2014年1月30日木曜日

1,000本素振り

1/29

23時頃帰宅。
疲労で少し休むことにして、23時30分から素振り。

ところで、最近、300という数字で妥当か考えることが多くなっていた。

正直、数が問題ではないと思っている。
それよりも、「誰にでも出来ることを誰にも出来なくらいやる」ことが重要と思っている。

だから、400本、それが続かなったから200本にして、200本が続いたから
300本(5月くらいから)にして2013年はやり続けた。

ちなみに、素振りは、素振り用の木刀(1kgもないけど、900gくらいの重さ)で
振り続けている。

上下素振り   50本
正面素振り   50本
左右面素振り  50本
股割       30本
一足一刀の面 10本
攻めた後面    10本
早素振り    100本

前にも言ったけど、この本数自体は、部活動の準備運動レベルと認識してる。
だから、決して褒められた本数ではない。

問題は、それを続ける事。雨の日も、風の日も、夏の蚊が飛び回る日も。
2013年は続けた。仕事が徹夜、家族が入院、などの理由で何回かは
できなかった日があったのは事実。365日できた訳ではない。
でも、340日~350日、いや、355日?360日は無いかな。
でもそのくらいは出来たのではないかと振り返る。正確な記録は無いが。

ところで、それを続けても、やはり当然ながら、1回あたり十分な稽古量とは言えない。

何本が妥当なんだろう。いつも考えている。
多分、「続けられる数」が「妥当」ということなのかもしれない。
多分、それが正解な気がする。

でも、それが本当に正解と結論付けるには、もう少し考える必要がある。

と言うのも・・・。

みんなは、何本振っているんだろう、という観点から考える。

参考
http://ichinikai.com/bbs4/555328369140625.html

http://kendou.exblog.jp/2031055

ん~
考えさせられる。

1,000本。

その数字自体に意味があるか分からない。
でも、やっている人は、やっている。

1,000本が妥当なのか。

確か、ある武道具屋で、素振り用木刀で警察官は1,000本振ってますよ、
みたいな話を聞いたことある。

また、参考
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1431960519

いずれにせよ、千本に挑戦してみようかと、ふと頭をよぎった。
その数字が妥当か分からない。
でも、「妥当」か、そうでないかは、きっと続けらるか、続けられないかが
明確になって、初めて結論が出るのかもしれない。
(別の見方としては、「目的」をどう設定するか、かもしれない)

明日、300本に戻るかもしれないけど、本日(1/29)は1,000本にしました。

300本は30分程度。考えながら振っていること、様々な振り方を実施している
ことも関係してか、30分かかる。

1,000本は、考えるけど、300本目以上からは左右面、正面打ちを実施した。
それで1時間。23時30分~1/30・0時35分頃まで時間はかかった。

以前、怠けた日の分を取り返すべく1日1,000本素振りを複数回実施したことある。
途中から、木刀が軽く感じられる。

本日もそれを感じることはあったが、疲労のせいだろう、500~600本あたりから、
力が入らなくなった。

それがいつまで続けられるのか。問題は継続性だ。

強くなりたい。

もう2時30分。仕事が優先の体。仕事に悪影響を与えるなら素振りの本数は増やせない。
それに、家族との時間も重要。

けなも

2014年1月29日水曜日

積極的に試合に参加することに

今年は、より多くの試合に出場して、自分の実力を試そうと思い直してます。

と言うのも、

2013年後半から、Ku八段からは、積極的に試合に出るようアドバイスを頂いていた。

実際、試合慣れしてないなと思うことがよくあった。剣道のスタイルもそう。
真っ直ぐ面だけ打つ稽古を、ずーーーっと続けてはいるけれど、いざ、
「一本勝負」と先生方から言われても、面しか打てない(泣)。
小手、胴、突きを、自在に一本に持って行く動きができない、意識しても、
結局、当たらない。結局、面だけになる(泣)。だけど、引き技は絶対使わない(笑)。
結局、飛び込み面だけ。いつも(笑)。


