2018年12月24日月曜日

12/23(日)街の稽古会

12/23(日)

12月は、2回面をつけての稽古となった。

さて、12/23は範士八段がいらした。

地稽古を一番最初にお願いできた。

普段の素振りの際に実施するように、立礼から蹲踞、そして立って構える、
一連の流れは呼吸を意識しながら、そして攻める。

そして、面。

今回は一本も当たらなかった。全て返され胴や面、小手で抑えられるなどで
数分の地稽古は終了。

範士八段より声をかけて頂いた。

打ち間に入ってからの攻め、それが来年の課題だと。
それは教えない。自分で考えなさいとのこと。

打ち間に入ってからの攻め。
最初、打ち間に入るまでの攻めと聞こえた記憶が残り、大事なことと思い、
問い返させて頂き、打ち間に入ってからの攻めとのご指摘と認識している。

気で攻めるか(○○で攻めるか。「剣」だったかな~、厳密なお言葉は
忘れてしまった…。もったいない。)攻めを課題としなさいとお言葉を
頂いた。ありがたい。


さて、それはそれでありがたいご指摘を頂いたが、
その後、O教士七段に稽古をお願いした際、まっすぐ打ちに行っていない
姿勢・態度にお叱りを頂いた。なんだか後味が悪かった。
相手に当てたい、相手に当てられたくないと思った気持ちが現れたのだと
思う。

そうたしかに、俺の持ち味はまっすぐのはず。それが体現できてなかったと
言われたら、あまり自覚は無いが、そう言われれば否定はできない精神的な
弱さがあったと思う。

今年最後の街の稽古会だったが、それが後味を悪くする。

一方で、そういうご指摘を頂けたことは、今後の俺の剣道が「変な」方向に
いかない契機となったと思えば、前向きな感じもする。


来年は、打ち間に入ってからの攻めを課題としながら、やはり俺なりに
まっすぐな剣道で稽古を重ねていきたい。


本日(12/24)は、4kmジョギング、400本(20本×20セット)の切り返し。
400本切り返しの効果はあると実感している。


けなも

2018年11月25日日曜日

剣道とお金のこと

みなさんは剣道にかけるお金はおいくらなのでしょうか。

私は、年間5万円未満と決められています。
家計の都合上、そうなります。恵まれているか否かはヒトによると
思いますが、少なくとも資金があること自体は、本当にありがたいこと
ですよね。

現在使用している剣道具(防具)は、分割で何とか購入したり、
剣道再開後これまで、小手や、防具袋も、ボーナスが出てたまたま
数万円は自由に使える場合は家庭内交渉の末、なんとか1~2万円程で
購入出来たりとしましたが。

2008年剣道を再開してから10年間のうち、結局、まとまった金額で
購入したのって、上記のほかは、剣道着、袴、竹刀くらいかなと。

その他、年数回の試合に参加するための交通費や、試合の参加費、
食事代・飲み物代、全日本剣道選手権大会の観戦代(もちろん、
交通費含む)や、剣道雑誌購入、月に数回の街の稽古会に参加するための
駐車場代(平均400円)、たまに稽古会の関係者で懇親会等があって、
あっという間に5万円に到達しますね。

その関係(?)か、竹刀は3~4年前に買ったのが最後、それ以降、
新たな買い物は出来てません。

もちろん、安全第一。よって、ササクレや竹の割れが無いかはよく確認
しますね。

ということで、

安易に新たな道具を購入したりすれば、すぐに資金がなくなります。

みなさんは、どれほどのお金を剣道関連に費やしていらっしゃるのかなと
想像したりします。


けなも

2018年11月12日月曜日

防具(剣道具)のこと

素振りの投稿して、こう書くのもなんだが(笑)、
最近、試合は負けてばかり。


試合用の防具(剣道具)に目が行った。

「勝利のパートナーになることでしょう」(松勘「冠」)とかという紹介された防具(剣道具)を見ると、たしかに購入したくなる。

横浜・八光堂A1-Goldとか、平野武道具の一引の小手とか、日本剣道具製作所・MUGEN防具とか、森武道具「旺山」とか、東山堂の「光琳」「極」とか、

購入した自分を想像して、試合に勝っている自分を想像する(笑)。



でも、自分はこう誓ったはずだ。

2014年7月2日(水)
https://kenamo.blogspot.com/2014/07/blog-post.html
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話はガラッと変わるけど、2010年試合に負け続け、悔しくて、心入れ替えるつもりで、

様々な取り組みを始めた。「試合用」を意識して、剣道具も一新しようとして剣道具の
購入に踏み切った。今となっては、それは無くても、今の剣道具で十分だったと思い返す
時が多々あるが、その時の気持ちに素直にならって行動した、結果の一つだった。

それも、網膜剥離を意識しての面。

今使っている剣道具は、高校入学時に購入。15年以上経っている。
と言ってもその時の剣道具で残っているのって、胴と垂のみなんだが。
それに、何度も記述してきたが、今使っている面は、2008年剣道再開時より
使っている網膜剥離患者用の面。

