やはり、「日誌」じゃないし…。「月報」ですよね。
さて、ここ1ヶ月の剣道を振り返りますと…、
200本素振りの成果でしょうか、
昨年の私よりは、体が動いてる気がします。
しかし、攻めがまだまだ。
教士八段のK先生からは、上半身に力が入っていて、
起こりが分かってしまうとのこと。
1度指導頂いた次の地稽古の際は、意識して肩の力も
抜いたつもりが、また同じ指導が入った。
難しい!こんなに力を抜いているのに!と思うのですが…。
で、素振りしながら、丹田に力を入れることに意識してみた。
すると、何となく上半身の力が抜けた気分。
という状態で、改めて教士八段に向かうが、
やはり、同じ指摘。んー、うまくいかない(泣)。
それにしても、最近丹田を意識してる。一昔前の私なら、
呼吸とか、まったく意識せず剣道してたけど、最近は
丹田に始まり、切り返し時の呼吸も意識している。
話は変わるが、先日、面が打てるようになれば、
何でも打てるようになると言われたという点に関して、
ブログに記した。
その後、稽古を繰り返す中で、その意味を私なりに
解釈した。つまり、面を打つという「動作」だけが
できても、やはり小手や胴など打てない。
重要なのは、面に至るまでの「攻め」が上手くいくか
否かにかかっている。つまり、面を打つという目標の中で、
攻めが行われ、結果、面を打てるようになったら一つ成長した
と言えると思う。
一番遠くて、相手に警戒されやすい面を一本にできる攻めが
できるようになれば、なるほど、たしかに、小手も胴も一本に
できるだろう。そう解釈した。
で、先日、教士七段のK先生への地稽古の中で、
面を中心に攻めを作ってみた。
一番印象に残っているのは、その攻め合いの中で、K先生が
面に来ると感じる場面があった。十中八九、面に来る。そしたら、
面を返して胴に行こうと思った。
で、案の定、面に来た。ちなみに、その時、「乗られて」いた。
こっちから出ては打たれていただろう、って感じ。
話を戻すと、面に来たので、面返し胴を打った。
と言うか、面に来たって思った次の瞬間目にしたのは、
K先生の胴に、私の竹刀が程よい角度で、きちんと部位を
打っていた「瞬間」だった。
何が印象に残っているかと言えば、
そもそも、胴を滅多に一本にしたことが無い私が、
相手が面に来ると分かったからと言って、それで本当に胴を打てた
ということが不思議であったということ。
「胴を打つ時は、手を返して、相手の胴に対し、斜め45度から…」なんて
ことを全く意識する間もなく、打てていたということ。「打つこと」より、
「面に来たら、胴に返す」という意識の下、前に出ていた。
もう一つ印象に残っていたのは、K先生の胴、有効打突部位に
当たった竹刀を、瞬間に目が捉えていたということ。
ちなみに、K先生は、面ばかりでなく小手も胴も打ってきなさいと
おっしゃってくれる先生の一人。面にこだわった稽古をしたいけど、
せっかくおっしゃってくれるので、遠慮せず小手も胴も試させて頂いた。
攻めて面。そんな稽古をし続けながら、胴や、小手、突きも一人前に
一本にできる剣士でありたい。
明日から、仕事上体制は変わった新年度を迎える。
心機一転、仕事も剣道もがんばりたい。
けなも
2013年3月31日日曜日
2013年2月22日金曜日
200本継続記録が一時途切れる
昨年(2012年)下旬から一日も休まず200本素振りを継続していた。
中学生の頃は、稽古に加え、それこそ休まず毎日200本素振りをしており、
(街の小さな)試合では、それなりの結果が出ていた。
200本という数字は、決して威張れる数字ではないことは知っている。
小中高各々の準備運動時点で200本は素振りしていた。
でも、やらないよりはやった方がよい。そして、少ない数でも、
毎日続けることに意味があると考えている。
・・・と、そんな中、
2/13(水)は会社から帰宅できず(泣)。
間もなく仕事終了と思った矢先、次の日顧客に提出する資料に
大幅な修正が必要と判明してしまい、結局、終電が無くなった
2/14(木)午前1時30分に会社を出た。夕飯食べてなく腹が減って。
ラーメンが食べたくて。
結果的にラーメンは食べたが、それはそれはマズイラーメンで、
会社から歩いて20分くらいの所で。
で、ラーメンを食べた後は、寒い中、少しでも家に近い方面へ
歩き続け、1時間以上。午前4時近くに、東京駅に到着。
その時間、東京駅(丸の内側)は、私が見た限りでは