「もっと勝負にこだわってみては。」

1/25夜、街の道場の剣道仲間(全員で6名)との飲み会で、複数の方から
そのようなお話を頂いた。

そもそも、試合という試合は、両手で数えられる程度。一年間でね。
6月の関東実業団剣道大会、9月の全日本実業団剣道大会の2つは、
選手でなければ出場することはない。昨年はそうだった。

あとは10月に2つ実業団の試合あるだけ。

定期的なのは実業団関連の4つ。2つの試合で選手じゃなかったから、
後者2つの試合と、昨年(2013年)は都合よく5月G.W.の試合に参加できた。

で、2013年は3つの試合に参加。

・・・3つ!?

1年間に、たった3つの試合ですかぁぁぁーーーー?

それはそれで少ないな。しかも、夏~秋のみ。

う~む、確かに少ないかもしれない。今ブログ書いてて初めて認識した。
仮に、関東、全日本実業団に出場したとしても、
(5月の試合は特別として一旦カウントから除いて)実業団としての試合は、
1年間に4つの試合しかない。

「試合」とは、俺の考えでは、自分の実力を試す場。
勝とうとする気持ちを持ってを前提として。でも、勝利が目的(意義)じゃないけど。

広義の「稽古」の一環。試合も稽古の一つと考えている。広義ね。

小学生の頃は、記憶にあるだけで、1年間で必ず5つは出てたような・・・。
中学生の頃は、10前後あった。もう記憶が曖昧で全部思い出せない。最低10かな。
高校生の頃は、ん~、まぁ、10前後かな。最低10くらい。ハッキリ思い出せない。

そう思うと、2013年の3試合出場は少ない。これで、2014年の目標の一つである
優勝するなんて、相当高いハードルだな(笑)。


ということで、なんと、積極的に試合の機会を設けました。
2月、なんと、初めて、全日本都道府県対抗剣道優勝大会の地区予選会に
出場することにしましたーーーーー!(パチパチパチパチパチ・・・(拍手))。

初めてですよ。

真剣に普段剣道やっている人からは、「それすら出てなかったのかぁ?」って、
呆れられそう(汗)。

そもそも、今在住の地区の剣道連盟には所属してない、って言うか、
所属するための道場に所属できない、って言うか、道場に所属と言える程稽古できない。

在住地区の剣道連盟は、平日夜稽古が多い。平日なんて、まず稽古できない私は、
そもそも所属する気力が無い。どうせ、所属しても、幽霊部員として後ろ指を指される
だけだと思うからだ。

土日の街の道場は、オープン参加の稽古。だから、参加できるし、参加してるけど、
かと言って、剣道連盟に所属できない。そんなまま6年経った・・・。

で、今回、地元には連盟登録記録が(多分)残っているから、それをツテに
全日本都道府県対抗剣道優勝大会の地区予選会に参加できないか、地元連盟に
聞いてみた。「大丈夫だと思う。」と思わぬ回答あり。なんとできるのか。意外だった。

で、本日(1/28)、「申し込み受け付けた。」と地元連盟事務局から連絡があった。
試合参加決定。

といことで、2/16試合に参加してきます。俺は今34歳で、最初で最後の5将の部。
がんばろう。はるばる地元に帰っての試合だからと言って、「1回戦で負けるのは
情けない。」なんて考えは持たないようにしよう。

1回戦であろうが、決勝戦であろうが、相手がいること。どんな相手にも敬意をもって、
試合ができることに有難味を感じ、自分の実力を出し切ってみたい。
そして、今後の稽古の糧にしたい。

