2021年8月28日土曜日

 8/28(土)


久々の投稿です。


2020年12月末に道場で稽古して以降、一度も道場に行ってないですし、

面もつけてません。


思うんです。コロナが蔓延している以上、別に面を付けて道場で

剣道しなくてもよいかなと。


みなさんはどのような剣道生活を送ってますか。


私は6月がとにかくしんどい仕事生活でいつもの素振りすら満足に

出来ませんでした。つらかったです。帰宅もできず職場近くの

ホテルに「自腹で」(と敢えて書きますが笑)宿泊しながら、

自分なりに仕事と向き合いました。


それ以外は、相当遅い時間での帰宅にならない限り、一応、

素振り200本しました。


それにしても、6月のしんどい期間の前後ですが(5月も、7月も)、

会社メンバーがコロナに感染して、徹底した自宅待機を求められ、

外出することなく、その分、間違いなく足腰が弱ったことを実感しました。


やむなし。


やむなし。


誰も悪くない。



再来週、私はとうとうコロナワクチンを接種予定。


腎内科かかりつけ病院(対応は看護師)に確認し、持病に対しては

問題なく、むしろ接種すべきと言われ、


このブログには書いてませんでしたが、生まれつき不整脈ですが、

循環器内科の医師からも私の状態にワクチン接種を避ける理由は無く、

むしろ接種してくださいと言われ、


職域接種の申し込みしようとしたら、ちょうど8/27(金)で一次受付は

終了したと。


もし接種していたら、どうも我が社はモデルナ異物混入のロットと同じ

ワクチンを接種していた可能性があったとのこと。よって、異物混入の

ニュースが報道されてからは別のロットのモデルナを接種させているとのこと。


一旦、自治体のファイザー製のワクチンを9/7(火)に接種する予約がとれた。

さて、ファイザーで大丈夫なのか、明日(8/29)午前8時30分から某企業の

地域住民も申込可の職域接種申込、つまり、モデルナ製のワクチンの申し込みを

しようか迷ってる。モデルナの方が接種後の死亡者が少ないように思えたから(8/28時点)。


でも、ほんと、これだけは分からない。


接種したくないけど、周りの人々にも迷惑かけられない。


だから接種しようと思うけど。


接種しないで済むなら接種したくないけど。



本日も200本済。



いつまで続くかこのコロナ。



みなで乗り切るしかない。


不要不急は実践中。


みなさまにおかれましても、どうぞご自愛下さい。


私は、

大学・大学院で国際政治を専門にしましたが、

ガルトゥングが言う消極的平和、積極的低平和にも触れました。


前者が戦争が無い状態、後者が戦争が無いだけでなく貧困・飢餓等も無い状態。


今は、特に日本は後者、積極的平和が乱れている状態だと思ってます。コロナにより。


剣道は平和あってこそだと思ってます。


だから、早期積極的平和の実現となるよう私が出来ることを実践し、

剣道を心から楽しめる日が来るよう、私が出来ることを実践していきたいと

考えております。


くどいですが、


皆さまも、どうぞご自愛下さい。


ワクチン接種しても、どうか私も皆様も元気でありますように。


と、私は願ってます。



けなも

2021年2月27日土曜日

 2/26(金)


