一日も、面を付けられなかった。
残念な日々。
ただし、1,000本素振りは毎日続けた。
8/27(水)夜だけは、宿泊先のホテルの部屋で、座って1,000本。
やむなしと判断。
8/23(土)朝4時まで仕事を実施。その後、帰宅して素振り。
寝たのが午前6時頃。それは8/20(金)分。
当初の予定は、8/23(土)午前中に、街の道場に向かう予定だったが、
体はもたないと考え、行かない前提で、午前4時に素振りした。
ちなみに、8/23(土)から8/31(日)まで、夏季休暇。
故郷に帰省した。
なので、8/23の素振りは、故郷にて。実家近くの、母校・小学校のグラウンドにて。
夜のグラウンドは、静かで、しかも、民家はあるけどその明かりだけでは小学校の
建物は、もちろん、暗いままで独りぼっちが寂しく、不安な気持ちとなったが、
たまたま、すぐ脇の体育館でスポーツクラブの活動があった模様で、その明かりの
下で素振りを実施した。その明かり分、不安は解消された。
実施したのは…何時だったか。21時前後だったかな。
土曜日実施されると、1年前に聞いていた故郷の街の武道館では、その日剣道の
稽古は無いとのことで素振りをすると決めた。最も、仮に稽古があったとしても、
それに参加していたか、参加できていたかは不明だったので、いずれにせよ、
素振りに徹した。
8/24(日)、同じく夜素振り。実施したのは、22時前後だった。
8/25(月)、母校・高校で剣道の稽古があるかなと高校の道場に寄ったけど、
そもそも、高校自体が休日とのこと。後日聞いた所によると、何かの日の代休
だったとのこと。いずれにせよ、素振りを実施。
8/26(火)、素振り実施。高校は授業あったみたいだが、どうも昼過ぎには終了
していた模様で、夕方寄ったら、既に、少なくとも道場は施錠されていた。
素振り実施。
8/27(水)、故郷を離れ、家族とプチ旅行。家族の希望で、外で素振りせず、
ホテル室内で素振り実施して欲しいとのことで、やむなく、室内で実施。
天井に木刀がぶつかるといけないので、座って実施。
足が使えない分、それならと気持ちを切り替えて、上半身のあり方、
呼吸のあり方を意識して実施した。
8/28(木)、故郷から戻り、いつも通り素振り。雨が降っていた。試しにヨガマット無しで
素振りした。足音が、それほど響かず、以降、ヨガマット無しで早素振りを実施。
8/29(金)、同じく素振り。
8/30(土)、本来ならば、街の道場へ行く予定だった。ところが、家族の一人が体調が
悪いとのことで、大事をとって道場へは行かず。夕方には体調が回復したため、
外で素振り実施。
素振りだけでは、剣道の要素として、足りない部分があると考えている。
例えば、実際の相手を通して、攻める研究。相手との攻め合いの中で呼吸が乱れる。
そこで学ぶことも多い。攻められて下がってしまう、そのことにも反省できる機会がある。
でも、素振りだけでは、それらは(未熟で経験不足な)自分の想像の範囲で収まってしまい、
稽古として、モノ足りないと感じる部分がある。極端な言い方だと敢えて断っておくが、
素振りだけでは、素振りを実施するための筋肉は付くが、「攻め」に関する思考鍛錬が
充分に出来ない。
ということで、8/30は、面を付けての稽古が出来なかったストレスが溜まった状態だった。
「8/31(日)こそは。Ku八段もいらっしゃるはずだし。」と思い、8/31に向けて寝た。
が、
8/31、午前5時、今度は、別の家族が起き出して、頭痛を訴えた。様子を見ようと家族内で
話し合ったが、その後、その家族は嘔吐した。頭痛も続くと言う。これは異常事態とのことで
日曜診察を受け入れてくれる病院を探し、自動車で家族を病院に連れて行った。
結果、原因は不明。夏風邪か、腹痛が原因となったものかもしれないとのこと。
当初、頭部CTを受ける所まで実施されるのか、想像したが、結局、簡単な診察で終わった。
病院から出て、自宅に戻る自動車の中で、しかし、その家族が吐き気を催したとのことで、
また緊張が走った。が嘔吐はせず、自宅まで戻った。午前7時頃。日曜の朝、少しずつ、
人が活動をし始めていく様子があった。
そして
その日は、大事をとって、その家族のそばにいることにした。
なので、道場へは行かず・・・。
ふ、複雑な気持ちです。
家族の健康第一。それはそうだ。ただ、一方で、9/15全日本実業団剣道大会を
控えている中で、少しずつ、剣道に関して調整をすべく、そして、そのカギとなる「攻め」の
精度を上げていきたいと考えていたので、また面を付けられないという精神状態は、
また、ストレスが溜まった。
面を付けることだけが、稽古ではない。そう思う。
だけど、そういうならば、面を付けての稽古の数が、やはり圧倒的に少なすぎる。
8月は、結局、5回だけしか、面を付けた稽古ができてない。
それでいいのだろうか。そんなことで、試合に勝ちたいと思っている自分が滑稽に
思えてくる。
1,000本素振りを、8/5(火)以外は継続して実施した。継続したことだけが、精神的な支えだ。
気持ちを切り替える方向は2つ。
1.そうであれば「9/15の全日本実業団剣道大会では、1,000本素振りの成果を
出せばいい。」と気持ちを切り替えることだな。その結果、反省を通して、その後の
1,000素振りに必要な要素を学ぶこと。
2.素振りだけは「攻め」に関する学びが不十分な旨を、上述した。
いや「工夫してみろ。」だ。例えば、限定されているとは言え「イメージトレーニング」を
精いっぱいやってみることだな。
と言うのと、最近、「呼吸」を意識した素振りを実施している。
そして、切り返し1回のメニューだったのを、3回にしてみた。
・上下素振り100本
・正面素振り100本
・左右面素振り100本
・左右胴素振り100本
・股割り30本×2セット
・一足一刀から一歩で面10本×2セット(ここで、息を吐き・溜めを意識しながら)
・一歩攻めて面10本(同上)
・二歩攻めて面10本(同上)
・早素振り50本×2セット、30本×2セット、20本×2セット(10本一息で)
・左右面素振りを開き足で(ただし、右で左面、右で右面、左で左面、左で右面)50本
・左右胴素振りを開き足で(上記と同じ要領で)50本
・小手打ち10本×5セット
・正面素振り100本
・切り返し(1回目は、最初の正面から次の正面まで一息で2往復。前4本後5本以下同じく。
2回目は、最初の正面で全て息を出し切って、左面から次の正面まで一息で。
3回目は、最初の正面から次の正面まで一息で1往復。)計50本(+数本)。
切り返しの際の呼吸に関して、高校までは、「1回目」の呼吸を教わってきた。
ところが、Ku八段からは、「2回目」の呼吸を指導されている。
どちらが正しいかは分からない。もっと言うと、どちらも正しいのかもしれない。
どっちで自分は稽古を継続すべきか、考え(迷い)ながら、切り返しをしている。
それと、本来ならば、切り返しのメニューを増やしてもいいかなと考える。
元々は、1,000本素振りのメニュー上は、「1,000」にカウントしない「おまけ」だった。
(「切り返し」自体が「おまけ」と言っているのではない。)
しかし、肩、手の内を作り、また、「呼吸」という観点で学べるものがあるのではと思い、
メニューの一つに加えた。いずれセット数は増やすかもしれないが、まずは、続けられる
セット数を設定している。
さて、そうそう、本日(8/31)の素振り実施中、右手の握り方を研究した。「研究」と言うと、
大げさかもしれないが。
昨日(8/30)の素振りにおいて、真っ直ぐに振り上げられていないと感じた。何故なのか、
色々考えたが分からなかった。
しかし、本日の素振りにおいて、右手の握る角度を変えた所、真っ直ぐに振り上げられた。
だが、その握り方が正しいかは、今でも疑問だ。慣れない握り方。
言葉で説明すると、右手の小指と、対面する手のひら部分をしっかり握る。しっかり握る
程度に竹刀の柄に対して、右手の手首を「入れ」て握る。
様々な竹刀の握り方に関する指導がある。構え、素振りの際の握り方に関して、
ある先生は右手は「添えるだけ。打つ瞬間に絞る。」また、ある先生は「打つ瞬間」だけ
でなく、「竹刀を振り上げる時、両手でしっかり振り上げる。」と指導される。
また、ある先生は「左手だけでなく、右手の小指部分もしっかり握る。」
解釈の誤解をしているのかもしれないが、その3つの教えだけでも、実践しようとすると、
少なくとも、右手のあり方は、一つでないと考えている。
そして、俺は迷っている。どうあるべきか。
なんだけれども、
そんな中、昨日の素振りで竹刀の振り上げに関して迷い、本日の素振りでは、一つの
気づきはあったと考えている。
昨日、本日と、面は付けられなかったが、右手のあり方に関して、考え・気づきがあったのは、
1,000本素振りをやっていたからこそ、と考えれば、前向きに昨日、本日の「稽古」を
捉えられるかなと考えたりしている。
さて、明日(9/1。既に0時を越えてしまったが。)から、夏季休暇後の会社生活再開。
まずは、仕事をがんばろう。
そして、素振りもがんばろう。
けなも
2014年9月1日月曜日
2014年8月17日日曜日
7/22(火)から8/17(日)までの剣道
前回から1ヶ月弱の投稿。