ちなみに、次の試合は4月の予定。今度は、勤務している会社がある地域の
ローカル・オープン大会。

ん~、今までにないパターン。年明けから、試合に向けてがんばろうとしている。

ということで、素振りも継続して、体調万全に、全力を出せる状態で試合当日に臨みたい。

本日(1/28)も300本。

けなも

2014年1月22日水曜日

1/21

1/21

23時過ぎ帰宅。素振り。

寒くて、左手小指が麻痺してた。

いつも思うんだが、固定する時間が長い指(例えば左手小指)って、
寒い空気の下で素振りしていると、他の指より冷たくなる。

ということで、今日(1/21)も300本。

ちなみに、2月下旬1週間、アメリカへ出張することになった!
実は、すでに近辺の道場を検索していて、竹刀と防具を持って行こうと
考えている。

どうか、飛行機落ちませんように。

けなも

2014年1月19日日曜日

最近寒いですね

1月18日(土)

お世話になっている武道具店へ行った。私が網膜剥離の手術後、
網膜剥離の者でも使える面を求めて、そして、作って頂いたお店である。
(2011年11月5日のブログに関連事項記載してます)

全ての武道具店ではないが、「武道具の日」キャンペーンということで、
3,000円以上の商品を購入すると、くじを引くことができて、当たれば何かがもらえるという。

数年前、何等賞か忘れたが、竹刀袋が当たった。正直、好みの柄ではなかったので、
あまり嬉しさは感じられなかった(本当にすみません)。しかし、何だかんだで、
実は今でも使うことがある。頂けるだけでも感謝しないと。

さて、元々剣道衣(着)が欲しかったので、「碧」(一重)を購入。

その後、竹刀を買うつもりではなかったが、何気なく竹刀を見ていた。
「俺にとって、どのような竹刀が適しているのだろうか。」と考えながら。

現在使っているのは「悟道」という竹刀。それまでは「禅」、もしくは、「清武別作」だった。
最近、別の武道具店で1万円以上する竹刀を何種類か握ってみた。中には、これは
使い易いと思った竹刀もあった。だから、思い切って、その竹刀を買おうとも思っていた。

1/18は、だから、あまり集中せず、色々な竹刀を見ていた。
すると、その店の店長が薦めて下さった竹刀があった。「龍峰」という。かの有名な選手も
使っていらっしゃるとのことで、一気に興味がわいた。そして、即購入に踏み切った。

日記、記録として、こんなことがあったという記述の意味での記載です(独り言)。


それはそうと、その店長がおっしゃっていた。最近の防具は華奢なものが増えたと。
おっしゃっろうとしていることはすぐに想像がついた。試合用として軽量防具の類を指す。

大人はまだしも、子供たちが求める。体が成長する途中の子供たちが使うことで、例えば、
大人からの強い衝撃を受けた際の、子供たちの健康を心配すると。
特に面。頭を十分に守れるか。身長の低い子供であればなおさら、子供より長身が多い
大人から面をくらうと、打突の角度として、ちょうど脳天に当たるだろうと。

確かに心配だ。子供たちには安全な防具で剣道を味わってほしい。

その武道具店さんは、伝統を守り、多くの剣道家のために日々試行錯誤をしていらっしゃる。
本当に尊敬できる武道具店さんです。

最近、軽量武道具を購入してみようかと考えたりする日があり、何だか恥ずかしくなった。
網膜剥離であっても、試合ぐらいなら軽量防具を使っても大丈夫じゃね?みたいな。
でも、やはり、少なくとも俺は網膜剥離であり、他人以上に「防具」に気を付けなければ
いけない。気持ち新たにしました。


さて、

家族と共に買い物に来たが、その後、くじを家族が引いた。

すると、

特賞で1万円の商品券!

なにーーーーー!