胃と大腸内視鏡検査を実施した。


前日の2/25(木)は検査食という翌日の検査に向けた消化の良い

俺にとっては少量の朝昼夜食を推奨されたから、朝は仕事の関係で

摂れなかったが、昼と夜は検査食を食べた。夜は下剤も服用する

ことになっており、下剤も服用。


各食事の量は、んー、やはり少量過ぎて…。


2/25は、いつも通り、23時前後に帰宅して、素振りして、

結局寝たのは2/26(金)午前1時頃。


で、2/26(金)は、朝6時台には起きて薬を飲まねばいけない。


が、朝4時30分頃、2/25の下剤が聞いたのか軽い腹痛で目を覚まし

トイレに向かった。


ゆっくり寝たかったのに…。


で、もう一度寝て、次は朝6時40分頃起きた…。またトイレへ。


その後、2/26朝に飲むべき薬を飲んで…


といった感じで、経験者はご存じかと思いますが、とにかく

腸を空っぽにする必要があります。


痔のこともあり、そういう意味で難儀でした…。


会社には休暇申請していたから休みです。


朝から腸を空っぽにしても、予約枠の関係上、結局検査を

受けたのは2/26、午後2時50分頃から。


鎮痛剤で眠りにつき検査へ。


起きた時には検査は終わってましたが、薬のせいもあるけど、

そもそも胃腸からっぽでほぼ一日過ごしたという面も大きいはずで、

フラフラでした。


検査結果は、ポリープ7mm切除。


実は2018年11月も大腸検査をしており、その際は2mmポリープを

切除したんだな。

だから2年後に、またポリープが、しかも3倍以上の大きさのポリープが

この2年間で出来たということになる。


それが大きいのか、影響があることなのか分からなかったが、

当日の主治医の話では、いや別に、たいしたことないというような

反応だったが、その後ネットで調べていたら、以下URL別の医師(江戸川橋

胃腸肛門クリニック様)のホームページ上では「6㎜以上のポリープ

がんのリスクが5㎜以下のポリープに比べて7~15倍にもなるので切除されることが強く推奨される。」と紹介されていて、以下も参考になった。

(皆様もご参考にされ、どうか大腸がんリスクを下げましょう)



大腸ポリープは何ミリから切除する?なりやすい食事はあるの? | 江戸川橋胃腸肛門クリニック (edb-ichou.com)


とのことで、なんだか、とりあえず面倒くさがらずに大腸検査を

早期に受けておいて良かったのかなと感じました。


1週間は禁酒だし、脂身の多い肉や生野菜等禁止です。

まぁ、1週間くらい我慢できるけど。


いずれにせよ、フラフラ(空腹もあって)で、そのクリニックを出たのは

17時頃。


立ち寄った薬局でとりえず栄養ドリンクを飲んだら、体調が少し良くなった。

やはり栄養が足りてないことも理由にあるんだなと実感した。


それでも体調が万全ということではないので、素振りはしないでも

良いかなと思いましたが(ポリープ切除後は激しい運動も1週間禁止とのことで)、


軽くいつもの本数をこなしました(笑)。


健康で、仕事も、剣道も明るく楽しく末永く頑張りたい。



けなも

2021年1月11日月曜日

 1/11(月)


本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。


本来ならば、9日(土)、または、11日(月)で、

道場で地域剣道家と、または、地区の剣道連盟初稽古会の予定が、

言うまでも無くコロナの関係で再度緊急事態宣言が発出された為、

少なくとも初稽古会は中止となり、仮に道場での稽古会はあっても

私は自粛しました。


皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


抱負というか、それに本年だけに限った話ではないですし、

これまでも意識していたことですが、


まっすぐ攻めて、まっすぐ面


これに磨きをかける。

その1年にします。


何年前だったか、地区の初稽古会で、倉沢照彦範士九段がいらっしゃって、

一言一句細かなお言葉を厳密には覚えてないが、

このようなの趣旨のお話をされているのを覚えている。

(くどいですが、一言一句厳密ではないのでご了承下さい)


なぜ(高齢になっても?修行年数が多いにもかかわらず?だったか)