シャッターが下りていた。24時間駅は開いているもんだと
思っていた俺には、意外な光景だった。
それにしても、外は寒く、突っ立っているわけにもいかず・・・。
ふと、駅近くに会社の出張所があることに気づき、
そこにあったソファで寝た。
外は寒かったが、建物の中、しかもソファで眠れたことで
救われる思いがした。
が、一見出張者は俺だけに思えながらも、いつ他の出張者が
現れるかビクビクしながら、本来横になってはいけないはずの
ソファで何回も眼を開けながら、仮眠とも言えない2時間弱を
過ごした。
「ホテルに泊まればいいじゃん。」と思う方もいらっしゃるかも
しれないが、私にそんなお金は無い!質素な生活しかできない
んです(笑)。今の所・・・。早く金銭的にも余裕が欲しい。
とは言いながら、寒い中、疲労も溜まった状態で歩き続けた中で、
何件かホテルに部屋は空いているか尋ねた。が、尋ねた所は全て
満室だった。クレジットカードで、分割すれば、生活もできて、
ホテルにも泊まれて・・・なーんて考えを実現する以前の問題。
話を戻すと、ソファで過ごした後、動き出した電車で自宅へ向かった。
さすがに、とんぼ返りで会社に行く気力は無く、
出社時間が遅れる申告を会社に済ませた上で
(その時点で7時30分頃)、1時間強の仮眠を布団でとった。
そして、会社へ向かった。
その際、自宅を出る前、室内用木刀で5本だけ素振りした。
体がもつか不安だった。
そして、2/14(木)は始まり、顧客先へ行き、資料の説明をし、
叱責も頂く場面もありつつ、何とか夕方まで過ごした。
そして、その日に帰宅した頃には体は休みを欲しており、
迷った部分もあったが、割り切って、すぐに布団に入ることにした。
2/15(金)朝、室内用素振りで5本(だったと思う)素振りして、
会社へ向かった。結局、その日も次の日帰りだったと記憶してるが、
その日は200本素振りした。
とまぁ、長く書きましたが、200本継続記録は、残念ながら途中で切れて、
でも、その後、グレルことなく、再開している。
それでいいと思っている。途切れても、また再開し、続けること。
「やらなくなり続ける事」を撲滅すれば、たとえ僅かであれ、そこに
進歩があると信じたい。もちろん、理想は一日も欠かさず継続することが
一番良いと思っているが。
しかし、完璧を「絶対」と考えては、また余計なプレッシャーを
自らにかけることになるかなと思ってる。
無理なく継続すること。今年の目標。
まだ書きたいことあるけど、少し眠くなってきた。
今日は21時過ぎに帰宅できて、そして、もちろん、200済。
けなも
中学生の頃は、稽古に加え、それこそ休まず毎日200本素振りをしており、
(街の小さな)試合では、それなりの結果が出ていた。
200本という数字は、決して威張れる数字ではないことは知っている。
小中高各々の準備運動時点で200本は素振りしていた。
でも、やらないよりはやった方がよい。そして、少ない数でも、
毎日続けることに意味があると考えている。
・・・と、そんな中、
2/13(水)は会社から帰宅できず(泣)。
間もなく仕事終了と思った矢先、次の日顧客に提出する資料に
大幅な修正が必要と判明してしまい、結局、終電が無くなった
2/14(木)午前1時30分に会社を出た。夕飯食べてなく腹が減って。
ラーメンが食べたくて。
結果的にラーメンは食べたが、それはそれはマズイラーメンで、
会社から歩いて20分くらいの所で。
で、ラーメンを食べた後は、寒い中、少しでも家に近い方面へ
歩き続け、1時間以上。午前4時近くに、東京駅に到着。
その時間、東京駅(丸の内側)は、私が見た限りでは
シャッターが下りていた。24時間駅は開いているもんだと
思っていた俺には、意外な光景だった。
それにしても、外は寒く、突っ立っているわけにもいかず・・・。
ふと、駅近くに会社の出張所があることに気づき、
そこにあったソファで寝た。
外は寒かったが、建物の中、しかもソファで眠れたことで
救われる思いがした。
が、一見出張者は俺だけに思えながらも、いつ他の出張者が
現れるかビクビクしながら、本来横になってはいけないはずの
ソファで何回も眼を開けながら、仮眠とも言えない2時間弱を
過ごした。
「ホテルに泊まればいいじゃん。」と思う方もいらっしゃるかも
しれないが、私にそんなお金は無い!質素な生活しかできない
んです(笑)。今の所・・・。早く金銭的にも余裕が欲しい。
とは言いながら、寒い中、疲労も溜まった状態で歩き続けた中で、