2位に甲手があった。甲手も、どのような甲手が使い易いか考える日々だったので、
甲手(しかも1万円では購入できない甲手のはず)が欲しかったともフト頭をよぎったが
(まったく頭の中は欲だらけです。本当に恥ずかしい。)まずは、まずは商品券を
頂けることに、心から感謝、感謝。

何を購入しようか今から悩んでます。袴にしようか、素振り用木刀にしようか・・・。
せっかくだから、長く大切に使えるものを。

<脱線>
武道具店さん、いつも本当にありがとうございます。どうぞ、これからも
よろしくお願い申し上げます。
本当は武道具店さんの手差防具一式を買いたいのですが、まったく予算が合わず、
でも、20年後くらいには、それなりの高段者になって、それなりにお金も貯めてから、
是非、購入してみたいと思います。
実は先日、現在使っている面以外の防具がもう20年近く経ってしまい、本当は
武道具店さんの防具を購入したかったのですが、金額的に諦め、別の武道具店で
値段がそこそこだったので、そちらで一式購入してます。ご容赦下さい。
しかし、将来、是非、購入してみたいです。
<脱線終わり>


1/19
今年最初の面をつけての稽古。思えば、先週稽古開始する予定が、家族が体調を
崩し看病に当たったということで、本日が今年初稽古となった。
(ちなみに、家族の看病直後、私が体調を崩して仕事を休んだ。大変だった。)

さて、購入したばかりの竹刀で、さっそくKu教士八段へ稽古をお願いした。
いつも通り、まったく相手にして頂けてないような感じで、打たせて頂き2分弱で
稽古終了。さみしい・・・。やはり稽古不足、剣道も未熟すぎるという証拠です。

とは言え、頂いたアドバイス。
・右足が前に飛んでない。高く上げて、その場で踏み込んでる。
・攻めの中で中心をとろうと、相手の竹刀を、少し抑える動きを取り入れてみよ。

がんばります。

足が冷えたせいか、道場は滑りやすかった。機敏に動けなかった。


そうそう、腹筋は、やはり習慣にしてないとやるの忘れたりする。

無理なく、少しずつ習慣化していこうと思う。

けなも

2014年1月2日木曜日

2014年の剣道

明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い申し上げます。

本日書いた書(しょ)。書き初め。



剣道において、良い意味で体現できるといいなと。

ちなみに、過去(2009年~2011年のいつか忘れた)の書き初めだけど、私が好きな言葉「道」。


オリジナル竹刀袋を、この「道」で作りたいです。

毎年「道」は書くんですが、何と言いますか、「書いた」と実感した書が、
上記「書」なんです。書道のプロから見たら、トメハネが雑・下手と見られるでしょうが、
何と言うか、これが今の自分の実力だなと思うんです。だから、評価が悪くても、
今は等身大の自分として大事に受け止めたいと思っているんです。
その意味で大切にしたい書です。

さて、前回ブログ(2013年11月)から、本日までの剣道を振り返ると・・・

いやー、土日は仕事か、家族の仕事か、家族のイベントなどで、面をかぶる数は
とてもとても限られました。
なので、素振りだけは続けました。

ちなみに、2013年12月28日は仙台で素振りしました。

2014年の剣道。目標は、何かの試合で優勝する。
本当は個人戦でと言いたいけど、そもそも確実に出場できる個人戦というのが
ないので、一旦、団体戦も含めて。どんな小さな大会でもいいから。
欲を言えば、個人戦だな。

その上で、以下を踏まえた剣道でありたい。

1.攻めを充実させる。
 充実させるに当たり、最近腹筋が弱くなっていると実感している。
 見て見ぬふりをしていたけど、実感しているなら対策したい。
 ということで、1月1日から、1日30回を実施している。
 少ない回数だと思います。でも、ブログを読んで頂いている方に見栄を張っても
 しょうがないので、続けられる回数を続けます。

 で、腹から声をしっかり出したい。まずはここを充実させたい。
 昨年、喉から気合出してたと感じる場面が多々。

 「声を大きくする」ことが、すなわち「気合を出す」とは決してイコールではないのは
 分かっているが、「声を大きくする」ことは必要条件だと、私は思う。でも、それが
 できていない。