八段に昇段できない剣士が多いのか。

それは面の稽古が足りないからだ。

昔、中倉清先生に、自分(倉沢先生)は面技しか稽古してきてない

(もしくは面技しか打てないだったか)という悩みを打ち明けたら、

それで良いと言われた。


以上。倉沢先生のお言葉。とにかく面技を磨けという趣旨だった。


そのお言葉の印象が強かったのは、その稽古会には多くのご年配の

先生方がいらっしゃる中で、おそらく倉沢先生は比較的若い世代に

向けてお話をされていらっしゃったと思うが、拝聴している側から

するとそのお言葉をご年配の先生方はどのように受け止めていらっしゃ

るのだろうかと、若干、冷や冷やした気持ちになったからだ。

だから印象強く記憶に残っている。まるで遠回しにはご年配の先生方に

面の稽古が足りないから七段のままなんだとおっしゃっているように

私には聞こえなくもなかったからだ。稽古会だったから、多くの

ご年配の七段の先生方が、六段以下の参加者を前に上座に着席されている

中での倉沢先生のお言葉だった。もちろん、七段の先生方に叱咤激励を

込められた可能性はある。


とにかく印象に残ったお言葉だったし、決して他人事で済ませるお話ではない。

そのようなお話を頂いた以上、やはり面技を磨きたい。


別の日。Ku範士八段がぼそっとおっしゃったお話。


切り返しと面うちだけやっていればいい。


それもまた非常に印象に残った。



だから、私は毎日の素振りは、「素振り」と言いつつ、

切り返しの要領で「素振り」をしている。


おそらく、ただ機械的に切り返しをすることを奨励しているのでは

もちろん、なく、


おそらくだけど、「呼吸」の側面も鍛えろ、ということだと思う。


だから、ただ「素振り」=切り返しをせず、

呼吸を意識して切り返しをしている。


素振り用木刀の1kg弱で、前進10本後退11本×2往復×2セットをやる時が、

心肺機能的にも一番負荷がかかるが、やっている。

最初の正面打ちで全部息を吐き切り、

前進10本後退11本そして正面打ちまで一息、

次の前進10本後退11本そして最後の正面打ちまで一息。


アスファルトの駐車場での素振りであり、すり足はできないから、

しかし極力足を浮かさず、また声は出さず(それはそれで苦しいんだが)、

平均夜10時~翌日深夜1時頃のどこかで、帰宅次第素振りをしている。


よって、今のリズムはそのまま継続していこうと思う。


そんな感じで素振りを継続してきて、もう何年経とうとしているのか。

8年ぶり剣道再開が2008年で、ちょくちょく素振りはしてきたが、

当時は休む日も多く、しかし、2010年前後からは結構真面目に日々実践

して、ブログを始めた2011年頃にはほぼ毎日素振りは実践していた模様。


記録に残すということはやはり大切だなと思う。

でないと、あいまいな記憶になっていく。


倉沢先生のお言葉も、記憶から無くなる前に文字に残しておきたかった。


真っすぐ攻めて真っすぐ面。

この精度を高めようと思う。


けなも

2020年12月31日木曜日

 12/31(木)


本年もお世話になりました。


いつもなら、12/29に仙台に一泊して地元に帰省する年を過ごしていましたが、

今年はコロナということもあり、外出は自粛しました。


世界中でコロナが終息する2021年を迎えられますように。

皆さまの益々のご健勝をお祈り申し上げます。

私も、こうやってブログを作成できる程、無事であることに感謝しながら。



と、まずは書きたいことを先に書いて、以下は雑談です。



12月26日(土)の稽古の一幕。

この際撮った動画に音声が入っていた。Ku教士七段のお言葉。
私に対する評価、
「あいつは、七段受けたら受けるから。」
と聞こえたが、多分、「受けるから」じゃなくて、「受かるから」と
おっしゃりたかったと思う。

感謝の気持ちを忘れず。

もっと強くなりたい。

2020年は六段に昇段できた。
六年後、七段に挑戦する。
その後、八段に挑戦したい。

『剣道日本』の2021年1月号の後半に岩切先生の剣道具(防具)と一緒に
特集が掲載されていた。そこで、八段審査を受審するに当たり剣道具を
新調されるよう促された件(くだり)があった。

最短で16年後に八段へ挑戦できる。八段へ挑戦したい。
すると、新たな剣道具を身にまとい審査に挑みたいという気持ちがある。
たしかに見た目としては、綺麗に見えると思う。

でも、本心は今の泉皓胸で剣道具としても綺麗に見える状態で八段審査に
挑みたい。

でも、もう泉皓胸は新たに生まれることはない。

でも、今使用している泉皓胸の胴を今使わない、という選択肢は今は無い。
沢山使って、もっともっともっともっともっと強くなりたい。
すると最短16年後は傷だらけの胴であり剣道具であると思う。

やはり最短16年後に向けて、いつかのタイミングで剣道具を
新調すべきか。

そして考える。

仮に、最短16年後に八段に挑戦させて頂ける際、どの剣道具で臨むか。

そして考える。

胴の色は?
溜塗はかっこいい。たたきもいい。赤色もよい。サメ胴かっこいい。

おそらく、年齢的にもあと何式も剣道は買えない。

あと一式。買うなら、どこの武道具店の剣道具?


そして、胴の色は?


色々と思いめぐらすけど、


ふと思った。


黒呂色ってすごい!

だって、

黒呂色って、

個人的な感想とお断りしますが、

何色にも変化するんです。

お分かりになりますか?


黒呂色って、

相応の漆を使用している前提ですよ!


鏡のように反射するんです。何色にもなるんです。


例えば、私の胴は、


どうぞ!




