手の内を鍛えることができる。そして、それは面打ちで鍛えることができる稽古
であるとのこと。

なるほど、面打ちの稽古が重要であると言われる理由(の一つ)を垣間見た気がした。

それと、攻める過程で、やはり右腕に余分な力を入れないことの重要性を
改めて教えて頂いたと実感した。


7/17(月)
祝日。4kmジョギング、400本素振り。

7/18(火)
仕事で疲労し、400本素振りのみ。

7/19(水)
久々、早く帰宅できた。20時帰宅。その後、1,000本素振り。
やはり早く帰宅できると、リラックスできる。ブログも書ける。
もっとも、仕事のことは、ふとした時には、考えているのだが。


気持ち新たに、素振り、稽古をがんばろう。


けなも

2017年7月15日土曜日

5月下旬~7月上旬のこと

しばらくブログを更新できなかった。
5月下旬から7月上旬の出来事を、ここに書き残してみたい。

たいしたことはない。単純に、色々なことがあった。

生きている。ただそれだけで、それまで起こったことは何でもない。

小さな「負荷」が、積もり積もって大きな「負荷」になったということ。

でも、ありがたくも生きていて、今、なんとか正常な生活に戻った感じ。


5月上旬から兆候はあったが、5月中旬から下旬にかけて、担当する
顧客から朝から呼び出され、その対応に一日時間を要する毎日が続く。

過去、同様のことは経験したことはあったので、平気であったが、
面白いほど毎日続く。しかも、その対応によって、本来予定していた仕事が
あと回しになる。1日、2日ならいくらでも挽回できるが、それが「続き始める」。

それが仕事だとすると、剣道にも直結するnegativeなことがあった。


5月28日のことは、ブログに記載した。
(参考:https://kenamo.blogspot.jp/2017/05/blog-post.html

ブログに書くということは、たとえ匿名であっても恥ずかしいことはある。
それでも書いてみようと思う。

(食事中の方はごめんなさい)

実は、5月28日、試合直前、トイレで用をたしたが(大きい方)、
今までに無いほどの、血がティッシュに付いた。非常に驚くぐらい。動揺した。

試合もさんざんで、帰途に就いた。
しかし、その後も何日経っても、症状は変わらない。むしろ悪化する。
便器は赤色一色となる。精神的にも動揺する。

平日は動けなかったが、関東実業団大会前日、いてもたってもいられず、
6月3日(土)、近くの病院に行った。

結果、

痔。


痔でよかった。


なんだけど、その病院では、その「痔」と結論付けるために、今まで経験した
ことがないほど、自分の体の、自分ですら直接見ることはできない部分を、
色々な方から見られる。検査のために薬も飲む、治療のために注射も打つ、
看護師の前で排泄もする・・・。


とっても「落ち込んだ」。本当に落ち込んだ。

で、その日は運動はしないで下さいと言われた。

が、その日の午前中、体が重いことにショックを受けた(ことはブログで書いたが)
ので、せめて、ゆっくり素振り400本を実施。本当は走りたかった。
関東実業団の調整は不十分、且つ、不安な状態で、次の日本番を迎えた。

中学生の時以来、パンツを履いて試合をした。血が、いつ落ちてくるか
分からなかったから。朝から血の事が気になって仕方なかった。


そして、最悪な試合をしたことも、既に書いた。



その後


6月5日(月)からも、

それこそ、「どっきり(カメラ)」か?敢えて、わざと誰かが仕掛けているのか?
というくらい、本当に毎日のように、朝から顧客に呼び出され(すぐ来い!系)、
怒鳴られ、対応に追われ、そのために、夜遅くまで仕事し、面白いくらい、
うまくいかない、予定していた仕事が進まない日々が毎日、本当に毎日、続いた。

そして、素振りも、1000本できない日々が続き、400本ですら実施できない日が
何日もあり、また素振りもできない日々も続いた。

夜中の何時かまで仕事をしては、すぐに朝を迎える、

そんな日々が続いた。本当に続いた。

その「しわ寄せ」と書いてよいのか迷うが、置き去りにされた、その他の仕事が
こなされないことで、今度は、顧客ではなく、社内の仲間から批判が集まった。

俺だってこなしたい、しかし、できない!