何件かホテルに部屋は空いているか尋ねた。が、尋ねた所は全て
満室だった。クレジットカードで、分割すれば、生活もできて、
ホテルにも泊まれて・・・なーんて考えを実現する以前の問題。
話を戻すと、ソファで過ごした後、動き出した電車で自宅へ向かった。
さすがに、とんぼ返りで会社に行く気力は無く、
出社時間が遅れる申告を会社に済ませた上で
(その時点で7時30分頃)、1時間強の仮眠を布団でとった。
そして、会社へ向かった。
その際、自宅を出る前、室内用木刀で5本だけ素振りした。
体がもつか不安だった。
そして、2/14(木)は始まり、顧客先へ行き、資料の説明をし、
叱責も頂く場面もありつつ、何とか夕方まで過ごした。
そして、その日に帰宅した頃には体は休みを欲しており、
迷った部分もあったが、割り切って、すぐに布団に入ることにした。
2/15(金)朝、室内用素振りで5本(だったと思う)素振りして、
会社へ向かった。結局、その日も次の日帰りだったと記憶してるが、
その日は200本素振りした。
とまぁ、長く書きましたが、200本継続記録は、残念ながら途中で切れて、
でも、その後、グレルことなく、再開している。
それでいいと思っている。途切れても、また再開し、続けること。
「やらなくなり続ける事」を撲滅すれば、たとえ僅かであれ、そこに
進歩があると信じたい。もちろん、理想は一日も欠かさず継続することが
一番良いと思っているが。
しかし、完璧を「絶対」と考えては、また余計なプレッシャーを
自らにかけることになるかなと思ってる。
無理なく継続すること。今年の目標。
まだ書きたいことあるけど、少し眠くなってきた。
今日は21時過ぎに帰宅できて、そして、もちろん、200済。
けなも
2013年2月1日金曜日
SING LIKE TALKING 25周年迎えます!
剣道の話ではありません。
私の大好きな、そして、このブログタイトル作成時にも
参考にしたCD作ったSING LIKE TALKINGがデビュー
25周年を迎えるとのこと!記念ライブするとのこと。
(http://singliketalking.jp ※2013年2月現在掲載内容)
おめでとうございます!
ということで、さっそくライブチケット購入済♪
思えば、俺が剣道を始めた頃、SING LIKE TALKINGは
デビューしたということになる。ん~、感慨深い。
とは言え、その曲がSING LIKE TALKINGの曲と意識
して聞き始めたのは、1990年代初めだったかな。そして、
以来SING LIKE TALKINGの曲が傍らにあって、成長
してきたかな。
俺は、正直言うと、デビューから90年代のSING LIKE TALKINGが
一番好き。2000年代のSING LIKE TALKINGの曲は、本音を言うと、
余り好きでない。ゆるやかに愛を語る曲が影を潜め、リズムのいい、
ポップな曲が増えた。でも、それが、俺からすると、SING LIKE TALKING
らしさを薄めている印象がある。
でも、あの90年代、多感な時代を生きた傍ら、SING LIKE TALKINGの
曲には、様々な場面で力をもらった。感謝しているし、これからも、
90年代の曲は聞き続けていきたいと思っている。
ちなみに、ファンクラブの意味がよく分からず、存在を知って以降
これまで入会していない。多分これからもしない。でも、応援はして
いこうと思っている。
藤田千章の「Feel The Music」(ラジオ番組)が大好きだった。
今でも録音したテープは大切に持っている。繰り返し聞いては、
セリフまで覚えた。色んな曲も知ることができた。
佐藤竹善の「NISSAN HIT POP JAPAN」(ラジオ番組)も
よく聞いた。
ちなみに、SING LIKE TALKINGで好きな曲は、たくさんあるけど、
「Maybe」「愛と言えるまで」は特に好きなんだな。あとは、"Welcom
To Another World"は「洗練」された感があって、その洗練さが好きなんだ。
話したらキリがないので、一旦終了します。
けなも
私の大好きな、そして、このブログタイトル作成時にも
参考にしたCD作ったSING LIKE TALKINGがデビュー
25周年を迎えるとのこと!記念ライブするとのこと。
(http://singliketalking.jp ※2013年2月現在掲載内容)
おめでとうございます!