単なる「黒」じゃない。

お分かりになりますでしょうか。
まず、光の反射に加えて、

ちょっと茶色っぽいんです。そう、道場の壁や床の色を反映しているんです。

分かりにくいと思うので、別写真。




Yシャツの白が映ってますね。

その他、モノが散乱しているのが鏡のようにお分かりになると思いますが(笑)、
すべてとは申し上げませんが、一部の色(本棚)が何となく色があるのが
お分かりになりますでしょうか。


そうです、


黒呂色(それなりの漆ですが)は、何色にも変化できる可能性を秘めている。
茶色にも、白色にもなる。もしかしたら赤にもなるかもしれない。

個人的な感想ですが、

黒呂色の魅力は何色にも変化できる。
そう気づいたのは、2011年の全日本八段選抜大会に出場された先生方の
試合(『剣道時代』に付属DVDの動画)を拝見した際のこと。
そして、今自分が使用している胴に思いを馳せた六段審査後。

今、この胴を使っていられることをありがたく思う。

だから、

もし次、あと一式を購入するなら、私は相応の漆を使った黒呂色の胴台を
望むことにしようと考えてます。


最短16年後に向けて、今から、年10万円(月1万円弱)を貯蓄して、
森武道具の「旺山」か、東山堂の「光琳」か、松勘の「M-A」を購入して、
八段審査に臨みたい。

そして、それに見合う程に自分を鍛え、追い込みたい。

今年、本数は増減あるけれど、面を付けて稽古した日以外
多分、文字通り一日も欠かさず、素振りしたと記憶している。


強くなりたい。


今は自宅で一人だけ酒飲んで、来年以降に思いをはせている。
今は、NHK紅白、あいみょん「裸の心」を聞きながら。



2020年も、皆さまの御支えがあってここまで来られました。
本当にありがとうございました。

2021年もお世話になります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

コロナが終息しますように。

皆さまにとって、素敵な2021年となりますように。


けなも

2020年11月7日土曜日

11/7(土) 久々の1,000本(千本)素振り

11/7(土)

 

10/14(水)の六段審査後、右かかと、右腰、右首を痛めていた。

 

整体にも通ったが、右腰だけは治らず。

 

「右腰」とは書いたが、腰である確信はなく、しかし、この背中なのか腰なのか、

お尻なのか分からず、思い切って11/6(金)午後18時30分頃、腰を専門とする整体に 行ってみた。

 

そして、結局、それは「腰痛」であることを悟った。

 

何年か前から、しゃがんだ状態で顔を下に向けると背中なのか、腰なのか、 痛い時があった。でも、一時的でその後何も感じず、 という数日間が、何回か波のように訪れる時があった。

 

ところが、六段審査の数日後からおよそ2週間はその痛みが常時離れない。

初めてのこと。そこで、冒頭記載の通り整体(背骨専門)にも行ってみたが 治らず、腰だとは思ってなかったが、腰専門の整体に行ったところ「腰痛」と ご指摘を受けて、納得する部分があった。 股関節のインナーマッスルが衰えた結果であると。

そうですかー。

 

別に裕福な家庭ではないので、限られた資金の中で何とか回復へと向かえればと思う。 それにしても、真っすぐ立っている時や、剣道をやっている時は腰に痛みを 感じることは無い。

 

体を反らしたりすると痛むが。 そんな中、本日は久しぶり1,000本(千本)素振り。

 

強い剣士でありたい。続けられる本数を続けよう。

 

千本は、今は続けられないと思うが、 仕事がある程度余裕が出来たら、 そして、七段のある時からは、千本は普通に実践できると良いのではないかと思いながら。

 

けなも

2020年10月18日日曜日

直近の振り返り

前回のブログ(https://kenamo.blogspot.com/2020/10/202010141017.html)では、

年単位で振り返った。

 

ここ数か月の、もう少し具体的な振り返りをしたい。

 

コロナが日本でも脅威と思えたのは今年の春頃か。

著名な方もお亡くなりになり、緊急事態宣言もあり。

その頃は、外出することも、「悪」とまでは言わないでも、

人目を気にした。

 

その頃は、夜中、他人と接することない時間帯の22時~

翌日深夜1時前後を中心に、それでも短時間で素振りを

終わらせるべきかと思い、本数は200本とすることが多かった。

 

緊急事態宣言が終わった後も、警戒する気持ちは変わらず、

大きくペースを変えることはしなかった。6月に、4月六段審査の

代替審査が10月に実施されると分かっても変わらなかったかな。

だって、町の道場は使用不可のままだったし、また状況は変わる

可能性も想定していた。

 