実は、7/26(土)に引っ越ししました。今までの住居から500m離れた中古マンション。
それに関する話は後述するとして、本日(8/17)やっと新居でインターネット接続完了して
投稿することができました・・・。長かった。
この期間に素振りが出来なかった日をまず記録したい。
7/22(火)、上司の上司の上司という言い方をすると分かり易いか不明だが、
その方と、俺含めた4名で夜に食事会。日本酒を結構飲みまして・・・。
帰宅時の22時頃には銀座で解散したが、フラフラになって帰途に就いた。
自宅近くのコンビニに到着した23時頃、水、お茶、ヘパリーゼをそれなりに
飲んだが、まったく効かず。で、コンビニに設置してある休憩スペース(という
名称は正しくないだろうが)で、いつの間にか1時間寝てしまっていた。
「お客様。」という店員の声で目が覚めたという始末。それでも不快で、意識も
ハッキリしない状態は続き、家に着いたのは午前1時近くだったか。
お酒で、というか、自己管理が出来ずという原因で、その日は思い切って断念した。
8/5(火)、転居後の部屋から花火が見えるということで、早めに帰宅することを努め
シャワーを浴び、食事をすることにした。20時近い帰宅。ビール片手に夜空を
眺めてたが、既に花火大会は終了した模様・・・。
多少の期待を抱いて待っていたが・・・(泣)。
で、その後、久しぶりに早い時間での帰宅だったので、その日までは夜遅い帰宅が
続いていたので、のんびりするつもりで横になった。
ら、起きたのは午前2時過ぎ・・・。だ、断念した(泣)
それら以外は、1,000本素振りを継続した。
さて、次に記述すべきは、冒頭「後述する」とした引っ越しに関する話。
とにかく心配だったのは、素振りを実施する場所があるか否かと言う点。
社宅に住んでいた頃、とにかく社宅の居住者に見つからないよう素振りしてた。
たいがい、夜に素振りをするが、怪しい人と思われないだろうかと心配したり、
会社の関係者に素振りをしていることが知れ渡ったりしないことなど、様々な思いがあってだ。
が、社宅に住む全ての方々に、程度の差はあれ知られていたわけだが(笑)。
いずれにせよ、素振りが出来る場所があるか心配だった。
が、結論としては、みんなが目に付く場所、駐車場の片隅(もちろん、空いている場所)で、
堂々と素振りすることにした。
隠れて素振りできる場所なんてなかった。
それに、むしろ、みんなに知ってもらった方が、俺としても気持ちが楽だと考えた。
ただし、みんなが怖がったり、迷惑がったりするのは避けたい。
怖がらないために、なるべく明るい所で実施することにした。それは駐輪場の前でもある。
駐輪場は夜電気の明かりが点いている。
また、お会いした方には挨拶を積極的に行うことにした。
迷惑がらないようにするために。まず、迷惑がる場面があるとすると、それは、
早素振りの場面。帰宅時すぐに素振りをするが、スーツの上着が無い状態で、
ワイシャツに、スーツズボンを履いたまま素振りを実施する。、使う靴は、もう
使わなくなった革靴だが、アスファルトではどんなにがんばっても音がする。
(ちなみに、普段、私用で履くゴム製の靴ですら、アスファルト上では大なり
小なり音がした。)
社宅の素振りでは、なるべく音が聞こえない、敷地内の離れた場所か、もしくは、
草むらで早素振りしてきた。実施場所、実施タイミング(車が通る機会を見計らって。
音がごまかせるかと思い)を見つることには本当に苦労した。
転居後、そんな敷地はない。そこで、使っていなかったヨガマットを用意し、靴を
脱いで早素振りを実施している。そうすると、音は出ない。
ヨガマットの厚さは3mm程のためか、その下にある、でも気づいていない小さな砂利を
早素振り中に踏みつけると、痛い!なので、ヨガマットを敷く際は、その下の部分から
砂利を除くようにしている。アスファルトの上にある小さな砂利だ。それでも除ききれない
のだが。
そんな感じで素振りを開始して、3週間が過ぎた。今の所、大丈夫と思われる。
苦情が来たら、止めるしかないと考えている。
ちなみに、ヨガマットを使うようにしてから、早素振りはメニューの最後に実施することに
している。
全体を通して実施すると、やはり1時間かかる。所要時間自体に変化はない。
さて、道場での稽古の話。
8/9(土)
会社の後輩、道場でお世話になっている先輩との稽古。各々との一本勝負で負けた。
特に会社後輩から負けた精神的なショックは大きい。9月にある全日本実業団の
出場メンバーの中で、後輩は補欠となっている。一方の俺は正選手として登録されている。
いつも勝てる自信が無い。相面で、後輩の方がスピードが上だ。それを乗り越えて
面をとれるだけの実力がまだ無い。
基本通りに、正確に間合いを捉え、真っ直ぐに面に行けば勝てるだろうか。
後輩は俺よりも背が高く体も大きく、何と言うか、俺が出る所を狙って刺し面に出る。
手を前に出す感じで一瞬を捉えようとする。
乗り越えねばいけない。
その後輩からのアドバイスとして、普段の地稽古中は、俺は手元を上げないが、
一本勝負となると、左手を上げやすくしてしまうとのこと。
アドバイスを頂いたことに感謝せねばいけない。
8/10(日)
Ku八段に稽古をお願いしたかったが、普段その道場には来られない「お客様」が複数
いらっしゃったということで、「お客様優先にして欲しい。」ということで、譲らせて頂いた。
そこで複数の七段の先生方に稽古をお願いした。飽くまで面にこだわって打ちに出たが、
結局、小手に何度も抑えられた。打ちに出る機会が良くないのかなー。
ちなみに、地稽古前の基本稽古において、一足一刀の間合いから一歩前に出て面を
打つ稽古の中で、竹刀を振りかぶった際、息を吸うのは誤りだと指摘が、全員に行われた。
そうでなく、中段に構えた時点で、腹に気は溜めてしまって、そのまま打ちに出るんだと。
言われてみれば、俺は、正しく実施できていると思っていた一歩出て面において、
振りかぶった際、息を吸っていた気がした。
以降、1,000本素振りにおけるメニューの一つである、一足一刀の面の素振りにおいては、
呼吸も意識している。
8/16(土)
Ku七段から。右足の踏込を速くやれとのこと。これまでも何回かご指摘を頂いてきたが、
右足の踏込を速くやるイメージがつかない。上にある右足を速く下に下ろせと言うことだろうが、
何と言うか、そのためには、激しく地団駄を踏むようなことが必要に思えてくる。
つまり、面打ちの為の自然な踏込でなく、速く踏込むことが目的の不自然な踏込しか
イメージできない。
が、ある時頂いたアドバイスをヒントにすると、遠くに飛ぶと思わず、より手前で踏み込めと
言うことかと認識している。
しかし、それをやろうとすると、足が前に出ないと、腰が残ってしまうので、
一歩の幅に迷うことがある。
話は逸れるが、最近、1,000本素振りの中で、足よりも、腰・腹を意識して前に出しながら
素振りをしてみた。すると、木刀の先の落ち着きが安定して、ブレにくいと実感している。
話を戻すと、足でなく、腰・腹で打つ工夫が足りないのかもしれない。足に意識がいって
しまうが、そして、それは決して誤りではないのだろうが、腰・腹を意識すると、翻って、
それが足の適切な幅につながるのではないだろうかと、最近考えるようになっている。
8/17(日)
前回、Ku八段への稽古は出来なかったこは既述した。
この日は「お客様」はいらっしゃらなかったので、稽古をお願いした。
いつも通り面打ちを主体に。
途中、ふと、呼吸の事を思い出した。そこで、息を吐きながら、そして、気を溜めることに
意識を置きながら、向かった。さすがに、八段の先生相手に、これまで意識して実施した
ことなどなかった溜めを意識して実施し、間合いを詰めていくのは、より大きな負荷が
かかった気がした。が、とにかく、前に行くだけだと自分に言い聞かせ、下がったり、
妥協したりすることはしなかった。
稽古後のアドバイスとしては、こうだ。
だいぶ右手の力が抜けてきた。大切なのは打つ機会だ。中心を攻めて、打つべき機会に
捨て身で打ちに行くことを続けなさい。その結果、打突部位に当たらなくても良い。
それを積み重ねていくと、打つべき機会に、自然と打つことが出来るようになる。
なるほどぉ~。だから、打たれまいとして、でも、一本取ろうと変な姿勢で、打つべき機会で
無い時に、打つことをやってはいけないのですね。
考えれば当然のことなのでしょうけど、「機会」を、そういう貴重な稽古の観点と、分かって
いたつもりで、でも今回のお話が新鮮に思えたということは、分かっていなかったんだと
実感した。
まだまだ、稽古が足りないですね・・・。という発言自体、稽古をある程度やっている方の
発言に感じられて、その発言をする資格すらないんだろうなと、その発言を記して、ふと
考える。
強くなりたい。試合でも勝ちたい。でも、面打ち主体の稽古が望ましい形だとしても、
理想の面打ちが出来ているわけでない(というか、あと何十年かかるのかも分からない)中で、
小手や胴も満足に出来てないことが、9月の全日本実業団大会に向けて、大きな不安と
なっている。
じゃ、小手、胴の稽古をすればいいじゃん、とのご指摘もあろうが、「呪縛」があって、
今は面打ちに徹すべきと、もう一人の自分が、言っている。
例えば、8/9の後輩との稽古でも、小手や胴を決められる自信がないという思いも、