ということで、さっそくライブチケット購入済♪
思えば、俺が剣道を始めた頃、SING LIKE TALKINGは
デビューしたということになる。ん~、感慨深い。
とは言え、その曲がSING LIKE TALKINGの曲と意識
して聞き始めたのは、1990年代初めだったかな。そして、
以来SING LIKE TALKINGの曲が傍らにあって、成長
してきたかな。
俺は、正直言うと、デビューから90年代のSING LIKE TALKINGが
一番好き。2000年代のSING LIKE TALKINGの曲は、本音を言うと、
余り好きでない。ゆるやかに愛を語る曲が影を潜め、リズムのいい、
ポップな曲が増えた。でも、それが、俺からすると、SING LIKE TALKING
らしさを薄めている印象がある。
でも、あの90年代、多感な時代を生きた傍ら、SING LIKE TALKINGの
曲には、様々な場面で力をもらった。感謝しているし、これからも、
90年代の曲は聞き続けていきたいと思っている。
ちなみに、ファンクラブの意味がよく分からず、存在を知って以降
これまで入会していない。多分これからもしない。でも、応援はして
いこうと思っている。
藤田千章の「Feel The Music」(ラジオ番組)が大好きだった。
今でも録音したテープは大切に持っている。繰り返し聞いては、
セリフまで覚えた。色んな曲も知ることができた。
佐藤竹善の「NISSAN HIT POP JAPAN」(ラジオ番組)も
よく聞いた。
ちなみに、SING LIKE TALKINGで好きな曲は、たくさんあるけど、
「Maybe」「愛と言えるまで」は特に好きなんだな。あとは、"Welcom
To Another World"は「洗練」された感があって、その洗練さが好きなんだ。
話したらキリがないので、一旦終了します。
けなも
2013年1月31日木曜日
道を究めるということ
ついさっき「オデッサの階段」というテレビ番組を見た。
野村萬斎が出演していた。ご自身の息子さんを狂言の
舞台に立たせた瞬間を思い出した際の場面で、狂言の
道を歩ませ始めたという実感を振り返り、涙を流した。
息子さんは、なぜ狂言をやるのか萬斎に何度も問うたという。
しかし明確な答え(応え)は無かった模様。息子さん曰く「分からない」
(というセリフは萬斎の言葉のことだったのか不明だが)。
次に、萬斎のお父様・万作が出演。狂言一家、同様の問いを
抱いたという紹介があった。そして、万作は言った。自問自答しながらも、
結局、自らが選んだ道とのこと。
深いと思った。
俺が剣道を再開したきっかけは、小学生時代の恩師が
試合する姿を見たことにある。
それまでの剣道感は、試合に勝てないと意味が無いと思っていた。
だから、その流れに乗ってない俺の剣道は意味が無いと思っていた。
恩師は、過去から優勝実績豊富で、当然勝つと思っていた。
崇高な剣道する姿を想像していた。
しかし、恩師の剣道をする姿は、決して完璧でなかった。
そして、決勝で負けた。その瞬間、俺の剣道感の何かが変わった。
試合に勝てる剣道しか意味が無いのか。
続ける価値ある剣道を、崇高過ぎるイメージで祭り上げてなかったか。
「勝てる剣道」という、自らの勝手な想像で、自分を疲れさせてなかったか。
正しい剣道で、息長くやることに意味あるのではないか。
そう思い直した。
試合に勝つ・負けるは、二の次で、でも強く正しい剣道でありたい。
そう思い直した時から、高校時代の範士八段の教えが少しづつ
心に沁みてき始めた。
さて、萬斎の話に戻る。
道を究める。どれほどのことか俺は分かっていない。
このまま剣道にのめり込もうとする自分が、どこに行ってしまうことになるのか
怖くなることがある。その先、何があるのか、全く想像もつかない。
しかし、そんな時、萬斎の話を思い返してみたい。
一度しかない人生を狂言師として歩む姿、歩まざるを得ない運命、
そして、選んだ道。
「狂言師でなかったら」きっとそんな人生を想像したのではないか、
息子さんも。
俺の剣道に向き合う気持ちは、まだまだ中途半端だ。
何かに恐れる気持ちがある。人として小さすぎる。
仕事に対してもそうなんだと思う。覚悟が足りない。
「辞めることもできる。」そんな後ろ向きな気持ちを持つ自分が恥ずかしい。
本日も200本済。
けなも
野村萬斎が出演していた。ご自身の息子さんを狂言の
舞台に立たせた瞬間を思い出した際の場面で、狂言の
道を歩ませ始めたという実感を振り返り、涙を流した。
息子さんは、なぜ狂言をやるのか萬斎に何度も問うたという。