夏ころになり、町の道場は7月頃から制限付きで開放され始めた

らしいが、道場に行って稽古をする気にはなれなかった。まだまだ

警戒すべきと思っていたから。ご年配の先生方も数多くいらっしゃる。

 

8月も変わらず。

 

先に言い忘れたが、毎日素振りは続けた。

 

9月19日(土)~9月22日(火)の4連休を迎える数日前から、

全国でも剣道に限らず各種イベントが3密を避け消毒を徹底した状態で

実施されるので、10月の審査会も実施されることを意識し始めた。

 

200本から徐々に本数を上げていった。とは言え、一気にはできなから、

1日10本を増やす形で進めていった。

 

9月最後の土曜日(9/26)に、町の道場に顔を出し、どのように稽古会が

実施されているか確認した。

 

9/27(日)の抜歯は想定外だったけど(https://kenamo.blogspot.com/2020/09/blog-post.html)。

何とか審査を切り抜けた。

 

審査本番前の2週間前の9月最終週からはダッシュ、形稽古も徐々に

取り入れ始めた。

ダッシュは、20mほどを、まずは3回。形稽古はまずは仕太刀の動きに専念。

素振りの本数は400本。

 

その後、ダッシュを20mを5回を上限として、形稽古は仕太刀に1週間はかけて、

素振りはもちろん、立ち合い・蹲踞前後のふるまい、呼吸を意識して。

 

プロテインも適量を適切なタイミングで摂取した。体も徐々に絞られてきているのを

実感した。

 

10/3(土)8か月ぶりに面をつけての稽古(https://kenamo.blogspot.com/2020/10/8.html)。

幸いにも剣道の感覚は覚えていた。素振りのおかげか。

具体的には、T教士七段との稽古において、無駄打ちせず、一本に飛ぶタイミングを

確認できたこと、短時間で、それを体がまだ覚えていることにちょっと安心したのは

大きかった。

 

10/10(土)、10/11(日)のことは既述の通り(https://kenamo.blogspot.com/2020/10/blog-post.html)。

10/10(土)の町の稽古会で、K教士七段に初太刀で決めさせて頂いた、

出てくる所、面返し胴をされるそのタイミングで上から面に行けたことも

自信にさせて頂いた。その後は、まっすぐの面に小手を2本連続で頂いたが、

打たれることは本当にどうでも良かった。

 

審査前日のことは既述の通り(https://kenamo.blogspot.com/2020/10/20201014.html)。

 

すぐにでも七段を受審したい。今の剣道に自信があるのだと思う。

試合では勝てないが、正しい剣道を教えて頂いている。それが自信になっている。

そういう実感は、少なくとも2018年秋にはあった。3人の八段に対し、Ku範士八段に

教わった攻めで臨んだ体験の際、自信をもって臨めた時がそうだった。

https://kenamo.blogspot.com/2018/10/20181008.html

 

それと、2019年1月、大勢いらっしゃる稽古会の中で、Shi教士八段から気迫を

褒められたこと(https://kenamo.blogspot.com/2019/01/20182019.html)も

大きな自信になっていた。

 

先生方のご指導のおかげで自信をつけさせて頂いた。

 

過信になってはいけないので、戒めは必要だが、自信を持てることは

ありがたいこと。

 

感謝の気持ちを忘れず。

 

けなも

2020/10/14(水)六段審査までの過程振り返りと、10/17(土)町の稽古でのこと ~これまでとこれから~

ざっとだが、六段審査までの過程を振り返りたい。

 

まず、ざっと五段合格時のブログを振り返る。

 

■2015年2月15日 https://kenamo.blogspot.com/2015/02/blog-post.html

■抜粋

平日、面を付けての稽古は、ここ数年できてない。代わりに素振りだけ。 土日は、街の道場で、オープンな稽古会。努めて参加するようにしているが、 それでも、ここ数か月は、結局、月2~3回しか面を付けられてない。これでいいのか。 五段審査前は「素振りを継続してきたから大丈夫」と思い、 立会前後は「やはり素振りだけでは合格できないのではないか。」と思った。 気持ちと言うのは不思議なもので、やる前は奮起していたはずの気持ちが、 いざ本番となると弱気になった。 それを支えたのは、普段の稽古、というか、普段の素振りであり、換言すると、 私なりの「準備」であった。 そして、あとは「開き直り」。 ダメだったらダメでいいじゃん。今は、目の前のことに、全力で当たるだけ、 みたいな。