そんな日々が続くことで、精神的につらくなったのは言うまでもないが、
「明日もまた呼び出されるのかなぁ(笑)。」と、むしろ、自分をあざ笑うように
なる日が、ある時から始まった。

でも、本当に、「明日も」何かが起きた。面白いくらい。

あまり意識しなかったけど、三碧木星の私の6月は「暗剣殺」とのことで、
「突発的な事や思いがけない事が起こりやすい月運」とのこと。

その通りだと思った。
そして、とにかく耐えろ!と自分に言い聞かせた。


そんな事象は、心から望んでいないのに、6月は全日そんな日となり、
7月も上旬まで、その余波があった。


ほんとうに、

ほんとうに

つらかった。

精神的に、特に。

そして、今週7月10日週から、久々、1000本素振りをする日が再開した。
400本にした日もあった。でも、1000本できる日は実施した。

ひさびさ1000本。味わった。



そんな状況。

面を付けたのは、6月4日(日)関東実業団大会で最後。

1カ月半ぶり、明日(7月16日)、街の稽古会で、久々面を付ける。


全て、

すべて、

悪いものも、

すべて

出し切りたい。



けなも

2017年6月6日火曜日

関東実業団大会のこと

6/4(日)

俺は試合で負けた。そして、チームの負けが決まった。

負けたこと自体も大きいが、負け方もまた最悪だった。

チームのメンバーには、本当に肩身の狭い思いをさせてしまった。

小学校・中学校・高校の、仮に勝利至上主義のチームだとしたら、
そのチームの顧問が見たら、俺はぶっ飛ばされて、辞めさせられるだろう。

それほど、情けない試合だった。こんな試合をしたのは初めてだし、
周りを見ても、なかなかそんな試合は見たことが、俺には無い。
いや、まず、みんなにとっても、見ることはないだろう。

みんな「初」のはずだ。

俺は、何をしてるんだ。上記のような顧問がいたら、本当に
ぶっ飛ばしてもらいたい。



以下、スマホメモ。

---
我が剣道史上、最悪の負け方。
そして、チームにとっても。

俺は一本も打たず、試合終了間近、相手が飛んできて、簡単に一本取られ、残り数秒で、とりあえず面に飛ぶが、「とりあえず」なので、当然一本にならない。

そして、すぐ試合終了。

周りからは笑い声が聞こえた気がした。

振り返れば、いたずらに打たないようにした訳ではない。
スキを伺ってた。

それが、まず誤りなんだろう。
スキは伺うものでなく、作るもの。
としたら、作る為に必要な、攻めが無かったということか。

また、相手が出てきた時に、返せる技がないから、攻め返そうと思うことがない。
---

以下、追加でスマホメモ。

---
なぜ負けたか。

一本取れなかったから。なぜ。打ちに行けなかったから。なぜ。スキを作れなかった。なぜ。攻めが足りなかった。なぜ。技が面しかなく、攻めが単調かつ、面のための攻めしかできなかった。

多彩な技?が答えか。

なぜ打たれたか。

防御が甘かった。防御するならしっかり防御する。中途半端はダメ。

間合の再確認も必要。

なぜ打たれたか。

相手から、打てると思われる攻めだった。




相手から見ると、打ってこないだろうと思われる。怖くない。

こんなに惨めな経験できるのは俺くらい。
一流選手とか大舞台が集まる所での現象でなく、俺自身の経験になった。

誰にも経験できることではない。

だから、ここから何を学ぶか。

打ち間に入ったらとにかく打つ。すると、相手が簡単に打たなくなる。そのうち、スキが生まれる。

それはそうかもしれない。

掛かり稽古必要とは、前から感じていたが、やはりそうかもしれない。
普段の素振りで、かと言って、ひとり掛かり稽古できないから、切り返しを増やすべきかなと思った。リズミカルに、足も、全身使って、呼吸も意識して。