しかし明確な答え(応え)は無かった模様。息子さん曰く「分からない」
(というセリフは萬斎の言葉のことだったのか不明だが)。
次に、萬斎のお父様・万作が出演。狂言一家、同様の問いを
抱いたという紹介があった。そして、万作は言った。自問自答しながらも、
結局、自らが選んだ道とのこと。
深いと思った。
俺が剣道を再開したきっかけは、小学生時代の恩師が
試合する姿を見たことにある。
それまでの剣道感は、試合に勝てないと意味が無いと思っていた。
だから、その流れに乗ってない俺の剣道は意味が無いと思っていた。
恩師は、過去から優勝実績豊富で、当然勝つと思っていた。
崇高な剣道する姿を想像していた。
しかし、恩師の剣道をする姿は、決して完璧でなかった。
そして、決勝で負けた。その瞬間、俺の剣道感の何かが変わった。
試合に勝てる剣道しか意味が無いのか。
続ける価値ある剣道を、崇高過ぎるイメージで祭り上げてなかったか。
「勝てる剣道」という、自らの勝手な想像で、自分を疲れさせてなかったか。
正しい剣道で、息長くやることに意味あるのではないか。
そう思い直した。
試合に勝つ・負けるは、二の次で、でも強く正しい剣道でありたい。
そう思い直した時から、高校時代の範士八段の教えが少しづつ
心に沁みてき始めた。
さて、萬斎の話に戻る。
道を究める。どれほどのことか俺は分かっていない。
このまま剣道にのめり込もうとする自分が、どこに行ってしまうことになるのか
怖くなることがある。その先、何があるのか、全く想像もつかない。
しかし、そんな時、萬斎の話を思い返してみたい。
一度しかない人生を狂言師として歩む姿、歩まざるを得ない運命、
そして、選んだ道。
「狂言師でなかったら」きっとそんな人生を想像したのではないか、
息子さんも。
俺の剣道に向き合う気持ちは、まだまだ中途半端だ。
何かに恐れる気持ちがある。人として小さすぎる。
仕事に対してもそうなんだと思う。覚悟が足りない。
「辞めることもできる。」そんな後ろ向きな気持ちを持つ自分が恥ずかしい。
本日も200本済。
けなも
2013年1月28日月曜日
振りかぶってみると
1/26(土)
早速、振りかぶりを意識して稽古。
ご指導頂いた教士七段の先生を相手に。
何度か竹刀が交差する。
残念ながら一本にはならない。
ただ、たまたま先生の竹刀が俺から見て左に流れる。
出小手を打たれるかと思いきや、
先生も面にこだわった為か、出小手は無かった。
で、稽古後、あれでいいんだ、とのこと。
先生の竹刀が左に流れた時、先生は刺し面を打ったとのこと。
ま、俺の竹刀も先生の面を捉えられなかったんだけど。
で、今度は振りかぶりの面一辺倒でなく、刺し面も、
場面場面で使い分けられるように、とのこと。
褒めて頂いているようで、早速実践して良かったです。
次は、振りかぶりと刺し面を使い分けてみようと思います。
さて、その日も他の先生方と稽古。
思ったのは、振りかぶりを意識した面打ちのせいか、
それとも、普段の素振りのせいかなのか、なんとなく、
いつもより、一本一本を考えるようになった感じ。
そして、その上で、思い切って面に行く動きができているように思えた。
そんな中でも、K先生(七段)からは、俺の剣道は「乗られ」ると
一本取られちゃうとのこと。で、大技だけでなく、「乗られ」た時は、
出小手で応じるとか、柔軟に出来るといいねとのこと。
ん~、まぁ、たしかに。
1/27(日)は、わずか10分程度面つけて、道場で稽古。
その中でも、S先生(七段)からは、構えて攻める時、剣先を動かしすぎ、
ピタッと剣先を止めるようご指導あり。その上で、稽古の最後は打ち込み稽古に
なったけど、それにしても、俺は胴打ちが下手。下手過ぎ。なんだこれっていうくらい。
いつも左右面の自主練も欠かしてないのに。
左右面が、基本通りできてないということなのかな。
胴打ちは、左右面の延長のように聞いたことあって、
でも、実際、違うのかな。
いずれにせよ、胴打ちも、もっと稽古しないと。下手過ぎ。
面返し胴とか、もっと上手く、そして、上手いタイミングで打ってみて、
一本にしたいよ。面と、やっと小手でしか、一本取れないもんなあ。下手下手。
本日も200本素振り実施済。
けなも
早速、振りかぶりを意識して稽古。
ご指導頂いた教士七段の先生を相手に。
何度か竹刀が交差する。
残念ながら一本にはならない。
ただ、たまたま先生の竹刀が俺から見て左に流れる。
出小手を打たれるかと思いきや、
先生も面にこだわった為か、出小手は無かった。
で、稽古後、あれでいいんだ、とのこと。