2.面技を充実させる。
 そのために2点。

 (1)とにかく面打ちの練習。その意味は、打突することだけを意味しない。
   まず、打突する前の攻めがあってこそ。その上で、一拍子の面打ちを
   自在に実践できるようにしたい。

 (2)面打ちを充実させるために、小手、胴、突きを、せめて人並みに、
   打ちたい時に、自在に打突できるまでになりたい。今は、意識して
   打突しても、十分な打突が出来ていない。
  
   一本になる要素は、以前振り返ったが、今の自分は体勢に課題があると
   思う。そこをもう少し詳しく探ると、左足の引き付けが鍵になりそうだと
   推測している。

   ということで、左足の引き付けを速やかに実践しながら、小手も、胴も、
   突きも十分に打突できるようにしたい。

あとは、いちいち目標にすることではないけれど、多くの稽古会や試合に参加したい。

ということで、今年は昨年以上にがんばろうと思います。
もし、このブログをお読みの方がいらっしゃいましたら、
今年もよろしくお願い申し上げます。

けなも

2013年11月3日日曜日

内村選手優勝おめでとう!そして、東北楽天ゴールデンイーグルス優勝おめでとう!

11月3日(日)

まずは、第61回全日本剣道選手権大会、内村選手優勝おめでとうございます!

今年もアリーナで見ました。
今年は、なんと2列目なので、間近で見られると思いきや、
目の前は座高の高い方!そういや昨年も一昨年も、その前も・・・(泣)。

という雑談は置いといて

やっぱり内村選手は安定してましたね。

今日も、多くの選手の試合を見ていて思ったこと

「強くなりたい。」

それだ。
どうやったら強くなれるだろう。

帰宅後、もちろん、素振りしました。

さて、素振り後、次は日本の野球!
東北楽天ゴールデンイーグルス、優勝おめでとう!

田中投手がブルペンで投げてる場面が放映された時は、
心にグッとくるものがありました。

そして、実際、アナウンスされて9回登場した際のグラウンドの雰囲気には
これまた心にグッときました。

そして、優勝。星野監督もおめでとう!

私も東北出身者。
もっと稽古して、剣道強くなりたい。

どういう稽古を、どのようにすればいいのか。
限られた時間、限られた場所、限られた資金で。

そして、限られた健康で。

腎臓・ネフローゼ症候群、眼・網膜剥離、ともに、まだ健康の模様。まずは、そのことに感謝。
支えてくれる人がいるからこそ。

けなも

2013年10月30日水曜日

9月~10月の剣道

ご無沙汰してました。

9月、全日本実業団剣道大会にて、我が社のチームはベスト32まで進みましたよ。
でも、俺は応援のみ(笑)。

10月13日(日)、芙蓉グループ剣道大会ってのがあるのね。
1勝1敗1引き分け。ま、なんて言うかな。勝つべき所で負けた。
反省点とかは、あとでズラズラ書きます。

10月14日(月)、情報系企業剣道大会ってのがあるのね。
俺自身は何とか3勝したけど、チーム自体は予選負け。


写真は1試合目の初打ち。右が俺。一本にはなりましたが、これ見ただけでも、
顎が上がっている。それに、もっと腰を並行移動させて打突せねばと思う。

そうそう記載せねばいけない事をズラズラ書きます。

10月上旬、県の合同稽古がありました。仕事をなかなか切り上げられず、
結局稽古途中に参加。面打ちの後、指導稽古へ。
即座に並んだ先は、剣道をやっている方なら一度は聞いたことのあるお名前の
先生の下へ並んだ。

どのような稽古になるのだろう。

自分の前に稽古されている方々との様子を見る。

ハッキリ言えば、正直に言えば、

姿勢を崩して打突されていらっしゃる場面は複数回あった。

Ku先生や、Si先生の稽古で見られる「攻め」の凄みは無く
(打突の凄みが相対的に上回った為かもしれない)
一本とったり、とられたりの内容というか、何と言うか・・・。