で、新しい剣道具は、2011年に納品されたが、実は、「初打ち」のタイミングを逸しまくり、
結局、今の今まで使ってなかった(なにー!)。

7
月下旬、デビュー予定。その時の気持ちは本気だったんだから。
だから、家族も応援してくれた、一つの結果。
---

「泉皓」の胴胸。

なんて、贅沢!
https://kenamo.blogspot.com/2014/07/blog-post.html


さっき、自分の胴、実物を見た。スマホの静止画ではきれいに撮れない。

実物には、実際に見て初めて実感できる魅力がある(と最近感じ始めている)。
写真ではその魅力が伝わらない。



誓ったはず。
その防具(剣道具)で、試合でも勝ちを収めようとする気持ちもあったはず。


道具は逃げない。

他の道具に、目も心も行ってしまうのは(浮気心が出てきているのは)、


俺が逃げているから。


こんな素敵な防具(剣道具)を身に付けさせて頂きながら、
納得いく成績が収められないのは、

ひとえに、


ひとえに、


自分の実力不足。



ちなみに、内村良一選手の防具(剣道具)は何かを知っている。
小手は一引であることは有名だし、剣道雑誌の写真でも、何ならテレビでも
よくその印は見てとれる。

小手以外はどこの武道具店で、どの武道具をご利用していらっしゃるか
知っている。その武道具店でお話を伺っているから。


そして、その防具(剣道具)にひけをとらない防具(剣道具)を私は使わせて頂いている。



自分の実力不足、


試合で良い成績を収められないのは。


ただそれだけ。


他の防具(剣道具)に目がいった(浮気心を抱いた)のは、まだまだ稽古が足りない証拠。




逃げるな、俺。


そして、


俺は素振りの人(笑)。



素振りの人 けなも

2018年11月11日日曜日

剣道における素振りの効果・効用

色々なブログを見ると、

剣道において、素振りは意味がないなどの趣旨の話を見かけると

ちょっと一言申し上げても良いかなと思い、思う所を書いてみようと思います。

結論から申し上げますと、

剣道における素振りは、

目的と方法をしっかり定めた上で、意味はあります。

換言すると、

剣道で上達したいなら素振りはすべきです。

よく、筋トレすればO.K.、面付けての稽古してれば、
素振りは不要という趣旨の話しも聞きますが、

実は否定はしません(笑)。

簡潔に言うと、

私の高校時代は素振りはしないで、
範士八段の下での普段の稽古と、ウェイトトレーニングをして
それなりの成績を収めてきました。

ムキムキの筋肉で、あだ名はアーノルド・シュワルツネガーとさえ言われました(笑)。


しかし、その後、浪人し(剣道推薦なんて俺の生き方には無い。「勉強」で大学に行きたかったという俺の意志)、
大学で剣道して、しかし、その後、剣道を8年間しない(剣道が嫌いになった。笑)で
いたら、当然、筋肉なんて衰えている。


2008年剣道再開後、

仕事激務で面付けての剣道は、月(「週」じゃないですよ!)に0回~3回で、

普段は数百本の素振りを続け、

1,000本素振りを2014年~2017年と続けて

思うのは、

素振りって、

たしかに、手の内を鍛えてくれるし、1,000本素振りを続けていた頃は、
「普通の人」よりは稽古している気にさせてくれたし(勘違いによる自信が付く)、
それが基で、昇段もするし、試合にも勝てた。


誤解を恐れずに言うと、ウェイトトレーニングは、意味がある。
しかし、年齢と継続性に限界がある。

なぜ、俺は90歳くらいの範士九段・倉澤照彦先生に対して軽くいなされたのか。
筋肉じゃない。

一言じゃ表現しきれない。

先の先の先を読まれたんだ。当時三段の私に対し、良い三段だと評され嬉しかった…。

(倉澤照彦先生のご冥福をお祈り申し上げます。先生、本当にありがとうございました。今後の稽古に活かして参ります。参考:http://kenamo.blogspot.com/2013/01/blog-post.html


話が逸れた。


端的に言うと、


筋肉を鍛えるのは意味がある。ウェイトトレーニングをドンドンやれば良い。
若いうちの、試合に勝つという目的の下。


ただ、長く剣道を続けることを考える。


もし、自分が70歳、80歳、90歳だとして、その時もウェイトトレーニングを
続けているだろうか。続けられるだろうか。


「分からない。」

率直な感想。

しかし、

「多分、続けられない。」

それが、もっと率直な感想。



でも、素振りはその歳になっても続けられる自信はある。本数は分からんが。



将来も続けられる「稽古」を続ける。


長く続けられる稽古を長く続ける。

それが俺の信念。

高校時代、ウェイトトレーニングを実施してきた。
効果はたしかにあった。


剣道を再開した今、ウェイトトレーニングは、無理だ。
そんな器具は、

夜中の2時、3時帰宅後に用意されてない。


少し離れた所に24時間営業しているジムはあるが、
じゃあ、いつ寝られる?(笑)

かろうじて数時間寝て、また会社へ向かう。

そんな過ごし方を何年過ごしたか。


そんな時は、家の中で、短い素振り用木刀で、
かろうじて、50本素振りする。

50本(笑)。


しかし、やらないのと、やるのでは、その後の剣道への気持ちが切れない。


肉体的には衰える。とにかく衰える(笑)。


しかし、8年剣道をしなかった者からすれば、

数日剣道をやれないことは問題じゃない。


「続ける」


それが重要。


「ウェイトトレーニング」を「筋力トレーニング」と換言しても良い。


夜中に、肺がフル稼働しては、もう寝られない。


いや、腎臓が悪い俺としては、眠りに就こうとする前のわずかな時間は、
呼吸を整え整え、というトレーニングしか受け付けない(笑)。


眠りにつかねば、俺はネフローゼが再発するとはよく知っている(笑笑)。


素振りは、たしかに心臓バクバクするが、呼吸で整えられる。
そして、布団に入るという「習慣」が確立しようとしている(もう何年もしていて、まだ「確立した」と自信もって言えない笑)。

そう、俺にとっては、素振りしかない。


剣道再開してから、たしかに、試合はほとんど負けてばかりだけど、
たまに上位入賞することもある。それはひとえに素振りで培った手の内のおかげ。
すげー、ちっちゃな効果だろうが(笑)。


素振りできる体であること自体には感謝している。
家族に。これでも、一応「健康」の方にはいると思う。
過去、ネフローゼ発症して間もない頃は、障がい者手帳を持っていた時と比べれば、
今は、たしかに普通に暮らせている。それは、確実に、ネフローゼで苦しんでいる
患者さんからすれば羨ましい話だ。ベッドの上で、俺は、今のように普通に生活
出来ていることは想像できなかった。だから、今に、家族に、支えてくれる皆に
感謝している。

加えて、網膜剥離に関しては、武道具屋さんのおかげ。ぶ厚い面。



話がまた逸れまくった(笑)。



俺にとっては、月数回の面を付けての稽古と(ちなみに、11月は4日の1回だけの見込み)、
毎日の素振りしか稽古が無い。


それでも強くなりたい。



また、話が逸れた。


素振りは、意味がある。
どういう目的の下、どのように行うか、その点はヒトそれぞれですので、
それによって、効果はそれぞれでしょうが。

参考情報(同じ内容ですが)
http://yymy1126.com/archives/51648823.html
http://mamoogawamio.lemonblog.co/entry/112/




本当は防具のことを書きたかったけど、素振りのことで、
本ブログはしゅうりょー。




けなも

2018年11月4日日曜日

2018/11/4(日)稽古で思ったこと

11/4(日)