先生の竹刀が左に流れた時、先生は刺し面を打ったとのこと。
ま、俺の竹刀も先生の面を捉えられなかったんだけど。
で、今度は振りかぶりの面一辺倒でなく、刺し面も、
場面場面で使い分けられるように、とのこと。
褒めて頂いているようで、早速実践して良かったです。
次は、振りかぶりと刺し面を使い分けてみようと思います。
さて、その日も他の先生方と稽古。
思ったのは、振りかぶりを意識した面打ちのせいか、
それとも、普段の素振りのせいかなのか、なんとなく、
いつもより、一本一本を考えるようになった感じ。
そして、その上で、思い切って面に行く動きができているように思えた。
そんな中でも、K先生(七段)からは、俺の剣道は「乗られ」ると
一本取られちゃうとのこと。で、大技だけでなく、「乗られ」た時は、
出小手で応じるとか、柔軟に出来るといいねとのこと。
ん~、まぁ、たしかに。
1/27(日)は、わずか10分程度面つけて、道場で稽古。
その中でも、S先生(七段)からは、構えて攻める時、剣先を動かしすぎ、
ピタッと剣先を止めるようご指導あり。その上で、稽古の最後は打ち込み稽古に
なったけど、それにしても、俺は胴打ちが下手。下手過ぎ。なんだこれっていうくらい。
いつも左右面の自主練も欠かしてないのに。
左右面が、基本通りできてないということなのかな。
胴打ちは、左右面の延長のように聞いたことあって、
でも、実際、違うのかな。
いずれにせよ、胴打ちも、もっと稽古しないと。下手過ぎ。
面返し胴とか、もっと上手く、そして、上手いタイミングで打ってみて、
一本にしたいよ。面と、やっと小手でしか、一本取れないもんなあ。下手下手。
本日も200本素振り実施済。
けなも
2013年1月23日水曜日
振りかぶること
1/19(土)、近くの道場で稽古した際、
教士七段のN先生から言われたこと。
私の面は刺し面。今はまだそれでいい。
しかし、振りかぶりが必要。30代から意識しないと。
40代からでは遅い、それ以降は当たっても軽い打ちしかできなくなる。
今から、振りかぶって打つこと。それが、いつしか刺し面と振りかぶりが
一体となる時がくる。
とのこと。
そのN先生は、私が見てきた七段の先生方と比べて、
若いけど「強い」。(しかも私が大学時代一時期所属した剣道部の先輩だった…)
確かに刺し面ではないのに、振りかぶっての面が速い。
いや、振りかぶっての面は確かに速いけど、それ以上に、相手に
「速い」と思わせる(私には見えない)攻めがある。
つまりだ。
私は、今後振りかぶりを意識した面打ちが必要だ。
繰り返しが必要だ。そのN先生も、それができるようになるまで
何年かかかるとのことだった。
そして、その振りかぶりを意識した面打ちを繰り返す過程で、
(おそらく)相手に当てる(相手を切る)工夫をするようになる。
すなわち、それが「攻め」になるんだと思う。
俺がこれまでこのブログで何回か書いた「攻め」とは、
つまりは、その繰り返しで得られるものなんだと思った。
話は変わるが、忘れないうちに記しておきたいこと。
高校時代の範士八段の先生が、普段から「あいている所を打って行け」という
ことを何度もおっしゃっいた。あまり深く受け止めず普段稽古していた。
ところが、高校最後のある小さな試合、個人戦決勝で、無意識に出小手を
決めた場面があった。その瞬間だった。「こういうことか。」つまり、
あいている所を打ったと実感した瞬間だった。とてもシンプルに、その通りだった。
その時のことは、小さな衝撃として、今も私の記憶に焼き付いている。
上記を読んだだけでは、何を言っているのかお分かり難いでしょうが、
つまりは、剣道においてはあいている所を打っていくことが一本につながる
ことになるんだなと、極めて当然のことを、しかし、初めて実感した瞬間だった。
その時から、剣道しない時期を過ごしてしまった。そのまま、まだ剣道を
続けていたら、そんな実感を繰り返して、無意識に実践できていたのだろうか。
また忘れないうちに。今通っている街の道場では、範士九段の方が、
たまにいらっしゃいます。と言っても、もう3年ほど前の話だけど。
面の打ち方がしっくりこなく、特に、振りかぶりの角度に納得いかず、
思い切って、面の打ち方について伺った。すると、宮本武蔵の『五輪の書』を
読んだかと聞かれた上で、「六寸のみぎり」というお話をして下さった。
概要は、大きく振りかぶる必要はなく、(たしか…)構えた状態から、
目の前まで手元を上げ、そのまま振り落せば(腕を伸ばせば)面になると
お聞きした(記憶がある)。上記の振りかぶりの、今後の稽古のヒントになればと
思っている。