その切り返しで息上がることに、掛かり稽古したみたいでしょのようなお話を範士八段がされたことがある。日曜の稽古中。
---

6/5(月)
早速、1,000本素振りのうち、600本を切返しに変えてみた。
正直、どんな遅い夜も、飲み会後のどんな状態でも続けられるかは、不安だ。
(難しいのではないかと感じた)

そして、これが正解かは、分からない。

でも、当面続けてみようと思う。

「勝てない剣道」が、また始まっている。

自分の理想の剣道は何か。それとどのようなギャップがあるか。
小手も、胴も打てるようになりたい。

面が打てれば、小手も胴も打てる。
だから、それでも、やはり面にこだわるべきか。
そこに「誤解」があるなら、何がどのように誤解なのか、どうしたら学べるのか。
誰に聞けばいいのか。


けなも

2017年5月28日日曜日

やるかやらないか 続けることの大切さ

5/28

今日は朝からショックだった。

久々の町の道場での稽古参加。

単刀直入に書くと、稽古において体が重すぎて、ショックだった。
こんな感覚は久々だった。


実は、5/25(木)~5/27(土)は、まともに素振りできなった。

いや、「しなかった」。


5/25、5/26は、たしかに仕事の関係で体が、疲労困憊で、

特に5/26(金)は、実は、これまた久しぶりの飲み会だったので、
業務は早く切り上げられたのだが、結局、それまでの疲労が重なったせいか、
足がいつも以上にむくんでいるように感じた。

俺にとっては、イヤな感覚。そう、ネフローゼ症候群を思い出した。

ネフローゼ症候群は、全身むくむ。症状が出てきた時は、足がパンパンに腫れる。
指で押すと、その部分がへこんだまま、すぐに戻ってこない。
(この感覚は、分かる人にしか分からないだろう)

ということで、無理せず、横になることにした。

5/27(土)は、家族の対応で、本当に朝から夜まで対応を続けた。
それでも、夜、家族が就寝してからでも素振りくらいできたはずだが、
結局、そのまま私も眠ってしまった。

ありのまま書くならば、最近の素振りが充実していた分、4月稽古した際、
充実していた稽古が出来たので、安心してしまった自分がいた。

だから、多少素振りをせずとも、急に力が落ちることは無いと思っていた。

でも、違った。

たかが3日間休んだにも関わらず、いや、以前もそんな日はあったはずだが、
その状態で、道場の稽古に臨んでみると、竹刀が重く感じられ、竹刀を振る
腕の感覚も、うまく握れずにいた。

おまけに、面をつけての稽古は、1カ月以上ぶりだったか(前回が4月半ばか)、
面の紐も、きれいにまとまっておらず、絡まっていて、なんだか初心者が
戸惑うような場面を思い起こさせるものだった。

せっかくの範士八段の先生への稽古も、体が重すぎて、振りが余計に大振り
となってしまい、「(稽古は)短くね。」(次の人もいるから、ということなんだろうが)
と言われあっさり終わってしまった。