自分の稽古の方向性は、大枠合っている。

しかし、最近負けてばかりの試合が続く中で、本日、街の稽古会に参加した。
そして、何名かの方と地稽古をして分かった。

単刀直入に言うと、

面にこだわる稽古は良いが、

大切なのは面に竹刀が当たること、それ自体が大切なのではない。

そうではなく、面に至る過程が大切だということ。

裏から面。よく当たる。それをもって何人かの先生方に褒められる一要因だった。

しかし、大切なのは、表から攻めて面が当たるようにすることだ。

どんな先生に対しても。

本日の稽古で、(大変失礼な言い方だが)攻めもなくただ打ってくる同世代の
相手と稽古をさせて頂いた。ポンポンポンポン打ってくる。たまにはかついで
打ってくる。

ここで「我慢」が足りない私が、裏から面に行き、仕留めようとした。
しかし、小手に合わせられた。

つい先日の、一回戦で負けた形と同じ。

「裏から面」が先にきて、相手のことは後に考えているということだ。

そうじゃない、相手によって、「裏から面」が効く方がいらっしゃる。
その見極めをした上でならその技も生きよう。

しかし、そうじゃない。結局、俺自身が攻めないから相手のことも読めてない。

俺こそ、ただ打つだけの人になっているということ。


その後、決心して、七段の先生に、すべて表から面で向かった。
範士八段の先生に向かうように。

そして、やはり、上の先生に向かう時は、これだと思った。
そう思った。


普段、素振りは続けよう。切返し20セットが妥当かどうかは
これから考えるが、大枠の方向性は合っていると感じている。

面を付けての稽古は、既述の通り、

表から面


それだ。


強くなりたい。

昨日(11/3)は、初めてアリーナの最前列で観戦できた。

そして、やはり、強くなりたい、試合も勝ちたいと思った。

内村良一選手は、あの年齢になっても活躍していらっしゃる。
そうなっていない俺は、つまり、全然努力が足りてないということ。
素直にそう思うべき。俺はまだまだまだまだ稽古が足りない。


やれ、俺。



けなも

2018年10月28日日曜日

10/21(日)試合一回戦負け

10/21(日)

試合があって、一回戦負け。今年の試合はすべて負け試合だけ。
引き分けも、勝ちも無かった。

以下、スマホメモ。

---
剣道において今の俺に足りないものは、自信。

試合前から弱気になってる。

今の自分の剣道に自信が持てないから。

仮に数年前の俺と比較すると(数年前がベストとは思ってないけど、多少は自信を持っていた)やはり、やれるという自信が不足している。

自信が少なくなった要因の一つは、昨年以上に稽古量が減った自覚がある。千本素振りを止めた。
たしかに、そのことに負い目がある。

しかし、では千本素振りを再開するかというと、それは現実的ではない。

さてどうしようか。

試合には勝てなくなる一方。
勝てるという「気」が無い。
やるだけやってきたという感触が持てない。

周りが強く見える。

とか。



目標に向けて余計なものはないか。

必要なことだけすればよいではないか。

余計なものばかりが周りにあることが、
なぜか安心感を生んでいる。

それが甘さじゃないか。



これだけやってきたんだから

という気持ちが欲しい。

精一杯。


俺と一回戦やった相手は、結局次の試合で負けてる。
その相手に勝った選手は、攻めの中で解決の糸口を見つけられた。
俺はそうでなかった。

その違いがある。
---


会場へは自家用車で向かった。途中道を2~3回間違え、
余計に高速を使った。スマホのナビに頼りすぎたし、しかし、スマホも
正常に作動せず困った。

結局、会場には、当初司会開始1時間30分前に到着予定で余裕持って
行動する予定が、実際は試合開始30分前に到着した。


自分の不甲斐なさに自嘲する部分もあった。



普段の稽古(素振りだけど)を見直して、この1週間は切返しを
20セット(およそ400本分)実施している。今一度、基礎から体を
作り直したいと考えている。



俺は試合に勝てない。

そうそう、上記試合の前に、同日午前中街の稽古会で稽古をした。
初めてお見かけしたMa七段に稽古をお願いした。
やはり、面を褒められた。


という印象に残ることはあったが、


試合には勝てない。



稽古では褒められるが、試合では勝てない。



何故だろう。どうすればよいだろう。

稽古はこのまま大事にしたいが、試合にも勝ちたい。
しかし、勝てない。



けなも

2018年10月8日月曜日

2018/10/08、試合の係員だけど、その後の合同稽古にて学んだこと

10/8(月)

今、Sing Like Talkingの“Empowerment”を聴きながらブログを作成している。
5年前、そのアルバムを聴いて、(再?再々?)開眼した時のように
浸ろうとしている(笑)。

こんな状態で、本日の稽古で得た感想を忠実に記載できるだろうか(笑)。

あ、来た、「飾りのないX'mas Tree」。好きな曲の一つ!
まだ10月だよ(笑)。


まじめな話をすると、この“Empowerment”で、Sing Like Talkingが
さらにSing Like Talkingになった気がする。

どういうことかと言うと、

多分、どのミュージシャンも、もっと真似できないミュージシャンの領域に
入ったと思うんだ。
もちろん、真似をしようとする意思を持つミュージシャンがどれだけいるかは
別にして…という冗談は置いておいて。


“Empowerment”を再購入した。2013年25周年ライブ会場で購入したんだけど、
その後、部屋で車で旅行先へ持っていったりして、どこに保管したか不明に
なった~(泣)。

俺の心を、また震わせたこのアルバムを、先日の30周年ライブ会場で再購入
したんだ。


やっぱり好きだな。しかも、“Empowerment”を聴くと、今度は2013年の風景を
思い出す。具体的には、以下のブログに書いた内容とか(笑)。

http://kenamo.blogspot.com/2013/05/blog-post.html
http://kenamo.blogspot.com/2013/05/empowerment.html
http://kenamo.blogspot.com/2013/05/53.html

まぁ、つまり、あれだ

ありがとう、Sing Like Talking


あぁ、剣道のタイトルなのに、ここまでSing Like Talkingのことを書いてしまった。




さて、“Empowerment”を聴きながら、本日の稽古の振り返りをしよう。
がんばって、振り返ろう。本日は本日で大きなモノを得たから。



本日はある企業20団体位が集まった試合だった。タレントの渡辺正行さんも
ご出場された。渡辺さんの剣道はすごかった。試合でも実業団選手相手に
一本を取ったり、試合後の稽古も一心に先生方に向かっていらっしゃった。
今度稽古をお願いさせて頂きたい。


さて、私はというと、係員に専念。選手としては辞退させて頂いた。
だって、ここ半年間のブログに記載の通り、全然稽古ができてないから!
それでも昨日(10/7)出場した試合では、あっさり二本負けした訳だが。
昨日の試合は毎年出ようと考えていたから出場したが、やはり稽古不足は
試合に出て何になる!とすら思ってしまう。よく、「日ごろの成果を発揮し」
なんて選手宣誓があるけれど、俺の「日ごろの成果」ってなんだよ!って
思っちゃう。


それでも、「稽古不足」だからこそ、本日の試合後の合同稽古には参加した。

そして、何と、45分以内に、3人の教士八段に稽古をお願いできた。ん~、贅沢。


で、お一人目はA教士八段。

私の前に4人ほど稽古をお願いしていた。一人目は強豪チームの中でも一番
強い選手。「普通」に稽古されていて、二人目~三人目も同様だった。

で、私が稽古をお願いさせて頂く番。

決めていた。昨日試合には負けた。でも、いつもK範士八段に臨むように
臨もうと。

帯刀から三歩目、竹刀を抜きながら蹲踞。相手の先生の後に従う動きで。
そして、構えて、まっすぐ先生を見据え、左右に動かず、そして、気合を
入れる。

面。

相面。あっさり取られる。

出遅れた。というか、相手が来るのに合わせると、「合わせる分、遅れる」。
この表現、なんとも表現が難しいのだが。

で、次も。

その次も。


・・・と、何度か、そんな打ちをしていると、ふと、先生が話しかけて来られた。

これは嬉しかった。なぜかと言うと、前の4人には無かった光景。
もっと言うと、それまでの稽古で、なんだかしっかり稽古をお願いさせて
頂いているという「感触」があった。