稽古中の攻めのご様子を見ていて、何となく「一本の取り合いの稽古」を
していいのかなと思い、

「一足一刀から若干入った距離くらいから、裏から面が行けるかな。」と
いう思い。

未知数であることは確か。

自分の番。

構え合い、一つ動作が入り、一旦、鍔迫り合い。
すぐに分かれ、構え直し、照準を合わせ・・・



当たった

先生は天井を仰がれた。うなずき、構え直し、再開。

来た

竹刀が動きあった後、

「小手にいけるか」と思ったのが先か、
結果論だったか、正確には覚えてないが

小手

当たった

また先生は天井を仰がれた、か、どうかは覚えてないが、
一本をお認めになったご様子。

そして、稽古は再開

それ以降は、(大きな反省だが)疲れて、動けなかった。
雑な攻めをした。胴に返され、面に来られ、小手も打たれたと思う。

剣道は、打った打たれたじゃない。「一本の取り合いの稽古」なんて、単なる
「運動」に過ぎない。のに、そんな気持ちで稽古をお願いしていたように思った。

少し残念だった。もっと滅多打ちされて「やっぱり何も技なんか通用しない。」と
いう思いになる自分を想像していた。それ程、その先生へは多大な期待をしていた
自分がいた。何か悔しかった。

だから、その日の稽古を「稽古」と考えてはいけないと思い、普段稽古の日は
実施しない、稽古が無い日に実施する素振りを実施した。夜、家のすぐ脇で。

モヤモヤしていた。例え先生から一本取れたとしても、それを実力と勘違い
するのは大きな痛手。自分に残念だったんだ、きっと。

回顧録。


さて、10月13日の試合に話を戻す。
その日を迎えようと慎重すぎた時間を前日(10月12日)過ごしてしまった。
結局、剣道をせず、いつの間にか夜寝てしまった。ハッと気づき起きたのは
10月13日の朝4時。

札幌でのことを思い起こし、朝からでも運動できると言い聞かせ、まず走った。
本当は10月12日に実施する考えだった。その後、そして、素振りをした。
寝ないまま試合に向かった、という経緯だ。

大切な試合が近づくにつれ、不要な慎重さが行動に表れ、結局、何もしない時間を
過ごす。剣道だけでなく、日常の小さな様々な場面で表れている気がする。
直したい自分の悪い癖だ。

さて、試合の話。結果は冒頭の通り。以下、振り返りを、これまたズラズラ書く
(今日は長いブログになる)。

反省点


1.芙蓉グループ(「攻撃は最大の防御」 by Fu範士八段の講評より)
 

・全般的に、下がった。

1試合目

 とりあえず、慎重に行った。別に悪くなかったと思う。
但し、下がったし、試合後監督さんに流れを作るという意味で
元気がなかったと言われ、動揺したと思う。

2試合目

 攻めあぐねた。つばぜり合いでなかなか相手が間を開けず、
若干、イライラした。つまり、心を動かされたということだ。
結局、引き分け。

3試合目

 立って、いきなり飛び込んだと思う。どうも、意気込むと、
そんな癖がある。注意していたはずの引き面でとられた。何故だろう。
相手はそれを狙ってたけど、そこまで執拗に狙うとは思ってなかった。
1~2試合目で見抜かれていたということか。結局、攻めが単調だった
のだろうが、同じく攻めあぐねて、時間切れ。情けないと思った。

2試合目も、3試合目も、決して敵わない相手だとは思わなかった。
でも、3試合目は負けた。自分より背が高い人には分が悪いのは、
変わってないということだ。くどいが、敵わない相手だとは思わなかった。
彼らの試合の動きを見て。でも、勝てなかった。高校までの俺なら、
勝てる相手には勝ってた。でも、社会人なってから、勝てそうな相手に
負けることが本当に多くある。