たしかにあったが、面で勝負すべし言う気持ちで地稽古は、面9割8分で行った。
本日も同世代の方とも稽古したが、小手や胴は(何度も言うが自信が無いと言う思いも
確かにあるが)敢えて打たず、面で前に出たいという思いで稽古をした。
これは偏った思考と思う自分もいるが、結局、小手や胴は、今の俺にとって「逃げ」に
値するという思考も、俺のどこかにある。
「呪縛」だ。
放たれる新たな視点が必要だと考えている。
しかし、そう考えても、とことん面に徹するべしとする思考(「呪縛」)も、同時に、そして、
確実に存在しているし、少なくとも、当面の間、その思考は残り続けるだろう。
9月の試合で勝ちたい。
けなも
実は、7/26(土)に引っ越ししました。今までの住居から500m離れた中古マンション。
それに関する話は後述するとして、本日(8/17)やっと新居でインターネット接続完了して
投稿することができました・・・。長かった。
この期間に素振りが出来なかった日をまず記録したい。
7/22(火)、上司の上司の上司という言い方をすると分かり易いか不明だが、
その方と、俺含めた4名で夜に食事会。日本酒を結構飲みまして・・・。
帰宅時の22時頃には銀座で解散したが、フラフラになって帰途に就いた。
自宅近くのコンビニに到着した23時頃、水、お茶、ヘパリーゼをそれなりに
飲んだが、まったく効かず。で、コンビニに設置してある休憩スペース(という
名称は正しくないだろうが)で、いつの間にか1時間寝てしまっていた。
「お客様。」という店員の声で目が覚めたという始末。それでも不快で、意識も
ハッキリしない状態は続き、家に着いたのは午前1時近くだったか。
お酒で、というか、自己管理が出来ずという原因で、その日は思い切って断念した。
8/5(火)、転居後の部屋から花火が見えるということで、早めに帰宅することを努め
シャワーを浴び、食事をすることにした。20時近い帰宅。ビール片手に夜空を
眺めてたが、既に花火大会は終了した模様・・・。
多少の期待を抱いて待っていたが・・・(泣)。
で、その後、久しぶりに早い時間での帰宅だったので、その日までは夜遅い帰宅が
続いていたので、のんびりするつもりで横になった。
ら、起きたのは午前2時過ぎ・・・。だ、断念した(泣)
それら以外は、1,000本素振りを継続した。
さて、次に記述すべきは、冒頭「後述する」とした引っ越しに関する話。
とにかく心配だったのは、素振りを実施する場所があるか否かと言う点。
社宅に住んでいた頃、とにかく社宅の居住者に見つからないよう素振りしてた。
たいがい、夜に素振りをするが、怪しい人と思われないだろうかと心配したり、
会社の関係者に素振りをしていることが知れ渡ったりしないことなど、様々な思いがあってだ。
が、社宅に住む全ての方々に、程度の差はあれ知られていたわけだが(笑)。
いずれにせよ、素振りが出来る場所があるか心配だった。
が、結論としては、みんなが目に付く場所、駐車場の片隅(もちろん、空いている場所)で、
堂々と素振りすることにした。
隠れて素振りできる場所なんてなかった。
それに、むしろ、みんなに知ってもらった方が、俺としても気持ちが楽だと考えた。
ただし、みんなが怖がったり、迷惑がったりするのは避けたい。
怖がらないために、なるべく明るい所で実施することにした。それは駐輪場の前でもある。
駐輪場は夜電気の明かりが点いている。
また、お会いした方には挨拶を積極的に行うことにした。
迷惑がらないようにするために。まず、迷惑がる場面があるとすると、それは、
早素振りの場面。帰宅時すぐに素振りをするが、スーツの上着が無い状態で、
ワイシャツに、スーツズボンを履いたまま素振りを実施する。、使う靴は、もう
使わなくなった革靴だが、アスファルトではどんなにがんばっても音がする。
(ちなみに、普段、私用で履くゴム製の靴ですら、アスファルト上では大なり
小なり音がした。)
社宅の素振りでは、なるべく音が聞こえない、敷地内の離れた場所か、もしくは、
草むらで早素振りしてきた。実施場所、実施タイミング(車が通る機会を見計らって。
音がごまかせるかと思い)を見つることには本当に苦労した。
転居後、そんな敷地はない。そこで、使っていなかったヨガマットを用意し、靴を
脱いで早素振りを実施している。そうすると、音は出ない。
ヨガマットの厚さは3mm程のためか、その下にある、でも気づいていない小さな砂利を
早素振り中に踏みつけると、痛い!なので、ヨガマットを敷く際は、その下の部分から
砂利を除くようにしている。アスファルトの上にある小さな砂利だ。それでも除ききれない
のだが。
そんな感じで素振りを開始して、3週間が過ぎた。今の所、大丈夫と思われる。
苦情が来たら、止めるしかないと考えている。
ちなみに、ヨガマットを使うようにしてから、早素振りはメニューの最後に実施することに
している。
全体を通して実施すると、やはり1時間かかる。所要時間自体に変化はない。
さて、道場での稽古の話。
8/9(土)
会社の後輩、道場でお世話になっている先輩との稽古。各々との一本勝負で負けた。
特に会社後輩から負けた精神的なショックは大きい。9月にある全日本実業団の
出場メンバーの中で、後輩は補欠となっている。一方の俺は正選手として登録されている。
いつも勝てる自信が無い。相面で、後輩の方がスピードが上だ。それを乗り越えて
面をとれるだけの実力がまだ無い。
基本通りに、正確に間合いを捉え、真っ直ぐに面に行けば勝てるだろうか。
後輩は俺よりも背が高く体も大きく、何と言うか、俺が出る所を狙って刺し面に出る。
手を前に出す感じで一瞬を捉えようとする。
乗り越えねばいけない。
その後輩からのアドバイスとして、普段の地稽古中は、俺は手元を上げないが、
一本勝負となると、左手を上げやすくしてしまうとのこと。
アドバイスを頂いたことに感謝せねばいけない。
8/10(日)
Ku八段に稽古をお願いしたかったが、普段その道場には来られない「お客様」が複数
いらっしゃったということで、「お客様優先にして欲しい。」ということで、譲らせて頂いた。
そこで複数の七段の先生方に稽古をお願いした。飽くまで面にこだわって打ちに出たが、
結局、小手に何度も抑えられた。打ちに出る機会が良くないのかなー。
ちなみに、地稽古前の基本稽古において、一足一刀の間合いから一歩前に出て面を
打つ稽古の中で、竹刀を振りかぶった際、息を吸うのは誤りだと指摘が、全員に行われた。
そうでなく、中段に構えた時点で、腹に気は溜めてしまって、そのまま打ちに出るんだと。
言われてみれば、俺は、正しく実施できていると思っていた一歩出て面において、
振りかぶった際、息を吸っていた気がした。
以降、1,000本素振りにおけるメニューの一つである、一足一刀の面の素振りにおいては、
呼吸も意識している。
8/16(土)
Ku七段から。右足の踏込を速くやれとのこと。これまでも何回かご指摘を頂いてきたが、
右足の踏込を速くやるイメージがつかない。上にある右足を速く下に下ろせと言うことだろうが、
何と言うか、そのためには、激しく地団駄を踏むようなことが必要に思えてくる。
つまり、面打ちの為の自然な踏込でなく、速く踏込むことが目的の不自然な踏込しか
イメージできない。
が、ある時頂いたアドバイスをヒントにすると、遠くに飛ぶと思わず、より手前で踏み込めと
言うことかと認識している。
しかし、それをやろうとすると、足が前に出ないと、腰が残ってしまうので、
一歩の幅に迷うことがある。
話は逸れるが、最近、1,000本素振りの中で、足よりも、腰・腹を意識して前に出しながら
素振りをしてみた。すると、木刀の先の落ち着きが安定して、ブレにくいと実感している。
話を戻すと、足でなく、腰・腹で打つ工夫が足りないのかもしれない。足に意識がいって
しまうが、そして、それは決して誤りではないのだろうが、腰・腹を意識すると、翻って、
それが足の適切な幅につながるのではないだろうかと、最近考えるようになっている。
8/17(日)
前回、Ku八段への稽古は出来なかったこは既述した。
この日は「お客様」はいらっしゃらなかったので、稽古をお願いした。
いつも通り面打ちを主体に。
途中、ふと、呼吸の事を思い出した。そこで、息を吐きながら、そして、気を溜めることに
意識を置きながら、向かった。さすがに、八段の先生相手に、これまで意識して実施した
ことなどなかった溜めを意識して実施し、間合いを詰めていくのは、より大きな負荷が
かかった気がした。が、とにかく、前に行くだけだと自分に言い聞かせ、下がったり、
妥協したりすることはしなかった。
稽古後のアドバイスとしては、こうだ。
だいぶ右手の力が抜けてきた。大切なのは打つ機会だ。中心を攻めて、打つべき機会に
捨て身で打ちに行くことを続けなさい。その結果、打突部位に当たらなくても良い。
それを積み重ねていくと、打つべき機会に、自然と打つことが出来るようになる。
なるほどぉ~。だから、打たれまいとして、でも、一本取ろうと変な姿勢で、打つべき機会で
無い時に、打つことをやってはいけないのですね。
考えれば当然のことなのでしょうけど、「機会」を、そういう貴重な稽古の観点と、分かって
いたつもりで、でも今回のお話が新鮮に思えたということは、分かっていなかったんだと
実感した。