本日は0時前に帰宅し、外で素振り200本したよ。もう寝なければ…。
けなも
教士七段のN先生から言われたこと。
私の面は刺し面。今はまだそれでいい。
しかし、振りかぶりが必要。30代から意識しないと。
40代からでは遅い、それ以降は当たっても軽い打ちしかできなくなる。
今から、振りかぶって打つこと。それが、いつしか刺し面と振りかぶりが
一体となる時がくる。
とのこと。
そのN先生は、私が見てきた七段の先生方と比べて、
若いけど「強い」。(しかも私が大学時代一時期所属した剣道部の先輩だった…)
確かに刺し面ではないのに、振りかぶっての面が速い。
いや、振りかぶっての面は確かに速いけど、それ以上に、相手に
「速い」と思わせる(私には見えない)攻めがある。
つまりだ。
私は、今後振りかぶりを意識した面打ちが必要だ。
繰り返しが必要だ。そのN先生も、それができるようになるまで
何年かかかるとのことだった。
そして、その振りかぶりを意識した面打ちを繰り返す過程で、
(おそらく)相手に当てる(相手を切る)工夫をするようになる。
すなわち、それが「攻め」になるんだと思う。
俺がこれまでこのブログで何回か書いた「攻め」とは、
つまりは、その繰り返しで得られるものなんだと思った。
話は変わるが、忘れないうちに記しておきたいこと。
高校時代の範士八段の先生が、普段から「あいている所を打って行け」という
ことを何度もおっしゃっいた。あまり深く受け止めず普段稽古していた。
ところが、高校最後のある小さな試合、個人戦決勝で、無意識に出小手を
決めた場面があった。その瞬間だった。「こういうことか。」つまり、
あいている所を打ったと実感した瞬間だった。とてもシンプルに、その通りだった。
その時のことは、小さな衝撃として、今も私の記憶に焼き付いている。
上記を読んだだけでは、何を言っているのかお分かり難いでしょうが、
つまりは、剣道においてはあいている所を打っていくことが一本につながる
ことになるんだなと、極めて当然のことを、しかし、初めて実感した瞬間だった。
その時から、剣道しない時期を過ごしてしまった。そのまま、まだ剣道を
続けていたら、そんな実感を繰り返して、無意識に実践できていたのだろうか。
また忘れないうちに。今通っている街の道場では、範士九段の方が、
たまにいらっしゃいます。と言っても、もう3年ほど前の話だけど。
面の打ち方がしっくりこなく、特に、振りかぶりの角度に納得いかず、
思い切って、面の打ち方について伺った。すると、宮本武蔵の『五輪の書』を
読んだかと聞かれた上で、「六寸のみぎり」というお話をして下さった。
概要は、大きく振りかぶる必要はなく、(たしか…)構えた状態から、
目の前まで手元を上げ、そのまま振り落せば(腕を伸ばせば)面になると
お聞きした(記憶がある)。上記の振りかぶりの、今後の稽古のヒントになればと
思っている。
本日は0時前に帰宅し、外で素振り200本したよ。もう寝なければ…。
けなも
2013年1月19日土曜日
A Happy New Year! 今年もよろしくお願い申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
それにしても、剣道「日誌」でなくて、「月誌」ですよね。
スマホから更新できたらいいんだけど…。
さて、2012年12月の下旬から本日まで素振り200本は
毎日(何とか)続けてます。
やはり、夜遅くの帰宅が堪える。次の日が休日だったらいいけど、
例えば1/18(木)なんか、結局、1/19(金)1時頃帰宅して(もちろん仕事あって)、
それから外で素振りとはなかなかいかず、結局、家の中で屋内用の
短い木刀で素振りしたよ。
外でやると足を使い、全身で素振りできる。しかし、相応の体力を使う。
時間もかかる。あとは寝るだけと分かっているからこそ、寝る前に激しい
動きを体に課すのは避けたい。次の日の仕事にも影響が出るから。
なんてことで、いつも素振りの仕方に「ブレーキ」がかかる。
そう思うことが、素振りを「サボる」言い訳にしているのではないかと思うけど、
でも実際、現実的に、次の日仕事なのに午前1時~2時で運動し、風呂入って
午前3時頃就寝で、次の日(というかその日)3時間ちょっとの睡眠で
会社に行くのはつらいよ。
ちなみに、実際1/19は家の中で素振りをし、その後就寝したけど
それでも、結局4時間程の睡眠となり、やはりお客様との打ち合わせ中
眠くなったもん。
仕事に悪影響が出る剣道(稽古)はしてはいけないと思う。
だけど、それでも強くなる為に毎日どのように剣道をするか、稽古するか、