それにしても、3試合目、なぜ負けたか。

・攻めが単調。
・そもそも、じっくり攻めが出来てなかった。
・相手は狙ってた。そして、一本先取後、無理しなかった。
・なんで俺は勝てなかった。



2.情報系企業剣道大会(「剣道に待ちや受けは無い。出発点は捨て身、
到達点は相打ち」by I教士八段の講評より)
 
 

・芙蓉、情報系では後輩から一本勝負の練習の際、あっさりすぐに取られた。
俺は下がったからと思った。だから、下がらない剣道を意識した。

1試合目

 一応、理想通り。強いて言うなら、結局、下がった部分あり。

2試合目

 小手が何度も危なかった時があった。相手が悔やんでいる顔が見えて、
いちいち感情を出す、表情を変えるのを見て、なんだか、かっこよくなかった。
反面教師として、一本にならなかったら、落胆せず、じゃあもう一本!と
奮起する自分でありたい。

3試合目

 最初、下がったね。ダメだ。2本目、あっさりとられた。情けない。
かっこ悪い。3本目。まあ、いいけど。勝てると感じた相手、なのに、
最初から2本目まで捨てきれなかったね。

全般的に、試合になると、「ポコン」が怖い。それはそれで稽古不足という
意味だろうが、多分、それで「現実」(の一側面。別名、自分の「弱み」?)が
見えるのが怖いのか。きっと、下がらず、堂々と真っ直ぐ行ってれば勝てるはず
だったかもしれない、のに。



3.改めて振り返り

さて、芙蓉の負けた3試合目。

なぜ、負けた?結局、攻めが無く、ということかなと思う。我慢して攻めなかった。
攻めたとしても単調だった。ということか。そんな剣道自体が隙だらけで、そこを
逃さない相手が上だったということか。技のスピードじゃない。振りかぶり、
刺し面の違いが問題じゃない。

情報系試合後、チームメイト同期Ta君より、先(せん)をとる重要性を教わった。
確かに振り返ると、俺が下がるのは先をとられていたということなんだろう。

I教士八段からは、剣道に待ちや受けは無い。出発点は捨て身、到達点は相打ちとの
お言葉があった。そういう意味では、情報系3試合目、最初攻められ打たれ、でも避け
一本にならなかったが、そんなの剣道じゃないってことだと思った。

自分の試合をビデオで見た後

相手を追いかけた際、間合いを一気につめてからの一打が無い。なんていうか、
くっついていくだけ。中途半端な間合いで、小手を触る感じ。

課題1:一気に追い込んでからどうする。

それから、自分より大きな相手に、結局、面に竹刀が届いてない。むしろ、
上から動きを読まれてて、体をさばかれる。

課題2:自分より背が高い人への攻めに工夫が必要。

少なくとも、Ku先生や、Si先生は、俺より背が低い。のに、勝てる気がしないのは
何故だ、という点を観察、研究する。きっと、そこにこそ、攻めがあるんだと思うが。

課題3:結局、面の姿勢が、一本にしたとしても、崩れていて、かっこ悪い。
正しい打ちをしないと。

負けた試合を見るのは、気分が良くない。しかしだ、だからこそ、負けた試合を
貴重な資料ととらえ、研究し、稽古し、その分、強くなって、勝てる、勝つ試合を
増やさねば。もったいない。

課題4:気合を入れる際、顎が上がる。

課題5:だいぶ構えはよくなったが、もう少し、足、特に左足。まだ開き過ぎ。

課題6:面を打った後の万歳抑える。

上記の試合後、数日して、ろっ骨が痛み始めた。またいつものように痛めてしまった。
今回、思い当たる場面は無かったんだけどな。

クシャミや咳の時の、痛いのなんのって。寝て、起き上がる時、体勢を変えるだけで痛くて
しょうがなかった。けど、一応、素振りは続けた。正面打ちでは、ろっ骨が痛みすぎるので、
痛みをあまり感じない上下素振りで続けた。

どうして、いつも痛むんだろう・・・。

けなも