A教士八段曰く、こうだ。

「ここで打ってくる(「ここ」とは、一定の間合い)。」
相手に見えてるというニュアンス。そして、
「我慢が必要。」
一言一句覚えてないけど、相手が打ってこないなら打たない、
相手が動こうとした所を打っていけば良いと。

この部分の意味を、俺は勘違いすべきでないと思っている。
「相手に合わせろ」とおっしゃっているのではなく、きっと、
「相手を動かせ」とおっしゃっているはずだ。いずれにせよ、そのままの
お言葉を記載すると、相手が動いたところを打てばよいと。

そして、相手が動かなかったら、仕切り直せば良いと。

ここでも違和感あった。
「仕切り直す」というお話の際、間合いを切るような仕草をされた。

しかし、範士八段との稽古では、仕切り直しをしようとすると、
「そこから!」と言われる。

つまりだ、きっと、A教士八段と、Ku範士八段のおっしゃっていることは
矛盾していない!きっと同じことをおっしゃっていて、その違いを
俺が理解していないということだ。


さて、その後、A教士八段はこうおっしゃった。

構えがしっかりしている。八段審査を控えているかと思いますが…と。

来た!以前も、そんな話を、別の教士八段から言われた。
https://kenamo.blogspot.com/2016/01/117.html

以前は本気で驚いていらっしゃったけど、今回は、「今、五段です。」と
お伝えすると、「では、六段審査の時は…」と淡々と話が進んだ。
と言うことで、お世辞だなと率直に思った。

おごり高ぶるな、俺。


さて、A教士八段との稽古はまだ続いた。それもまた嬉しかった。

いいんですか、こんな剣道でと思いながら、一本一本、そして、必ず面だけを
打っていかせて頂いた。

ありがたく、受け入れて頂いた。

再びアドバイスを受ける中で、こんな話をさせて頂いたのも印象的だった。

たしか、前向きな評価のお言葉を頂いた。しかし、昨日の負けがあって、
なんだか、負けているのに、前向きな評価を頂けることが、何と言うか、
モヤモヤする感じがあった。
以前も同じ感じはあったことは、過去のブログに記載した。
https://kenamo.blogspot.com/2013/09/blog-post_20.html

そこで、思い切って聞いてみた(稽古中だよ)。
「でも、勝てないんですよ。試合で。」

すると、A教士八段は、

「まぁ、審査と試合は違うからね。」
一言一句同じではないと思うが、そのようなニュアンスをおっしゃった。
それもまた印象深く残った。

ここから考えるとだ、

つまりこうだ

と俺は、

一旦、

一旦ですよ、

一旦、

導いた。


試合に勝てないのは、悪い話ではない。

そんな中でも、実は今の剣道の方向性は健全な方向に向かっているのではないか

そう思った。

それを裏付けるかのように、その後のO教士八段での稽古のこと、


全部、攻められて、俺が面を打つ所を、相面、小手、返し胴。
結局、すべてやられた…。


…と思っている中で、これまた、それまでのかかり手にはされなかった、
お話を頂いた。

この時点で特別扱い気分だったが(苦笑)、

これからまだ先があるだろうから次のステップに向けて2点アドバイスをすると、と。

我慢が必要(これはA教士八段と同じご指摘)

自ら攻める


以上2点をご指摘頂いた。


いや、何と言うか、


いや、何と言うか(2回目)、


ほんと、O教士八段には、攻められ、もう俺から行かねばいけないでしょ
というか、

言葉で説明するには難しいんだけれど、


すべて不完全に相手に引き出されて打たれた


と言うと、まだ表現している。O教士八段のご指摘の背景を。



そして、H教士八段。

もう稽古終了だったが、最後に一本勝負と、親指を立てて合図された。


全身で向かおうと、いつもの通り蹲踞は三歩目で竹刀を抜きながら、
そして、立って、間を置いて気合を入れた。

すると、俺の前のかかり手では、ポンポン打っていらっしゃった感じの
H教士八段の目が、(こんな表現、誠に、誠に、僭越ですが)「本気になった」。


そして、「来る」と思った時に面を打ちに行ったが、先にやられた。

そう、やっぱり、我慢が足りない。


って言うか、過去にも書いたけど、八段ほどの先生が打ちに来るのに、
待っていては失礼だろうと思い、どうしても打ちに行かざると得ないと
思ってしまう。

打ちの機会でなければ、八段相手でも打ちに行かなくて良いの???
すげー疑問。それなら、単に面を受けるよ。それでいいの???

いいわけないよね。


って言うか、そんな不利だと分かっている状況でも打ちに行き、
打たれることが、実は贅沢だったりするんでなかろうかと思うんだな。
(え?Mですか?俺。)



いずれにせよ、3人の教士八段に共通して言えたことは、引き出されて
打ちに行って仕留められたこと。



そして、お一人目、お二人目が仰っていた通り、俺は、つまり我慢が
足りなかったということだ。


我慢。

我慢。

無理に打ちに行くな。

相手が動いたら打ちに行く(この点が解釈微妙なんだけど)。



で、いずれにせよ、


俺の剣道の方向性は、誤ってはいないと感触を得た。
試合には負けるけど、多分、今のままでいいのかもしれないと思った。
(「試合には負けるけど」それを素直に受け止めていいのかという疑問はあるが…苦笑)




そう思ったのは、もう一つ、稽古後、稽古をご覧になっていらっしゃった
I教士八段のお話の「大砲」にあった。

剣道は「機関銃」ではなく、「大砲」であるべきだと。
無駄打ちが多いのは戒めろと。一発で仕留める。つまり初打ちが大事だと。

その点、華やかにバンバン打ちに行く、若手と比べ、俺はとにかく
打ち数が少なくて、むしろ、コンプレックスになっていた程。
でも、「大砲」と聞いて、なんだか、それはアリだと思わせて頂いた。

その他、I教士八打のお話。

竹刀は上から握ること。横から握る人が多い。

左足から動く。右足ではない(と言うか、左足で右足を押し出せと言うことと思う)。

大砲のように(既述の通り)。

剣前体後(これは意味が理解できてない。上記左手の握りの流れで。剣捌きのお話だった)。

攻めも稽古も無限。

剣先が交わる前に、振れるか触れないか程度の所で気合を入れる
(これは、範士八段と同じお話。ちなみに高段者で剣先が交わった所で
気合入れろと言う方がいらっしゃるみたいだけど、やはりあれは間違い
ということだね。今回のI教士八段の話で確信した)。