思わず、道場で、持ってきた八角で素振りをした。

そう、きっと俺は、素振りで自分の剣道を創ってきたし、実際、素振りをすると、
徐々に充実さが増してきた感覚はあった。


再び面を着けて稽古に臨むが、しかし、いつもの鋭い動きが出来てないことは、
よく自覚した。

一緒に稽古した先輩に、「(自分が)情けないです。」と漏らしてしまった。


そんな朝を迎え・・・


なんと、午後は、別の町での試合に臨む予定だった。


こんな(まったく万全でなく、むしろ“ダメダメ”な)状態で臨むのは回避しよう、
そう、棄権しようと考えたりもした。


しかし、それは「逃げ」だと思う自分もいて、結局試合に向かった。


その試合に向かうまでも、なんとも馬鹿らしいことがあった。


当初、試合会場の駐車場が使えることが分かって、自動車で向かった。
高さ制限があることは知っていたが、「軽」だったので、まったく問題視して
いなかった。

ところが、我が「軽」は、車体が高い「軽」だった。・・・とは、会場に到着して
初めて知った。

困った・・・。

周りは、割高なコインパーキング(有料)はある。

安さを求め、ちょっと離れた所を探したが、なかなか見つからない。


静かなオフィス街で、人通りも少ない中にある公園の脇道に、何台か路上
駐車している車があった。それを真似て、一旦路上駐車し、会場に向かった。

・・・が、やはりそれは道義的にも許されるものではないと思い直し、
会場に到着するも、すぐに引き返し、結局、近くのコインパーキングに
駐車した。


会場に向かうまでに、車の中でおにぎり一個食べたが、その駐車に関して
会場と往復している間に、空腹感と、試合開始に間に合わないのではないか
という焦りと、午前中の、いつもは感じることのないはずの悲壮感と疲労感で
再度試合会場に向かった。そして、すぐに着替えた。おにぎりをもう一個
食べる時間は無かった。

ありのままで全力で試合に臨もう。そう自分に言い聞かせた。

試合は、「超省エネ剣道」だった。たしかにじっくり相手の隙を伺う剣道では
元々あるが、今回は特に顕著だった。

1回戦も、2回戦も、なんとか勝てた。しかし、2回戦終了時は、
「仮に、今回優勝したら、帰宅したら1,000本素振りしよう。」と考えた。
優勝したら嬉しいはずだが、そんな余韻に浸れる状況ではない、
自分に「罰」と「喝」を入れないといけないと思った。

3回戦は、2年前準優勝した際の、3回戦で対戦した相手。2年前は、
手ごわい相手と思っていたし、負けるならその相手だと思っていたが、
結果、勝った相手だった。

手ごわさは変わっていなかった。やはり強い。

段々、弱い自分が現れる。「どういう負け方をすれば、面目は保てるかな。」
みたいな。


そして、負けた。

これでいいんだと、良い自分と悪い自分が言っていた。

前者は、こんな稽古不足、準備不足で勝とうとするのが誤りだということを
自分に言っている。

後者は、そんな中でも、1回戦、2回戦勝ったし、負け方も悪くなかったんじゃ
ないかな、ということを自分に言っている。

後者に言いたい。「アホ。」



結局、その3回戦の相手が優勝した。



剣道だけじゃない。自分の生活を振り返ると、理想とする自分の姿があると
すると、そこに向けて努力を続けることが大事なんだ、ということを改めて
痛感した。

その努力、つまり、結局、「やるかやらないか」だと思う。


頭で考えるだけでは理想に近づけない、思いを馳せるだけでもダメ。

行動が伴わないといけない。

理想とする自分になる日まで。


やはり俺は、剣道で言うなら素振りで体を創ってきた人なんだ。

そして、素振りは、やはり続けるべきなんだ。

仕事や、健康面を理由に、5/25~5/26、素振りをしなかったことは、
百歩譲って仕方がないとしても、5/27の家族対応は、やはり工夫して、
夜中であっても、素振りをすべきだった。



さて、来週の日曜日、関東実業団の剣道大会がある。上記を本当に
思ったのなら、行動に移して当日を迎えたい。


剣道だけでなく、仕事においても、やはり「やるかやらないか」なんだなと
最近感じる場面が多々ある。



せっかく作り上げてきている、素振りを基にした自分の剣道力、
こんな所で、御破算にする訳にはいかない。



けなも

2017年4月23日日曜日

4/17~4/23の剣道

4/17~4/21の剣道

この週は、1,000本素振りを始めてから、おそらく初めて素振りができない日が続いた。

4/17(月)