悩み、考えている。
会社に「部活動」の時間なんて無いもん。
部活が出来た中学校、高校の時間が、どれほど貴重な時間だったのかを、
大人になって初めて思い知った。
しかも、高校の時はほぼ毎日範士八段の先生の下で稽古をしていた
ということの、それまた貴重な時間だったということも、今初めて痛感する。
今後、そんな時間はもう無いんだなと思う。少なくとも会社人として働いて
いる間は。
年末年始は実家に帰省(もちろん素振り用木刀、室内用のを持って)。
移動手段の新幹線内で、高校剣道部の同期・マネージャーと遭遇したよ。
16年ぶり?これ書いて「ほんとか?」と再計算するほど、時間経ったなと
しみじみ実感する。だって、0歳から16年後と言えば高校一年生の頃だ。
そんな時間が経ったのか…。
あの頃(高校時代)に戻りたいとは思わないけど。
ま、それを言うなら、きっと16年後今を振り返った時は、今の貴重な時間を
痛感するんだろう。と言う事は、「今」も大切に過ごさねば。
剣道の話に戻すと、
今年の目標は、無理せず、素振りを継続すること。
結局、昨年の目標は、一時的なものもあるにせよ、
全て実行できたかなと思う。
そうそう、唐突だけど、最近思い返す範士八段の言葉。
「稽古は試合のごとし。試合は稽古のごとし。」
面打ち一本にしても、より基本通りに稽古で実践し、
でもその基本が試合でも通じる基本の面打ちであるように、
心がけたい。その心がけを大事にした上で、今年の目標である
素振りの継続に努めたい。
けなも
それにしても、剣道「日誌」でなくて、「月誌」ですよね。
スマホから更新できたらいいんだけど…。
さて、2012年12月の下旬から本日まで素振り200本は
毎日(何とか)続けてます。
やはり、夜遅くの帰宅が堪える。次の日が休日だったらいいけど、
例えば1/18(木)なんか、結局、1/19(金)1時頃帰宅して(もちろん仕事あって)、
それから外で素振りとはなかなかいかず、結局、家の中で屋内用の
短い木刀で素振りしたよ。
外でやると足を使い、全身で素振りできる。しかし、相応の体力を使う。
時間もかかる。あとは寝るだけと分かっているからこそ、寝る前に激しい
動きを体に課すのは避けたい。次の日の仕事にも影響が出るから。
なんてことで、いつも素振りの仕方に「ブレーキ」がかかる。
そう思うことが、素振りを「サボる」言い訳にしているのではないかと思うけど、
でも実際、現実的に、次の日仕事なのに午前1時~2時で運動し、風呂入って
午前3時頃就寝で、次の日(というかその日)3時間ちょっとの睡眠で
会社に行くのはつらいよ。
ちなみに、実際1/19は家の中で素振りをし、その後就寝したけど
それでも、結局4時間程の睡眠となり、やはりお客様との打ち合わせ中
眠くなったもん。
仕事に悪影響が出る剣道(稽古)はしてはいけないと思う。
だけど、それでも強くなる為に毎日どのように剣道をするか、稽古するか、
悩み、考えている。
会社に「部活動」の時間なんて無いもん。
部活が出来た中学校、高校の時間が、どれほど貴重な時間だったのかを、
大人になって初めて思い知った。
しかも、高校の時はほぼ毎日範士八段の先生の下で稽古をしていた
ということの、それまた貴重な時間だったということも、今初めて痛感する。
今後、そんな時間はもう無いんだなと思う。少なくとも会社人として働いて
いる間は。
年末年始は実家に帰省(もちろん素振り用木刀、室内用のを持って)。
移動手段の新幹線内で、高校剣道部の同期・マネージャーと遭遇したよ。
16年ぶり?これ書いて「ほんとか?」と再計算するほど、時間経ったなと
しみじみ実感する。だって、0歳から16年後と言えば高校一年生の頃だ。
そんな時間が経ったのか…。
あの頃(高校時代)に戻りたいとは思わないけど。
ま、それを言うなら、きっと16年後今を振り返った時は、今の貴重な時間を
痛感するんだろう。と言う事は、「今」も大切に過ごさねば。
剣道の話に戻すと、
今年の目標は、無理せず、素振りを継続すること。
結局、昨年の目標は、一時的なものもあるにせよ、
全て実行できたかなと思う。
そうそう、唐突だけど、最近思い返す範士八段の言葉。
「稽古は試合のごとし。試合は稽古のごとし。」
面打ち一本にしても、より基本通りに稽古で実践し、
でもその基本が試合でも通じる基本の面打ちであるように、
心がけたい。その心がけを大事にした上で、今年の目標である
素振りの継続に努めたい。
けなも
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