稽古後、面を外した挨拶にて、多くのかかり手がいたにもかかわらず、
A教士八段は、私のことを覚えていらっしゃっていた。

「我慢」が大切と。


昨日試合で負けたのも、「我慢」という観点から見ると、たしかに、
我慢が足りなかったように思う。

ご指摘、誠にありがとうございます。




我慢


ねぇ。



今回の稽古で得たこととしては、今の方向性で誤っていないと
改めて認識できたこと。


そして、やはり、「まっすぐ攻めて面」で、その人の剣道のレベルが
分かるような気がしてきた。
その考えは、2011年にも持っていたから、結局、やはりそういうことかなと
改めて、思う。
https://kenamo.blogspot.com/search?q=%E5%BA%83%E5%B3%B6
7年経っても、その観点が疑問に思える出来事は無いなぁ。


俺は、試合の勝ちを究極の目標とせず、八段にふさわしい剣道を究極の目標としようか。
それは、今の剣道レベルでは早すぎるか。

でもよ、八段の先生方のどなたも、勝てとはおっしゃらず、基本通りに剣道をやれとおっしゃる。その基本通りに剣道をしようとするとおのずと八段の先生方が実践されている剣道になる。これはどういうことか。つまり、八段の剣道を実践せよとおしゃっているとしか俺には思えない。八段の先生方がおっしゃる剣道に「勝てる剣道」というお話は出てこない。むしろ「正しい剣道」のお話だけ。「勝てる剣道」と「正しい剣道」の差は何か。バンバン打つとかでなく、例えば、攻め方は何が違うのか。まだまだ分かっていない。俺はどっちの剣道?違いは無い?ある?

久しぶり長く書き過ぎた。


また、明日からも素振りしよ。


けなも

2018年10月7日日曜日

2018/10/07試合

あっさり二本負け。

以下、直後のスマホメモ。

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まず始めに、稽古不足と自覚してて、負い目になっていた。

(その分?)相手が強く見えた。格好の問題。

結局、面しか打てない状況に持っていかれた。技のレパートリーが無いから。

後輩に、いつも俺はどっしりしてて、相手からすると圧を感じられ、簡単に入っていけない、しかし今日は簡単に入られたと。
稽古不足を負い目に感じた所が出たと自覚している。

いつもなら、相手が(圧を感じ)のけぞった状態に面を打ち込んでいるが、今日はそうでなかった。と言われた。

やはり、面をつけての切り返しは重く、早くやろうとするとぶれるし、疲れる。
どうすれば理想の切り返しができるか。

道具じゃない。俺だ。

さて、これからの稽古をどうしようか。
やはりこのままじゃダメな気がする。

内容が問題なのか、内容ではなくてなんだかんだで厳密に毎日できない(しない?)ことが問題なのか。


少なくとも、(やめたら終わりだが)理想の剣道から少し離れた気がする。千本素振りの時から。本数が問題というよりは、稽古で充実した気力が作られるか。「稽古不足」とは感じない精神を作れることが大事だと思う。

今は、正直に、稽古不足と感じている。
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あと、気合の出し方。弱々しいね。覇気が無い。
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動画見て。

行くぞ、打つぞ

という、相手が見えるタメ
相手が合わせやすいタメ
結果的に合ったら返され、合わなかったら当たる
という、タイミング、いや、スピードに賭ける打ちになってる。

だからあれだ、高鍋選手が、イタリア世界大会個人決勝で、面に行った際、胴に来られた感じで(一本にはなってないけど)。

そうね。だから文字通り、飛び込みの面、言い方換えると、少なくとも高鍋選手のような剣道には足元にも及ばないのは当然として、そもそも俺は攻めの(足り)ない打ちになってる。

多分、正しく面打つなら、左足のひかがみは曲がらず、まず右足が浮いてる(すり足になってる)はずだもの。

いずれにせよ、稽古不足だね。

面を打つまでの体の持っていき方(左足の形)、面しか残されてない状態(技が無い)が課題だ。
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次に活かすことが重要。

生きているからこそできること。この「次」と言えるのは。



けなも



2018年9月30日日曜日

ありがとうSING LIKE TALKING

9/29(土)

今度ゆっくり書こうと思いますので、ざっくり書きます。

SING LIKE TALKINGの30周年ライブに行ってきました!

千章さんの、顧客にありがとうを求める部分だけが気になりましたが、
あとは良かったです。
(私はそれが笑って済ませる話だと捉えることができるし、
 そのつもりで千章さんもおっしゃたと思うのですが、
 ヒトの受けとめ方は様々なので、それをネガティブに
 捉えるヒトもいるだろうと思うと、ヒヤヒヤしたし、
 振る舞い酒でせっかくの酔いがその件で醒めてしまって
 水を差された気分になっちゃたな~。ま、受け止める側の私の問題です。)

もっと、露崎さんの声が聴きたかったけど、メロディにより聞こえなかった。
私の問題です。

また、「離れずに暖めて」が歌われなかったことが意外でした。

と、最初に個人的に気になったことを羅列して、あとはポジティブな
話を以下書きます(が、ざっくり)。


5年前の反省を活かし、余裕をもって会場へ向かいました。15時前後でしょうか。
最寄り駅の有楽町駅から会場まではすぐだし、傘は不要と思い傘は持参せず、
しかし、外は雨が強まっていて、有楽町駅から小走りでA会場へ。

振る舞い酒が12時30分から振舞われていると案内があったので、
会場で升を購入した。同時に、30周年記念グッズと、アルバム2枚を
再購入(詳細はまた今度)。

3杯一気に飲んで、開演直前にもう1杯。油断してましたが開演途中で、
2回トイレに行きました(泣)。

竹善さんが歌われた歌は、25周年と比べると原曲通りに歌って下さって、
私は安心して聞けたし、嬉しかったです。

左斜め前にいらした女性は、ほぼ一曲毎に涙をぬぐっていて、その姿を見て、
私ももらい泣きしそうでした。ご本人に直接聞いたわけではないですが、
私の勝手な予想だと、歌を聴くと、思い出されるものがあるんだと思います。
私もそうです。Welcome to Another Worldの曲を聴けば、私は自分の高校自体を
思い出してしまいます。