24時近くまで出張先で仕事。深夜タクシーを利用し帰宅。
次の日、朝より重要な打ち合わせがあり、絶対遅れではいけないこともあり、
まずは体を休めることにした。結局、午前1~2時くらいに就寝して、次の日は
(って言うか、その日は)午前7時台に起床。

4/18(火)

この日は、この日で、その朝からの打ち合わせを受けて、大変な一日で、
結局、深夜1時30分頃まで仕事。体もヘトヘト。タクシーで帰宅し、就寝する頃は、
3時~4時くらい?残念だけど、素振りは座って50本くらいだったか。

4/19(水)

疲れたまま朝起きて、仕事に向かう。体は重い。そりゃそうだ。誤解無いように
言うと、過去、一週間のうち、2徹夜を2回せざるを得なかった。それも、1カ月に
それが2回。だから、長時間残業すること、そうせざるを得ない時は、覚悟して
残業に臨むことには慣れている。

しかし、歳も37歳となって、若い頃と比べて疲れやすくなっていると自覚
しているし、何より、睡眠不足が体に及ぼす悪影響は、これまで色々な
方面から聞くことがある。

自分は長生きしたいと思っている。歳をとればとるほど、そう願うし、その願いが
強くなればなるほど、深夜残業に対しては、覚悟はできても、精神的なダメージが
若い頃より相対的に大きく感じている。精神的に負担となる。

さて、4/19は、なんと22時頃帰宅できた。腹減り過ぎて、23時近く、家で食事し、
ちょっと疲れて横になった。その後、素振りに戻る予定が、気づいたら朝になっていた。


その素振りをしなかったということが、精神的に負担になる。


4/20(木)

まさか、深夜1時頃まで残業。深夜タクシーで帰宅。これ以上素振りしないことが
ストレスとなっていた為、せめてもの400本素振り。
実は、次の日は、9時15分より重要な社内打ち合わせの為、やむなく体を休める
ことに専念。寝たのは、3時近くだったか。


4/21(金)

全身疲れたまま出社。9時15分からの打ち合わせが、15分後ろ倒しとなり、
9時30分から開始。何とかうまくことが運ぶ。
その後、昼過ぎより、顧客先での重要な会議。その後、もろもろ事務処理を実施。
その日のうちに、その昼の議事録を作成。完成して、出張先を出たのは、23時台。

帰宅したのは、0時何分か。今日こそ素振りする!と言い聞かせ、玄関で
簡易チェアに座ったまま朝7時位まで寝た。何度か目が覚めたが、姿勢が悪くて、
体のあちこちが痛い。態勢を直しては、眠りにつく、ということが何回か。


体に悪いことしかしてない!!!!!


4/22(土)

1,000本素振り。体になじませるように、極力大きく。
ブランクによる故障を恐れたが、なんとかこなせた。

次の日は、街の稽古会の予定。こんな稽古不足のまま稽古会に参加するのは
避けたかった。おそらく、充実した稽古はできないと予想できた。普段、圧倒できる
相手には圧倒され、普段、充実して正面から対峙できず先生方とは対峙できないと
予想できたからだ。

だから、稽古会は欠席しようか、何度か考えた。

しかし、それもまた稽古ではないかと自分に言い聞かせた。
充実してない剣道で臨む稽古もまた、ありのままの自分の姿であって、
そこで圧倒されたら、それはそれで受け止めるべきと思った。


4/23(日)

急きょ、稽古会中止とのこと。道場から戻った。これが意味する所は。

今日は、400本素振り。「家族の対応」を優先した。

こんな私が剣道が出来て、(何とか)普段の生活を送れるのは、家族のおかげだ。


さて、今週、充実した状態をつくり、4/29の街の稽古会に臨みたい。


けなも

2017年3月19日日曜日

3/19(日)