■抜粋終了

 

そう、五段受審時前も平日の稽古はできず、土日中心の稽古で月2~3回だった。

素振り中心だった。 そして、この5年間、その状況はまったく変わらず、

いやコロナの関係で8か月間は 面を付けての稽古が出来ない状況であったという

異例の状況だった。 が、素振りは継続してきた。毎日。

どうしても、仕事で深夜遅くに帰宅した場合とか 仕事で深夜帰宅の上、

過労の結果、玄関で寝てしまった場合でも、その後、自宅の 廊下で50本は

素振りをした。何回かあったのは事実。

 

それ以外は、この5年間という意味では、

2014年1月30日から続けた1,000本素振り(千本素振り)を(https://kenamo.blogspot.com/2014/01/1000.html

2017年夏まで続けた(https://kenamo.blogspot.com/2017/09/6089.html)。

 

もちろん、1日も欠かさずという訳ではなかったが、よく続けたと思う。

 

で、2017年秋以降も千本ではないが継続した。400本は続けた。

これまた1日も欠かさずとはいかないまでも、適当なことは言えないから

抽象的な表現だけど、 「ほぼ毎日」続けた。道場での稽古は変わらず、

月に平均2~3回で0回の時もあった。4回の時もあったかな。 ほぼ土日中心。

というか、この何年間かは日曜の町の稽古会のみか。

 

ということで、やはり俺の剣道半生は「素振りの剣道」ということだろう。

 

そして、おそらく、今の仕事を継続する限り、その状況は変わらないだろう。

今回の六段審査では、上記五段審査時の心境とはちょっと違って、

五段審査よりは「やれる」自信があった。五段審査時に思った「やはり素振りだけでは合格できないのではないか。」 とは思わなかった。

 

それより、合格できるかは分からないけれど、良い立ち合いができる自信があった。

なぜだろう。

 

一番大きいのは、Ku範士八段の教えの下、「まっすぐ攻めて打ち間からの面」を

Ku範士八段に5年の間で何度もお願い しては、それの積み重ねで地力がついた

実感があったからだと思う。 そして、その稽古を支えている素振り。

素振りによって、筋力、気力、体力が、短期間で養われるものではないので、

長期間継続してきたことで、稽古に臨めるだけのレベルに高められたのだと思う。

 

<毎日の素振り+日曜・町の稽古会(いつもいらっしゃる訳ではないがKu範士八段への真っすぐ面)>

 

その上で、町の試合で上位に食い込むことで、自分の剣道を見つめ直す機会を

与えて頂いたということなのだと思う。 よって、Ku範士八段始め、多くの先生方、

仲間のお陰であることは言うまでも無く、 そして、素振りが自分の「剣道力」を

養ってくれたのだと思う。 七段取得も通過点でしかないと考えているが、

まずは七段取得の6年後に向けて、 これまでと変わらず(工夫は重ねるという意味で

変化はあるだろうが)、このままのリズムで、 この6年間を過ごしてみたい。

 

自分なりの稽古スタイルを模索してきたが、つまり自分には合っているという

ことなのだと考えている。

 

 

10/17(土)

町の稽古会に参加。六段合格を報告する目的だったので、みっちり稽古をする気持ちはなかった。 お世話になった先生方に挨拶に向かった。

そして、前回同様、素振り用木刀で準備運動を始めていた所、

素振り用木刀を、形用の木刀と見間違えられたのか、私よりおそらく

10は上のあるご婦人から、 形稽古に付き合って欲しいと言われた。

元々、六段審査の反省もあり、形用の木刀は持参してきていて、

誰かと稽古する機会があればと 考えてはいた。 それについ数字前に

六段合格した際には、形の審査も実施し、完ぺきとは口が裂けても言えないが、

無難にできる自信はあったので、ご婦人のご依頼を快諾させて頂いた。

 

なお、そのご婦人は 11月に六段審査を受けると、そのちょっと前に別の方と

会話する話が聞こえてきて認識していた。 軽い気持ちで相対した。

 

六段合格後の良い意味での戒めになったと認識しているが、

その方との形稽古の流れの中で、私は仕太刀役だったが、三本目の足さばきを

誤ってしまい、 残心が正しくない形となった。加えて、あと一か所誤った。

 