ちなみに、私の右隣はご年配の女性、左隣は中年男性。お二方も、所々で
涙を拭いていらっしゃいました。

私も、竹善さんの歌を聴いては、色々と思い出すものがあり、ぐっとくる場面が
沢山ありました。

歌って不思議ですね…。

竹善さんが、Metabolismを問題作と、当時を振り返りお話しされたその言葉が
印象に残りました。私も当時、Metabolismを好きになれなかったので。


明日も仕事があるので、一旦、ここまでの記載と致しますが、
SING LIKE TALKINGには感謝感謝です。


ありがとう、SING LIKE TALKING。

私は、少なくとも25年以上はファン(彼らのデビュー数年後からファンになった)
ですが、いまだにファンクラブに入ってないのは、もったいないことしている
のかな~。


千章さんのネガティブな冒頭の記載はお許し下さい。
私の正直な感想を、大好きなSING LIKE TALKING だからこそ、
ありのままを記載させて頂きました。


なお、帰宅後、400本素振りしましたよ。


竹善さんのお姿を見ながら、私も、分野違えど、あのような感じで
舞台からお客様に対して何かを表現できる仕事もしてみたいと思いました。



けなも

2018年9月2日日曜日

東京都剣道選手権大会を見て(動画で)。俺の勝手な感想。

9/1(土)行われた東京都剣道選手権大会をYoutubeで見た。

そのうち、内村選手と竹ノ内選手の試合を見た。

俺の勝手な感想。

内村選手は、厳しく厳しく竹ノ内選手を攻めた。

9月に行われる世界大会へ向けて、内村選手から竹ノ内選手への
厳しい「激励」と見た。勝手だけど、愛情と見た。

緊張感、良い意味での危機感を竹ノ内選手に抱かせるための
内村選手からの愛情あふれる厳しさと、勝手に見た。

竹ノ内選手には頑張ってほしいです。
そして、内村選手に対しては尊敬の念を抱きました。

勝手な感想でした。

けなも

2018年8月5日日曜日

Sing Like Talking 9月のチケット

ちなみに、S.L.T.の30周年9月のライブチケット入手しました。

申し込みが遅かったせいか、なんと2階3列目・・・(泣)。
ま、しょうがない。場所は、東京国際フォーラム。

とにかく、待ち遠しい!

それまで、充実した素振りで、体と気を整えておきたい。
気がみなぎるように。

けなも

8/5(日)

8/5(日)

とにかく、寝た。8/4(土)もほぼ夕方まで、そして、8/5(日)も昼まで寝た。

とにかく、疲れているらしい。仕事に精神、肉体ともに浸かっている感じ。
家族は起きて活動している傍らで寝ている。

寝過ぎると、その日が終わるころ起きて損をした気分になる。
でも体は睡眠を求めていたと、振り返れば思う。

しょうがない。もう、過ぎたこと。

4日も、5日も素振りは実施した。

永く続けたい。剣道の身体は維持したい。そして、もっと強くなりたい。

今は、仕事の多さに試されている気がする。
このタイミングで剣道を止めることにならないか試されている気がする。

がんばれ、俺。

けなも

2018年7月8日日曜日

2018/7/8の稽古

7/8(日)

6/17(日)以来の面を付けての稽古。1カ月弱ぶり。まったく。
活躍する選手の皆さんからしたら、驚きの稽古回数ですよね。

既述の通り、高校の頃は毎日稽古してますから。

仕事だな。やっぱり。

7/6(金)も、結局、7/7(土)午前1時30分頃に職場を出る。

毎日こんな感じ。素振りしたいけど、身体を優先して休むことを
優先させる。

毎日タクシー帰り。まるでどこかの官庁の職員みたい。

それでいて、8時50分には職場に出勤している。

7/7(土)とにかく寝た。14時まで寝た。その後、家族を車で送迎し、
17時車の中で寝て19時に起きた。その後、4kmジョギング、400本素振り。


7/8(日)では、上から攻めて面を意識した。



がんばれ、おれーーーーー!仕事に負けるな!!!!!!!




けなも

2018年6月17日日曜日

Sing Like Talking 30周年!

2013年、Sing Like Talking の25周年ライブに行ったことは既述した。

https://kenamo.blogspot.com/2013/04/sing-like-talking.html
(「ありがとう SING LIKE TALKING」2013年4月27日)

そして、今年30周年。

そのライブに申し込みました!
9月29日が楽しみ!

東京国際フォーラム ホールA

http://singliketalking.jp/


20年以上ファンなのにファンクラブ入ってないから、
S席は予約とれなかった。悲しいけどしょうがない自業自得。


ありがとう、Sing Like Talking。

それまで、素振りも頑張るぞ!


けなも

6/17の稽古

5/20以来の面を付けての道場での稽古。


いやーーーー、切返しが満足いくようにできなかった。


ゆっくり、4本×5本×2セットの「普通の切返し」の
ゆっくりバージョンを2回。

普通の切返しの、普通のスピードバージョンを2回。

6本×7本の2セットの切返し1回。
8本×9本の2セットの切返し2回。

そして、相互の切返し(8×9本の2セット)を2回。

相互の切返しの時、肩で竹刀を触れず、しかも握力無い腕と
手首だけで切返した。


ぜんぜん、

だめ  !


周りの一般剣道愛好家は疲れつつも肩で振っていた。


ショック!


その後、地稽古はすぐに参加できなかった。握力が無い。
竹刀が握れなかった。



もおおおおおう


ショック!



地稽古は、範士八段に久しぶりにお願いした。

私の一つ前に、範士八段の愛弟子との稽古を見ていたが、
範士八段からすすすーっと間合いを詰めて、小手を打つと見せかけ
面を、あっさり決めていた。厳しい攻めだと思った。
それまでの稽古をお願いする10何人かの相手とは違う厳しい攻めだった。


私は開き直って、攻めて面、攻めて面を繰り返した。

何本か当たった

ということを稽古後、範士八段から言われた。自信を持ちなさい!と。


いや、あれは、裏から面に飛んだだけ。稽古途中、もっと表から打つべきと
思い、表から打った際は、(相面になったが)言うまでもなく、
面をとらえれた。


とにかく、切返しが満足にできないことは、俺にとってはNG。
NG過ぎる。


普段の素振りを見直さねば。さて、どう見直そうか。


けなも

2018年6月10日日曜日

最近の剣道

面を付けての稽古は6月はまだ無いです。
ここ3日間は400本素振り。

家族とのちょっとした「衝突」により、胸を痛めながらの素振りが続いてます。

よく、剣道で肋骨を痛めることがありますが、今、剣道以外の理由で
肋骨を痛めながら、素振りしてます。

くしゃみ一つでも痛くて困ってます。

さて、仕事もがんばれ。

自分に向けて、喝!