本来なら、この時間帯は、Ku範士八段の稽古会に参加しているはずが、
家族がインフルエンザということで、本当にやむなく自宅で看病・・・。

稽古したかった・・・。

ということで、今月は、1回しか面をつけないことになる・・・。

家族の病状が落ち着き次第、本日は、4kmジョギング+400本素振りの予定だ。

なお、平日の素振り1,000本のうち、400本を八角で実施している。
普段の素振り用木刀(1kg弱)が軽く感じられる分、手の内を意識して、
鋭く振り切ることを実践している。

土日400本の時は、350本を八角。残りは、素振り用木刀で50本切返し。
リズム良く切返しするようにしている。

切返しをリズムよく行うには、足さばき、足の運びが重要であると、
八角を利用してから実感するようになった。

そうそう、先週、範士八段に稽古頂いた際、初太刀で範士八段の面に
竹刀が当たった。範士八段もうなずいていらした。
しかし、どのようにして攻めて面に向かったのか、記憶にない。

私の後、私より年齢若く、背の小さい同じく五段の子に、厳しい稽古を
つけていらした光景が、うらやましく思った。私は、初太刀の後は、
既に疲れていたためか、十分な攻めができず、打ち込みに近い形に
なっていた。

まだまだ稽古が足りない。すぐ疲れてしまう。

けなも

2017年3月4日土曜日

八角購入しました。

3/4

最近、1,000本素振りしても、昨年まで見られた体の張りが見られなくなり、
また、1kg弱の素振り用木刀だと、若干の物足りなさを感じていた。

思い切って、八角購入しました。

3年間1,000本素振りを継続してきたからこそか、肩を痛めず、
八角を振ることが出来た。本日は400本のみだったが。

八角で1,000本振り切りたいが、まずは無理せず、1㎏弱の木刀と、
八角を交互に使い分けながら、徐々に八角だけで1,000本振れるように
したい。


そう言えば、本日、高壮年剣道大会があったけれど、五段以下の決勝は
よく存じ上げているお二人での決勝だった。


どんな試合でも、どんなお相手にでも、通用する剣道をしたい。


けなも

2017年2月26日日曜日

負け

2/26(日)

都道府県対抗の地区予選会。

負けました。

スマホメモ。

---
引き面二本で負け。

悔しい。たしかに悔しいんだけど、「負けたこと」自体に悔しいというか、負け方に悔しいというか、もっと言うと、引き面で勝負されたことで、何て言うか、負けたと素直に実感できてないので、それは単なり負け惜しみであるはずで、スッキリしない今の、何て言うか、認めたくないという自分がいて、でも、負けは負けであることを素直に認められない自分に悔しいというか。

元々引き技が得意な方であるとは知っていた。

いざ引き面を受けると、たしかに、一瞬をつかれたわけであって、相手の打ち気が分からなかった。

鍔迫り合い、たしかに以前から引き技で負ける試合があった。

鍔迫り合いのあり方を考えなければいけないということか。

その方は、次の試合も引き面で勝ち、最後決勝戦は飛び込み面だった。

引き面を受けた際、手の内が利いてる方だとは実感した。近間でも冴えがあるということ。

多分俺より何歳か年上。フィジカル面はしっかりしていらっしゃった。

俺に足りなかったと思ったもの

フィジカル
多様な攻め・技
鍔迫り合いのあり方(どう相手と向き合い、離れるかに関する思考、工夫)

あと、やはり普段から面着けて稽古しないと、気合いの入れ方で喉を痛めるね。腹から声出せないと。

さて、どうしようか。

最近、フィジカル面の張りがなくなっていることが気になる。

負けは負け。

離れた状態で一本とれなかったんだから。
---

悔しくない負け方で、負けて悔しいというか。


いずれにせよ、負けは負け。










引き面をする時は、両足が床から離れるんですね。
もう20年ほど引き面を一本にしたことがないので、打ち方を忘れてます。

強くなりたい。

周りの方々の試合を見てて、決して敵わないレベルじゃない。
私に足りないものは、大強速軽のうち、「軽やかさ」だと思う。

その時重要なのは、足かな。

けなも

2017年2月12日日曜日

2016年12月末~2017年2月12日までの日誌、1,000本素振りのこともちょっと

まずは、

本年もよろしくお願い申し上げます。
(もう2月になっているのに・・・)