まだまだ、稽古が足りないですね・・・。という発言自体、稽古をある程度やっている方の
発言に感じられて、その発言をする資格すらないんだろうなと、その発言を記して、ふと
考える。
強くなりたい。試合でも勝ちたい。でも、面打ち主体の稽古が望ましい形だとしても、
理想の面打ちが出来ているわけでない(というか、あと何十年かかるのかも分からない)中で、
小手や胴も満足に出来てないことが、9月の全日本実業団大会に向けて、大きな不安と
なっている。
じゃ、小手、胴の稽古をすればいいじゃん、とのご指摘もあろうが、「呪縛」があって、
今は面打ちに徹すべきと、もう一人の自分が、言っている。
例えば、8/9の後輩との稽古でも、小手や胴を決められる自信がないという思いも、
たしかにあったが、面で勝負すべし言う気持ちで地稽古は、面9割8分で行った。
本日も同世代の方とも稽古したが、小手や胴は(何度も言うが自信が無いと言う思いも
確かにあるが)敢えて打たず、面で前に出たいという思いで稽古をした。
これは偏った思考と思う自分もいるが、結局、小手や胴は、今の俺にとって「逃げ」に
値するという思考も、俺のどこかにある。
「呪縛」だ。
放たれる新たな視点が必要だと考えている。
しかし、そう考えても、とことん面に徹するべしとする思考(「呪縛」)も、同時に、そして、
確実に存在しているし、少なくとも、当面の間、その思考は残り続けるだろう。
9月の試合で勝ちたい。
けなも
2014年7月21日月曜日
網膜剥離、ネフローゼ症候群、共に異常なし
7/12(土)
眼と腎臓の定期検診。網膜剥離、ネフローゼ症候群、共に異常なし。
腎内科の診察にて、抗アレルギーとしても、そして、若干のステロイドによる
腎臓への微効果を意図して、普段、「セレスタミン」を服用していることに対し、
医師から、今年の5月から、自動車運転をするなら、セレスタミンの服用は
法律上禁止となったことを知らされた。服用すると眠気が発生するなどの
副作用があるためだ。
普段から、仕事中、すなわち、平日は自動車運転禁止という会社の方針の為、
その点は、問題ないだろう。土日は運転するが、であれば、服用の時間帯を
工夫する必要があるな。例えば、夜寝る前に飲むとか。
いずれにせよ、法的な規制が出来たとのこと。知らなかった・・・。そういう情報は、
どうやって入手できるのだろうか。新聞、テレビニュースはよく見る方だと自覚している
けれど、そんなことは知らなかったなぁ。
7/13は道場での稽古は無し。よって、素振り。その週も毎日素振り。
7/17(木)は、お客様と飲み会だった。深夜に帰宅して、その後素振り。
アルコール入った後の素振り、特に、早素振りは、心肺機能に多大な負担がかかっている
気がしてならない。それも深夜、眠い状態の時の素振りは、体に良くない気がする。
改善しようと考えている。
例えば、アルコールが入った夜の素振りは、本数を減らすか、早素振り系の
心肺機能に負担がかかる素振りの本数を減らすとか。何がいいだろうか。
考えようと思う。
ちなみに、7/18(金)の夜は、社内のあるイベントの打ち上げでアルコール入った。
その後、帰宅し、もちろん、素振り。もちろん、1,000本。
7/19(土)は、そのイベントの疲れから、昼までゆっくり寝ることにした。午前の道場へは
行かず、夜、素振り。
7/20(日)、新・剣道具(防具)デビューの日。Ku八段に、初打ちのお願いをした。
反応としては、昔はそういうのあったけど、まぁ、あまりこだわらず、と言った感じ。
俺の考えが古すぎたかな。大安ということもあって、その日を待ったけど。
新・剣道具に関して、一部、古代毛氈を使っている。面をつけた感じとして、なるほど、
確かにぴったりフィットした。布団がしなやかな感じ。それに軽いと感じた。
ただ、使い始めだからだろうか、あまりにフィットし過ぎて、稽古最後の方では、
何と言うか、ぴったり過ぎて、隙間が無く、あらゆる皮膚の呼吸が蓋をされた感じ。
息苦しくなった(苦笑)。そういうものか・・・。とにかく使いこなして、良い意味で体に
なじむようにしていかなければいけないな。
さて、Ku八段との稽古。「普通に稽古すればよい。」とのことで、いつも通り、
面を主体に。私の面に対し、面を打って頂き、小手を打って頂き、胴を打って頂きました。
本当にありがとうございました。
で、過去ご指摘頂いた「自ら攻める」ことをふと思い出し、気持ち、自ら前へ行き、
(うまく表現できないが、いつも以上に自ら前へという意味。普段もやっているけど、
普段以上に)面を打って行った。もちろん、返されたけど、でもだ、
何回目かの面打ちの際、今振り返ると、それは自然に左足から体重移動が出来て、
並行に前へ出て(私なりに攻めて)、それとなく、立ち止まらず(しかし、私なりの溜め
を作り)面へ飛んだ。
Ku八段の竹刀が開いた。打たせて頂いた。もちろん。ただ、何と言うか、その直後、
「今の面だ。」とお言葉を頂いた。その反応から察するに、(ありえないけど)たまたま、
打たせるつもりでなかったけど、何万分かの一の確率で、意図せず、面が当たった
ということだったのだろうか、と思える御反応だった。もちろん、よく分からない。
「打たせて頂いた」が、一番、適切だろう。
そして、「今の面だ。合気になって面を打ってきなさい。」それは、たまたま「合気」が
出来たから、もう一本、今の調子で、という意味なのか、それとも、あとは「合気」の
要素が足りないと言う意味なのか、そもそも、よく聞くけど「合気」ってなんですか、
って素直に聴いてみたかった、けど、限られた時間の中、とにかく、また構え直し、
また面へ向かった。その面は、いまいちな御反応だった・・・。
それにしても、その日の稽古人数は40人ほどで、Ku八段には長蛇の列ができた。
初打ちをお願いした以上、並ぼうと並んだが、途中、高段者の先生方が、列の
途中に入ってくるなどして、結局、なんだかんだで、30分以上待った。
で、稽古後、どんどん、色んな人と稽古するように、30分以上、列待ちしていては
だめだと、稽古者全員にKu八段はお話をされた。自分に言われているようだった(泣)。
だったら、次から気を付けるしかない。
その他、Ku八段からの講話として、日曜のKu八段がいらっしゃる稽古において、
切り返しと面打ちを稽古最初の30分間実施することに対してお話があった。剣道の
基本中の基本として重視しているからこそ、その稽古を中心にご指導されているとのこと。
また、日本剣道形に関して、例えば一本目、構えてから、二本目に移るまで、二息で
実施するものだ、とのこと。なにー、そうなのか!って感じ。
ここでおっしゃりたいことは、つまり、呼吸法が大事だということだった。相手の虚を打つ
ことにつながるという趣旨だったと解釈している。
さて、新・剣道具に関して話を戻そう。
面・・・網膜剥離を意識して、一回り大きめに作り、その分、布団も厚めにして頂いた。
重さは、面紐を除くと1.75kg。面紐を含むと1.8kg。面布団の長さは顎から肩までが
23cm。奥行きは21cm。
小手・・・右が0.23kg。親指側の布団の、手首から肘方向に11.5cm。反対側は13.5cm。
左は0.24kg。同じく、12cm、13.5cm。(左右の違いは誤差かもしれない)
胴・・・重さは紐を除くと1.45kg。紐を含むと1.52kg。幅(内側の直線)は、一番広い距離で
43cm。一番狭くて40cm。
垂・・・0.85kg。帯の高さが10cm。大きい垂の長さは29cm。
普段、上記のような剣道具の重さだとか、長さだとかは、どうでもいいと思っている。
しかし、ある武道具屋さんのホームページ見てたら、重さ、長さなどの情報が載ってまして、
真似してみようと思った。
それに、どうせなら、こんな剣道具(防具)を使っていたんだという記録を残すのも
意義があるかと思って、記載しました。
剣道具が変わると、突然、剣道も変わる(強くなる)、なんてことは無いでしょうが、
でも、剣道具に見合う強さを身に付けるべく、稽古に精進しようと思う。
面の内輪の、顎付近が、喉仏に触れてくることが気になる。改善の調整をする必要が
あるかもしれないな。
いずれにせよ、稽古頑張ろう。
本日(7/21)も、1,000本。
そうそう、最近、早素振りの際、10本毎に一息で実施している。例えば、50本なら5回息を
している。意味があるか分からない、しかも、前述した通り、アルコールが入っている時は、
非常につらい。
見直しするかもしれないけど、そして、どんな意味があるか分からないけど、とりあえず、
ここ最近は、そんな素振りをしている。
けなも
眼と腎臓の定期検診。網膜剥離、ネフローゼ症候群、共に異常なし。
腎内科の診察にて、抗アレルギーとしても、そして、若干のステロイドによる
腎臓への微効果を意図して、普段、「セレスタミン」を服用していることに対し、
医師から、今年の5月から、自動車運転をするなら、セレスタミンの服用は
法律上禁止となったことを知らされた。服用すると眠気が発生するなどの
副作用があるためだ。
普段から、仕事中、すなわち、平日は自動車運転禁止という会社の方針の為、
その点は、問題ないだろう。土日は運転するが、であれば、服用の時間帯を
工夫する必要があるな。例えば、夜寝る前に飲むとか。