けなも

2018年5月20日日曜日

5/14(月)~5/18(金)

5/14(月)~5/18(金)

全日タクシー帰り。帰宅するのは1時~2時台。
そして、7時~7時15分には起きて出勤という毎日。

金曜だけは、次の日土曜で休みということもあり、
(次の日土曜の)午前1時30分に勤務先を出て近くの居酒屋で
1時間程度部下と飲む。金曜は金曜で精神的にも疲れた。

意地で毎日50分は素振りした。

いずれにせよ、肉体的につらい毎日。

みなさんは、仕事楽しいですか。


今の状況が悔しいな。クソッ!って感じ。


5/19(土)は、ゆっくり確実に素振り。
5/20(日)は、道場へ向かい、1時間程度の中でゆっくり素振り、
実質2回だけ地稽古(3回目は1分程度稽古終了の合図時)。
とにかく体を慣らすことに努めた。


思うに、素振り、そして、剣道をすることは俺にとって、
最近のテーマは「気を整える」となっている。
それができるモノ、つまり、剣道があるということがありがたい。


肉体的につらいということで、ネフローゼ症候群、腎臓が大丈夫かな
とは心配は尽きないけど。


仕事を効率的に行うには、結局、自分のレベルアップが欠かせないと思う。
レベルアップのために、今の仕事に関連する社会の制度に精通せねば。


ふと思ったのは、

土曜はどっぷり休む、日曜午後はちょっとでも勉強する習慣を確立したい。



けなも

2018年5月13日日曜日

素振りもまともにできず・・・

5/7(月)~5/11(金)

一言で言えば、肉体的につらい一週間。

その週はほぼ毎日が終電かタクシー帰り。もちろん、仕事で。

床に就くのはだいたい2時~3時。3時過ぎたこともあったと思う。

で、7時には起きて職場に向かう。

という日々。

素振りは残念ながら、家の中で室内用の素振り用木刀を使い50本。
そして、早く寝ることに努める。

腎臓、ネフローゼ症候群の再発が気になる。

働き方を変えないと、多分続かない。それはそれで問題だ。

4月からの新しい仕事において、新しい社内パートナーとの関係性も
考えると、なかなかすぐの改善策は見当たらない。


でも変えねば。

さて、どうしようか。


そうそう、ここ数年、毎年出場している街の春の試合、
5/7(月)、そろそろ参加通知がWeb上に掲載されてないかな~と
朝の通勤電車内で確認した。それまでも適宜確認していたんだけど、
サイトの形が変わった関係ですぐに発見できてなかったけど、
既に掲載されていたらしく、応募締め切りが5/9(水)だった・・・。

結論としては、今回、出場を諦めた。

ちょっと、身体と心を休めたい。


今年は、1月インドネシア出張から始まり、環境が変わる中で、
なかなか剣道に時間を割けてない。


悔しい。が、今は、耐える時。耐えて、環境にうまく順応しながら、
仕事も剣道も、そして、家族との時間も納得いく形にもっていきたい。


がんばろう。


そう、ネフローゼ症候群も再発しないように細心の注意を払わねば。



けなも

2018年5月3日木曜日

つれ づ れ

またも、まあ、前回更新から時間が経ってしまった。

成長が無いというか、何度も同じことを書いているので恥ずかしいが
まぁ、ありのまま記載すると、

4月から、新たなお客様を担当することになった。

新たな環境ということもあり、慣れることに時間がかかった。

すると、仕事のあがりじかんも必然的に(?)遅くなる。

23時前後に仕事あがることが多くなり(遅いときはもっと遅い)、
しかし朝は3月までよりも早く家を出ないといけない場所で仕事に
従事することが多くなった。

特に4月最終週は睡眠時間3~4時間程度の毎日だった
(徹夜が無かっただけましか…)。

うち土日に出勤した日もあった。

やはり、今の仕事に合わないのかなと、自信が無くなっている。

よって、あと2年、明るい未来を描けられないというならば、
その時は、自分の人生を考えなければいけないと思っている。

今は恵まれている環境なので、そこで活躍できないならば、
それはそれで自分の力不足ということ以外のことはないと思うが。
合わないのかなとは、今に始まった感想ではないが、正直、
今のままで楽しく仕事を続ける自信が無い。

そんな中、4月に2回、街の稽古会に参加できた。

1回目は、Ku範士八段に稽古をお願いできた。腕の力みが消えたと。

2回目は、Si教士八段に稽古をお願いできた。まぁ、遊ばれたかなと。
歳をとって、力、スピードは無くなるが、気は高め続けられると。
是非そうありたい。

いつだったかのブログで記載した通り、昨年秋くらいから1,000本素振りは
止めて、今は400本素振りを実践している。

特に、ここ1か月間は、色々と考えた結果、4本5本(+面3本)×2往復の
切返しを20セット実践している。各々のセットを3息で。
つまり、Ku範士八段がおっしゃる、最初の面で息を吐き切り(1息目)、
4本5本と次の面まで一息(2息目)、そして、もう一回(3息目)だ。

最初の1セット目は、八角と素振り用の木刀の2本(2.5kg弱)を持って、
2セット目から10セット目は八角(1.5kg弱)を持って全てすり足で。
残り10セットは素振り用木刀(1kg弱)を持って、最後の面は踏込で。

その後、八角で10本、残り素振り用木刀で10本×4セットを、
一本ごとに、その場で踏み込む素振り(左右の足を交互で踏み込む)。

最後は早素振り、一息で20本。

今はここに落ち着いていて、当面はこれで良いと考えている。

それと、今の俺の手の内には「悟道」が適していると感じている。
それ以上柄が太いのは使いにくい。柄革の長さは38。色々試したけど、
それより短いのは肩が自在に操れない。

ちなみに、Si教士八段は35くらいの柄に思えるが、どうなんだろう。



つれづれと書きました。



毎日の素振りでは、気が整う感じ。



それと、まったく話は変わるが、3月末、ある先輩社員に言われて
心に突き刺さっているのは、俺は他人のせいにしている部分があると。
正直、俺は他人のせいにしない、をモットーにしていて、何か辛いことが
あると、「俺はどうすべきだった?」と意識して思うようにしていた。
ところが、そんな指摘があった。そう見られる何かがあったんだと思う。
不本意だけど、真摯に受け止め、行動を見直していきたい。

とても印象的な出来事だったので(気分悪いけど)、備忘録の意味を込めて
記載しておきたい。その先輩がそう見ているということは、他の複数の
先輩方も同様の見方をしていると思っている。その先輩がそれなりの方なので。



自分を見つめながら、剣道にも取り組んでいきたい。

他人のせいにしてないか。



けなも

2018年3月18日日曜日

3か月ぶりの稽古

3/18(日)

3か月ぶりの道場での稽古。昨年12月に一度面を付けて稽古して、
1月~2月にインドネシア。帰国後、部下がまとめる報告書の支援者として
土日も出社するなどして対応した。特に先々週は何年かぶりに酷い勤務状況
となった。

3/5(月)から次の日にかけて徹夜。部下は女性ということもあり帰らせたが。
俺は髭だらけ。で、連日午前様で、その週の水曜か木曜も徹夜、もちろん、
朝まで。また髭だらけ。