さて、ざっと振り返りながら、本日行われた、第4回全日本選抜剣道七段選手権大会
のことも記載したいと思います。

あと、1,000本素振りのことも書いてみたい。


本日のブログも長くなるな・・・。




2016年12月29日

その1年前と違い、穏やかな12月28日を迎えた。2015年の同日と言えば、会社の
パフォーマンス大会の幹事だったことは既に記載した。

・参考:http://kenamo.blogspot.jp/2015/12/12211227.html
・参考:http://kenamo.blogspot.jp/2015/12/blog-post_31.html

が、部下に対する会社幹部の対応が不適切な部分があり、部下と共に、
28日会社納会直後から、ノンアルコールで、部下の話(思い)を聞くことになった。
思いもよらぬ展開。※抽象的な記載と自覚してます。

部下は真面目で、一生懸命な子。だからこそ、俺は、俺に出来ることを精一杯
したいと思っている。

結局、21時まで話し合う。近くのカフェで。
納会と言えば、二次会も三次会もあるが、こんな年末もまた
貴重な時間だったと思う。

ちなみに、俺と、部下と、部下の彼氏の3人で(笑)。
彼氏も部下のことは気になる。それは当然だろう。


さて、そのまま21時に解散。上司に帰宅する旨をメールで伝え帰宅。
こんなすんなり帰宅する年末は初めてだと思う。成り行きが成り行きだから、
自然な感じがした。


そして、帰宅後、多少の片づけをし、次の日を迎える。


12/29
朝7時頃には起床した。家の、掃除をざっとする。しめ飾りも。

そして、仙台へ!
東京駅は混んでたけど、何とか座れましたよ。11時過ぎの新幹線に乗り、
13時台には仙台に到着。

そして、恒例になりつつあるイルミネーションを見てきました。




その後、食事して、ホテルに戻り寝ました。
もちろん、部屋で座って1,000本素振りは、イルミネーション前だったか、
戻ってからだったか実施してます。


12/30
実家にバスで戻る。

思うに、今年(2017年)の年末も、こんな感じでのんびり家族と仙台で
心から穏やかに仙台で過ごしたいと思っている。だからこそ、今年も仕事、
剣道をがんばらねばと思う。


12/31~2017/1/2
実家で過ごす。父も元気でなりよりでした。

 ※父のことは、前回のブログの最後で書きました。
  参考:http://kenamo.blogspot.jp/2016/12/101112.html


2017/1/9
街の新年稽古会があった。例年、範士八段の先生にお願いしていたが、
今年は「変則的な」まわり稽古(途中に八段が入られる)で、叶わなかった。

しかし、貴重な体験をした。

「前で捌く」。それを見事にやられた。自分より背が小さく、決して強いと
思わない。

しかし、結果的に強かった。全て前で捌かれ、前で捌くことの価値を感じた。
そして、相面で負けた。たった2分だった。悔しかった。学校の先生?
多分体育会系出身ぽい。生徒を率いていたと思われる。裏はとれてないが。

前に出られると、面が詰まる。面を何度も前で受け止められた。
やりにくいと実感した。

そして、何度も胴を打たれた。相手から攻め込んできて、何度も上がる俺の
腕の下を、右胴、左胴、刺し胴(飛び込み胴)をやられた。
こんなに簡単に打たれることもなかった。

俺の隙と言うことらしい。

八段に挑戦して充実感を得たかったが、何段か知らないけど、やられて
悔しい稽古会になった。

そして、前で捌くことを、今度は俺がやってみようと思った。


1/29
1,000本素振りを続けて、3年たった。

 参考:http://kenamo.blogspot.jp/2014/01/1000.html

効果は?