いずれにせよ、法的な規制が出来たとのこと。知らなかった・・・。そういう情報は、
どうやって入手できるのだろうか。新聞、テレビニュースはよく見る方だと自覚している
けれど、そんなことは知らなかったなぁ。
7/13は道場での稽古は無し。よって、素振り。その週も毎日素振り。
7/17(木)は、お客様と飲み会だった。深夜に帰宅して、その後素振り。
アルコール入った後の素振り、特に、早素振りは、心肺機能に多大な負担がかかっている
気がしてならない。それも深夜、眠い状態の時の素振りは、体に良くない気がする。
改善しようと考えている。
例えば、アルコールが入った夜の素振りは、本数を減らすか、早素振り系の
心肺機能に負担がかかる素振りの本数を減らすとか。何がいいだろうか。
考えようと思う。
ちなみに、7/18(金)の夜は、社内のあるイベントの打ち上げでアルコール入った。
その後、帰宅し、もちろん、素振り。もちろん、1,000本。
7/19(土)は、そのイベントの疲れから、昼までゆっくり寝ることにした。午前の道場へは
行かず、夜、素振り。
7/20(日)、新・剣道具(防具)デビューの日。Ku八段に、初打ちのお願いをした。
反応としては、昔はそういうのあったけど、まぁ、あまりこだわらず、と言った感じ。
俺の考えが古すぎたかな。大安ということもあって、その日を待ったけど。
新・剣道具に関して、一部、古代毛氈を使っている。面をつけた感じとして、なるほど、
確かにぴったりフィットした。布団がしなやかな感じ。それに軽いと感じた。
ただ、使い始めだからだろうか、あまりにフィットし過ぎて、稽古最後の方では、
何と言うか、ぴったり過ぎて、隙間が無く、あらゆる皮膚の呼吸が蓋をされた感じ。
息苦しくなった(苦笑)。そういうものか・・・。とにかく使いこなして、良い意味で体に
なじむようにしていかなければいけないな。
さて、Ku八段との稽古。「普通に稽古すればよい。」とのことで、いつも通り、
面を主体に。私の面に対し、面を打って頂き、小手を打って頂き、胴を打って頂きました。
本当にありがとうございました。
で、過去ご指摘頂いた「自ら攻める」ことをふと思い出し、気持ち、自ら前へ行き、
(うまく表現できないが、いつも以上に自ら前へという意味。普段もやっているけど、
普段以上に)面を打って行った。もちろん、返されたけど、でもだ、
何回目かの面打ちの際、今振り返ると、それは自然に左足から体重移動が出来て、
並行に前へ出て(私なりに攻めて)、それとなく、立ち止まらず(しかし、私なりの溜め
を作り)面へ飛んだ。
Ku八段の竹刀が開いた。打たせて頂いた。もちろん。ただ、何と言うか、その直後、
「今の面だ。」とお言葉を頂いた。その反応から察するに、(ありえないけど)たまたま、
打たせるつもりでなかったけど、何万分かの一の確率で、意図せず、面が当たった
ということだったのだろうか、と思える御反応だった。もちろん、よく分からない。
「打たせて頂いた」が、一番、適切だろう。
そして、「今の面だ。合気になって面を打ってきなさい。」それは、たまたま「合気」が
出来たから、もう一本、今の調子で、という意味なのか、それとも、あとは「合気」の
要素が足りないと言う意味なのか、そもそも、よく聞くけど「合気」ってなんですか、
って素直に聴いてみたかった、けど、限られた時間の中、とにかく、また構え直し、
また面へ向かった。その面は、いまいちな御反応だった・・・。
それにしても、その日の稽古人数は40人ほどで、Ku八段には長蛇の列ができた。
初打ちをお願いした以上、並ぼうと並んだが、途中、高段者の先生方が、列の
途中に入ってくるなどして、結局、なんだかんだで、30分以上待った。
で、稽古後、どんどん、色んな人と稽古するように、30分以上、列待ちしていては
だめだと、稽古者全員にKu八段はお話をされた。自分に言われているようだった(泣)。
だったら、次から気を付けるしかない。
その他、Ku八段からの講話として、日曜のKu八段がいらっしゃる稽古において、
切り返しと面打ちを稽古最初の30分間実施することに対してお話があった。剣道の
基本中の基本として重視しているからこそ、その稽古を中心にご指導されているとのこと。
また、日本剣道形に関して、例えば一本目、構えてから、二本目に移るまで、二息で
実施するものだ、とのこと。なにー、そうなのか!って感じ。
ここでおっしゃりたいことは、つまり、呼吸法が大事だということだった。相手の虚を打つ
ことにつながるという趣旨だったと解釈している。
さて、新・剣道具に関して話を戻そう。
面・・・網膜剥離を意識して、一回り大きめに作り、その分、布団も厚めにして頂いた。
重さは、面紐を除くと1.75kg。面紐を含むと1.8kg。面布団の長さは顎から肩までが
23cm。奥行きは21cm。
小手・・・右が0.23kg。親指側の布団の、手首から肘方向に11.5cm。反対側は13.5cm。
左は0.24kg。同じく、12cm、13.5cm。(左右の違いは誤差かもしれない)
胴・・・重さは紐を除くと1.45kg。紐を含むと1.52kg。幅(内側の直線)は、一番広い距離で
43cm。一番狭くて40cm。
垂・・・0.85kg。帯の高さが10cm。大きい垂の長さは29cm。
普段、上記のような剣道具の重さだとか、長さだとかは、どうでもいいと思っている。
しかし、ある武道具屋さんのホームページ見てたら、重さ、長さなどの情報が載ってまして、
真似してみようと思った。
それに、どうせなら、こんな剣道具(防具)を使っていたんだという記録を残すのも
意義があるかと思って、記載しました。
剣道具が変わると、突然、剣道も変わる(強くなる)、なんてことは無いでしょうが、
でも、剣道具に見合う強さを身に付けるべく、稽古に精進しようと思う。
面の内輪の、顎付近が、喉仏に触れてくることが気になる。改善の調整をする必要が
あるかもしれないな。
いずれにせよ、稽古頑張ろう。
本日(7/21)も、1,000本。
そうそう、最近、早素振りの際、10本毎に一息で実施している。例えば、50本なら5回息を
している。意味があるか分からない、しかも、前述した通り、アルコールが入っている時は、
非常につらい。
見直しするかもしれないけど、そして、どんな意味があるか分からないけど、とりあえず、
ここ最近は、そんな素振りをしている。
けなも
2014年7月12日土曜日
7/6の試合に参加して
7/6故郷の試合に参加してきました。
どうせなら「強い人」と対戦したいなと思っていたら、
1回戦勝てば、2回戦は「強い人」と対戦する組み合わせだった。
全日本剣道選手権大会へ出場された方。
1回戦、面2本で勝ちました。1本目は相面で、2本目は竹刀を払って面。
そして、2回戦「強い人」と。負けました。1本目は鍔迫り合いから引き面、
2本目は相面で、各々面を取られました。
出場した感想を、スマホでメモったので、以下、コピペします。
---
二回戦
引き面、気を抜いた。俺の悪い癖。
相面、出遅れた。引き出されたというか。引き出された上、ただでさえ俺より速い面にやられたというか。
なぜあのタイミングで、出てしまったか、
その謎は、その前の「仕事」にある。相手に集中しきれなかった。鍔迫り合いにおいて、肉体的パワーに押され、「やはり肉体的に違うな。」と感じた、ということ自体、余計な考え。邪念がわいた。「やはりこの方は全日本剣道選手権へ出場するだけあるな。」と思った。
ただ、やり終えて、決して敵わない、まったく歯が立たないとは感じない。と言うのは、負けてから、言っても単なる負け惜しみにしか聞こえないだろうが(苦笑)
対戦できて良かった。
まだまだ、相面の稽古が足りない。邪念が生じた時の、「戻し」の稽古が必要。
もしくは、邪念が生じても常を保てる心身を。
面に集中できなかったかな。
良かった所、下がりすぎず、前へ前へを意識した。一回戦、そんな気持ちで向かった。
「いける」感覚があった。だから自信もって面に出た。そして、やっぱり行けた。
多分比較的自然体で面を打てたと思う。
会社の垂れネームを堂々とさらし出せた。
どのような剣道を目指すかによるが、つまり、肉体的パワー向上を目指すか否か。
再開後は、どちらかと言うと、狭義の「剣道」に徹した。つまり、剣道のみで、例えば、ウェイトトレーニングはやらない方針。
ただフィジカル面も含めての広義の「剣道」での試合における勝利を目指すなら、ウェイトトレーニングも必要だろう。
しかしだ、ウェイトトレーニングはやらない主義だ。
ならば、剣道における益々の熟練を志すんだな。フィジカル面は、それに比例し付いてくると考え(実際は歳をとるごとに肉体的には衰えるだろうが)。
少なくとも、面技を中心にした稽古は間違ってないし、まだまだ稽古、経験が足りないってことだ、今回の、特に相打ちで負けた点は。延いては、俺の剣道自体が。
もっと強くなりたい。
一回戦で、勝てたことは、素直に嬉しい。ただ、途中、迷って打ちに行けなかった点は、未熟で、機会なら、迷わず向かいたい。
---
以上、試合を振り返った結果。
次に、動画を見た感想。
---
動画を見て。
まだ面打ちの際、
左足がひっくり返っている。つまり、足の裏が見える。単純に蹴り切ったからなのか、跳ね足かは分からない。ただ、正しくない気がする。