話すと長くなるので、一言で言えば、まぁ、俺の指導がなってなくて、
結局、それまでの部下の報告書作成具合が良くなかったということなんだと
思う。具体性とか足りないから、やって見せ・・・の精神で数カ月前(昨年)
から指導していたが、伝え方が悪いようで一向に改善しなかった。

それがその3/5の週で徐々に改善を見せてきて、その週の土日も出社し、
3/12が締め切りに対して、3/11(日)最後の仕上げにかかった。

しかし、その夜中、つまり一週間前のちょうど今の時間帯(23時~24時)に、
急に部下から携帯に連絡が入った。もうダメだとこれまでになく、
電話の向こうで泣きじゃくり、嗚咽する。これまでにないくらいの乱れよう
だった。本人はパニックになったと言うが。今まで何をしてきたんだろうと
泣きながら「後悔の念」を口にしていた。

似たような状況は俺も経験したこともあったから(追い込まれ絶望を
感じると、強い後悔の念を抱く事)その気持ちは分からないでもなかった。

・・・が、まだ勝負すらしてない。ちょっと部下の甘さを感じながら、
俺から伝えたのは、まだ終わってない事、まずは寝て明日朝早く出社して
チェックしようということ。

部下本人は取り乱したままだった。
そんな様子を電話で聞き、内心俺も取り乱した。
すぐに会社に向かおうと準備したりもした(が、上記の通り翌朝早朝に)。

結論としては、結局は無事に締め切りまで間に合った。

最後は部下はよく頑張ったと思う。


まだまだ書きたいことはあるが。


そして、本日3/18、久しぶり面を付けての稽古。最初からそのつもり
だったが、途中で切り上げた。無理はせず、徐々に体を慣らしていく考え。


しょうがない。遊んでいたわけではない。仕事続きでまともに剣道が
できなかった。
これほど長く剣道が出来なかったのは、剣道再開してから無かったかな。
素振りは400本すら出来なかった日々が続いた事情は既述の通り。
徹夜なんかしたら家に帰れないし。


俺はぶざまだったけど、最後までやりきった。海外出張も、部下のことも。


報告書提出後、部下としてはまだやれたんじゃないかという思いもあったと
思うが、それでも笑顔で終われて良かった。終わりの時に嗚咽するより、
泣いて終わるより。


ぶざまだったけど、俺は俺でやり切った。もっとあれできたこれできたと
思う、もっと全体を管理できた、指導できたのではないかと思うが、
他人には知られることのない、知られる必要もない俺の心と体の事情の
中で、俺は俺で逃げずにやり切ったと思う。まだやるべきだったと思うけど、
今ある能力・体力の結果だったと思う。


部下が恥をかかなくて良かったかなと思う。


反省点は多々あるし、それがちっぽけなこととも思うし、たかが報告書の
ことでという指摘はごもっともだし、甘いなとも自分でも思うが(やって当然だしね)、

ちょっとで良いですので、ちょっとだけは会社から評価されたいなと思います。



けなも

2018年2月13日火曜日

書けていなかったここ数カ月と、インドネシア出張のこと

まさか、数カ月間ブログを更新できないとは思っていなかった。

11月後半から、入社数年したら作成しなければいけないレポートを
部下が作成することになり、それがまた数カ月を要するレポートなので、
それに付き合う形で、土日も出勤する日が多くあった。

すると、12月の稽古は必然的に参加回数が少なくなり(まぁ、普段ですら
月に1回から、多くても3回なわけですが)、少なくとも年末の稽古1回だけを
するに留まった。部下が土日出勤しなくても、俺は出勤してレポートの
出来を確認し、コメントすることもあった。

そんな感じで、結局、いつものように多忙で休む暇もなく年末を迎えた。

なんとか年末年始は、仕事をせずに済んだ。いつも通り、仙台で12月29日を
過ごせた。今回は今回で俺個人的には仙台に行って良かったなと思った。
ゆっくり過ごせた。

・・・けれども、2018年1月半ばよりインドネシア出張することになっていた。

出張自体は昨年秋には決定していた。しかし、既述の通り、毎日が普段の
業務に追われていて、出張に向けた準備をこれと言って進められてなかった。

強いて言うなら、語学に不安があり、2017年クリスマス直前位から、
時間を見つけては、語学習得に時間を割いた。

そして、1月半ばよりおよそ1カ月間インドネシアに出張した。

詳細はまた今度記載しようと思うが、ハードな出張だった。
振り返れば、結局、平均睡眠時間は3~4時間程度だったかなと思う。
土日も無し。業務か、一日使って別の場所に移動する時間となった。
だから、観光なんてものは無い。遊びも無い。

当初、防具も持って行き現地の道場で稽古をする計画をしていた。
しかし、同様の出張に参加した経験がある職場の知人よりハードな出張だと
聞いていたので、思い直して木刀だけ持参することにした。

そして、現地で素振りは続けた。が、上記の通り短時間睡眠が続く日々で、
50本素振りに留める日が多かった。こんなにも素振りすらまともにできない
日々は、本当に何年ぶりだろうか。

帰国が近づくにあたり、やつれた実感はあった。実際、帰国後、家族からは
やせたねと言われた。

また、一から体を作り直さねば。まったく何ちゅう出張だ。


と、(俺だけでなく共に出張した同僚にとっても)不満が残る出張だったが、
得るものも確かにあった。


生き方。


自分にとって不都合な場面で、俺はよくピエロとなってその場を誤魔化そうと
する時がよくあった、ということを自覚させてくれた出張にもなった。


よく相手の話を聞き、じっくり相手と向き合い、軽く返さない。


それが今の俺には必要だ。今までその点が不十分過ぎた。周りからには
「軽さ」が映ったと思われる。だから、後輩からもなめられてきたのかな。
出張の取りまとめの方に指摘され、そう思った。


剣道で相手と相対する際は、いつも真剣だ。そりゃそうだ。

そういう接し方が出来るはずなのに、してこなかった。その接し方が
有益だと感じたこともなかった。

でも、今、その指摘があって、なるほど、剣道で相対する際の緊張感を
持って相手と接する接し方はしてこなかったと自覚した。


そして、今、その指摘を経て、たしかに自分が変わりつつあることを
実感している。何かが変わった。たしかに重要な部分だと感じている。


今まで自分に足りなかった部分なのかもしれない。


今、自分が変わりつつある。それに賭けてみようと思っている。



それと忘れないように記載すると、リスニング力が全く足りない。
相手の言葉が分からないから、こちらも適切な発言が出来ない。
リスニング力を上げねば。語学に関して言えば、そのことを痛感した。
自分の弱点。ならば、克服せねば。



がんばろう。課題を与えて頂いた。語学はもちろん、生き方も。




けなも