分からない。1,000本素振りをしていない(同じ時間を過ごした)自分と比較
しないと正確には答えられない。

しかし、それは無理だ。同時に自分が2人存在できない。できるなら、
仕事も2人でこなしたいくらいだ!(心の声)

それでも敢えて(誤解を恐れずに)言うなら、

平日稽古が、まーったく、できない俺からすれば、意味があったんだと思う。

どのように?

肩、腕が疲れなくなった。構えの姿勢が良くなった。一つ一つの打突が強くなった。

そして、その分、相手を見るようになった。雑に打ちに行かず、丁寧に「攻め」を
考えながら稽古をしている自分がいる。

試合での成果は?

ん~

ま、上向いていることは確かだと思う。

最も、普段、面を着けての稽古は出来ない身だから、高望みをすること自体、
おかしなことなんだろう。

ちなみに、2017年1月は、面を着けての稽古は2回だけ。
それ以外できない。これはもう仕方がない。だからこそ、素振りにかけるしかない
(仕方がない理由は、これまで所々に書いてきた)。




それにしても、
毎日の実現は、様々な理由(徹夜の仕事、酒で酔いつぶれて、体調不良で、
家族の看病等)で、できなかったが、それでも、4日以上素振りしなかったことは
なかった。最大、3日間できなかったことは、数回あったと思う。

それ以外は、面を着けての稽古の日は1,000本素振りはやってない。

また、土日は、4kmジョギング、400本素振りを実施している。

その「1,000本素振りできなかった日」以外は、1,000本素振りを実施してきた。

こんなんで満足してないよ。

でも、ちょっと褒めてあげたい。よく、3年間続けてきたね、って。

今のところ、ネフローゼ症候群も、網膜剥離も再発してません。
ありがたいです。

皆さま、本当にありがとうございます。



2/12(日)
第4回全日本選抜剣道七段選手権大会。
朝8時数分過ぎには会場門前に並びました。そして、昨年と同じ場所に
座って観戦(泣)。「泣」の意味は、審判が前にいることが多い位置で、その間、
一本が決まることが多い場所だから(泣)。

いや、今年は、別の場所を挑戦したのですが、昨年の丁寧な案内が無く、結局、
フロアの席の争奪戦になり、そこしか空いてなかった(泣)。

寺本選手に関しましては、本当におめでとうございます。

実は、昨年までの寺本選手の動きは、全日本剣道選手権で優勝した当時よりも
キレを感じられなかった(いや、それでもすごいんだよ、全然かなわないんだよ!)。

ただ、今回は1回戦から、「違う」と、拝見して、即思った。

あの強かったころの竹刀さばきが、1回戦のちょっとした動きで見られた。
何て言うか「竹刀が走る」、「竹刀が鞭のように柔軟に踊りだす」と言うか。

だから、今回は違うと思った。

そして優勝された。

憧れの剣道のスタイルだ。俺にはできない。少なくとも今の俺には。

寺本選手は、面も小手も胴も突きも何でも一本にされる。

俺は、面だけ(たまに小手)。



今回の七段戦。
皆さま、構えに「重み」があった。

足元にも及びませんが、1,000本素振りをしてなかった頃の俺の構えと、
今の俺の構えでは、今に「重み」がある。

「重み」とは、まず攻めに徹する為、簡単に手元を上げず、じっと構える。
そして攻める。

その一連の攻めが、選手の皆さまの攻め方が、綺麗だった。

そんな攻めを実践したい。

俺も、もっと稽古しようと思った。


そして、今の俺にできることは、1,000本素振りであり、それはそれで
続ける意味があると思っている。

もっとも、本日は、日曜で、道場での稽古は無かったので、
4kmジョギング、400本素振り。


1,000本(または400本)素振りは1kg弱の素振り用木刀で。



さて、2月下旬の、都道府県対抗の予選会、がんばろう。

また1回戦で負けるかもしれないけど、そうなったらそれでしょうがない。

優勝したい。


けなも