また、腰が入ってないように思える。前にと言うよりは、上に動いている感じ。
今回の動画は、床にスマホを置いたため、また、角度も、遠近的にも、結果見えづらかったため、しかも、目の前にたたずまれたりしたため、画面が暗くなるなど、全ての場面の検証はできない。
ただ、面はまだまだ改善の余地あり。左足跳ねる、二回戦二本目何だかんだで乗られたのは、もしかしたら、膝の角度の見直し必要かも。つまり、曲がりすぎてないか。腰が曲がるのも、正しく打てる構えになってないのではないかと思う。正しい面。モノにしたい。
体も、よりまっすぐ打ちたい。腰入ってない分、右半身になってる感じ。
構えはどうだったかな。今回の動画だけでは何とも言えない。ただ膝が正しくないなら、相手への威圧感も限定的だろう。
---
「強い人」の皆様の稽古を見て
---
試合前の事前練習見て思ったのは、切り返しの際、目の前で切り返す、つまり、振りかぶらず、且つ、速く切り返していた。
仮にそれが敢えてなら、ある目的の下、それはありだと思う。
でも、もし、それが通常の稽古なら、いつか追い付いてみたいと思う。
つまり、正しい切り返しを積み重ねた結果、彼らより、良い剣道を体現したい。
---
7/7(月)、一夜明けて思うこと。
---
今の稽古を継続すること。それが大事。方向性は間違ってないと思う。むしろ、正しいと思う。
---
上の写真は1回戦の相面。
一人で参加したから、カメラで撮影してくれる方なんかおらず、自分のスマホを床に置いて撮影。
見えづらい(泣)。
ただ、右半身で、腰が入ってないように見える、のは事実。
次の上の写真は、2回戦、引き面を取られた後、試合再開後、間もなく飛び込んだ面。
打突部位に竹刀の物打ちがしっかり当たったのは事実。また、相手もその瞬間、
動きが止まり、静かに俺の体を下がりながら受け止めた。その数秒間の間、
近づきあった互いの目と目が向かい合ってた。印象に残る「間」(ま)だった。
でも、一本にはならなかった。
振り返ると、有効打突として認めてもらいたかったが、つまり、何かが不足していた
ということでしょう。自分なりの分析としては、剣先で軽く当たったように見られたのかなと
考えた。
もうあと半歩入ってから面を打ちに行くべきだったかな。
ちなみに、取られた一本目の引き面の画像は無い。カメラの前に人がいて(泣)。
この上の画像は、相手(赤)の後ろ姿。ちょうど、右手首をうまく使い、俺の左側面の面を
打った感じ。その感触は、俺の右側面に感じたから、多分そう。
今の稽古を続けようと思った。今の稽古の方向性は、間違っていないと思った。
自分の打ち間から、打つべき時に、面を打つ。
7/11(金)も、1,000本。
けなも
どうせなら「強い人」と対戦したいなと思っていたら、
1回戦勝てば、2回戦は「強い人」と対戦する組み合わせだった。
全日本剣道選手権大会へ出場された方。
1回戦、面2本で勝ちました。1本目は相面で、2本目は竹刀を払って面。
そして、2回戦「強い人」と。負けました。1本目は鍔迫り合いから引き面、
2本目は相面で、各々面を取られました。
出場した感想を、スマホでメモったので、以下、コピペします。
---
二回戦
引き面、気を抜いた。俺の悪い癖。
相面、出遅れた。引き出されたというか。引き出された上、ただでさえ俺より速い面にやられたというか。
なぜあのタイミングで、出てしまったか、
その謎は、その前の「仕事」にある。相手に集中しきれなかった。鍔迫り合いにおいて、肉体的パワーに押され、「やはり肉体的に違うな。」と感じた、ということ自体、余計な考え。邪念がわいた。「やはりこの方は全日本剣道選手権へ出場するだけあるな。」と思った。
ただ、やり終えて、決して敵わない、まったく歯が立たないとは感じない。と言うのは、負けてから、言っても単なる負け惜しみにしか聞こえないだろうが(苦笑)
対戦できて良かった。
まだまだ、相面の稽古が足りない。邪念が生じた時の、「戻し」の稽古が必要。
もしくは、邪念が生じても常を保てる心身を。
面に集中できなかったかな。
良かった所、下がりすぎず、前へ前へを意識した。一回戦、そんな気持ちで向かった。
「いける」感覚があった。だから自信もって面に出た。そして、やっぱり行けた。
多分比較的自然体で面を打てたと思う。
会社の垂れネームを堂々とさらし出せた。
どのような剣道を目指すかによるが、つまり、肉体的パワー向上を目指すか否か。
再開後は、どちらかと言うと、狭義の「剣道」に徹した。つまり、剣道のみで、例えば、ウェイトトレーニングはやらない方針。
ただフィジカル面も含めての広義の「剣道」での試合における勝利を目指すなら、ウェイトトレーニングも必要だろう。
しかしだ、ウェイトトレーニングはやらない主義だ。
ならば、剣道における益々の熟練を志すんだな。フィジカル面は、それに比例し付いてくると考え(実際は歳をとるごとに肉体的には衰えるだろうが)。
少なくとも、面技を中心にした稽古は間違ってないし、まだまだ稽古、経験が足りないってことだ、今回の、特に相打ちで負けた点は。延いては、俺の剣道自体が。
もっと強くなりたい。
一回戦で、勝てたことは、素直に嬉しい。ただ、途中、迷って打ちに行けなかった点は、未熟で、機会なら、迷わず向かいたい。
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以上、試合を振り返った結果。
次に、動画を見た感想。
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動画を見て。
まだ面打ちの際、
左足がひっくり返っている。つまり、足の裏が見える。単純に蹴り切ったからなのか、跳ね足かは分からない。ただ、正しくない気がする。
また、腰が入ってないように思える。前にと言うよりは、上に動いている感じ。
今回の動画は、床にスマホを置いたため、また、角度も、遠近的にも、結果見えづらかったため、しかも、目の前にたたずまれたりしたため、画面が暗くなるなど、全ての場面の検証はできない。
ただ、面はまだまだ改善の余地あり。左足跳ねる、二回戦二本目何だかんだで乗られたのは、もしかしたら、膝の角度の見直し必要かも。つまり、曲がりすぎてないか。腰が曲がるのも、正しく打てる構えになってないのではないかと思う。正しい面。モノにしたい。
体も、よりまっすぐ打ちたい。腰入ってない分、右半身になってる感じ。
構えはどうだったかな。今回の動画だけでは何とも言えない。ただ膝が正しくないなら、相手への威圧感も限定的だろう。
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「強い人」の皆様の稽古を見て
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試合前の事前練習見て思ったのは、切り返しの際、目の前で切り返す、つまり、振りかぶらず、且つ、速く切り返していた。
仮にそれが敢えてなら、ある目的の下、それはありだと思う。
でも、もし、それが通常の稽古なら、いつか追い付いてみたいと思う。
つまり、正しい切り返しを積み重ねた結果、彼らより、良い剣道を体現したい。
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7/7(月)、一夜明けて思うこと。
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今の稽古を継続すること。それが大事。方向性は間違ってないと思う。むしろ、正しいと思う。
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上の写真は1回戦の相面。
一人で参加したから、カメラで撮影してくれる方なんかおらず、自分のスマホを床に置いて撮影。
見えづらい(泣)。
ただ、右半身で、腰が入ってないように見える、のは事実。
次の上の写真は、2回戦、引き面を取られた後、試合再開後、間もなく飛び込んだ面。
打突部位に竹刀の物打ちがしっかり当たったのは事実。また、相手もその瞬間、
動きが止まり、静かに俺の体を下がりながら受け止めた。その数秒間の間、
近づきあった互いの目と目が向かい合ってた。印象に残る「間」(ま)だった。
でも、一本にはならなかった。
振り返ると、有効打突として認めてもらいたかったが、つまり、何かが不足していた
ということでしょう。自分なりの分析としては、剣先で軽く当たったように見られたのかなと
考えた。
もうあと半歩入ってから面を打ちに行くべきだったかな。
ちなみに、取られた一本目の引き面の画像は無い。カメラの前に人がいて(泣)。
この上の画像は、相手(赤)の後ろ姿。ちょうど、右手首をうまく使い、俺の左側面の面を
打った感じ。その感触は、俺の右側面に感じたから、多分そう。
今の稽古を続けようと思った。今の稽古の方向性は、間違っていないと思った。
自分の打ち間から、打つべき時に、面を打つ。
7/11(金)も、1,000本。
けなも
2014年7月2日水曜日
試合に向けて
最近、次の日曜日に行われる試合参加に向けて色々考えている。
特にここ1~2日、思うことは以下の通りだ。
試合で勝ちたい。それに向けて日々素振りをしてきた。
ところで、小手、胴を有効打突にできる自信はあるか?