つまり、正しい形が体に染みついてない ということ。

 

審査直前まで張りつめてほぼ毎日2週間は勉強したが、六段合格後2日間

空いただけで 感覚を忘れていた。これは俺にとってインパクトある事実を突きつけれた感覚だ。

 

そのご婦人は、いつも稽古は真剣だ。そして、その形稽古も真剣そのもので

形はしっかりされていた。 一方の俺は、結果、恥ずかしい形となった。

このままでは打ち太刀役となった時、打ち太刀の方が自信無かったので、

ミス連発するのではないかと 不安な気持ちとなった。 と、周りの方々が面を

付けて稽古を始める状況となった。ご婦人より、面をつけての稽古が始まるので、

本日はここまでにしましょうと、形稽古を終了する旨の話があった。

 

安心したと同時に、恥ずかしかった。このご婦人に、六段合格したとは言えなかった。

何なら、ご婦人は、私の形稽古不足を見破って、優しさで切り上げたのかもしれない。

 

形稽古、不断の努力が必要だ。六段となった以上、恥ずかしい形をする訳には

いかない。 六段取得直後、非常に重たい教訓となった。

 

なお、その後、そのご婦人とは面を付けての稽古もご一緒させて頂いた。

形としては何本か頂いたし、もちろん俺が劣勢となることはなかったが、

しかし、そのご婦人も決して怯まなかった。感心すると同時に、自分より

10程度も年上の五段の方に 手こずった(という表現は適切でないかもしれないが)

ということが、自分の剣道がやはり 課題山積であることを感じさせた。

 

その後、七段の先生に稽古をお願いした時のこと、 ご年配の、おそらく70代の先生。

いつもこの先生にお願いすると、他の先生よりも近間となる。 何と言うか、

その先生だとそうなると思ってそうしていたが、そして、そうすることで、

たしかに 打ちが早い俺は何本か決める訳だが、 本日、他の先生ともこんなに

近間でやるのか?と問われ、反省した。 そう、近間は近間なんだ。

 

その先生とはそうすべきと思っていたし、近間から打つことで 何本も当たるが、

当てることに意識が向いてしまい、当たると満足していた自分がいたことを

自覚させられた。 やはり違うんだ。どんな相手も、自分の打ち間から打たないと。

 

ご年配の先生相手に、当てられたことを満足していた自分が非常に恥ずかしいと思った。

 

ご婦人といい、ご年配の先生と言い、六段取得後、気分良く稽古をあがりたかったが、

気分悪く道場を後にすることになった。

 

そう、つまり、良い教訓を頂いたのだ。 決して、六段取得で浮かれることもなければ、

手を抜くことも、稽古量を減らすことにもならない。 六段取得は通過点であるという

ことはもちろんだが、 稽古は常に正しく稽古しなければいけない、

 

そして、正しい稽古をし続けなければいけない。 六段取得が通過点であるならなおさら。

 

おごり高ぶるな。六段として(全国で認められたならなおさら)責任を果たせ、

その為に、稽古を怠るな。

 

10/17(土)の稽古の、俺に対するメッセージ。非常に重たいメッセージであり、

重く受け止めなければいけない。

 

何も足さない、何も引かない。これまでと同じ、ただ稽古するのみ。

 

六段合格後、そのような教訓を頂いたということ。

 

最後に、10/13(火)夜に足裏マッサージ受けたことは10/14(水)ブログに

記載しましたが、 そのマッサージの際、いつものマッサージとは違い、

右足のかかとを重点的に刺激する時間があった。過去感じた痛みが走ったが、

まぁ、良い方向へと向かう必要な痛みだと自分に 言い聞かせた。

 

六段審査では痛みが走ることがなかったのは偶然だったのか。今思えば。

 

ところが、10/17(土)の稽古の際、稽古開始直後から、踏み込み時に痛みが走った。

高校生の頃や、再開して間もなくして感じた痛みだが、どうやら再発したらしい。

ヤバい。 しばらくして痛みがまた「冬眠」してくれるといいが、これは嬉しくない。

10/17稽古開始直後から、先生方に稽古をお願いする時も痛みが走り、その分、

打ちが足ではなくて、腕の力に頼る打ちとなってしまった。 これは良くない。

早く痛みが引いて欲しい。

 

今、湿布をしている。

 

けなも