無い。まったく無い。
なぜ?
答えは簡単。小手、胴に関して、普段十分な稽古が出来てないから。
出来てないというか、してない。
はぁ?じゃあ、普段は何の稽古をしているの?
それは、
面だ。
面のみ。と言っても過言ではない。
で、改めて聞くけど、試合で小手、胴を有効打突にできる自信はあるの?
あるわけない。
で、試合で面を有効打突にできる自信はあるの?
と言うか、俺には面しかない。
で、だ、
では、次の試合は、どういう風に試合時間内で「自分の剣道」を組み立てようとしているの?
それは、つまりシンプルで、面を打ちにいくだけだ。
「稽古は試合のごとく。試合は稽古のごとく。」(高校の恩師範士八段)
繰り返すが、試合だからと言って、普段やれない小手や胴技を出して、
それも、他の「剣道が強い人」がやっているように、あの技、この技を出せない。
あと数日で、小手、胴を自由自在に操れるようになるわけがない。
そうなれば、ここは潔く、面技を主として試合に臨む覚悟をしなければいけない。
だって、頼れるのは面だけだもん。
でも、もう一つ、問題がある。
俺は引き技が出せない。
(もう何もできないじゃん!泣笑)
高校まではそれなりに使っていたけど、8年ブランク後の剣道においては、
どのように引き技を出すのか、足さばき、呼吸、体のさばき方、すべてにおいて、
忘れていた。剣道再開後は、とりあえず、前に出る面のみの稽古だった。
ということで(笑)、俺には、前に出る面技しかない。
しかも、すりあげ面、返し面という技も忘れた。だから、本当に出ていくしかない(泣笑)。
では、どういうタイミングで、面技を出すべきか。
4月の試合の反省は、下がってばかりいた、という点だった。
ちなみに、普段の稽古では、八段、七段の先生方とは、ほぼ下がらず、
とにかく、自分の打ち間から、先生方の「動」の「ど」のタイミングを狙って面技を出してきた。
もちろん、返されたり、相面に乗られたり、小手に抑えられたり、というばかりで、
一本になってないわけだが。
で?
つまり、俺の剣道は、それしかないんだ。
打ち間に入り、相手の「動」の「ど」の字を狙って面を打つしかできないんだ。
本来ならば、「ど」の字を狙うのではなく、「ど」を作り出さねばいけないのだが。
ツラツラ書いたが、俺が、次の試合でやるべきことは一つ。
正しい構えで、
左ひかがみをまげすぎず、
左足かかとの高さを一定にし、
足幅も広げ過ぎず、
右手に力を入れず、
肩の力を抜いて、
姿勢を正しくし、
腹の底(理想は丹田)に溜めをつくり、
左手小指、薬指をしっかり握り、
剣先も無駄に動かさず、相手の喉元、眉間、または左目に付けて、
蹲踞から立会すぐは竹刀を交えず、
上半身の力を抜いたまま左足で右足を蹴るように足さばきをし、
攻め始め、
触刃の間から
一足一刀の間へ詰めて、
そして、も少し、入って
打ち間まで、中心を取りながら攻め入って、
相手に圧をかけて、相手を動かし
出端の「で」の部分で、
「相手に打たれる所は、自分が打つべき所」と意識ししていながら、
「出発点は捨て身、到達点は相打ち」を剣道と意識しながら、
真っ直ぐ、
左手を意識して、
面に飛ぶ
んだな。
それで負けたら、そん時は、そん時だ。しゃーないじゃん。
稽古が足りないと、「素直に」認め、稽古に気分一新励むべき。
「飛ぶ」なんて、本来は正しくない表現と思う。
ただ、何て言うか、「出る」なら、もう後戻りできないことを
「飛ぶ」だと、イメージ合うから、一旦、ここでは使っている。
本日も、素振り用木刀で1,000本。
最近、副の技として、突き技を、定期的に「訓練」している。
そうだ、6/27(金)は家族で出かけたが、出かけ先に初めて木刀を忘れた!(ガビーン!)
ショックもまた大きかったが、木刀が無い状態で、やれる「稽古」はなんだろうと考え、
実行に移した。家族の世話をしたり、荷物をもったりで、体に負荷をかけ、姿勢正しく、
移動することに努めた。
初めて、「フォロワー」登録がされていて、ビックリ!
って言うか、そういう機能があるんですね。
私はFBもツイッタ―もやりませんので、フォロワーの意味が分かってないのですが(笑)、
どなたかの、何らかのプラスになれば幸いです。
話はガラッと変わるけど、2010年試合に負け続け、悔しくて、心入れ替えるつもりで、
様々な取り組みを始めた。「試合用」を意識して、剣道具も一新しようとして剣道具の
購入に踏み切った。今となっては、それは無くても、今の剣道具で十分だったと思い返す
時が多々あるが、その時の気持ちに素直にならって行動した、結果の一つだった。
それも、網膜剥離を意識しての面。
今使っている剣道具は、高校入学時に購入。15年以上経っている。
と言ってもその時の剣道具で残っているのって、胴と垂のみなんだが。
それに、何度も記述してきたが、今使っている面は、2008年剣道再開時より
使っている網膜剥離患者用の面。
で、新しい剣道具は、2011年に納品されたが、実は、「初打ち」のタイミングを逸しまくり、
結局、今の今まで使ってなかった(なにー!)。
7月下旬、デビュー予定。その時の気持ちは本気だったんだから。
だから、家族も応援してくれた、一つの結果。
がんばらねば!
その剣道具で、9月全日本実業団に出場したい。
そう、今度は、正選手登録された。
がんばろう。
けなも
特にここ1~2日、思うことは以下の通りだ。
試合で勝ちたい。それに向けて日々素振りをしてきた。
ところで、小手、胴を有効打突にできる自信はあるか?
無い。まったく無い。
なぜ?
答えは簡単。小手、胴に関して、普段十分な稽古が出来てないから。
出来てないというか、してない。
はぁ?じゃあ、普段は何の稽古をしているの?
それは、
面だ。
面のみ。と言っても過言ではない。
で、改めて聞くけど、試合で小手、胴を有効打突にできる自信はあるの?
あるわけない。
で、試合で面を有効打突にできる自信はあるの?
と言うか、俺には面しかない。
で、だ、
では、次の試合は、どういう風に試合時間内で「自分の剣道」を組み立てようとしているの?
それは、つまりシンプルで、面を打ちにいくだけだ。
「稽古は試合のごとく。試合は稽古のごとく。」(高校の恩師範士八段)
繰り返すが、試合だからと言って、普段やれない小手や胴技を出して、
それも、他の「剣道が強い人」がやっているように、あの技、この技を出せない。
あと数日で、小手、胴を自由自在に操れるようになるわけがない。
そうなれば、ここは潔く、面技を主として試合に臨む覚悟をしなければいけない。
だって、頼れるのは面だけだもん。
でも、もう一つ、問題がある。
俺は引き技が出せない。
(もう何もできないじゃん!泣笑)
高校まではそれなりに使っていたけど、8年ブランク後の剣道においては、
どのように引き技を出すのか、足さばき、呼吸、体のさばき方、すべてにおいて、
忘れていた。剣道再開後は、とりあえず、前に出る面のみの稽古だった。
ということで(笑)、俺には、前に出る面技しかない。
しかも、すりあげ面、返し面という技も忘れた。だから、本当に出ていくしかない(泣笑)。
では、どういうタイミングで、面技を出すべきか。
4月の試合の反省は、下がってばかりいた、という点だった。
ちなみに、普段の稽古では、八段、七段の先生方とは、ほぼ下がらず、
とにかく、自分の打ち間から、先生方の「動」の「ど」のタイミングを狙って面技を出してきた。
もちろん、返されたり、相面に乗られたり、小手に抑えられたり、というばかりで、
一本になってないわけだが。
で?
つまり、俺の剣道は、それしかないんだ。
打ち間に入り、相手の「動」の「ど」の字を狙って面を打つしかできないんだ。
本来ならば、「ど」の字を狙うのではなく、「ど」を作り出さねばいけないのだが。
ツラツラ書いたが、俺が、次の試合でやるべきことは一つ。
正しい構えで、
左ひかがみをまげすぎず、
左足かかとの高さを一定にし、
足幅も広げ過ぎず、
右手に力を入れず、
肩の力を抜いて、
姿勢を正しくし、
腹の底(理想は丹田)に溜めをつくり、
左手小指、薬指をしっかり握り、
剣先も無駄に動かさず、相手の喉元、眉間、または左目に付けて、
蹲踞から立会すぐは竹刀を交えず、
上半身の力を抜いたまま左足で右足を蹴るように足さばきをし、
攻め始め、
触刃の間から
一足一刀の間へ詰めて、
そして、も少し、入って
打ち間まで、中心を取りながら攻め入って、
相手に圧をかけて、相手を動かし
出端の「で」の部分で、
「相手に打たれる所は、自分が打つべき所」と意識ししていながら、
「出発点は捨て身、到達点は相打ち」を剣道と意識しながら、
真っ直ぐ、
左手を意識して、
面に飛ぶ
んだな。
それで負けたら、そん時は、そん時だ。しゃーないじゃん。
稽古が足りないと、「素直に」認め、稽古に気分一新励むべき。
「飛ぶ」なんて、本来は正しくない表現と思う。
ただ、何て言うか、「出る」なら、もう後戻りできないことを
「飛ぶ」だと、イメージ合うから、一旦、ここでは使っている。
本日も、素振り用木刀で1,000本。
最近、副の技として、突き技を、定期的に「訓練」している。
そうだ、6/27(金)は家族で出かけたが、出かけ先に初めて木刀を忘れた!(ガビーン!)
ショックもまた大きかったが、木刀が無い状態で、やれる「稽古」はなんだろうと考え、
実行に移した。家族の世話をしたり、荷物をもったりで、体に負荷をかけ、姿勢正しく、
移動することに努めた。
初めて、「フォロワー」登録がされていて、ビックリ!
って言うか、そういう機能があるんですね。
私はFBもツイッタ―もやりませんので、フォロワーの意味が分かってないのですが(笑)、
どなたかの、何らかのプラスになれば幸いです。
話はガラッと変わるけど、2010年試合に負け続け、悔しくて、心入れ替えるつもりで、
様々な取り組みを始めた。「試合用」を意識して、剣道具も一新しようとして剣道具の
購入に踏み切った。今となっては、それは無くても、今の剣道具で十分だったと思い返す
時が多々あるが、その時の気持ちに素直にならって行動した、結果の一つだった。
それも、網膜剥離を意識しての面。
今使っている剣道具は、高校入学時に購入。15年以上経っている。
と言ってもその時の剣道具で残っているのって、胴と垂のみなんだが。
それに、何度も記述してきたが、今使っている面は、2008年剣道再開時より
使っている網膜剥離患者用の面。
で、新しい剣道具は、2011年に納品されたが、実は、「初打ち」のタイミングを逸しまくり、
結局、今の今まで使ってなかった(なにー!)。
7月下旬、デビュー予定。その時の気持ちは本気だったんだから。
だから、家族も応援してくれた、一つの結果。
がんばらねば!
その剣道具で、9月全日本実業団に出場したい。
そう、今度は、正選手登録された。
がんばろう。
けなも
2014年6月22日日曜日
6月半ばの剣道
網膜剥離に関する内容の我がブログにアクセスが殺到しているみたいで、
ちょっと気になります。
言われてみれば・・・、とハッとして気づけば、自分は網膜剥離であることを
忘れていたりします。
本日(6/22)の稽古でも、面を受けた時、結構な衝撃を受けたけど、目を気に
するまでには至ってなかった。でも気を付けないと。
7月上旬、故郷の国体予選に出場予定。長旅の為、やはり一回戦で負けては
色んな意味で情けないのではと思う自分がいるが、今年の2月のブログでも
書いた通り、その場に立とうと「挑戦」している自分を前向きにとらえたい。
たとえ一回戦で負けたとしても。
ところで、また、あるブログから
「打たれた場面が狙う場面であるがゆえに、 怖がって逃げて狙いどころを変更してしまってたでしょう。」
(http://blogs.yahoo.co.jp/k_mahomaho/67695877.html)
この方のブログは頻繁に更新されているから感心する。真似できない。
それにこの方の剣道は、あの華奢なお体から、よくあんなに無駄なく動けることに
感心する。「乙女会」?
身近な方ですが、私の剣道はどのように見られているのか、怖いです(笑)。
それにしても、「打たれた場面が狙う場面」。
この点が、強く印象に残る。
その気持ちで、最近、稽古に臨みました。まだまだ実践できてませんが、
今の私の剣道に必要なヒントとなっていると思う。
「勝てない相手はいない。」
(http://morimotosyouken.web.fc2.com/10-private/etc_cation-shiai.pdf)
この言葉にも感銘受けた。たしかにそうかもしれないと思った。
どんなに強いと言われる人でも、どんな高名な先生でも、稽古、試合を
拝見している中でも、たしかに圧倒的な強さだけど、「完璧」じゃないと
たしかに思う。
「相手を恐れず、侮らず。」超高名な先生の御言葉として、4月の試合の
開会式で某八段から紹介された話。
それに加えて、俺が感じていること「諦めず」。
相手を恐れず、侮らず、諦めず。
7月の試合もがんばろう。
1,000本素振り継続中(稽古日以外)。
けなも
ちょっと気になります。
言われてみれば・・・、とハッとして気づけば、自分は網膜剥離であることを
忘れていたりします。
本日(6/22)の稽古でも、面を受けた時、結構な衝撃を受けたけど、目を気に
するまでには至ってなかった。でも気を付けないと。
7月上旬、故郷の国体予選に出場予定。長旅の為、やはり一回戦で負けては
色んな意味で情けないのではと思う自分がいるが、今年の2月のブログでも
書いた通り、その場に立とうと「挑戦」している自分を前向きにとらえたい。
たとえ一回戦で負けたとしても。
ところで、また、あるブログから
「打たれた場面が狙う場面であるがゆえに、 怖がって逃げて狙いどころを変更してしまってたでしょう。」
(http://blogs.yahoo.co.jp/k_mahomaho/67695877.html)
この方のブログは頻繁に更新されているから感心する。真似できない。
それにこの方の剣道は、あの華奢なお体から、よくあんなに無駄なく動けることに
感心する。「乙女会」?
身近な方ですが、私の剣道はどのように見られているのか、怖いです(笑)。
それにしても、「打たれた場面が狙う場面」。
この点が、強く印象に残る。
その気持ちで、最近、稽古に臨みました。まだまだ実践できてませんが、
今の私の剣道に必要なヒントとなっていると思う。
「勝てない相手はいない。」
(http://morimotosyouken.web.fc2.com/10-private/etc_cation-shiai.pdf)
この言葉にも感銘受けた。たしかにそうかもしれないと思った。
どんなに強いと言われる人でも、どんな高名な先生でも、稽古、試合を
拝見している中でも、たしかに圧倒的な強さだけど、「完璧」じゃないと
たしかに思う。
「相手を恐れず、侮らず。」超高名な先生の御言葉として、4月の試合の
開会式で某八段から紹介された話。
それに加えて、俺が感じていること「諦めず」。
相手を恐れず、侮らず、諦めず。
7月の試合もがんばろう。
1,000本素振り継続中(稽古日以外)。
けなも
2014年6月15日日曜日
6月の剣道
6月15日
Ku八段から。
(要約すると)もっと自分から攻めてくること。
稽古時、お互い中段に構え合い、相手が動いた瞬間を
面に行く、という流れが最近続いていた。
たしかに、頂いたお言葉を基に振り替えると、「待ち」が多かったかなと思う。
自ら攻めて、動かしてみる。
次の目標。
6月8日
関東実業団剣道大会。
私は補欠でした。チームは2回戦で敗戦。
それにしても、試合前の準備運動時、いつもなら勝てる後輩と
一本勝負をすると、負ける。「勝負の時」、よく負ける。
勝つべき時に負ける。
弱い部分。なんとかしたい。
最近の1,000本素振りにおいて、どのように振りかぶるか、
悩んでいる。
ある先生は、棍棒を真上に上げるように、と真上へ竹刀を上げることを奨励し、
ある先生は、鞭のようにと、竹刀が後方へ動くことを奨励し、
ある先生は、左手は額前拳一握り分、右手は頭上拳一握り分と奨励し・・・。
今、試行錯誤中。
7月国体予選に向けて。
けなも
Ku八段から。
(要約すると)もっと自分から攻めてくること。
稽古時、お互い中段に構え合い、相手が動いた瞬間を
面に行く、という流れが最近続いていた。
たしかに、頂いたお言葉を基に振り替えると、「待ち」が多かったかなと思う。
自ら攻めて、動かしてみる。
次の目標。
6月8日
関東実業団剣道大会。
私は補欠でした。チームは2回戦で敗戦。
それにしても、試合前の準備運動時、いつもなら勝てる後輩と
一本勝負をすると、負ける。「勝負の時」、よく負ける。
勝つべき時に負ける。
弱い部分。なんとかしたい。
最近の1,000本素振りにおいて、どのように振りかぶるか、
悩んでいる。
ある先生は、棍棒を真上に上げるように、と真上へ竹刀を上げることを奨励し、
ある先生は、鞭のようにと、竹刀が後方へ動くことを奨励し、
ある先生は、左手は額前拳一握り分、右手は頭上拳一握り分と奨励し・・・。
今、試行錯誤中。
7月国体予選に向けて。
けなも
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